日下部鎮守府の物語 ~工学者だったけど艦娘に恋したので、提督になりました~   作:天空のトロイカ

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※この話は日下部の一人称視点ではありません。
ご注意下さい。


日下部鎮守府の冬
艦娘たちのザラザラした大地 -冬の装いに着替えましょう-


人間は、たとえ相手が自分の一番関心のある目標に導いてくれる指導者であっても、自分の気持ちを理解してくれない者には、ついて行かない。

――エイブラハム・リンカーン

 

秋イベが終わり、日常と呼べる日々が戻ってきた日下部鎮守府の執務室。

 

「気付いたらあと2週間でクリスマスか、早いなぁ。去年の今頃は……ああ、そうか。シンギュラリティ到来直前の欧州旅行で、21年ぶりに再会したママンとのNoël(クリスマス)だったんだっけか」

日下部は卓上のカレンダーを眺めながら、フランス語でクリスマスを意味する言葉を口にした。

 

「それ、艦娘出現前の話だよね? なんかもう8年くらい経ってる気がするんだけど」

その言葉を耳にした川内がふとした疑問をぶつけてくる。

 

「そのくらい大変な一年だったってことだろ。そもそもこのカレンダーだって、ほら見ろよ。12月のところに来年1月の暦が載ってないんだ」

通常、カレンダーの12月には小さく翌年の1月の暦が記載されているものだ。きっとこれを作った者は、人類が2046年の1月を迎えられるなんて信じられなかったのだろう。

 

「大丈夫だよ。人類は滅んだりしない。来年も一緒だよ」

「ああ、そうだな」

艦娘という種族が現れなかったら。人類はただ深海棲艦によって滅ぼされていたか、オペレーション・ササジャータカに命を捧げて、自ら自滅の運命を辿っていたことだろう。

今ここに人類という種がいること自体、奇跡に等しいことなのだ。

――と、その時。執務室に、一人の艦娘が飛び込んでくる。

 

「ちょっと川内ちゃん、なんで提督さんと話し込んでるの!」

川内の妹に当たる那珂だった。

だがその服装は、よく見慣れた川内型の制服ではなく……もこっとした赤と白の帽子を被り、大きな白い袋を担いでいた。要するにサンタクロースを模した格好なのだが、一方で下位は丈の短いスカートになっている。

俗に言うミニスカサンタだった。

 

「あっ、ごっめーん那珂!」

川内は那珂の言葉で、本来自分が成すべきだった役目をようやく思い出す。

 

「提督、クリスマスmodeのお披露目パーティの準備、終わったみたいだよ。呼びに来たんだけど、すっかり忘れてた!」

「おいおい、先に言えよ。そうとわかってたら去年のクリスマスのことなんか思い出して、感慨に耽ったりしてなかったぞ」

「しょうがないじゃーん忘れてたんだから!」

まったく悪びれない川内に、日下部も那珂も思わず苦笑を浮かべた。

 


 

艦娘は季節の変わり目ごとに、その一部が華やかな装いに着替える。

元は「人間に愛されるように」地球意志が本能として組み込んだものだ。だがその習性に気付いた大本営が艦娘運用体制の一環として制度化し、その時期だけは着替えた後の服を出撃用の制服として認めるようになっている。

さらに日下部鎮守府においては秋祭りをきっかけに、着替えた艦娘たちのお披露目パーティーを季節行事として行うようになっていた。

 

「みんな集まってるなぁ」

食堂では艦娘たちが、思い思いに談笑を楽しんでいる。その中心となるのは、やはりクリスマスmodeに着替えた艦娘たちだ。

那珂は改めて日下部に向き直る。

 

「じゃあ改めて提督さん。クリスマスもー、那珂ちゃんをよろしくー! 桃ちゃんと一緒にライブやるよー!」

「元気だなぁ。応援してるぞ!」

日下部が拍手と共に言うと、周囲の艦娘も提督の到着に気付いたようだ。赤と白の服を着たミニスカサンタたちが続々と集まってくる。

 

正統派(?)のミニスカサンタ、鈴谷と熊野。

潜水艦コンビ、伊47(ヨナ)伊203(フーミィ)

曙の同僚である第七駆逐隊所属の駆逐艦、漣と潮。

秋イベで着任した水上機母艦の二人、瑞穂とコマンダン・テスト。

鎮守府立ち上げから尽力してくれた大淀。と、ついでにサンタ姿ではないものの明石。

 

モチーフとなる物が決まっている以上、色合いの多様性ではさすがに水着や秋祭りの浴衣には劣るものの、元が美女美少女揃いの艦娘のミニスカサンタ姿が画にならないわけがない。

日下部は一抹の下心も含めて、しばし眼福を楽しむことにした。

 


 

駆逐艦たちに囲まれだした川内とは、別々に行動することにした。

次に自分の元を訪れた二人組のサンタの片方に、日下部は声をかける。

 

「えっと、瑞鶴だよな。着ている服のせいか、普段より幼く見えるな。ところで右のお嬢さんは誰ですか?」

元々10代後半くらいにしか見えない瑞鶴だが、今は中学生と言っても通用するのではないかというような印象だった。

だがそれ以上に気になるのは、その隣にいる小学生のような印象を受ける銀髪の少女だ。

日下部としては割と本気で尋ねたのだが、

 

「ぷっ! 提督さん、なにそれ冗談のつもり?」

「提督? 本気でおっしゃってますか?」

瑞鶴には容赦なく笑われ、続けて当の本人からは怪訝そうな声を発せられてしまった。

 

「おいっ、翔鶴かよ! 急に幼くなりすぎじゃね!? ギャップ萌えにも程があるだろ」

驚きの余り、日下部は一切配慮のない感想をそのまま口にする。

冷静に考えれば、瑞鶴と行動を共にしているのだから翔鶴に決まっているのだが、それにしたって差がありすぎではないだろうか。

普段の翔鶴は20代前半、あるいは落ち着きぶりからすると28歳の日下部と同じくらいの年齢と言っても通用しそうな色気をまとっているのだが、クリスマスmodeの翔鶴からはその色気が一切消えていた。

代わってそこにあるのは、少女のごとき可憐さ。はっきり言って、普段より10歳以上は若く見える。

 

「あっ、さてはこの姿に中元寺の奴落とされたんだな!?」

世に翔鶴提督が存在する理由がわかった気になって、日下部は最も身近な翔鶴提督の名前を挙げた。

ところが、

 

「……」

翔鶴は笑って否定するでも抗議するでもなく、無言で頬に手を当てて赤面している。

 

「えっガチなの」

「はい。國彦さんの嫁艦争いの決着が付いたのは、初めてこのクリスマスmodeに着替えた時でした。先に着替えたのは大淀だったんですけどね。しばらく後に私にこの制服が与えられて……その日の夜に、私は國彦さんの物になりました」

もう還らない日の思い出に浸る翔鶴の姿は、熱っぽいほどに可憐だった。自分の好きという感情に素直な女性は、いつも魅力的だ。

そして魅力的な女性を見たら自分の物にしたくなるのは、男性として素直な感情だろう。むくむくと首をもたげてきた悪癖を、日下部は必死に理性で抑え込む。寝取りはもうしないと心に決めているのだ。

――そんな葛藤に内心で苦しんでいたら、不意に上目遣いでこちらを見上げてきた翔鶴と目が合った。

彼女は先程まで思い出に対して向けていた蕩けるような表情を、今は間違いなくこちらに向けてきていて。

 

「提督、も……私のこの格好、褒めて下さいますか……?」

「あ、ああ……可愛いと思うよ」

お前が好きなのは、中元寺國彦のはずだ。だから頼むから、日下部真琴をそんな瞳で見るな。

頭の奥で、理性の鎖が弾け飛びそうになる。

その寸前、

 

「翔鶴姉、もう十分でしょ。提督さん、私たちもう行くね」

二人のやり取りを傍らで聞いていた瑞鶴が、二人を強引に引き離しにかかった。

 

「あ、ああ……またな」

手を引かれて去っていく翔鶴の背中を見送ってから、ようやくほうっと息を吐き出す。

瑞鶴に感謝しているのか、余計なことをしやがってと思っているのか……珍しく日下部は、自分の感情を今ひとつ理解できずにいた。

 


 

「出たな、シュトーレンガチ勢の名誉ドイツ人」

潜水艦・伊8(はち)と言えば、前世において遣独潜水艦作戦に従事し、唯一日本への帰国を成功させた潜水艦だ。

その影響だろう、艦娘となった彼女は見事なまでにドイツかぶれとなっている。ご丁寧にクリスマス時期に食べられるドイツの郷土菓子であるシュトーレンを焼くために、まとまった休暇を取ろうとするほどだ。

 

「名誉フランス人の提督に言われたくないです」

伊8は唇を尖らせながら抗議する。

ちなみに彼女はミニスカサンタではない少数派のクリスマスmodeだ。深緑のアンダーの上に白いドレスを着て、さらに同色のストールを羽織っている。

 

「私は一応本物のハーフですしぃ?」

「提督は金剛さんにも名誉イギリス人と言うつもりですか?」

「あいつ、それ言われたら喜ぶんじゃないか?」

「うっ……」

そもそも金剛はれっきとしたイギリス生まれだ。紛れもなく日本艦ではあるし、きちんと大和魂を持っていることも知っているが、日下部と伊8のどちらに近いかと言えば前者だろう。

 

「そうなんですよねー。はー、みんなずるいです」

「ずるいと言われても、生まれはどうしようもないだろう。悪かったよ、このからかい方はあまり良くなかった」

人も艦娘も生まれ方は選べない。

自分だって好きで日本人の父とフランス人の母の間に生まれたわけではないのだ。それが嫌だったか、は別の問題として。

 

「いいですよ。はっちゃん別に怒ってはいません。あ、でもそれなら、シュトーレンを焼くので出撃は……」

「それはまた別の話! できるだけ希望に添って休みは取らせてやりたいが、これからクリスマスまで全休は無理だっつーの!」

伝統的な製法で作られた本場のシュトーレンは、完成まで2ヶ月以上を要するという。

すでにクリスマスまで2週間なので、そこまでのことはどのみちできないのだが、いずれにせよ艦娘にそこまでの長期休暇を与えられるほど現在の人類に余裕はない。

 

「ちぇーっ。じゃあせめてこの日とこの日を……」

「書類で提出しろ、今はパーティの最中だ。書類仕事は苦手じゃないだろ?」

「はーい、わかりました」

日下部の言葉が正論だったからか。伊8はそれ以上食い下がることなく、かわりに手に持ったグリューワインをぐびりと一口飲み込んだ。

 


 

「……、とても可愛いぞ。時雨」

次に目の前に現れた艦娘に、日下部は惜しみない賞賛を与えた。

与えたつもりだったのだが、

 

「やめてよ、今更そんな普通に褒めるの。あんなに僕の心も身体もぐちゃぐちゃにしたのに」

「それは……」

「ねぇもっと僕を傷付けてよ汚してよ犯してよ。犬って呼んでよ、それで喜ぶような生き物に僕を作り変えたじゃないか。ねぇ提督、僕……辛いよ」

光の消えた瞳で、時雨は懇願する。

その言葉は何一つ間違いではない。元々は手段を選ばず自分の望みを叶えようとするような、そんな我の強い性格だった時雨を、躾と称して叩き折り踏み潰して砕いて、自分に都合の良いように作り変えたのは自分だ。

本来であればそうした以上は、責任を持って定期的に使ってやるべきだ。

だが……赤城と交わしたローカルルールが、それを縛っていた。それでも秋の始め頃までは皆に隠れてこっそり何度か使っていたのだが、川内とのケッコンによる「聖守護天使の契約」によってそれもできなくなった。

想念交信の制御に慣れた今なら、再び隠れて使ってやることは可能かもしれないが……、

 

「そうしたいのはやまやまなんだが、赤城はもっと長い間耐えてるからな」

夏の地中海の乱交にも、赤城は参加しようとしなかった。

別に赤城に性欲がないわけではない。軍務で会話を交わす時、あるいは嫁艦候補という括りで話す時、間違いなく欲情の籠もった目をこちらに向けてきているからだ。

過去の女性遍歴において、何度も見てきたような熱っぽい視線。にも関わらず、日下部の歯止め役を務めるために欲望に耐えているその姿は、ただただ驚嘆に値する。

 

「だからあいつを差し置いて、これ以上お前を先に使うわけにはいかないよ」

明らかに苦しんでいる時雨に対し、きっぱりと宣告する。

こういう時にいくらでも非情になれるのは、先天性の共感性欠如(サイコパス)に生まれて良かったのかもしれない。

 


 

「時雨が病みきってしまううちに、何か考えないとな」

今にも泣き崩れそうな時雨をその場に残して立ち去った後、日下部はぽつりと呟いた。別に良心の呵責などではない。自暴自棄になって妙な真似をされては、躾をした意味がなくなるからだ。

一番簡単なのは、さっさとゴーヤまでの六人とケッコンしてしまうことだろう。

赤城との約束は「最初の六人とケッコンするまでは、他の艦娘と夜戦をしない」というものだ。逆に言えばゴーヤまできちんと娶れば、堂々と他の艦娘と夜戦ができる。別に全艦娘を好き放題喰い漁りたいわけでもないが、少なくとも躾けた犬を定期的に使ってやることに何の問題もなくなる。

――そんなことを考えていた日下部の耳に、今にも死にそうな感じの声が聞こえてきた。

 

「あぁ~、ヤバいぃ~、そろそろヤバいぃ……」

「うぉい、なんだ秋雲。時雨どころじゃなく病んでないか!」

秋雲はクリスマスmodeというわけではない。着ているのは私服だが、深緑の上位に黄色のスカートをまとい、手にはタブレット端末を手にしている。そしてその目には、何日も徹夜したかのような隈がくっきり浮き出ていた。

強いて言うならば「修羅場mode」というところだろうか?

 

「見てわかんない? 同人誌即売会(コミックマーケット)に向けて原稿描いてんの!」

「お前何やってんの。人類40億人死んでて開催されるわけないだろう」

当たり前と言えば当たり前の日下部の指摘だが、秋雲から返ってきた言葉は予想を超えたとんでもないものだった。

 

「やーそれがさ。生き残ったヲタクたちが一致団結して、ネット上でコミケやる気みたいなんだよね。何か25年くらい前にも伝染病か何かで2年くらいコミケ中止になったことがあったらしくて、その時のノウハウが色々と残ってたんだってさ」

「……たくましすぎないか、ヲタク」

思わずぽかーんと口が開く。比喩抜きで明日死ぬかもしれない現代の情勢下で、タフにも程があるというものだろう。

 

「だもんで、一生懸命新刊描いてるんだけど……こ、このままじゃ間に合わないー! あーもう、このままじゃマイッツァー先生に顔向けできないよー!」

秋雲は嘆きの声と共に、一人の絵師の名前を挙げる。

 

「マイッツァーって、あの朝潮絵師だっけ?」

「そうそう、神絵師。あの人が生き残ってくれたことは、人類にとって最高の幸運だと思うよ」

「大袈裟な……! まぁでも、確かに上手いんだよな」

秋雲と結ばれるきっかけになった春先の騒動において見たマイッツァーの絵は、確かに見事としか言いようのないものだった。なぜか本物の朝潮の制服や艤装を描けるからには、艦娘運用部隊の関係者だと思うのだが……まさか本当に正体は、舞津提督なのだろうか?

ふとそこで日下部は、あることに気付く。秋雲は間もなくケッコン可能な練度に至るのだが、

 

「あれ、そのレベルで修羅場ってことは、私とのケッコンは」

「ケッコン? はっ、幸せなんて創作にとっては毒なんだよー!」

「いつの時代の創作者だ!」

そんなのは戦前の小説家くらいではないだろうか。いやある意味で艦娘らしい発言ではあるのだが、スマートフォンやタブレット端末を使いこなして同人誌を描いている秋雲が言っても、まったく説得力はない。

 

「わかったわかった、手伝ってやる。きっちり形になるまで付き合うから、全部終わったらケッコンしてくれよ?」

「えっ? 提督、絵心あったの……?」

「想念工学は『イメージの共有』を重視する学問だからな。想念工学者は皆、ある程度の絵心を持っている。まぁ本職には敵わんだろうけどな」

それでも素人が趣味で作る同人誌なら、十分な戦力になるだろう。

 

「提督。秋雲の魅力に気付いちゃった……?」

「現金な奴! とっくの昔に気付いてるっての!」

日下部は思わず叫び返す。

あの春の日、山本五十六の言葉を引用して慰められてから、ずっと自分は秋雲に恋をしているのだ。

 

「……ありがと」

疲労の色が強く浮き出た顔に、それでも精一杯笑顔を浮かべながら。

秋雲は心から、感謝の言葉を口にした。




※去年のクリスマスmodeの話です。リアルタイムでは艦娘たちは水着に着替えましたが、本作の時間軸は冬になったところなのでご容赦下さい。
(ツイッターをご覧いただいている方はご存知の通り)日下部鎮守府では艦娘が着替えるたびに一部の艦娘の画像をツリーにまとめて話を作っているのですが、さすがにここに艦これの画像を転載すると、著作権的にもハーメルンの規約的にもまずいので自重します。
ちなみに「4000年と2045年 2」の後書きで書いた日下部とはっちゃんの(本好き以外の)共通点は「外国かぶれ」というところです。まぁ本文に書いた通り、日下部の場合はそもそもれっきとしたハーフなんですけどね。

本作の時間の流れについて。
艦これは2013年のサービス開始から(去年の12月時点で)8年以上の歴史がありますが、たびたび書いています通り本作においては日下部の着任(リアル2021年2月末)以前の歴史を圧縮して扱っており、作中では「シンギュラリティ到来時の人類40億殺戮から一年経っていない」という設定です。
明らかに変なのは承知しておりますが、「作中で何年も経っているように見えて、実際にはわずかな時間しか流れていない」という方式には名探偵コナンという前例もありますので、そういうものだとご認識下さい。
なお日下部着任以降は普通にリアルタイムと作中時間の流れ方は連動しています。

コミケについて。
普通に考えれば絶対に開催されるはずはないんですが、そこは話の都合です(秋雲の修羅場modeを回収するため)。
ちなみに本作の時代設定は2045年なので、「ネット」も大進化を遂げております。この辺りは冬章の間に出てきます。

艦これ本編、春(梅雨)イベ終わってからまだ間もないというのに、夏イベの情報が出てきましたね。個人的にはもっと間隔が空いても良かった……(まぁそうすると夏イベではなくなりますが)。
イベまでの1ヶ月ほどの間に、できるだけ更新してリアルタイムとの時間差を埋めていきたい(せめてこれ以上遅れない)ようにしたいところです。
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