日下部鎮守府の物語 ~工学者だったけど艦娘に恋したので、提督になりました~   作:天空のトロイカ

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※この話は日下部の一人称視点ではありません。
ご注意下さい。


発令!「捷三号作戦警戒」 -第十六戦隊と日下部鎮守府に足りないもの-

「今はできない」を、「絶対できない」と間違えないように。

――斎藤茂太

 

 

先日の横浜人類居住圏の一件は、どうにか上層部に発覚することなく済ませられたらしい。

日下部鎮守府はイベント攻略を再開していた。再び日本を離れ、フィリピン近海に進出した艦娘運用母艦「いが」の戦闘指揮を行う司令室で、

 

「シマ船団護衛作戦?」

日下部はこの第四海域攻略作戦に付けられた名を呟いた。

 

「シンガポール……昭南とマニラの間を航行した輸送船団がシマ船団です。駆逐艦・玉波が撃沈されたのもこの辺りでして、そのため彼女を模した深海棲艦がこの海域のボスらしいです。深海梅棲姫と同じく『中身入り』ではないようなのですが」

大本営からの資料をめくりながら、大淀が日下部の呟きに答えて説明する。

 

「先行攻略している提督からの報告によると、この海域は当時実際にこの辺りで戦った艦……いわゆる史実艦の使い方が重要になるようです」

「第十六戦隊。青葉たちか」

「彼女は戦争中盤以降になってからの編入ですけどね。とはいえおそらくこの作戦は中盤から末期にかけてが題材(モチーフ)でしょうから、間違いではありませんが」

第十六戦隊は恒常で大本営から課せられている任務においても、頻繁に編成することを求められていた。そしてそのたびごとに顔ぶれが違ってくるのは、この部隊の入れ替わりが激しかったことを物語っているだろう。

 

「他の艦は……鬼怒はこの間改二になったし巡洋艦については問題ないんだが、駆逐艦がな。浦波と敷波はまったくと言っていいほど育ってない。天霧はそれなりに育ってはいるが改二ではないな」

「駆逐艦は数が多いですから、どうしても育成が追い付きませんよね。提督、これは攻略難易度を落とすことも検討すべきでは?」

「うーむ。せっかくここまで甲作戦で来られてるだから、できれば維持したいんだが……ひとまず敵の構成を見て考えよう。データはあるか?」

「はい、資料の7ページ目以降をご覧下さい」

大淀の言葉に、日下部は資料をめくる。そこには現時点で判明している敵の編成が載っていた。

まったく、提督同士の相互扶助(ソーシャル・コミュニケーション)様々といったところだろう。

 

「どれどれ……」

日下部はまず海域攻略における第一作戦のボスが誰かを確認しようとする。

そして、そこに載っていた深海棲艦の写真を見て、

 

「げっ。なんだこりゃ!」

驚きと怒りと悲嘆の入り混じったような、なんとも言えないような声を発した。

 


 

「なーんで乙作戦に下げたのさ、提督はー」

フィリピンの島嶼に沿って海域を南下する途上で、軽巡・鬼怒が抗議の声を上げた。

このイベントの少し前に改二になった鬼怒としては、せっかくの活躍の場を奪われたようで不服なのだろう。

気持ちはわかるのだが、

 

『無茶言うな。うちの戦力じゃ甲のあいつを倒すのは無理だ』

艤装に仕込まれた特別な通信装置を通じて、戦闘指揮を行う母艦の司令室から日下部が返答する。

 

「集積地棲姫でしょー? 去年の春イベでトラウマあるのはわかるけど、今は鬼怒もいるのにさー。改二になった鬼怒は対地作戦でも大活躍だよ?」

『それこそ去年交戦した個体とは耐久力の桁が違うみたいなんだよ。それにお前の実力は疑っていないが、問題は積むものだ』

日下部鎮守府は去年の春イベの苦い記憶から、対地装備の開発にある程度力を入れていた。

だがそれはあくまで「ある程度」だ。対地装備だけに注力するわけにいかない以上、どうしたって限度がある。そしてイベントの難易度は、別に日下部鎮守府に合わせてくれるわけではないのだ。

 

『うちに内火艇は1個しかなく、改修も不十分だ。これでは甲作戦の集積とやり合うには明らかに足りない。悪いがわかってくれ』

「むー……わかったよ。次のイベントまでの宿題だね」

自分の装備している特二式内火艇がなけなしの1個であることを理解した鬼怒は、どこか名残惜しそうにしながらも素直に日下部の言葉に頷いた。

 

『そうだな。だがまずは目の前の状況に対応すべきだろう。乙作戦だからといって気を抜いて良いわけじゃないぞ』

「それはそうなんだろうけどさ」

基地航空隊の試製東海が敵潜水艦を撃沈し、待ち構えていたPT小鬼群の攻撃を切り抜け。

ついに攻撃目標である集積地棲姫を捉えた鬼怒は、

 

「あーなるほどね。確かに今までと違うってのは確かみたいだけどさ……あの程度に負けるわけないじゃん? 改装は伊達じゃないんだよ?」

『大きく出たな! よしならばもう何も言うまい、単縦陣で突撃!』

日下部の陣形指示を受け、鬼怒は集積地棲姫を見据えた。

息を吸い込み、気合と共に言葉を吐き出す。

 

「高度な柔軟性を保ちつつ、臨機応変に!」

『ねぇ待ってそれダメっぽい台詞!』

「モウ……カエレッ……ヨォ…………!」

『うっそ効いてる!? いやまぁちゃんと自分で前線に出て対地攻撃してるんだから当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないけど!』

「ただの対地攻撃じゃないよ、大攻撃だよ!」

『うん別にお前が名声を得るのが妬ましいわけじゃないけど、お前は今後作戦立案に参加するの禁止ね!』

 


 

最後の最後でふざけた展開となった第一作戦に続き、第二作戦である輸送作戦もどうにか無事に完遂できた。

この海域の直接の題材(モチーフ)たるシマ船団の護衛作戦なのだが、道中の厳しさと必要回数の多さ以外に特筆することがないという、実に虚無的なものだった。

母艦へと帰投中のシマ船団護衛部隊から報告を受けた日下部は、

 

『きつかった。二度とこんな輸送作戦はやりたくないな』

思わず素直な感想を口にする。

 

「あら、対潜装備が充実してるだけ前世の輸送作戦よりはずいぶんマシよ。まぁ大発を積める駆逐艦がもう少しいれば、出撃回数を多少減らせたとは思うけどね」

日下部をたしなめるように、シマ船団護衛部隊の旗艦を務め上げた五十鈴が言う。

彼女の言う通り大発動艇を搭載して出撃できる駆逐艦がもう少しいれば、確かにもっと楽だったのだろう。

 

「足りないものだらけね、うちの艦隊」

『そうだな、つくづく痛感したよ。西村艦隊の括りで満潮だけは改二になってるが、次のイベントまでに他の朝潮型も育てるか』

「そうしたらもっときつい輸送作戦が待ってたりしてね」

冗談めかして五十鈴は言うが、案外それは冗談にはなっていない気がした。何度でも言うが、イベントの難易度は別に日下部鎮守府に合わせてはくれないのだ。

 


 

対地戦だった第一作戦、輸送任務の第二作戦に続き、第三作戦はいよいよ艦隊決戦だ。必然、今回の第十六戦隊は戦艦に空母、大型艦も編成しての構成になる。

深海玉棲姫はご丁寧なことにマニラ湾西方、駆逐艦・玉波の沈没地点付近に出現するらしい。

フィリピン北部に停泊中の「いが」からその地点に向かいながら、

 

「相棒よ、この武蔵を起用するとはなかなかに見所があるな」

艦隊の戦艦枠を務める武蔵がそんなことを言ってきた。

 

『お前がたまには自分を出せと強引にねじ込んできたんだろうが! そうでなくともそこまで資源に余裕はないというのに!』

「私はまだ改二になってないんだから、資源面では少しはマシだろうが。しかしMM機関とやらでいくらでも資源を出せるのに、なぜそんなに備蓄がないんだ?」

『あー、それは。一定まで備蓄した後はMM機関で資源を出しても「民需に回す」ってことで大本営に召し上げられるんだよ。だからどこの提督も、そのラインを超えたらMM機関で資源を出さなくなるんだ』

幸いにして遠征や任務達成の報酬として得た資源までは徴収されることはないので、それが備蓄の基本となる。

そして当たり前だが、備蓄量については着任してからの積み重ねが物を言う。日下部鎮守府の備蓄は残念ながら、イベントごとに枯渇を危惧しなければならない程度が精一杯だった。

 

「そういう事情だったのか。だが使った資源に見合った働きはしてみせるぞ!」

『そう願うよ。っと、そろそろじゃないか?』

「彩雲より報告。敵旗艦発見」

武蔵と日下部の会話を遮るように、加賀の冷静な声が響き渡った。

さすがにそれ以上の交信は控え、青葉を旗艦とする第十六戦隊は海上を突き進む。

やがて海上に姿を現したのは……、

 

「ウミノナカハ……ツメタイモンダネエ……ネエェ?」

深海玉棲姫は、駆逐艦らしく小柄な体躯をした深海棲艦だった。

真っ白な肢体の頭部は生物じみた形状の黒い笠に覆われ、顔は垂衣で隠されている。だがその奥からは垂衣越しでもはっきりとわかる真っ赤な光が、まるで単眼のようにこちらを射抜いていた。

一方で身にまとっている服はフリルの多数付いた洋装のワンピースで、頭部の笠や垂衣といった和装とのアンバランスさが不気味な印象を生み出していた。

 

「アナタタチモ…イッカイシズンデミレバァ…ッ!?」

負の想念に満ちた言葉が吐き出される。

だが率直に言ってそれは、

 

「一回沈んでみれば……だと? それを経験したことのない艦娘の方が少数派だろうに」

あまりにも陳腐すぎるもので、武蔵の口調は完全に醒めきっていた。

 

『言いたいことを言ってもらえるとは楽なもんだ。総員、単縦陣で突撃! 自分だけが悲劇のヒロインだと思ってるあの馬鹿に、きっちり思い知らせてやれ!』

あの深海玉棲姫の中には玉波はいない。ただの出来の悪い贋作(デッドコピー)に過ぎない。

足りないものだらけの日下部鎮守府だが、そんなものに遅れを取るようなヤワな鍛え方はしていないのだ。

 


 

順調に深海玉棲姫の保有想念力を削りきり、最後の舞踏(ラストダンス)に入ったところで艦隊は装甲破砕を行っていた。

 

「提督。装甲破砕の条件を達成しましたが、これで私自身を含めて戦力として数えられる全正規空母を使いきりました」

ミンドロ島近海、敵機の空襲に対し航空優勢を確保しながら赤城が報告してくる。

 

『わかっている。ここが今の当艦隊の攻勢限界点だ。素直に認めよう。第五海域も乙作戦で攻略する。そもそも資源状況的に、友軍込みの乙作戦すら行けるかどうか微妙な感じになってしまっているしな』

高難易度の作戦においては、一人の艦娘を複数の作戦に参加させないことが求められる。最高難度である甲種作戦完遂の難しさは、この艦娘の使いまわしを禁じる措置による部分も大きい。

今後を見据えると、正規空母はもう少し人数が欲しいところだ。しかし日本の空母に関しては、比較的簡単に邂逅できる艦娘はすべて育てきってしまっている。

となると期待すべきは海外の空母ということになるのだろうが……。

 

『ひとまず後のことは後で考えるとして、まずはこの第四海域を攻略することに全力を尽くそう』

「了解しました。赤城以下、全艦帰投いたします」

特二式内火艇、大発動艇を装備可能な駆逐艦、正規空母。そして何より資源。

日下部鎮守府にはまだまだ足りないものが多いようだ。

 


 

最後の舞踏(ラストダンス)にあって、深海玉棲姫は笠と垂衣を脱ぎ捨てていた。

 

『なんだこりゃ、あの被り物の下はめっちゃ可愛いな。戦艦新棲姫以来だぞここまで深海棲艦を可愛いと思ったのは!』

その素顔はかなり艦娘の玉波に似せて作られていた。これで「中身入り」ではないというのは驚きに値するだろう。

 

「し、司令官が籠絡されそうです!」

「こっちは身体張ってるのに、冗談じゃないよー!」

青葉と秋雲、日下部の嫁艦が悲鳴を上げる。

 

『されるか馬鹿もん。どれだけ可愛くてもあんなものは認めん。総員、単縦陣で突撃! この戦いを終わらせろ!』

「了解しました! 第十六戦隊、砲撃戦開始します!」

日下部の陣形指示と青葉の号令に応え、僚艦である鬼怒、天霧、武蔵、加賀、秋雲が動き出した。

まずは加賀の発艦させた航空隊が敵機を蹴散らし、航空優勢を確保する。

それは即ち、

 

「全砲門、開けっ! 46cm三連装砲2基、公算射撃開始だ!」

武蔵が弾着観測射撃を行うことができるということだ。

いつぞやの一対一の演習でカブールにやられた時のように、砲弾は瞬く間に深海玉棲姫を夾叉、そして見事に直撃を果たす。

当然ながらその威力は、あの時のカブールの使っていた41cm砲とは比較にならない。砲の口径は実際に46cmあるわけではなくその概念を有しているだけだが、それでも深海玉棲姫の肉体の一部をまるでえぐり取るように吹き飛ばす。

――だが。深海玉棲姫は一瞬にして保有想念力を物質化させ、肉体の損傷を修復してしまう。

 

「なにっ!?」

「武蔵さん、あれは見た目だけですよ。きちんと保有想念力は削れてます、攻撃継続して下さい!」

狼狽しかけた武蔵に、旗艦である青葉が適切に口を挟む。

 

「了解した。しかし私の砲であの程度しか損傷を与えられないとはな……」

「そんな武蔵さんに提案です。ちょっとお耳を拝借」

「ん?」

青葉は武蔵に対してひとつの提案を行う。

それを聞いた武蔵は、実に愉快そうな表情で凄絶な笑みを浮かべた。

 

「ちょっと青葉さん、また悪巧みしてんの! 今度こそ提督に愛想尽かされても知らないからね!」

「やだなぁ、人聞きが悪いですよ秋雲。それより随伴艦の状況は?」

「全滅させたよ、後は旗艦だけ!」

「いい仕事ですねぇ! さーて日が暮れますよ。第十六戦隊、夜戦準備!」

昼戦で姫級の深海棲艦を仕留めきれることはまずない。通常の場合決着は夜戦において付けるものなのだ。

 

「射線確保、五連装酸素魚雷いきます!」

今回の青葉は主砲を下ろし、代わりに魚雷を大量に積み込んでいる。

 

「青葉の幸運に司令官への愛、後は勇気で補いますよー!」

さすがに重巡の速度で至近肉薄は困難だが、中距離から放たれた魚雷は真っ直ぐに深海玉棲姫に向かって吸い込まれていく。十分な数の魚雷を積んでいたこと、史実特効、そして何より本人の言う通り幸運のたまものだろう。

大爆発が深海玉棲姫を包み込むが、

 

『青葉、深海玉棲姫はまだ健在だ!』

母艦から戦闘状況をモニタリングしていた日下部が叫ぶ。深海玉棲姫は保有想念力の大半を消し飛ばしながらも、まだ首の皮一枚を残していた。

もしここで仕留めきれなければ、すぐに周囲の土地から想念力を引き出して回復してまうことだろう。

 

「大丈夫です司令官、()()()()()()()()()()()! 敵は……」

「まだこちらに気付いていないぜ!」

青葉たちが攻撃を仕掛けている側から見て、深海玉棲姫を挟んで反対側。昼戦終了時から今この瞬間まで、大きく弧を描くようにして回り込んだ武蔵がそこにいる。

 

「戦艦武蔵、ここに在り! シブヤン海のようには行かないぜ!」

砲弾というものは、発射直後が最も速度が出るものだ。今の武蔵は必殺の46cm三連装砲の威力をさらに増すため、戦艦としては眼前といえるほどの距離まで肉薄していた。

いかな姫級の深海棲艦だろうが、そんな物に耐えられるはずがない。

存在の中枢を猛烈な爆炎によって綺麗に吹き飛ばされた深海玉棲姫は、夜闇に溶けて消えるかのように海の底へと還っていった。

 


 

『あっはははは! 痛快だ!』

通信からは武蔵の豪快な呵々大笑が聞こえてくる。

 

「おー、楽しそうだな。お見事!」

母艦の司令室で指揮を執っていた日下部も、つられて思わず顔を綻ばせた。

 

『実際に楽しかった。提督よ、満足したぞ。次の海域はまた支援に回ろう』

「うん、すまんな。お前出すと本当資源の吹っ飛び方がマジパナイ」

『ちょっとー、鬼怒の台詞取らないでよー!』

横から鬼怒まで会話に参加しだして、すっかり弛緩した空気だった。

残心も何もあったものではないが、なぜか艦娘は撤退中に追撃を受けることがない。こういったイベントだけでなく通常海域や平常の哨戒任務でさえそうなのだから、おそらく何か特別な理由があるとは考えられているのだが、現時点ではそれは解明されていなかった。

とはいえ日下部の立場としては、

 

「こら、帰投するまで油断はするな。今まで大丈夫だったからって今回も大丈夫とは誰にも言えないんだからな」

このように言うしかないのだ。

 

『それもそうですね。第十六戦隊、これより帰投します。あと司令官……いえ、真琴さん。青葉、活躍したので戻ったら可愛がって下さい!』

「おい青葉、言った傍から! あとケッコンしたらお前色々と吹っ切れすぎだろ!」

『ははは、愛してますよ真琴さん!』 

最後までおどけた調子を崩さず、青葉はそのまま交信を終了する。おそらく本格的に移動に入ったのだろう。

 

「……ったく」

日下部は小さく溜息をつく。

けれどもこんな青葉は、あの自分の在り方に悩んでいた頃の彼女からは絶対に想像できなかった姿だ。

人や艦娘、そして艦隊も同じだ。何が足りないかを認識したのならば、克服に向かって進むことは可能なのだ。

――日下部鎮守府の甲種作戦の完遂は、今はできないだけだ。絶対にできないわけではない。




※少し時間が空いてしまいましたが、2022年冬イベ(発令!「捷三号作戦警戒」)のE4の話です。
物語だと時折挫折や敗北回が必要になるものですが、本作はプレイ日記を下敷きにしてるので特に意図して入れずとも自動的に入ってくるのは楽ですね。
まぁ乙に下げた後、集積地棲姫や深海玉棲姫を楽しくボコってるのであまり挫折回っぽくはないのですが。

鬼怒について。
普段は固有能力のおかげで不動の遠征番長ですが、イベントでは対地・対潜・対空と色んなことができて器用な軽巡です。
それはそれとして、「陣形を保ちつつ臨機応変に!」という台詞を聞いて作者は真っ先に某スペースオペラの准将を思い出しましたので、こんな妙なキャラ付けになっています(ツイッター投稿時はもっと「まんま」だったのですが、SSではさすがに多少はマイルドにしました)。
某准将は作中における無能の代表格のひとりですが、彼と違って鬼怒は特に無能というわけではないです。そもそも自分で前線に出てる時点で比べるものではありませんしね。

次回はE5攻略の前半、そして新キャラが本格的に登場する話です。
いい加減6月なので晩冬章(時間軸的にはまだ去年の3月)はさっさと終わらせたいところですが、もう数話かかりそうです。お付き合いを。
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