日下部鎮守府の物語 ~工学者だったけど艦娘に恋したので、提督になりました~   作:天空のトロイカ

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※この話は日下部の一人称視点ではありません。
ご注意下さい。


Per aspera ad non astra 5

天は自ら行動しない者に救いの手をさしのべない。

――ウィリアム・シェイクスピア

 

 

マウナケア天文台群跡地は500エーカー、つまり2km四方ほどの広さだ。大海原の真ん中で砲を撃ち合う艦娘の戦いを基準にすれば、指呼の間と言って良い。

そんな距離にパトス自身を含めて姫級の深海棲艦が計九体。普段の戦いの定石(セオリー)など、何一つ通用しない状況だ。

そんな中でいち早く、日下部は金剛に指示を出す。

 

「あっちが戦争だと言った以上遠慮はいらん。金剛、概念艤装使用承認。ぶっ放せ、ただし効果範囲の調節はきちんとしろよ」

「侘び寂びはないけど、マコトらしいデース! 概念艤装『ティターニア』起動――異神、習合」

金剛の姿が変化したかと思うと、離島棲姫と集積地棲姫たちの中央部に黒い球体が出現する。

本来であればその球体は、半径20km程度まで広がるものだ。500エーカーのこの場で迂闊に使えば、自分たちをも巻き込むことになる。

だが今回はそこまで大きくなることはなく、綺麗に敵深海棲艦たちだけを呑み込むサイズで膨張を止めた。

 

「妖精界まで吹っ飛ぶデース!」

妖精の女王ティターニアと習合した金剛の命により、球体は内部のものを呑み込んで妖精界……高次概念空間へと相転移していく。

 

「よし、上手く発動範囲を絞れたな!」

「伊達に日々訓練を重ねてないデース! ……って、Shit!  消し飛ばした深海棲艦が取り替え子(チェンジリング)にならない!?」

一瞬ドヤ顔を浮かべた金剛が、すぐに苛立ちに満ちた言葉を吐き出す。

 

「あれ、本物じゃなくてただの幻像だったみたいデース!」

「なんだと!?」

確かに本来であれば、高次概念空間において存在を純粋な想念力に解体された深海棲艦は、「妖精」に作り変えられて物質世界へと戻ってくるはずだった。だが今回、そのような挙動は起きていない。

 

「なので連続発射できまセーン! 想念力充填に時間がかかりマース……」

「わかった。なら通常艤装に切り替えて砲撃戦準備だ」

なるほど確かに、パトスとしても金剛の「ティターニア」は警戒していることだろう。まずは見事にしてやられたことになる。

だがそれでもこれで、この場を覆っている「偽神権能(エクスーシア・デミウルゴス)」による赤い光が消滅するはず……、

 

「W・M・ケック天文台だけは赤い光に包まれたままね? 他は消えたけど。これ、どういうこと?」

「……わからん」

シルヴァの疑問に、日下部は渋面を浮かべて答える。

 

[ふふふ。その地には定礎を設置済です。それを破壊しない限り、永続的にそこは『パトスの世界』のままですわよ]

それに答えたのは、パトス自身だった。

 

[ところで、油断してよろしいのですか?]

パトスの姿が不意にかき消えたかと思うと、一瞬にして川内の背後に出現する。

そのままパトスは片手で川内の首根っこを掴み、宙吊りに持ち上げた。

 

「しま……っ!? ぐあああ……っ!」

凄まじい握力に首を絞められ、川内が苦悶の声を上げる。

 

「こ……のっ……! 離せ……っ!」

川内は宙吊りにされたまま、腕力だけで艤装の砲身を振りかぶってパトスに叩き付ける。

だがパトスの肉体は南方棲戦姫や欧州装甲空母棲姫といった装甲自慢の深海棲艦に負けず劣らず強固で、その程度ではびくともしなかった。

 

「川内っ! くそっ、あれじゃ川内を巻き込まずに攻撃できない!」

日下部は思わず歯噛みする。仮にアイギスを起動して精密攻撃を可能にしたとしても、そもそも艤装はそこまでの密着状態で使うことを想定した兵器ではない。

 

[さて川内。あなたに真の快楽を教えて差し上げましょう]

「な、何をするつもりだ……ま、まさか本気で私より立派な竿を生やして寝取る気か!」

いつぞやのピーコック島で川内がした挑発をつい思い出す。

 

[冗談でもそのような穢らわしいことを口にしないように。とはいえそうですね、結果はそう違いませんか。肉の快楽などよりも、遥かに素晴らしい法悦を与えて差し上げますわ]

パトスから想念力が放たれ、途端に川内の身体がビクンと跳ねる。

おそらくこれはマインドハックだ。不可視の経路(パス)が川内の形而上の自我(タマシイ)に接続したのだろう。

 

「川内! 待ってろ、今助ける!」

日下部は体内MM機関を起動し、自身も経路(パス)を……こちらは悪用防止のために白色に着色されたものを……川内に向けて伸ばす。

 

[おっと。パトスは日下部の技術を侮りませんわ]

パトスの周囲で想念力が不意に煌めいたかと思うと、自身と川内をすっぽりと包み込むように透明な力場が形成される。

日下部の伸ばした経路(パス)はあえなく力場に阻まれ、川内に届くことなくその手前で弾かれた。

 

「なんだと!?」

[おとなしくしていなさい。横溢想念(プレーローマ)部分的流出開始]

パトスが言葉を発した瞬間、川内の身体が大きくびくんと跳ねる。

 

「ぐがあああああっ!?」

それは日下部も、それより付き合いの長い長谷川も、艦娘たちさえ誰も聞いたことのないような……壮絶なる苦悶の声。

川内はのたうち回ることすら許されず、ただひたすらに叫び続ける。どれだけの激痛に襲われているのか、他者には想像することすら難しいほどの有様だった。

 

[魂が一者(プロパテール)に通じている人間と異なり、お前たち艦娘(アルコーン)は純粋なる地球意志(ヤルダバオト)の被造物。つまり物質世界の淀みに属するものです。そんなお前たちにこの横溢想念(プレーローマ)は毒でしかないでしょう?]

淡々として語りかけるパトスの声は、恐ろしいことに()()()()()()()()()()()()()()()

 

[苦しいですわよね? パトスも一者(プロパテール)に至った際に最初に行ったのは、疑似痛覚を完全に遮断することでした。こんなものをまともに浴びていては、どれだけ強靭な自我を持っていようが正気を保つことなど不可能です。ですが……]

そこで不意にパトスは言葉を切ると、川内に接続した経路(パス)を通じて想念力を送り込む。

 

[お前たち艦娘(アルコーン)は本来決して一者(プロパテール)に至ることはできませんが、パトスたちが介入すれば別です。あなたの魂を一者(プロパテール)に強引に繋ぎました。肉体の檻から解放されれば、横溢想念(プレーローマ)はたちまちの内に快楽に変化します。こんな風に]

瞬間、川内の動きが止まった。一瞬前まで上げ続けていた叫びが嘘のようにぱたっと止む。

代わりにその口から漏れ出してきたのは、

 

「あっ、んんん……なに、これっ……気持ちいいっ……ダメ、だめえぇ……っ!」

「川内っ!?」

普段ベッドの上で上げさせているような痴態にも劣らぬ快楽の声に、日下部の思考が完全に振り切れる。

いくらなんでもこんな展開は予想できるものではなかった。

 

[パトスが強制的に行った半解脱であってもこれです。肉体を手放してパトスに魂を完全に委ねるなら、これ以上の悦楽を約束しましょう。さぁ、どうします?]

日下部より立派な竿を生やすどころか、敏感な部位に指一本触れることさえなく。

パトスは今や川内の魂を蹂躙し、文字通りの「この世のものではない」快楽で染め上げようとしていた。

 

「やめろ、やめてくれ……!」

目の前で展開されている光景に思考が追い付かず、思わず日下部は膝から崩折れる。

 

[日下部。あなたはどの口でそんなことをおっしゃいますか? あなたが今まで多くの女性に対してやってきたのと同じことですわよね。ロゴスお姉様の開発したMM技術を、まさかこのように使う者が出てくるとは。ましてやそれが「博士」の息子などとは大変に失望したものですが……その技術で最愛の妻が奪われるところを見なさい。それがあなたの受けるべき「罰」ですわ]

パトスの言葉は実に正論で、ゆえにひどく冷淡だった。

日下部はその言葉に情けなく震えながら、

 

「違う、同じなんかじゃない」

それでも心が折れるぎりぎり最後の一線で踏みとどまって、パトスに対して言葉を投げ返す。

 

「川内に私より好きな相手ができたなら、それは仕方ないといつも思ってるよ。お前の言う通り、私の愛する女が他の誰かに寝取られたところで今更文句を言える身じゃないからな」

日下部は顔を上げ、パトスに視線を向ける。

 

「けどさぁ……快楽だけで堕とすのはやめてくれよ。お前のそれは自分で寝取ってるんじゃない、快楽を与えるモノを川内に流し込んでるだけじゃないか。そんなのは寝取りじゃない、ただヤク漬けにしてるのと一緒だ」

[そこに何か違いがあるのですか? お前だってマインドハックであれ、ただの性的行為であれ、快楽を道具に使って手近な女性を好き放題喰い漁ってきた身ですわよね?]

「違う! 私は、私は……全員、本当に愛してたんだよ!」

今にも泣き出しそうな瞳の奥。そこで眩いばかりの光を放つ輝きは、社会通念とかけ離れた色をしているのは間違いないだろう。

だがそれでもその光は、決して闇に沈むことなく未だ存在を主張し続けている。

 

「そりゃ腕の中で女を従順にさせるのは大好きだったけどさぁ! それでも、美奈子も浅葱もエミリーも群青も、奈津美も友梨もセレーヌも凜花も美月もアフィーファも陽菜も……みんな、みんな本気で愛してた! 今の恋人たちだって、金剛も秋雲も赤城も青葉もゴーヤも……もちろん他のみんなも、本気で愛してるんだよ! その中で一番は川内なんだ! だから……頼むから快楽だけで堕とすのはやめてくれぇぇぇぇぇ!」

言っている内容を考えれば善良には程遠い。どう足掻いたって格好良くもない。そもそもしていることが敵に対する懇願の時点で、的外れにも程がある。

だがそれでもパトスは、その日下部の叫びに一瞬言葉を失った。気圧されたのか呆れたのかはともかく、それだけは事実だ。

――そしてその一瞬によって、変わるものがあった。

 

「マコト、あなたをそんな情けない子に育てた覚えはありません。当然よね、私が傍を離れたのはあなたが性に目覚めるよりずっと前だったんだから」

あなたに向ける母情は残ってないと、一度は訣別の言葉を向けたはずのシルヴァが。

それでも息子の悲痛な叫びに対し……応える。

 

「でもね。立派な女の敵になったあなたの中に、泣き虫だった頃のあなたがまだいることがわかって、不謹慎かもしれないけど少し嬉しいわ」

「ママン……」

日下部は溢れかけた涙を自分で拭って立ち上がる。

それを見届けてから、シルヴァは自身の秘書艦に向かって声をかけた。

 

「ポーラ、行けるわね! ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。概念艤装、使用承認!」

「えっ今日はいくら脱いでもいいんですか~? やった~!」

普段通りの間延びした声と共に、ヴァランタン鎮守府のポーラがその姿を変化させていく。

日本神話における一柱。「脱衣」にまつわる逸話を持つ、とある神を思わせる姿に。

 

「概念艤装『アメノウズメ』起動――異神、習合です~! さぁ、脱ぎますよ~!」

 

【挿絵表示】

 

ポーラは流れるように踊りだした。

神に捧げる舞……神楽舞。まるで周囲の視線を吸い込むかのような美麗な動きの中で、少しずつ服をはだけてゆく。

そんなポーラと習合している神について、ミーネが小さな声で解説する。

 

「日本神話において、天岩戸に閉じこもった太陽神アマテラスをストリップショーで魅了して引きずり出した神、アメノウズメ。ポーラとの相性の良さは言うまでもないな?」

「言い方ぁ! まぁ内容は間違ってもいないけど」

「ひとつの神話大系における最高神が自らを封じた天岩戸さえ開かせたのが、アメノウズメの舞だ。それはすでに『開門』という概念そのものに等しい。つまり……」

ポーラの服が全裸に近付いていくたび、パトスと川内を覆っている力場に変化が生じていく。

みしみしと軋むような音を上げ、何もないはずの空間に亀裂が走った。

 

「あいつらは力場という『岩戸』に引きこもっている。だがあの力場は天岩戸ほど堅牢ではなかったようだ。だから単に出てくるのではなく、力場ごと消滅しているわけだ」

「んな無茶苦茶な……!」

「この程度の雑な理屈でも成立するのが想念工学だろう。界を結ぶ必要も正しく記号を組み立てる必要もないとか、ふざけすぎだまったく」

ミーネが言葉を吐き出すと同時に、ポーラが最後の服を脱ぎ捨てる。

瞬間、あれだけ堅固に外部の干渉を跳ね除けていた力場が、盛大な破砕音と共に消滅した。

 

「今だ!」

日下部は純白の経路(パス)を伸ばし、今度こそ川内の形而上の自我(タマシイ)へと接続する。

泣き虫のガキも、哀れな寝取られ男もここにはいない。今ここにいるのは、自らの過去の悪行さえ武器に妻を取り戻すことを決めた、一人の戦士だった。

 


 

人間や艦娘の自我の内側に存在する世界。

想念工学で言う「形而上の世界」、オカルトで言う「精神世界(スピリチュアル)」。現在の川内にとってのその場所は、何もない純白の空間が広がるばかりだった。

だだっ広い空虚な世界の中心部で、ただひたすらに自我が焼ききれんばかりの快楽に身を震わせながら、川内は喘ぎ声を上げ続ける。

日下部が出現したのは、そんな彼女の眼前だった。

 

「川内」

「真琴さ……ごめん、あたし、でもこれ、気持ちい……っ」

自分でも自分をコントロールできないように、川内はその身をびくんびくんと震わせ続ける。

そんな川内を傲然と見下ろしながら、

 

「――御主人様」

日下部は強圧的な声音を隠そうともせずに言い放つ。

 

「……え?」

「御主人様と呼べバカが。お前が誰の物か、もう一度しっかり教育してやる」

「ちょっ、ここで、スるの……? 本気!?」

「いいから黙って股を開け」

日下部は川内の傍らに膝を着くと、おもむろに指をスカートの内側に差し込んでいく。指は熱と湿気で大変なことになっている下着の隙間を縫い、やがて敏感な部分に装着されたボディピアスに届いた。

そしてそのまま、いつもベッドの上でしているように、

 

「ちょ、あっ、んあっ、待って違う種類の刺激が同時にとか、いくらあたしでも死んじゃう死んじゃう死んじゃうぅぅぅ……!」

川内の主観が在り方を決めるこの世界では、ぐちゅぐちゅとした粘着質な水音は物質世界のそれよりも激しく響いた。

もはや狂わんばかりの絶叫となった喘ぎ声に、むわっとする性の臭いが混ざり合って、どうしようもなく淫靡な空気が周囲一体を覆う。

そして……それに耐えられなかった潔癖な自我がひとつ。

 

[ああああああ、パトスの目の前でそんな穢らわしい行為をするなどと……!]

言葉と気配はすれども、パトス自身の姿はこの場にはない。

おそらく川内の自我の内側に直接入り込むことはなく、一歩引いた場所から様子を伺っていたのだろう。だから日下部の行動を事前に止めることができなかったというわけだ。

 

「お前たちAIと違って、人間はこうやって生まれてきたんだよ。何が穢らわしいもんか」

[艦娘はそうではないでしょうに!]

「こまけぇこたぁいいんだよ!」

[こ、こんなの耐えられませんわぁぁぁぁぁぁ!]

悲痛きわまる叫びと共に、パトスの気配がふっとかき消える。

 

「あ、あ……?」

悶え続けていた川内は、不意に驚いたように目を見開いた。おそらくパトスの消失と共に、あの暴力的な快楽を与えていた「何か」も失われたのだろう。

そこに名残惜しさの色が混じっていることに気付き、日下部の自我に嫉妬の炎が巻き起こる。

 

「よし邪魔者はいなくなった。さぁ川内、続けるぞ。しっかり締めろよ?」

川内の身体にのしかかりながら、自分自身のズボンを下ろす。

ちなみに形而上の自我(タマシイ)と肉体の同調は切ってある。この世界での行動に、肉体が引きずられることはない。物質世界に戻った時にパンツの内側がガビガビになっているのは、大変に気持ち悪いからだ。

 

「あっ、ちょっ、この状況で最後までスるとか……んあっ♡」

物質世界ではパトスとの戦闘が継続しているだろうが、構うものか。

恋だってもうひとつの戦いで、だから日下部には川内に挑む理由が大いにあるのだから。




※夏章後半メインストーリー、第5話です。
宗教は基本的に「死後の快楽」のために信仰するものですが、当然ながら通常の人間はその事実に対し保証を得ることができません。それでもなお信じるのが「信仰心」というものかとは思うのですが、なかなかハードルは高いものです。
では、実際に「死後の快楽」を生きている間に体験させてくれる宗教があったら? おそらくとてつもない信者を集めることでしょう。
もちろんそれが「本物」かどうかは慎重に検討しないといけないわけですが(薬物などで偽の「死後の快楽」を演出するのは、カルト宗教のよくやる手口です)。

女神アメノウズメについて。
本文中に書いた通り、日本神話の「岩戸隠れ」の伝説に登場する神です。
弟スサノオの狼藉に心を痛めて天岩戸に引きこもった太陽神アマテラスをなんとかして引きずり出す話なのですが、この時に踊りながら服を脱いでアマテラスの興味を惹いたのがアメノウズメです。
なお原典ではアメノウズメが一人で引きずり出したわけではなく、多くの神が協力してなし得たことだったりします。

概念艤装アメノウズメについて。
上記の伝説を拡大解釈し、脱衣しながらの舞を「開門」という概念そのものに昇華させたものです。
パトスの張った力場に通用している以上、その他のあらゆる封鎖を破りうるだけのスペックがあります。使い方によっては艦娘一人でどんな要塞でも無力化できることでしょう。
まぁ深海棲艦は要塞なんか作らないのですが……と、日下部垢に投稿したリアル2022年夏当時は思っていたのですが、まさか翌年にトーチカ要塞棲姫なんてものが出てくるとは思いませんでした。

艦これ本編、前段を全甲でクリア済です。後段は歴代最高難度クラスとのことで、友軍が来るのを待っている状態です。
SS、次話はもちろんこの続きです。お待ち下さい。
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