戦艦ミズーリ異世界の海を進む   作:まっちゃんたろし

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久しぶりの艦隊戦です。


米国戦艦ミズーリVSピリアス帝国連合艦隊1

ピリアス大帝国の司令官であるワーンはソワソワしながら遠くの海を見ていた。

 

「本当に噂の巨大戦艦が来るのか?我が艦隊のどの艦よりも大きいと聞いたが、未だに信じられんな...。」

 

「全くです。ですが今回は大規模艦隊による侵攻作戦を皇帝陛下が直々に命を下したのですから、その期待に全力で応えましょう。」

 

「あぁ、この侵攻作戦が終わったら妻と一緒にゆっくり過ごしたいもんだ。」

 

妻の写真が入ったペンダントを握りしめ、ワーンは顔つきを変えた。

 

「絶対にこの侵攻作戦を成功させる...‼︎」

 

そうやって来たる巨大戦艦に闘志を燃やした。

 

.......

 

「すげぇな...第二次大戦でも稀に見る大艦隊だな...。」

 

レーダーに反応している艦の多さにミズーリは圧倒されていた。

 

「だがこっちには対艦ミサイルやファランクスが付いてるし主砲も奴らの艦より大きい。油断せず、落ち着いて戦おう。」

 

ミズーリは全ての武装をいつでも攻撃できるように準備を始めた。

 

.......

 

「ワーン司令官報告します‼︎北西50km地点でレーダーに感あり‼︎例の巨大戦艦だと思われます‼︎」

 

巨大戦艦が近くにいる。燃えていた闘志がさらに増す。

 

「遂に来たか...‼︎全艦に通達‼︎砲撃準備せよと伝えるんだ‼︎」

 

「はっ‼︎」

 

ワーンは北の方を睨みつけた。

 

......

 

「ピリアス大帝国との距離は南45km地点か...。少しでも数を減らすためにトマホークを出来るだけ撃つか。」

 

ミズーリのVLSが開き、32発全てのトマホークが発射された。

 

.......

 

「!?」

 

通信員がレーダーで高速に移動する物体を捉えた。

 

「は、速い...‼︎」

 

報告しようとしたが時すでに遅し。トマホークは時速880kmという高速で敵艦に向かったため報告する時間が無かった。ミズーリが全弾発射した32発は全て命中し、32隻の艦が全て沈んだ。

 

「な、何だ⁉︎」

 

ワーンは余りにも急な出来事に困惑していた。

 

「敵は何処からだ!!!!!!」

 

ワーンが怒鳴りつける。

 

「げ、現在精査中です...‼︎」

 

「急いで特定するんだ!!!このままだと一瞬にして沈むぞ!!!全艦対空戦闘用意!!!!」

 

「対空戦闘ヨーイ!!」

 

「敵は...我々の予想を遥かに超えた強さを持っているかも知れんな....。」

 

汗を流し、僅かながらに焦るワーンであった。

 

......

 

「全弾命中か。まぁ当然だな。」

 

そしてミズーリのVLSにトマホークが生成され、発射準備が整った。

 

「よし、次も全弾発射して戦力を一気に削ぐぞ。」

 

そうしてトマホークの雨が降りそそぐ準備が整った。

 

......

 

「レーダーに感あり!!高速飛行する物体が此方に向かって来ます!!!」

 

「全艦対空戦闘用意!!!見つけ次第撃ち落とせ!!!!」

 

すると上空から飛んでくる高速の飛行物体がやって来た。

 

「来たぞ!!全艦撃てぇぇぇ!!!!!」

 

全ての艦によって弾幕が出来たが飛行物体が高速のため中々当たらなかった。そして32発全てが命中し、命中した艦は爆発炎上し、海の藻屑となった。

 

「クソ!!!またやられた!!!あんな兵器にどうやって立ち向かえば良いんだ!!!!」

 

ありえない事が起きているがしかしこれは現実。実際に高速の飛行物体が艦に向かってそしてその飛行物体は全て自分達の艦に命中した。だがその現実をワーンは受け入れきれなかった。

 

「お、落ち着いて下さい‼︎ワーン司令官‼︎まだ負けた訳ではありません‼︎」

 

「あの謎の飛行物体の威力を見ただろ!!!あれをどうにかしない限り我々に勝ち目は無い!!!」

 

「それに付いては考えがあります。」

 

1人の男が手を挙げる。

 

「.....言ってみろ。」

 

ワーンは男を睨み付けながら言った。男は少し怯んだが話を始めた。

 

「いきなりですが、ワーン司令官は本国で建造された全通甲板式の艦を知っていますか?」

 

「あぁ、実際に見た時甲板が全て真っ平らで驚いた。技術者の話によるとその艦には飛行機を積むと言っていたな。確か航空母艦という艦種だったか。まさか艦に飛行機を積めるとは思わなかったがそれが何だ?」

 

ワーンは男が聞いた質問の意図が分からなかった。何故航空母艦の事を聞いたのか全然分からなかった。

 

「実は今回の作戦で新たに建造した航空母艦を秘密裏に皇帝陛下が派遣して下さったのです。」

 

衝撃の事実にワーンは驚きを隠せなかった。

 

「な、何だと!?作戦では我々の艦隊が任務を遂行するんじゃなかったのか!?」

 

「皇帝陛下は慢心がお嫌いなお方です。万が一ワーン司令官が率いる連合艦隊が大きなダメージを受けた時の事を考えて空母機動部隊を派遣して下さったのです。」

 

「流石は皇帝陛下だ...。先の事を良く見ていらっしゃる。で、その空母機動部隊は何処に居るんだ?」

 

「この連合艦隊の南方5km地点です。」

 

「近いな...そして貴様の作戦と言うのは何だ?」

 

待ってましたと言わんばかりの顔で男は説明を始める。

 

「作戦ですが、今回の皇帝陛下が派遣した空母は計4隻。艦載機の合計は200機を超えます。」

 

「凄い数だな...。」

 

「それだけ陛下も本気でいらっしゃると言う事です。肝心の作戦としては、まず空母4隻から艦載機を50機発艦させます。」

 

ワーン司令官や他の軍人達は黙って話を聞いていた。

 

「そしてこの艦載機で巨大戦艦を爆撃します。巨大戦艦は大きなダメージを受けますが、爆撃が終了したら今度は次の50機の艦載機でまた爆撃します。」

 

「成る程、間髪入れずに巨大戦艦を沈めるのか。」

 

「はい、これを繰り返していけば巨大戦艦は確実に沈みます。」

 

「だが艦載機があの高速飛行物体に狙われたらどうするんだ?」

 

「私の予測ですが、あの飛行物体は艦しか狙えないと推測します。実際、空母4隻から艦載機を10機程度発艦させましたがあの飛行物体には捉えられませんでした。」

 

「成る程、じゃあ確実に沈めるの事が出来るのだな?」

 

「はい!この作戦の成功率は100%です!!」

 

「その言葉を聞いて安心した。空母機動部隊に伝達!!直ちに艦載機による爆撃を開始せよと伝えるんだ!!」

 

「はっ!!」

 

「巨大戦艦よ、これでお終いだ....!!」

 

だが彼らはミズーリに積まれているトマホーク以外のミサイル。シースパローの脅威に気付くはずも無かった.....。

 




ピリアス大帝国の空母は第二次世界大戦クラスの空母です。戦艦は第一次世界大戦のやつだけど空母は第二次世界大戦クラスっておかしいですねwwでもこれもアリかなと思っていますww
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