戦艦ミズーリ異世界の海を進む   作:まっちゃんたろし

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この章ではミズーリと巨大魔物を戦わせる章となっています。自分が1番書きたかった所なので頑張って書いていきます‼︎


激突!!ピリアス大帝国
海のヌシ


ミズーリがヒュルム公国の港を出港してから40分経っていた。周りを見渡しても海だらけであり、島は何一つ無かった。

 

(何かこうやって旅するの久しぶりだなぁ。)

 

ミズーリはドットール王国との戦争に3ヶ月以上協力していたため、元の世界に帰る方法を探せていなかった。

 

(しかし平和だなぁ。昔はいつ潜水艦や戦闘機にやられるか分からないような緊張した状態で海を進んでいたなぁ。)

 

そんな物騒な事を考えていると波が少し荒くなった。

 

(急に波が荒くなったな。)

 

不可解に思いながらもどんどん先を進んでいった。すると突然、ミズーリの前方20mで直径90m、高さ70mの水柱がいきなり上がった。

 

(何だ⁉︎)

 

水柱が無くなると其処には何も無かった。

 

(唯の水柱か?にしても不可解な水柱だったな。)

 

若干の違和感を覚えてつつもミズーリは先を進んで行った。

 

〜20分後〜

 

あの水柱を見てから20分経っていた。ミズーリは変わらず海を進み続けている。

 

(そういえばさっきから島の1つも見当たらないな。)

 

1時間も進み続けてるのに島が1つも見当たらない事に疑問を持ったミズーリは考えた。

 

(もしかしてこの海には何かいるのか?此処は異世界。ワイバーンとかの空想の生物がいてもおかしくない世界だ。島が無いのはこの海に潜んでいる何かが島を潰したのか?いや、まさかな。)

 

そんな馬鹿な話がある訳無いと、ミズーリは少し笑った感じに言った。

だが、ミズーリが立てた仮説が本当になろうとは誰も知らない。

 

〜2時間後〜

 

(駄目だ。島が見つからない。)

 

あれから変わらず海を進み続けたミズーリは島を1つも見つける事が出来なかった。日は暮れてきており、後もう少ししたら夜になりそうであった。

 

(しょうがない。危険だけど今回は海の上で休むか。)

 

ミズーリが錨を降ろそうとした瞬間、波が大きくうねり始めた。

 

(な、何だ⁉︎)

 

ミズーリは大きな波によって大量の海水を浴びた。そして海から謎の物体がゆっくりと海面から上がってきた。

 

(何だ...⁉︎あのデカイのは...‼︎)

 

物体の見た目はイカの様な頭をしており、とても太い触手が6本、口はタコの様になっており、大きさはミズーリの2倍くらいの大きい生物だった。

 

(この世界にはこんな化け物みたいな生物が居るのかよ...。)

 

するとミズーリに気付いた巨大生物が1本の触手を振り上げた。

 

(不味い‼︎回避だ‼︎)

 

機関最高出力で巨大生物の触手を避けるミズーリ。そして巨大生物が振り上げた触手は海に叩き付けられ、大きな衝撃が響き渡った。

 

(あんなのを喰らったらひとたまりもないな...。)

 

「シュオーーー.....」

 

巨大生物は触手回避したミズーリを見て悔しそうな声を出した。

 

(クッソ‼︎近くで奴とやり合うのは自殺に等しい。此処から距離を離して主砲の一斉射撃で奴を潰すしか無いな...。)

 

そうと決まれば、ミズーリは一旦巨大生物の前で敵前回頭し、一旦距離を離した。だが、巨大生物はミズーリを追いかけ始めた。

 

(付いてくんなよ‼︎しかも中々巨大なくせに動きが速い...‼︎)

 

予想以上の機動力の高さに驚愕したミズーリであったが、とにかく距離を取る事に専念した。幸い、ミズーリの方が進むスピードが速かった。

そしてミズーリは巨大生物との距離を2kmまで引き離し、主砲を旋回させた。

 

「シュオーー...!!!!」

 

巨大生物の雄叫びが聞こえてくる。

 

(主砲装填完了‼︎目標、巨大生物‼︎距離2000‼︎)

 

そしてミズーリは自慢の40.6cm砲を発射した。砲弾は全弾命中した。

 

「シュオー!!!!!!!!」

 

巨大生物の悲痛な叫び声が聞こえてくる。巨大生物の体は全身ボロボロになっていたがミズーリはある事に気付いた。

 

(奴の体が修復されている...?)

 

巨大生物は短時間で傷だらけの体を修復させた。

 

(なんて回復力だ...。あんな回復力がある限り倒せないぞ...。)

 

すると巨大生物はタコの様な口で海水を吸い始めた。

 

(今度は何だ?海水を吸い始めたぞ?)

 

そして口一杯に海水を含んだ巨大生物は口を上に向け、超巨大な海水の玉を放った。

 

(何だよあのデカさ!!!!速く回避しないと‼︎)

 

超巨大な海水の玉を回避するためにミズーリは避けた。超巨大な海水の玉はミズーリの横、50m付近で落ちた。だがそこから発生した巨大な波がミズーリに直撃し、ミズーリの艦橋とエンジンがやられてしまった。

 

(クソ‼︎なんて威力だ‼︎)

 

ミズーリは巨大生物を倒す方法を必死に考えた。

 

(どうするどうする‼︎主砲だと奴の回復力によってすぐ回復してしまう...‼︎奴の短時間の回復力を上回る攻撃をするにはどうすれば良い...‼︎)

 

そこでミズーリはある方法を思い付いた。

 

(そうだ‼︎主砲だけでなく、トマホークも一緒に発射して、最大火力で奴を叩けば勝機はあるかも知れない...‼︎一か八かの賭けになるが、やるしかない...‼︎)

 

ミズーリは再度主砲の砲弾を装填し、同時にトマホークの発射準備を始めた。巨大生物も次でミズーリを沈めるためにもう一度口に大量の海水を含み始めた。

 

(早く早く‼︎)

 

主砲の装填とトマホークの準備がとてももどかしく感じるミズーリであった。そして遂に準備が完了し、レーダーで巨大生物をロックオンしてトマホークを発射した。それと同時に主砲も発射した。

 

「シュオーー...?」

 

空から飛んで来る謎の物体に興味を示した巨大生物であったがその後地獄を見る。トマホークは巨大生物の目と頭に命中して爆発した。体は抉れており、とても痛々しい姿であった。だがこれで終わらない。主砲の40.6cm砲も追い討ちとして喰らい、巨大生物はとても甲高い声で叫んだ。そして巨大生物の体は爆発四散して、跡形も無く消えた。

 

(倒したのか...?)

 

静けさに返る海でミズーリは喜んだ。

 

(よっしゃーー!!!!!奴を倒したぞーーー!!!!これで休めるぞーーーー!!!!)

 

こうしてミズーリと巨大生物の戦いはミズーリの勝利によって終わった。

 

 

 

 

 




今回は巨大な魔物との戦いでしたが如何だったでしょうか?自分では戦闘描写のシーンは今までより良く出来たと思っています。それでも此処はこうした方が良いと言った御意見がある場合はコメントしてもらえると嬉しいです‼︎
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