白き兎は魔王の力と共に正義の眷族と共に行く。   作:桐野 ユウ

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ため息をつきながら上がるベル

「はぁ・・・・・・・・・」

 

ダンジョンから地上の方へと戻る途中で休憩をしているベル、彼は三年前に戦ったゴ・ガドル・バと再戦をしたが電撃態の必殺技とグランドジオウの必殺技が激突をして立っていたのはあちらで自分が無様に地面に倒れていたからだ。もし奴があそこで自分にとどめを刺していたらと考えてまだまだ勝てないんだなとため息をついていた。

 

「また見逃してもらった。僕は・・・・・・」

 

『そうため息をつくばかりじゃ駄目さベル、お前の実力は上がっているのもまた事実、だから落ち込むことはないさ。』

 

「わかっていますけど、やっぱり悔しいですよ。」

 

(ベルも男の子だからな、はぁ・・・・・・だがゴ・ガドル・バの強さ・・・・・・私もクウガのライドウォッチを使い奴の戦いの記憶を見たが・・・・・・アメイジングマイティのクウガの力でやっと止めを刺したからな。グランドジオウのベルであそこまでだからな。だがベルの力は前よりも強くなっているのもまた事実。いずれ奴に勝つときが来るさ。)

 

オーマジオウは玉座に座りながら別のライドウォッチを出していた。それは今までベルが使用をしていない三つのライドウォッチ、一つは竜の剣を持ち戦うライドウォッチ、一つはプログライズで戦う社長、そして最後は小説家の烈火の剣士のウォッチ・・・・・・オーマジオウはふふと笑いながら楽しみにしながら見ており彼は座っていると近づいてくる人物がいたアイズである。

 

「ベル大丈夫?」

 

「アイズさん・・・・・・大丈夫じゃないです。」

 

「ご、ごめん・・・・・・」

 

ベルのあまりの落ち込みにアイズは謝ってしまい、少しの間無言になってしまうがベルは口を開く。

 

「また勝てなかったです。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「今度は勝てる!と行けそうな気がする!と思ったんですけどね。」

 

「大丈夫ベルは強くなっているよ。」

 

「アイズさんだってレベル5に到達をしたじゃないですか、また置いてきぼりって感じです。」

 

「それでもベルは速い方だよ。」

 

「そうですかね?」

 

「そうだよ。」

 

ベルは7歳の時から冒険者をしてきた、そして仮面ライダージオウに始めて変身をした。それからベルはオーマジオウの訓練をして体力や仮面ライダーの歴史などを学び時には姉たちにしごいてもらったりして闇派閥の残党と戦い今ではレベル4の冒険者までに成長をした。

 

今の彼の呼び名は「正義兎」「仮面魔王」とか様々な二つ名がつけられている。それから「ハーレム兎」とか言われたりしている。

 

ベルは左手に装備しているジオウライドウォッチを持ちながら始めて変身したことを思いだしながら左手にウォッチホルダーにセットをして立ちあがり休憩が終わり腰部の二個の太刀を抜いた。普段は左腰につけている太刀を抜くが右腰の太刀を抜いて戦うこともある。

 

現れたモンスターをベルは素早く入りこんで切り裂くアイズもデスペラードを抜いて風を纏って攻撃をして魔物を切っていく。

 

そしてダンジョンの入り口に到着をしてベルはロキ・ファミリアの人達に挨拶をしてからフィルヴィスと共にアストレア・ファミリアのホームへと歩いていた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ベルさま?」

 

「綺麗な夕日ですね。」

 

「確かにその通りでございます。ふふベル様もそう言う言葉を使うのですね(笑)」

 

フィルヴィスはベルがそういう言葉を言ったので笑ってしまうがベル自身もはっとなり顔を赤くする。無意識でそう言う言葉を言ってしまうので彼は頭を抑えながらホームがある場所へと急いで走っていく。

 

「ベルさま慌てて転ばないでくださいよ(笑)」

 

「ころびまうわ!!」

 

慌ててしまいベルは転んでしまい、フィルヴィスはすぐに駆け寄り彼を起こしていっしょにホームへと歩いていきドアを開ける。

 

「「ただいま戻りました。」」

 

「お帰りいいいいいいベルうううううううううううううううううううう!!」

 

「ごふうううううううううううううう!!」

 

ベルに抱き付いてきた人物アストレア・ファミリア団長「アリーゼ・ローヴェル」レベル6の冒険者である。

 

「全く団長さま?ベルがとても苦しんでいますわよ?」

 

副団長を務める「ゴジョウノ・輝夜」同じくレベル6の人物でベルに太刀の使い方などを教えた武術の師匠でもある。

 

「相変わらずですねアリーゼは。」

 

リュー・リオン同じくレベル5の冒険者、その言葉に輝夜はため息をついたのでリューは輝夜を見る。

 

「なんですか輝夜。なぜため息をつかれたのでしょうか?」

 

「いいえただ唯一触れる異性が団長さまが抱き付いているのを嫉妬をしているポンコツ妖精がいますわねと思っただけですわ。」

 

「ぐううううう」

 

(あーこの光景、どれだけ年を得ても変わらないなーと)

 

ベルは抱きしめられながらもこういう変わらない生活を送るのは悪く無いなと思いつつ輝夜はベルが少し元気がないことに気づいた。

 

「ベル、ダンジョンで何かあったのか?少し元気がないように見えるのだが?」

 

「・・・・・・わかります?」

 

「見せないようにしているが・・・・・・まぁそれは詳しくはいつもの会議で話してもらおうかしら?」

 

「はい」

 

そして全員でご飯を食べてからいつもの報告会議が行われる。ベル自身も参加をしており今日あったことを報告をする。

 

「それじゃあいつものアストレア・ファミリアの報告会を始めましょう?リオンから。」

 

「オラリオでは闇派閥の残党が動いている様子がなかったですね。」

 

「そうだね。」

 

「では次にベル」

 

「・・・・・・三年前に戦ったあの怪物と交戦をしました。」

 

「「「「!!」」」」

 

「あの怪物とだと・・・・・・」

 

「はい奴は今まで見たことがない電撃を纏った姿となり僕は必殺技で対抗をしました。ですが・・・・・・」

 

「負けたのだな。」

 

「はい・・・・・・」

 

「まさか奴は三年間もダンジョンで潜りこんでいたってことか?」

 

「おそらくそうなりますね。そこにロキ・ファミリアの皆さんもおりまして・・・・・・奴はそのままいなくなりまして。」

 

「そんなことがあったとはな・・・・・・」

 

「また奴に勝てませんでした。」

 

「だけど怪我がなくてよかったわベル。」

 

「アストレア様・・・・・・」

 

それからベルは自分の部屋に戻り体を休ませることにした。ゴ・ガドル・バとの戦いの疲れを休む為に。




次回 体を休ませたベル、次の日となり彼はアリーゼからロキ・ファミリアと遠征を行くことになったことの話を聞いて準備をすることにした。

次回「遠征準備」
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