戦姫絶唱シンフォギア ・イフ   作:邪神イリス

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受け継いでしまった力

 

 

あの日はいつもの如く、ごく普通の1日の筈だった。

 

いつも通り朝早く起き、着替えたら軽く朝ランを行い、家に帰ってきたら軽くシャワーを浴びて制服に着替え、朝食を食べたら、学校に通う。そして帰ったら、趣味の天体観測を行う。そんな、なんの変哲もない日であった筈だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっはよーーーう!カイト君!」

 

「カイト君、おはよう」

 

朝食を食べて家を出て、学校を目指して歩いていた俺に後ろから声がかかる。

 

「おはよう、未来。響は相変わらず無駄に元気だなぁ」

 

「ちょっと!無駄にって酷くない!?」

 

「あははは・・・・・」

 

この元気いっぱいの少女は『立花響』。明るく、困っている人を見つけたらじっとしていられない性格をしている。もう一人の黒髪で白いリボンをつけた少女は『小日向未来』。猪突猛進な所が多い響のストッパー役だ。

 

この2人と知り合ったのは2年前の小5の頃。木に登って降りれなくなっていた子猫を助けようとしていた響を、偶々通りがかった俺が手伝ったのが最初のキッカケだった。その後、同じ学校に通っている事をお互いに知り、響に未来を紹介してもらい、以後は三人で遊ぶ事などが多くなり、こうして中学生になった今も同じ中学校に通い、仲良くしている。

 

「そういえば、カイト君は今日は星を見に行くの?」

 

「おう。今日は彗星が見れるらしいからな。これを見逃す訳にはいかないだろ」

 

「あ、確か朝のニュースでもそんな事言ってた!・・・・・ねぇ」

 

「だが、断る。」

 

「まだ何も言ってないよ!?」

 

「いや、お前わかりやすいんだよ。自分も一緒に行っていいか的な事を言うつもりだっただろ」

 

「う・・・でも、いいじゃん!星を見に行くぐらい!」

 

「お前の親御さん達が許さないだろ。それにお前、夜中の山に行くんだぞ。慣れている俺ならともかく、響じゃ絶対迷子になるって確信してるし」

 

「え〜〜ケチ〜〜」

 

「まぁまぁ、響。彗星なら普通の流れ星より明るいし、家でも見れるとおもうよ?」

 

「あ、そっか!じゃあカイト君。彗星の写真とか取れたら絶対見せてね!ホントは自然の中のも見たいんだから!」

 

「わかったよ。それぐらいならお安い御用だ。」

 

「やったーーーー!」

 

「もう、響ったら」

 

「(このチョロさよ・・・・そのうち悪い男とかに騙されたりしないだろうな。それにしても・・・彗星か・・・・・・)」

 

 思い出すのは、まだ2人と会う前の頃、小学三年生の夏休み。あの日を境に、俺は奇妙な『力』を手にしてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日は、数十年に一回、地球に接近してくるという彗星を見るために夜に山に向かい、趣味と自由研究を兼ねて彗星を観察していた時だった。

 

「やっぱすげぇなぁ・・・・ん?」

 

最初に見た時は、やけに赤く光っている星が彗星の近くにあるなと思った。

 

だが、どうにも気になって観察していると、その星が少しずつ大きくなっているようにも見えた。

 

「なんだろう。あ、まだ大きくなる・・・・・・あれ?もしかしてこれって大きくなっているんじゃなくて近付いて来てるん・・・」

 

気付いた時には既に遅く、大きくなったのではなく、こちらに近付いて来た何かが俺にぶつかり、俺の意識は暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う・・・うーーん・・・はっ!・・あれ?俺、何で寝て・・・って、うわぁっ!?」

 

しばらくして、俺は目が覚めた。

 

目を覚ました俺は、何が起きたのか思い出そうとして周りを見渡すと、自分がいるところを中心に半径50cmほどのクレーターが出来ている事に気付いた。

 

「こんなのここに来た時にはなかったぞ。一体何が・・・そうだ。俺は落ちて来た『何か』が当たって、それで・・・・」

 

あの落ちて来た『何か』が何なのか思い出そうとしたが、思い出せたのはぶつかる直前に真っ白い物が見えた事だけ。十中八九それが落ちて来た物の正体なのだろうが、そんなものが宇宙にあるなんて、見たことも聞いたこともなかった。

 

「・・・・とりあえず、いったん帰るか。母さん達も心配してるだろうし。」

 

ぶつかった時に吹っ飛んだのか、望遠鏡とかから少し離れた所で倒れていた俺は、無事だった望遠鏡やカメラ、自由研究の記録ノート等を回収して、山を降りていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰ると、両親は俺の無事を喜んだ。

 

どうやら両親もあの『何か』が落ちて行くのを見ていたらしく、落ちた先の山に居た筈の俺が無事かどうか気になっていたらしい。

 

心配させてしまった事を謝り、念のためにしばらくはあの山に行かない事を伝えて部屋に戻ると、疲れきっていたからか、そのままベッドの上で眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、俺に異変が起き始めたのは、夏休みが終わって二学期が始まったばかりの頃だった。

 

その日も普通に学校で授業を受けていたのだが、ノートの文字を消しゴムで消した際に、ノートがずれないように抑えていた指を消しゴムで擦ってしまったのだ。

 

痛みはすぐに治ったし、その時はまったく気にしてなかったのだが、次の日の学校で、俺は家に消しゴムを忘れてしまっていた。

 

間違えた所を消せなくて、指で消えたらいいのになぁ。と、人差し指で文字を擦った時だった。

 

「・・・・・・・え?」

 

 なんと、文字が消しゴムで消したかのように綺麗に消えたのだ。思わぬ事態に困惑した俺は板書をしながら、他の間違えた所で試してみたが、同じように文字が消えた。しかも鉛筆だけでなく、ボールペンで書いた物も消えたのだ。

 

学校が終わり、家に帰った俺は、自分の指をただただ見つめた。この奇妙な力は何なのかと。

 

そこで思い出したのは、先日、自分で消しゴムで手を擦ってしまった事。あれが原因なのかと思った俺は、消しゴム以外でもイケるんじゃないかと思い、鉛筆で自分の手に一と書いてみた。すると、なんと文字が消えたかと思うと、指先から鉛筆が出てきたのだ。

 

「・・・・ええええええええええええ!?」

 

 まさか出来るとは思わずにやったので驚いたが、同時にこのまま鉛筆を出しっぱだと絶対に両親が心配すると思い、「引っ込め引っ込め・・・」と、強く思うと、虹色の粒子となって消えた。

 

「・・・・・・・・・・」

 

今度は出てこいと思ったら、また出てきて、消えろと思ったらまた消える。

 

この力の事は絶対黙っていようと俺は思ったが、恐怖と同時に好奇心が湧いてきたのだ。他にどんなことが出来るのだろうかと。

 

その日から俺は色々と試してみた。痛いのは嫌だなと思いつつも、紙で指を切ると、傷はすぐに塞がり、手から色んな大きさの紙が出せるようになり。熱湯や水をかけると、同じように熱湯などを出せるようになった。因みに口に溜めて少し威力の高い水鉄砲みたいなのも出来る。なんかちょっとしたブレスっぽくてカッコいいと思った。

 

極め付けは、他の生き物になれることだ。ある日、巣を守る為に攻撃してきたカラスに突かれたりした結果、なんとカラスそのものにも慣れるようになったのだ。部分的に翼だけを生やしたりもでき、全身を変化させると、声や大きさもカラスになった。

 

誰もいない場所で変身して空を飛んでみたがとても気持ちよく、鳥達はいつもこんな事を体験できるのかと羨ましく思った。

 

最初は翼に慣れなくて墜落しまくったりしていたが、練習した甲斐があって、今では自由自在に飛べるようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二学期が終わって冬休みになり、クリスマス・イブの2日前、両親が、宇宙や星が好きな俺の為にと、クリスマスプレゼントとしてNASA宇宙センターの見学チケットをゲットしてくれた。

 

俺は大喜びし、家族三人でアメリカへ海外旅行に行った。テレビでしか見なかった街並みに、アメリカでしか食べれない料理の数々。そして何よりも宇宙センターでの見学は、俺にとって最高のクリスマスプレゼントとなった。

 

そして見学を終え、明日日本へ帰国となった日の夜、ホテルで眠っていた俺の頭に声が響いた。

 

『・・・・・・けて・・・・』

 

「・・・・ん?」

 

『だ・・・・けて・・・・」

 

(なんだ?声?)

 

『誰か助けて・・・・私の妹を・・・・・・誰か・・・・』

 

(助けてって・・・誰だ?というか何処から・・・うん?)

 

何処からか頭の中に響く声。何処から聴こえて来るのか気になっていると、窓の外の街のその更に先が妙に気になった。

 

無視をしてもいいが、助けを求めているし、気になってしょうがなかった俺は、部屋のカードキーをこっそり持って靴を履き、父さんと母さんに気付かれないように部屋を出て、ホテルの外に出た。

 

人の目もカメラもないすぐ近くの路地裏に入ると、前にカラスになった時に襲ってきたハヤブサに変身し、空に飛び立ち、風に乗って猛スピードで、声の下らしき場所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炎は燃え盛り、巨大な白い怪物を前に、瓦礫の中、1人の歌姫が立ち上がる。

 

そして歌い出そうとするのは滅びの歌。己の命を代価として、怪物を封じ込める歌。

 

1人の少女が、瓦礫の下で庇われながら、声にならない声を上げる。

 

誰か・・・助けて・・・・・私の妹を・・・・お願い・・・・・・・

 

血に染まりし歌を、歌姫が奏ようとした時だった。

 

「キィッ!」

 

頭上から、甲高い声が鳴り響く。歌姫と少女、そして怪物が、突然聞こえた声の方へ顔を向けると、戦いの余波で崩れた天井から何かが入り込んできた。それは、歌姫と少女が本などでしか見た事がなかった、1羽の隼がいた。

 

「キィッ!キィッ!」

 

隼は一直線に怪物に向かい、その爪や嘴で攻撃する。

 

「駄目・・・!危ない!」

 

攻撃が効かずとも、煩わしく思ったのか、怪物はその巨腕を一振りする。

 

「ギィッ!?」

 

その一撃で隼は叩き落とされ、歌姫と少女の近くに勢いよく落下する。

 

「大丈夫!?」

 

「しっかりして!」

 

歌姫と少女が隼の下に駆け寄り、声をかける。隼の翼は両方とも折れて血まみれで、息も絶え絶えだった。

 

「どうして・・・・」

 

少女が呟く。

 

何故ここに来たのかはわからない。しかし、理由はわからないが、自分達を助けようとしてくれたのは確かだと思った。

 

そして2人と1匹の下に怪物が近づく。そしてその巨腕でトドメを刺そうとした時だった。

 

突然、隼を虹色の粒子が覆いだしたのだ。

 

突然の事に、歌姫と少女が呆然としていると、隼は空中に浮かび、徐々にその姿を変えていく。

 

翼は太い腕となり、脚も筋肉質ながっしりとしたものになり、既に隼の面影は何処にも無くなっていた。

 

やがて、粒子が消えると、そこに立っていたのは、怪物と同じ大きさ、色をした、巨大な怪物・・否、『怪獣』であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれくらい飛ぶ続けたのかはわからなかった。目的の場所に着いた時、下を見ると、穴が空いている場所を見つけた。どうやら何かの建物らしい。

 

目的地であるだろうそこへ入りこむと、そこにいたは巨大な白い怪物と2人の女性。見た目的に多分俺より年上だろう。1人は変な鎧を着ていた。

 

声が気になって来てみれば、よくわからない状況であったが、この白い奴が悪い奴だというのは本能的にわかったので、俺はそのまま急降下して、怪物に攻撃する。

 

だけど、攻撃はまったく効かず、俺は一撃ではたき落とされた。

 

痛い。多分、翼も折れている。そんな俺の下に2人の女性が駆け寄って来る。

 

「どうして・・・・・」

 

変な鎧を着ていない方の女性が、俺を見てそう呟く。

 

どうしてと言われても、助けを求められた気がするからきたんだけどなぁ。というか、この声、この人があの声の主かな?

 

怪物が近づいて来る中、俺は酷く冷静だった。何故なら、多分、コイツを倒す為の力が出来るのだと確信していたからだろう。

 

そして、怪物が腕を振り被った瞬間、俺を光が包んだ。同時に、俺は体の形が変わっていく感覚がした。どうやら、あの不思議能力がようやく発動したらしい。今までより重い怪我をしたから時間が少しかかったのかな?

 

光が収まり、俺は瞑っていた目を開けると、なんか、目線が高くなっている気がした。腕の感触も違い、見てみると凄いゴツゴツした感じになり、脚も太くなって、色も目の前の奴と同じで、おまけに尻尾も生えていた。

 

 

 

 

(読者の皆様にわかりやすく言うと、全身がアルビノ・ネフィリムの色で、目が赤いレッドキングです。)by.作者

 

 

 

 

床に顔が反射して映っているのでチラッと見て見たら、かなり怖い顔で、目も赤く光っていた。

 

まぁ、正直なんじゃコレと思ったが、コレなら多分、コイツをコテンパンに出来る。

 

『ゴアアアアアアアアアアアアアア!』

 

『ガアアアアアアアアアアアアアア!』

 

俺が咆哮をあげると、奴もそれに対抗するかのように咆哮をあげる。

 

そして同時に歩み出すと、右手を振り被って、お互いの拳に当てる。

 

『ガアアアアアアアアアアア!?』

 

拳がぶつかると、奴の腕は大きく曲がる。痛そうだなと思いつつも、そのままもう一度右の拳で今度は顔面を殴る。

 

『グガッ!?』

 

そして蹴り飛ばして空中に浮かべると、尻尾で吹き飛ばす。こっちから攻撃したとはいえ、痛い目に合わせてくれたお返しだ。

 

それに下の女性2人をうっかり踏み潰さない為にも、少し離れて戦った方が良いし。

 

そうやって、殴る、蹴る、吹っ飛ばすと繰り返していたら、何か白い繭みたいになった。

 

あれ?終わりかなと思い、念のために蹴ってみるが、反応はなく、これで大丈夫だろうと思い、俺はホテルに戻る為に隼の姿に戻る。

 

隼の姿になり、こちらをずっと見ていた2人の女性を見て、鳥の鳴き声でだが、大丈夫だよと伝え、俺は再び飛び立つのであった。

 

さぁて、夜明け前にホテルについて、父さんと母さんが起きる前に布団に戻って寝ないと。

 

傷も新しい姿になった時に消えたし、怪しまれないでしょ・・・・・多分。

 

それにしても、一体この力はなんなのだろうか。絶対あの姿にはならない方がいいな。なった瞬間に通報されて、何処かに連れ去られたり、自衛隊とかに攻撃されそうだし。

 

そんな呑気な事を考えながら、俺はホテルへと急いで戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

圧倒的だった。

 

完全聖遺物であるネフィリムに攻撃して、傷ついた隼が虹色の粒子に包まれたかと思うと、ネフィリムと同じ大きさの怪物が現れたのだ。

 

最初は、同じ怪物が増えただけだと絶望しかけた。しかし、新たに現れた怪物はネフィリムだけを攻撃し、圧倒した。

 

しばらくして、反撃も出来ずにいたネフィリムは活動を停止し、白い繭状態になった。

 

動かない事を確認するかのように、繭を蹴った怪物は、再び光に包まれ、あの隼の姿に戻った。

 

すると、隼は私達をその『赤い目』でじっと見つめると。

 

「キュイッ!」

 

一声鳴き、その場から飛び去っていった。

 

その時に、私達は彼?彼女?が「もう大丈夫だよ」と言っているように聞こえた。

 

気になる事は多い。だが、今は・・・・

 

「あの鳥、なんだったんだろう。」

 

「ええ。でも、今は貴女が無事で良かったわ・・・」

 

「・・・・・うん」

 

今は、妹が助かった事を、ただただ喜ぶ。そして、2人で誓ったのだった。

 

いつか、あの隼にお礼を言うと。

 

 

 

 




  どうも、邪神イリスです。

 息抜き枠として書き始めた今作。自分で書いててなんですが、イフに関してかなり自己解釈が多いですね。

 まぁ、皆様が納得してくれたらいいなと思っています。

 そしてセレナは生かしました。

 感想でもお答えしましたが、死亡キャラは出来るだけ助けていきたいと思っています。

 個人的にシンフォギアは死んで欲しくなかったキャラが多いんですよね・・・・・
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