東雲色に輝いて 作:東雲姉弟スコスコ侍
突然だが諸君には兄弟、または姉妹などはいるだろうか?世間一般的には兄弟とは基本的に仲が悪くなる傾向が多いと聞く。とはいえ、オレには目に入れても大丈夫なくらいに可愛い妹と弟がいる。この物語は、オレと可愛い妹と弟との生活を自慢するためだけの物語だ。
★★★
朝、アラームが耳障りな音を立てて騒ぎムカつくくらい輝かしい太陽が顔をのぞかせるそんな時間にオレは眠い目をこすりながらニュースを流しつつ新聞を読んで弟を待っていた。
「…はよ」
「おはよう、彰人。飯出来てるぞ~」
「…おう」
「…いや、やっぱ先に顔洗ってこい」
そう可愛い弟──東雲彰人に言うとフラフラと洗面台に歩いていくのを眺める。彰人は妹──東雲絵名より生活リズムはきっちりとしているが、うちの家系は朝に弱いらしい、かく言う俺も別に朝に強い訳では無いが弟妹よりも早く起きていたいという兄貴の意地で目を覚ましているに過ぎないのだ。
「…ねっむ」
「ははは!今日は朝練だっけか?」
「おう…くっそ、朝練やめとくべきだったぜ…」
いつもはこれより一時間ほど後に起きてくるので、今日は特段眠いだろう。しかし、東雲彰人という人間は約束や借りは絶対に返す義理堅い人間なのでプライド的にサボりや寝過ごしは許せないらしい。オレだったら確実にサボってるけどね。
「バイクで送ってやろうか?」
「んあー…いや、やめとくわ」
「あいよ~」
オレの誕生日が四月ということもあり、車やバイクの免許は既にとってあるため送ろうかと言うがやめておくらしい。真面目だなぁと笑いながら朝ごはんを掻っ込む俺。
「おし、ごちそーさん。…あ、そうだ彰人」
「んー?」
「今日風紀委員の荷物検査あるから捕まらねぇようになー」
「げぇっ、マジかよ」
「おう。まあオレが見つけたら見逃してやるけど他の奴らが見逃してくれるか分かんねぇから気をつけろよ~」
「…冬弥にも連絡入れとくか」
彰人はストリートミュージシャンであり、その相棒である青柳冬弥くんにも連絡を入れるそうだが、多分彼は大丈夫なんじゃないかなぁ…?
「んじゃ、先に行くわ」
「おう、行ってら」
「おうよ」
風紀委員なので朝練をする連中よりも早く学校に着いておかなければならないので家を出る時間は彰人より早くなる。てか、こんな時間(朝の5:30)に学校行って空いているのだろうか?
★★★
普通に空いてました。流石にオレが一番乗りだったようだが、パラパラと風紀委員たちが学校に来はじめている。
「真面目だねぇ」
「一番最初に来てる先輩が言いますか?」
「早いな、白石」
「だからそれを先輩が言いますか?」
二番目に来たのは白石杏。一年生であり、彰人とユニットを組んでいる歌うま少女だ。一年生が二番目か…ふむ、三年生は弛んでるのか?
「ああそうだ、いつもの通りオレは
集まりだした風紀委員たちにそういうと明らかに安堵したような雰囲気が広がる。横にいる白石はよく分かっていない…というか、一年生たちはよく分かっていないと思うが、この神高にはあるアホ二人がいる。
「変人ワンツーフィニッシュって呼ばれてるヤツらがいてな。
見てるだけで頭が痛くなってくる二人組ではあるが、根はいい奴らなのだ。色んな方向に暴走しすぎではあるが。流石に天馬が空にぶっ飛ばされてた時はどうしたものかと頭を抱えたものだ。
「まあそんなところだな。朝練の連中がそろそろ来はじめるだろうから厳しくしすぎない程度でチェックするように。風紀委員長からは以上だ。解散!」
バラバラと風紀委員たちがバラけて荷物を検査していく。オレはサッと彰人の姿が見えたのでそちらに向かうと通っていいように告げる。
「あ、先輩彰人のことちゃんと調べました~?」
「ははは、朝のうちに注意したから何も持ってきてねーだろうからな」
「うわっ、ズルくないですか?」
「ちなみに彰人は冬弥くんにも教えてたぞ」
「冬弥は調べる必要も無い気が…」
「うん、オレもそう思う」
「ですよねぇ…」
天然だが素直で素行もいい青年。それが青柳冬弥という青年なのだ。
風紀委員長をやってるブラコンかつシスコン。相当な天才らしく、下級生同級生問わず慕われているらしい。
プロフィール
性別:男性
誕生日:4月20日
身長:178cm
学校:神山高校
学年:3-A
趣味:料理
特技:ラップ・勉強
苦手なもの・こと:特になし
好きな食べ物:焼肉
嫌いな食べ物:にんじん