白き兎は魔王の力と共に正義の眷族と共に行く。   作:桐野 ユウ

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犬人くんかくんか

フィルヴィスという人物がアストレア・ファミリアに仲間に入ってから数週間が経った。

 

我らのベル・クラネルは何をされているのか?

 

「くんくんくんくん、はーどうして君はいい匂いをしているのかな?」

 

「な、ナァーザさん・・・・・・」

 

ナァーザ・エリスイス、ミアハ・ファミリアの団長を務める人物、本来の歴史では右手が義手となっているがその前にアストレア・ファミリアが介入をしたことで彼女は右手を失うこともなくミアハ・ファミリアも零細ファミリアではない。

 

現在彼はベルの頭をモフモフしながらファミリアにやってきたベルをこうしてモフモフタイムに入っていた。

 

このモフモフを気にいったのかナァーザは一週間に一回はモフモフをしないと禁断症状が出てしまうほど気にいってしまったのだ。

 

「うふふふふふふふふふふふふふふ」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

((((あ、また団長がモフモフタイムに入ってる。))))

 

ファミリアメンバーはいつも通りのナァーザを見てベルもあきらめた様子であった。実は彼のモフモフを気にいっているのは彼女だけじゃない。がちゃっとドアが開いて銀色の髪をした女性が入ってきたのを見てメンバーはそそくさと退散をする。

 

「アミッドどうしたの?」

 

「アミッドお姉ちゃんこんにちは。」

 

「こんにちはベル、さてそこの犬人さん?今日はベルは私の方に来るはずでしたが?」

 

「あら?何のことかしら?」

 

バチバチと火花を散らす二人、そうベルのモフモフは二人にとって癒しの効果を持っており疲れているがベルをモフモフをすると疲れが吹き飛んでしまうためベルはこうして一週間に一回はミアハ・ファミリア、ディアンケヒト・ファミリアにお邪魔をしてアミッド及びナァーザにモフモフされている。

 

ベル自身も二人のことは嫌いじゃないのでモフモフされるのはいいが・・・・・・現在ナァーザがベルを抱きしめているのをアミッドが睨んでいる。

 

その様子をオーマジオウはベルの中から見ていたのでため息をついていた。

 

『全く、この二人はベルのモフモフをした髪などが気にいったのかアリーゼ達もそうだが・・・・・・ベルは魅了を持っているのかと思ってしまうよ。って待て待て待て!!』

 

オーマジオウが待てといいながら立ちあがったのはベルが二人に引っ張られていたからだ。

 

「は・な・し・な・さ・い!!」

 

「い・や!!」

 

「ふぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

 

ベルはあまりの痛さに涙目となっていた。二人はそれに気づいて離したのはいいがベルは勢いよく地面にぶつかってしまい顔を抑えていた。

 

「べ、ベル?」

 

「す、すみません・・・・・・」

 

2人はベルに声をかけるが、彼は立ちあがりそのまま黙って去っていく。そりゃあいきなり両手を引っ張られたら誰だっていやである。

 

2人は急いでベルを追いかけるためにナァーザはメンバーに後を任せて追いかける。一方でベルはアストレア・ファミリアのホームに帰らずにどこかを走っていた。

 

オーマジオウとアルフィアは何も言わずにベルを見守っていたがどこかでベルは疲れたのか休憩をしてオーマジオウは話しかけている。

 

『ベル、二人はお前のことを嫌ってあんなことをしたわけじゃない。』

 

「わかっているけど・・・・・・僕は物じゃないもん・・・・・・」

 

『わかっているさ、だが私は二人はお前に謝りたいと思っているのは事実、まぁあまりの痛さにお前が逃げだすのはわかるさ。今頃二人はお前を必死に探しているだろう。』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは左手のタカライドウォッチを起動させてナァーザとアミッドをここに連れてくるように指示をするとタカライドウォッチはベルの命令を実行をするために二人を空から探す。

 

一方で二人はベルを必死になって探したが見つけることができなかった。

 

「私のせいだね・・・・・・ベルのことを気にいっちゃって・・・・・・」

 

「いいえ私も悪いです。あれは?」

 

『ぴーぴー!!』

 

タカライドウォッチを見つけて二人は後を追いかけて大きな木が見える場所へ到着をする。そこにベルは座っており二人はベルを見つけると土下座をした。

 

「ふぇ?」

 

「「ごめんなさい!ベル!!」」

 

「私、ついアミッドにベルがとられてしまうと思ってつい意地になって・・・・・・」

 

「私もです。ナァーザがあなたを抱きしめているのを見て嫉妬をしてしまいあんな行動を・・・・・・それであなたを傷つけてしまった。」

 

「「本当にごめんなさい!!」」

 

『ベル、許してやったらどうだ?こんなに二人が謝っているのだからな。』

 

「・・・・・・アミッドさん、ナァーザさん・・・・・・僕は物じゃありません。あんなに引っ張られたら僕だって痛いです。」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

「これからは2日ごとに行きます。それなら2人が喧嘩をすることがないと思います。」

 

「「ベル・・・・・・」」

 

「僕は喧嘩をする二人を見るのは嫌なんです。だから僕で喧嘩をするなら・・・・・・」

 

ベルは涙を流しながら言うのを見て二人はお互いを見てから謝る。

 

「ごめんなさいアミッド。」

 

「いいえナァーザこちらも悪いのです。」

 

お互いに謝ったのを見てベルは首を縦に振るが二人の人物はじーっと見ていたのを見てベルは冷汗をかいてしまう。

 

「さてでは今からモフモフタイムをするとしましょうか?」

 

「そうね。疲れを癒させてもらいましょうか?」

 

「ふええええええええええええええ!!」

 

こうしてベルは二人の団長達にモフモフされてしまうのであった。




次回 モフモフ事件で疲れてしまったベル、まぁこれで仲良くなってくれるな自分がしたことが間違いじゃないなと判断をした。

ホームへと戻ったベルは裏庭で模擬戦をしている姉たちを見ていた。リューと輝夜の二人が模擬戦をしていたのを見てるのを見てベルはジクウドライバーを出すようにいい変身をする。

次回「通りすがりの力」
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