白き兎は魔王の力と共に正義の眷族と共に行く。   作:桐野 ユウ

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ベル再び目を開ける。

ベルは現在困惑をしていた。自分の目の前で犬人とヒューマンの女性がにらみあっていたからだ。どうしてこうなったのだろうとベルは今までのことを考えていた。

 

自分は確か謎の怪人と交戦をして敗北をして気絶をした気がする。そして次に目を覚ましたら犬人の女性に抱き付かれてそれを銀色の髪をした女性が睨んでお互いに火花を散らしていた。

 

「ナァーザ、なぜあなたがここにいるのですか?さっさと自分のところへお帰りください。」

 

「何言っているの?ベルは私のところのお客さんだ。それをロキ・ファミリアが運んだのがそちらなのだからな。だからベルを連れて帰る。」

 

お互いににらみ合っておりベルはこのパターンは前にもしたような気が・・・・・・と思っていたら扉が開いて赤い髪をポニーテールにした女性がナァーザを投げ飛ばしてベルに抱き付いた。

 

「ベルううううううううう!!大丈夫!?リヴェリアさんから怪我をしたって聞いて急いで駆けつけたわ!!」

 

ベルはアリーゼに投げ飛ばされたナァーザが心配になった。彼女は勢いよく突き飛ばされたのか壁にめり込んでいたからだ。

 

「あ、あのアリーゼお姉ちゃん。僕は大丈夫だけどナァーザさんが・・・・・・」

 

「え?」

 

ベルに言われてその方角を見るとナァーザが壁にめり込んでおりアリーゼはそーっと引っ張り壁からナァーザは救出された。

 

アミッドは頭を抑えながらこの惨状を見てどうしたらいいのかと考えながらベルはどうしてこうなったのかなと思いつつリヴェリア達にお礼を言わないと行けないと思い考えているとアリーゼは涙目になりながらベルを抱きしめる。

 

「本当に・・・・・・本当に無事でよかったわベル・・・・・・謎の怪物と怖がらずに戦ってボロボロになって・・・・・・」

 

「アリーゼお姉ちゃん・・・・・・」

 

「ねぇオーマジオウ、ベルが戦ったのってモンスターなの?」

 

『モンスターというのか怪人と言った方がいいだろう。しかも奴は一度仮面ライダークウガを完封なく倒している人物だ。ジオウⅡの未来予知、グランドジオウの攻撃さえもベル以上の戦闘力だったな。』

 

グランドジオウのベルでも敗北させた敵、オーマジオウがいった言葉に三人は唖然としてしまう。

 

「ならはやく倒さないとまずいじゃない?」

 

『それは大丈夫だろう、ゲゲルをするなら殺人をする人数を数える相手が必要だ。それに奴はベルを指名してきたからな。奴は純粋に戦士として戦おうとしているのを感じた。』

 

「なら奴は僕を?」

 

『おそらくな。』

 

ベルは拳を握り次は絶対に負けないように戦おうと決意を固める。とりあえず料金の方はリヴェリアが払ってくれたというのを聞いてベルは申し訳ない気持ちになるがアミッドはそんなベルを見てリヴェリアが言った言葉を言う。

 

「ベル、リヴェリアさんから伝言です。『息子のお前を守れなかった母親として払わせてくれ。お金の方は気にするな』だそうですよ。」

 

「リヴェリアさん・・・・・・」

 

「それに今回の料金にティオナさんとアイズも出していましたね。二人はあなたを守れなかったからと出しました。」

 

「そんな・・・・・・」

 

「ベル、あなたは優しい、けれどあなたが傷ついて運ばれてみるのはつらいのですよ。」

 

「アミッドお姉ちゃん。」

 

「そうだよベル。」

 

「ナァーザお姉ちゃん。」

 

「ベルーーー本当に無事でよかったわよおおおおおおおおおおおお」

 

「アリーゼお姉ちゃん。」

 

オーマジオウはお隣でオーラを強くなっているお義母さんを見ないようにしながらベルを見ていた。いずれにしても今のベルで勝てないとなるとゴ・ガドル・バを倒すことはできない。

 

(ふーむいったいどうしたらいいのか、やはりフィルヴィスにこれを渡すしかないか?)

 

彼は持っているのはライドウォッチとは違うものと変身ベルトと武器である。作っていたがこれからのことを考えて彼女に渡した方がいいかと考えていた。一方でフィルヴィスはほかのメンバーと共にパトロールをしていた。

 

「ねぇねぇフィルヴィス。」

 

「なんですか?」

 

「ベルのこと好き?」

 

「ごほごほ!!」

 

マリューのベルの好きという単語を聞いてフィルヴィスは咳こんでしまう。いきなり咳こんでしまったのでマリューはごめんごめんと謝りなぜそんなことを言ったのか話をする。

 

「あの子は7歳で冒険者になったのは知っているね?もちろん私達も色々と奮闘をして彼を迎えたけど当時の彼は色々とオーマジオウさんがいたとはいえあれていたのよね・・・・・・それで私達はほっとけなくて見ていたんだけどいつの間にかベルが冒険者となって私たちも一緒に戦った。けれどあの子はどんどんと強くなっていく。誰に対しても優しく、時には自分から飛び込んで人を助けるために戦う・・・・・・私達はそんな彼に惹かれていたかな?あなたはどうかしら?」

 

「・・・・・・私はモンスターたちに囲まれてしまってもう助からないと思ったときにあの方が現れました。私は・・・・・・この人の元で戦いたい。そしてベルさまと出会いあの方は私にも優しくしてくれて・・・・・・あなたの言う通りかもしれない。」

 

フィルヴィスはふふと笑いながらマリューと街をパトロールを続ける。一方でお世話になったベルはアリーゼと共にアミッド達の元を後にしてお礼を言う為にロキ・ファミリアの本拠地の方へと歩いていく。

 

「それにしてもベル、本当に大丈夫?」

 

「アリーゼお姉ちゃん大丈夫だよ。って僕どれだけ寝ていたんだろう?」

 

「ベルは2日寝ていたのよ。」

 

「2日も!?」

 

ベルは自分が倒れてしまって2日も眠っていたと驚いていたがアリーゼが涙を流しながら来たのを見てどれだけ心配をかけてしまったのかと・・・・・・

 

「ごめんなさい。」

 

「ベルが謝ることはないわよ。あなたはリヴェリアさん達を守ろうと戦ったのだから・・・・・・英雄ね。」

 

「英雄・・・・・・か。」

 

ベルはそう呟いてその間にロキ・ファミリアの本拠地の方へ到着をして門番の人にリヴェリアがいるのかを確認をしようとした時に扉が開いてリヴェリアが現れた。

 

「ベル・・・・・・目を覚ましたのだな?」

 

「リヴェリアさんありがとうございました。僕を運んでくれたのと料金も払ってくれて・・・・・・」

 

「気にすることはないぞベル、お前は私達を守るために戦ってくれたんだ。本来はレベルが高い私が戦わないと行けなかったのにお礼を言うのはこちらだよベル。」

 

リヴェリアはベルの頭を撫でてから二人は手を振りながらホームの方へと帰った。




次回 アリーゼと共にホームへと戻ったベル、彼女達もベルを迎えて何があったのか話をする。

次回「ベル、ホームへと帰還」
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