モブウマ娘 ドリームダービー -走れ!バイトアルヒクマ-   作:浅木原忍

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第68話 ホープフルステークス・舞台の上と、観客席と

 その瞬間を、エレガンジェネラルとジャラジャラは、学園のカフェテリアに設置されたモニターで、他の大勢のウマ娘たちとともに見ていた。

 周りのウマ娘たちが、何が起こったのかわからないといった様子でどよめく中で、ジェネラルは背筋に冷たいものが走るのを感じて、ぶるりと身を震わせた。

 そのウマ娘の名前も、当然ジェネラルは頭に入れていた。自分とジャラジャラと、バイトアルヒクマが走った選抜レースで、バイトアルヒクマに先着する3着に入ったウマ娘。デビュー2連勝で、トリプルティアラにクラシック登録済み。おそらく桜花賞に出てくるだろうと、前2走の映像も見ていた。だが――。

 ――なんですか、あの末脚は。

 今見たものが信じられなかった。何かの見間違いではないかと疑った。そのぐらい、その加速は、そのスピードは、あまりにも常軌を逸していた。

 最後方からぐんぐん加速して追い込んできたならまだわかる。だが、そのウマ娘は道中は中団、残り100でも先頭から3、4バ身差の6番手あたりでじっとしていたはずだ。

 それが、一瞬で。100メートルを走り抜ける6秒前後、たったそれだけの時間で。

 先頭から1秒弱の差を――消し去ってしまった。

 同期のめぼしいウマ娘の情報は全て頭に入れていたつもりだった。トリプルティアラでライバルになりそうなウマ娘の目星は全てついていたと思っていた。その上で、あのウマ娘のことは、やや注意、ぐらいの枠にしか入れていなかった。

 信じられない。あんな怪物が――これまで、ほとんど注目されていなかったなんて。

 あんな末脚を隠して――この学園に、息を潜めていたなんて。

 

「――――ッ」

 

 がたっ、と隣で椅子が大きな音をたて、ジェネラルはびくっと顔を上げた。隣に座っていたジャラジャラが、その目を大きく見開いて、モニターを凝視していた。

 

「見つけた……! あいつだ! いつだかの模擬レースで見たやつ! こんなところにいやがったのか……!」

 

 ぐっと拳を握りしめて、ジャラジャラはぶるりと身を震わせる。

 その顔に、獰猛な笑みを浮かべて。

 

「やっと、やっと見つけたぜ! その顔、名前、もう忘れねえぞ――ミニキャクタス!」

 

 

       * * *

 

 

 全てのウマ娘が、ゴール板を通過してなお。

 中山レース場は、歓声ではなく、ただただ、低いどよめきに充ちていた。

 誰もが今見たものを信じられず、その小さな背中を視線で追っていた。

 ゆっくりと足を緩めたそのウマ娘は――ぼんやりした表情で、掲示板を振り仰いだ。

 ――掲示板の一番上に、点灯した数字は。

 オータムマウンテンの2ではなく。

 バイトアルヒクマの6でもなく。

 デュオスヴェルの10でもなく。

 3。2枠3番――ミニキャクタスの番号だった。

 

『なんと! なんと! ミニキャクタスです! ミニキャクタスがすごい脚! 最内から現れた10番人気ミニキャクタスが、上位人気3人をまとめて撫で切りました!』

 

 その結果が表示されてなお、どよめきは止まない。

 興奮と祝福の歓声というよりも――それは、あり得ないものを見たという困惑。

 

『信じがたい末脚! とてつもない加速でした! まさかまさかのミニキャクタス! 3ヶ月半ぶりのレースで大仕事! オータムマウンテンもバイトアルヒクマも、デュオスヴェルもまとめて打ち破ったのは、ティアラ路線からのもうひとりの刺客でした!』

 

 立ち止まったミニキャクタスが、呆然と掲示板を見上げている。

 その横で、デュオスヴェルが力尽きたように芝生の上へ倒れこみ。

 オータムマウンテンが、困ったような顔でミニキャクタスを見ながら通り過ぎ。

 ――ヒクマは、大きく息を切らせながら立ち止まって、掲示板を見上げた。

 

 そこに示された着順は。

 

『2着はクビ差でオータムマウンテン! 3着はどうやらデュオスヴェルが粘りました、バイトアルヒクマは僅かに届かず4着!』

 

 4着。上から4番目に表示された自分の番号――6を見上げるヒクマの背中を、私とコンプ、エチュードの3人はただ、観客席から見ていることしかできなかった。

 

 

       * * *

 

 

 ――勝った。私が……勝った?

 掲示板の一番上の、自分の番号。ミニキャクタスは見間違いではないかと何度も瞬きをしてそれを確かめた。何度瞬きしても、3の数字は消えなかった。

 観客席を振り返る。遠ざかっていた周囲の音が戻ってくる。

 それは、歓声ではなく。困惑のどよめき。

 誰も知らない、無名のウマ娘が、番狂わせを起こしたことに対する――戸惑い。

 ――ああ、私が、勝ったんだ。

 その反応を受け止めて、ミニキャクタスはようやく、本当に自分が勝ったのだと理解した。観客のほとんど誰も、それを望んでなどいなかったという事実とともに。

 解っていた。皆が望んでいたのは、ヒクマのような、キラキラした華のあるウマ娘が、人気に応えて勝つ姿だ。自分のような、誰の目にも留まらないような、誰にも存在に気付かれないような、無名のウマ娘は、番狂わせすら望まれていない。

 でも、それでも、それだからこそ、勝ちたかった。

 たとえ誰にも望まれなくても、喜ばれなくても。

 こんな自分を友達を呼んでくれたあの子の、大きな夢の邪魔にしかならないとしても。

 負けたくなかった。勝ちたかった。――そして、勝った。

 だから、この冷ややかな反応は勲章だ。これでいい。嫌われてもいい。勝ったのだから。嫌われることをわかって勝ったのだから――ただ、自分の負けず嫌いを押し通しただけなのだから。これで、いいのだ――。

 

「――キャクタスちゃん!」

 

 声がした。名前を呼ばれた。キャクタスは顔を上げた。

 観客席の柵を乗り越えて、ターフに駆け込んでくる、真っ黒な姿があった。

 

「…………トレーナー」

 

 小坂トレーナーだった。こけつまろびつ、芝生に脚をとられながらよたよたと駆け寄ってきた小坂トレーナーは――そのまま、キャクタスの華奢な身体を抱きしめた。

 

「おめでとう……! おめでとう、キャクタスちゃん……!」

 

 その腕が、強く強く自分を抱きしめて。

 耳元で囁かれた、彼女の震えた声に――キャクタスの身体から、力が抜けた。

 ――ああ、たったひとり。

 たったひとりだけ、ここに、私の勝利を喜んでくれるひとが、いた……。

 

「…………トレーナー、私…………勝ち、ました」

「うんっ…………うんっ、おめでとう…………おめで、とう……っ」

 

 ひっく、ひっくとしゃくりあげる小坂トレーナーの背中を、ミニキャクタスはさする。

 目を閉じて、ああ――とその温もりに身を任せて。

 これで充分。これだけで充分だ。トレーナーが、喜んでくれれば――。

 

「……キャクタスちゃんっ」

 

 もうひとつ、後ろから、キャクタスを呼ぶ声がした。

 小坂トレーナーの腕の力が緩む。解き放たれたキャクタスは、少しよろめいて、

 おそるおそる――背後を、振り返った。

 

 そこに、バイトアルヒクマが立っていた。

 自分が負かした、友達だった子がそこにいた。

 その顔を見るのは、怖かった。

 覚悟していたはずなのに――嫌われるのは、怖かった。

 自分を見つけてくれた、名前を呼んでくれた、ヒクマちゃんに。

 倒したいと。彼女に勝ちたいと、ただそれだけを考えてこの3ヶ月、彼女を倒すことだけを目標に走ってきたのに。

 ――いざ本当に勝ってしまうと、どうしたらいいのか、わからなかった。

 だからミニキャクタスは、どんな言葉も覚悟して、ぎゅっと目を閉じた。

 お願い。そのままいなくなって。――もう、無理して、友達でいようとしてくれなくていいから。だから――。

 

「――おめでとう、キャクタスちゃんっ!」

 

 手を握られて、キャクタスは目を開けた。

 目の前に、バイトアルヒクマの――いつもと変わらない笑顔があった。

 

「すごかったね! キャクタスちゃん、全然見えなかった! あとちょっと、あとちょっとだって思ってたら――ゴールにキャクタスちゃんがいたからびっくりしたよ!」

「……ヒクマ、ちゃん? なん、で、」

「ううう~~~っ、また負けたぁ! 3回目なのに、またキャクタスちゃんに勝てなかった! くやしいっ! くやしいくやしいくやしいっ! すっごくくやしいっ!」

「――――――」

「でもっ、でもでもっ、くやしいけどっ、おめでとうっ、キャクタスちゃん! やっぱりキャクタスちゃんはすごいよ! わたし、桜花賞では絶対負けないから! 次こそキャクタスちゃんに、絶対勝つから!」

「ヒクマ、ちゃ」

「だから、また一緒にトレーニングしようね! わたし、もっともっと強くなって、キャクタスちゃんに絶対追いつくから! 今度は絶対抜かせないから!」

「――――――ッ」

 

 ぶんぶんと。掴まれた手を振られて。

 身を乗り出してくるヒクマに、キャクタスはのけぞりながら。

 不意に――拍手の音を聞いた。

 

「おめでとうございます、ミニキャクタスさん~。うーん、また計算外の末脚を見せつけられてしまいましたね~」

 

 オータムマウンテンが、微笑んで手を叩いていた。

 それにつられるように――もういくつかの、拍手の音。

 

「完敗です。貴方のようなウマ娘を完全にノーマークでレースに臨んだとは、このプチフォークロア一生の不覚でした。いちから出直しますので、また戦いましょう」

 

 プチフォークロアが。それから――他の出走ウマ娘たちも。

 キャクタスを――勝者を讃え、祝福するように、手を叩く。

 

「なんだよー、みんなして! くっそー、ボクは祝ったりしないからなー!」

「スヴェルちゃん、レースが終わったらノーサイドですよ~」

「うっさーい! くっそー、あのクマには勝ったのにオータムに負けるし、またティアラ路線の奴に負けたし、納得いかなーい!」

 

 デュオスヴェルだけがぶんぶん両手を振り回して癇癪を起こし、皆が笑う。

 キャクタスはただ、どうしていいかわからずに視線を彷徨わせ、そして。

 顔を上げると――いつの間にか、その拍手が、観客席にまで広がっていた。

 

「おめでとう、ミニキャクタス!」

「覚えたぞー、ミニキャクタスー! 桜花賞応援するからなー!」

「そのままジャラジャラもエレガンジェネラルも倒しちゃえー!」

 

 客席からあがる、あたたかな声に。

 ミニキャクタスは、その瞳を大きく見開いて――。

 ただ、深く深く、観客席に向かって一礼した。

 

 どよめきだった声は。

 勝者への祝福となって、暮れの中山に響き渡っていく。

 

 

       * * *

 

 

「おかえり、ヒクマ」

「おつかれ、クマっち」

「……おつかれさま、ヒクマちゃん」

「あっ、トレーナーさん! コンプちゃん、エチュードちゃんも!」

 

 地下バ道。コンプとエチュードを連れて出迎えた私に、ヒクマはとことこと笑顔で駆け寄ってくる。勝ったわけではないから、いつものように飛びついてはこないけれど、思ったよりもその顔は、負けたことにショックを受けてはいないように見えた。

 僅差の4着。タイム差では勝ったミニキャクタスと0.1秒差でしかない。しかし、その0.1秒が、あるいはそれ以下の数十センチ、数センチが残酷に勝者と敗者を分ける。それがトゥインクル・シリーズだということを――改めて思う。

 

「どうだった、ヒクマ? 初めてのGⅠは」

「うん、楽しかった! スヴェルちゃん速いし、オータムちゃん後ろからぐんぐん来るし、キャクタスちゃんすごかったし――楽しかった、けど」

 

 目を輝かせてそう言って、けれどヒクマはすぐに顔を伏せて、

 

「う~~~~~っ、やっぱりくやしい! 勝ちたかった! あとちょっとだったのに! あとほんのちょっとだったのに! すっごくくやしい!」

 

 やり場のない気持ちを持て余したように、ぶんぶんと両腕を振った。

 私は頷いて、その頭をいつもより軽く、ぽんと叩くように撫でる。

 

「よし、じゃあその悔しさは、来年のクラシックにぶつけるよ、ヒクマ!」

 

 ヒクマが顔を上げる。私は手を離すと、ヒクマの顔の前でぐっと拳を握った。

 

「まずは3月のトライアル、チューリップ賞! そして4月の桜花賞だ! ジャラジャラもエレガンジェネラルも、ミニキャクタスも、今度は全員まとめて倒しに行こう!」

「――うんっ! よ~っし、次は絶対負けないぞーっ!」

 

 両腕を突き上げて、ヒクマは吼える。その顔にはいつもの、キラキラと輝く笑顔が戻っている。後ろでコンプが「相変わらず単純」と肩を竦め、エチュードが苦笑する。

 初GⅠ、ティアラ路線からホープフルステークスに殴り込んで、三冠路線の有力ウマ娘と互角に渡り合っての4着。胸を張るべき結果だけれども、それで満足してはいけないし、するつもりもない。ヒクマの夢はもっともっと、大きく遠いのだから。

 この負けは、必ずクラシックの糧になる。

 私も、そうなるように、ヒクマと一緒に走りぬけていくのだ。

 年が明ければ、クラシック級。――トリプルティアラの戦いが、始まるのだから。

 

 

       * * *

 

 

 陽の暮れた中山レース場に、華やかなライトの光が満ちる。

 ウイニングライブのステージに、今日のメインレース、ホープフルステークスの上位3人の姿があった。

 ミニキャクタス、オータムマウンテン、デュオスヴェル。

 センターのミニキャクタスは、いささか緊張気味なのか硬い表情。オータムマウンテンはいつも通りマイペースな笑みを浮かべ、デュオスヴェルは3着のポジションが不満なのか軽く口を尖らせている。

 ――その姿を、私はヒクマたちとともに、観客席でサイリウムを手に見上げていた。

 

「キャクタスちゃーん、がんばれー!」

「ねえトレーナー、自分の負けたレースのウイニングライブ見に行くもんなの? 普通」

「まあまあコンプちゃん……ほら、キャクタスちゃんとオータムさんと、スヴェルちゃんの応援しよう、ね?」

「他のふたりはまあいいけど、なんであたしがアホスヴェルのライブの応援しなきゃなんないのよ!」

 

 サイリウムを振るヒクマを呆れ顔で見るコンプに、エチュードがサイリウムを差し出して、コンプが吼える。私はそれを苦笑しながら横目に見つつ、ステージを見上げる。

 ジュニア級GⅠのウイニングライブ。曲目は「ENDLESS DREAM!」。

 ――トレーニングの合間に、ヒクマがこの曲の振り付けの練習をしていたのを、私は知っている。このステージに立つために、頑張ってきたことを――知っている。

 急にこみ上げてくるものがあって、私はぎゅっと目を閉じた。

 ――立たせてあげたかった。この観客席じゃなく、あのステージの上に。

 何が足りなかったのだろう。ミニキャクタスとオータムマウンテンに差し切られた残り100メートル。ゴール板でデュオスヴェルに届かなかったあと数十センチ。どうすればその僅かな、けれど絶対的な差を乗り越えて、ヒクマをあのセンターに立たせてあげられたのだろう。あのセンターで楽しそうに踊るヒクマの姿を――見られたのだろう。

 見たかった。センターで歌って踊るヒクマの姿を。

 私が一番、見たかったのに。

 

「どしたの? トレーナーさん」

「――ああ、いや、なんでも。ほら、曲始まるよ」

 

 ヒクマが私を見上げて小首を傾げる。私は首を振って笑い返し、そしてステージに曲が流れ始めた。暗闇の中に色とりどりのサイリウムの光が踊る。

 その光の中に――ミニキャクタスの歌声が響く。

 ステージ背景の大きなビジョンに、ミニキャクタスの姿が映る。

 ちょっと硬い表情で、けれど一生懸命に歌って踊る、ミニキャクタスの姿が――。

 両サイドでは、オータムマウンテンが余裕の表情で、デュオスヴェルがちょっともたつきながらも一緒に歌とダンスをこなしていて。私たちはそれをただ見上げて――。

 

「……ヒクマ?」

 

 隣でサイリウムを振るヒクマの横顔をふと見やって――私は気付く。

 ヒクマの頬に、一筋、透明な雫が伝っていることに。

 

「ふえ? ……あ、あれ?」

 

 私に声を掛けられて振り返り、そこで頬に手を当てて、ヒクマはようやく自分の頬が濡れていることに気付いたように、ぱちぱちと目をしばたたかせた。

 その大きな目から、また一滴、つうっ、と頬を伝い落ちる。

 

「あれ? あれれ? なんでかな? トレーナーさん、わたし――」

「ヒクマ」

 

 私は思わずヒクマの肩を抱いた。ヒクマはごしごしと目元を擦って、ミニキャクタスに向かってサイリウムを振ろうとして――ひっく、とひとつしゃっくりして、そしてぎゅっと私の上着を掴んだ。

 観客席の暗さと歓声に紛れて、その微かな嗚咽は、私にしか届かない。

 私はそっとヒクマの頭を抱き寄せて、ライブが終わるまで――ヒクマの微かな震えが治まるまで、じっとその小さな肩を支えていた。

 

 ――もっと強くなろう、ヒクマ。

 今度は、あのステージの上から、この観客席を見下ろせるように。

 

 歌声は、中山の夜空に響き渡って消えていく。

 

 

       * * *

 

 

【担当ウマ娘 ジュニア級戦績】

 

 バイトアルヒクマ、4戦3勝。

 6月、メイクデビュー東京、1着。

 9月、GⅢ札幌ジュニアステークス、1着。

 11月、GⅡ東スポ杯ジュニアステークス、1着。

 12月、GⅠホープフルステークス、4着。

 次走、3月、GⅡチューリップ賞。

 

 ブリッジコンプ、4戦1勝。

 7月、メイクデビュー札幌、2着。

 8月、札幌未勝利戦、1着。

 9月、OPききょうステークス、5着。

 11月、GⅡ京王杯ジュニアステークス、3着。

 次走、1月、朱竹賞(1勝クラス)。

 

 リボンエチュード、4戦1勝。

 7月、メイクデビュー札幌、3着。

 8月、札幌未勝利戦、5着。

 10月、東京未勝利戦、1着。

 11月、GⅡデイリー杯ジュニアステークス、11着。

 次走、1月、菜の花賞(1勝クラス)。




ここまでお読みいただきありがとうございます。
というわけで、第2章ジュニア級終了です。
ここまで連載開始から7ヶ月、34万字、文庫本(40字×16行)で800ページ超……。
おかしい、これからクラシック級編とシニア級編があるはずなんだが……。
本人は楽しんで書いてますが、読者の方にもお楽しみいただけていることを祈るばかりです。

いったいどれだけ書けば終わるのか見当もつきませんが、物語はシニア級1年目まで続く予定です。
ヒクマたちX4年クラシック世代の物語に、今後もお付き合いいただければ幸いです。
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