神竜と赤龍帝   作:神領千鶴

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みなさんこんにちは作者です。もう一個自己満で書いてみました。初のアンチ物なので、所々不愉快な表現になると思いますが、無理な方はウマ娘かデアラの方へどうぞ。

あと多分R18書くと思います。進行していったら。


第1話

[???]

「……ん。」

 

初めまして、瀬笈飛鳥だ。早速だが今俺は知らない場所にいる。ぶっちゃけ言うと死んだ。だが気付くと全然知らない場所にいた。

 

[???]

「お!!起きた起きた!!」

 

目の前にロリっ子がいたわ。それも多分男。

 

[飛鳥]

「どうも。」

 

[神様]

「初めまして、神様だぞ!!」

 

テンション高いなコイツ。まあ元気なのはいい事だ。

 

[神様]

「早速だけど……」

 

すると突然土下座をした。

 

[神様]

「ごめん!!僕の上司のせいで君が死んじゃったの!!」

 

[飛鳥]

「ああそうすか。」

 

[神様]

「ええ?!軽くない?!」

 

[飛鳥]

「だって人はどうせ死ぬし。」

 

[神様]

「む〜……なんか思ってたのと違う!!」

 

[飛鳥]

「どこで張り合ってるんだよ……てか、それ言うためだけに来たのか?」

 

[神様]

「おおそうだった!!今回は完全に僕達神のせいで死んじゃったからね、もう一度人生やり直していい許可が降りたんだよ!!」

 

[飛鳥]

「へ〜、それで?」

 

[神様]

「それでね?行先はもう決まっちゃってるから、君が欲しいものをプレゼントしようと思うの!!」

 

[飛鳥]

「あ〜……それじゃあ安心出来る物で。」

 

[神様]

「それでそれで!!」

 

[飛鳥]

「後は……人間をやめてみたいです。」

 

[神様]

「て事は……この世界だとこれだね。それじゃあ第2の人生頑張って!!」

 

[飛鳥]

「ありがとうございます。」

 

すると突然足場が無くなった。最悪じゃねえかあの神様。まあもう1回過ごせるだけマシか。

 

 

 

 

 

目を覚ますとベッドにいた。少し俺の部屋に似ている。そういえば俺転生ってやつしたんだったな。体を起こし、洗面台の方へ向かう。そこで俺は衝撃の事実を見た。

 

[飛鳥]

「……姿変わってんな。」

 

変わってると言っても髪色と目の色だった。髪は銀髪で少し長め、目の色は金色。顔は元々女顔に近かった為そんなに変わってない。そのまま顔を洗い、タオルで拭き、寝室へ戻る。そこでベッドの上に手紙が落ちている事に気づく。そこに書いてあったのはこうだった。

 

1、君の種族はその世界だと特殊な龍だよ☆

 

2、姿は基本的に人間だけど、翼は出せるし、身体能力とかは龍そのものだからね☆

 

3、君は何でも創れるよ☆

 

4、50万入れるね☆

 

それじゃあ頑張ってね!!

 

[飛鳥]

「……龍か。」

 

読んでいた本とかで龍は結構憧れていた。それにしても龍か。楽しみだ。そんな事を思いながらも着替える。着替えた姿は、水色の短パンに黒色のパーカーだ。

 

[飛鳥]

「なんか買いに行くか。」

 

さっき冷蔵見たけど、恐ろしい程すっからかんだった。幸い金はあるから大丈夫だった。帽子を被り、サングラスを掛け、扉を開け、スーパーへ向かう。

 

 

 

 

 

[飛鳥]

「いや〜結構買ったな〜。」

 

今日は奇跡的に特売日、なので沢山買ってしまった。前世でもこの日は買いすぎていた。だが後悔はしていない。反省もしていない。

 

[飛鳥]

「ん?」

 

ここで何かの気配を察知する。

 

[飛鳥]

「……こっちの方からするな。」

 

買い物中だが、気配のする方角へ向かう。

 

 

 

━━???━━

 

[飛鳥]

「……どういう状況だ?」

 

目の前には2匹の龍と4人の人が戦っていた。だがその4人組は恐らく人ではない。背中になんか羽みたいなの生やして飛んでるもん。

 

[???]

「「GISYAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!」」

 

[飛鳥]

「……は?」

 

突然ブレスみたいなのが飛んできた。

 

[???]

「よしッ!何とかずらせた!」

 

お前のせいでこっちに飛んできてるのか。仕方ない、少し試してみるか。

 

ブンッ!!

 

横に腕を薙ぎ払う。すると飛んできていたブレスが一瞬にして消えた。

 

[飛鳥]

「oh……。」

 

流石に強すぎないか?いやまあ龍だからそうなんだろうけど……凄いな。

 

[飛鳥]

「折角だし"アイツ"も呼ぶか。」

 

そのまま自然と言葉を口にする。

 

[飛鳥]

『顕現せよ

 

 

 

 

 

数多の飛竜を駆逐せし時 伝説はよみがえらん

               

数多の肉を裂き 骨を砕き 血を啜った時

                    

彼の者はあらわれん

                      

土を焼く者

                   

【くろがね】を溶かす者

                     

水を煮立たす者

                      

風を起こす者

                      

木を薙ぐ者

                    

炎を生み出す者

                  

その者の名は 黒龍ミラボレアス』※記録から一部抜粋

 

刹那、空が晴れ、そこから一体の龍が出現した。

 

[ミラボレアス]

「Gyaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!」

 

 

 

 

 

━━???side━━

 

遥か昔より、「天使」「悪魔」「堕天使」達は熾烈な争いを繰り広げていた。

 

争い始めた理由などとうの昔に忘れた。唯一確かなのはこのまま戦えば三種族とも全滅は免れないということだけ。

 

そんな大戦真っただ中のある日、神さえ屠るといわれる「二天龍」が戦場で戦い始めたのだ。二天龍にとって三種族などどうでもよいのだろう。その戦いは各勢力に甚大な被害をもたらした。

 

彼らはすぐさま停戦協定を結び二天龍に反撃した。

 

聖書の神も魔王も死んだ。しかし、何としても食い止めなければ。そう決意し、各勢力から選出された「サーゼクス」「セラフォルー」「アザゼル」「ミカエル」の四人は、再度戦いを挑んだ。途中二天龍が我々四人に強力なブレスを吐いた。間違いなく今までで最大の威力だ、三大勢力を滅ぼすつもりなのだろう。そうはさせんと四人は全力でブレスに対抗し何とかずらすことに成功した。四人は安堵した。しかし次の瞬間、そのブレスは一瞬にして消え去り、その余波が飛んできた。

 

[サーゼクス]

「大丈夫かい?!セラフォルー!!」

 

[セラフォルー]

「だ、大丈夫よサーゼクスちゃん。」

 

[アザゼル]

「何だっていうんだ一体!!」

 

[ミカエル]

「皆さん状況は?!」

 

[サーゼクス]

「大丈夫だ。」

 

4人は警戒していた。全員でようやくずらすことが出来た攻撃を、一瞬にして消した攻撃に対して。

 

[???]

「ねえアルビオン。」

 

[アルビオン]

「なによドライグ。」

 

[ドライグ]

「今の攻撃、どう思う?」

 

[アルビオン]

「……少なくとも私達より強力だわ。一体どこから……。」

 

同じく二天龍も警戒していた。次の瞬間、こんな声が聞こえた。

 

[飛鳥]

『顕現せよ 

 

数多の飛竜を駆逐せし時 伝説はよみがえらん

               

数多の肉を裂き 骨を砕き 血を啜った時

                    

彼の者はあらわれん

                      

土を焼く者

                   

【くろがね】を溶かす者

                     

水を煮立たす者

                      

風を起こす者

                      

木を薙ぐ者

                    

炎を生み出す者

                  

その者の名は 黒龍ミラボレアス』

 

その言葉が終わった瞬間、急に空が晴れ、一体の龍が姿を現した。

 

[ミラボレアス]

「Gyaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!」

 

その龍はあまりにも大きく、威圧感がすごかった。

 

[サーゼクス]

「新たな龍だと?!」

 

[アザゼル]

「こんな時にッ!!」

 

4人はさらに警戒した。自分たちが太刀打ち出来ない龍に、さらにもう一体の龍が現れたからだ。

 

[飛鳥]

「殺さない程度にやれ。」

 

その龍の隣に人間が飛んでいた。龍にそう言い聞かせた瞬間、

 

[ミラボレアス]

「Gyaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!」

 

その言葉に応えるように吠え、ブレスを放ってきた。

 

その炎は、一言で言うと絶対に防ぐことが出来ない攻撃だった。押し返すように魔力を撃っても、同じくブレスを放っても、その攻撃は威力を弱めることなく、直撃していった。

 

[サーゼクス]

「グッ!・・・」

 

[セラフォルー]

「ガッハ!!ハァ・・・!ハァ・・・!」

 

[アザゼル]

「チク・・・ショウッ・・・!!」

 

[ミカエル]

「ッ!・・・ガッ!!・・・」

 

そのまま4人は倒れ、二天龍は声を発することなく倒れた。それを見た飛鳥は、

 

[飛鳥]

「……やり過ぎだな。てか、あの4人巻き込んでるじゃん。」

 

ブツブツと独り言を喋っていた。そのまま放置して、家に帰っていった。

 

━━???side end━━

 

 

 

 

あの出来事から数年が経過した。飛鳥はこれと言って変わったことはなかった。あるとすれば……

 

[ミラボレアス]

「いただきます。」

 

あの時の龍が擬人化した程度だった。最初訪ねてきたとき全然わからなかったが、状況をその場に居たかのように話していたため本物だと思った。にしても……綺麗だ。黒髪ロングで黄色い目。そしてなんといっても……胸がデカい。もう一度言う、胸がデカい。

 

[飛鳥]

「なあミラ。」

 

[ミラ]

「何でしょう?」

 

[飛鳥]

「他の奴らは来るのか?」

 

他の奴らはとは勿論ドラゴンの事である。俺やミラ以外にも沢山存在する。

 

[ミラ]

「今はみんな大人しく過ごしています。ですが貴方様が望めば瞬時に現れるでしょう。」

 

ここで気になった事があるだろう。あれ程強かったミラが俺の事を『貴方様』と呼んでいることに。どうやら俺は龍の中で最上位に位置する『神竜』らしい。道理で強い訳だと思った。

 

[飛鳥]

「そうか。あと俺の事は呼び捨てでいい。あと敬語もなしで。」

 

[ミラ]

「わかりm……わかったわ飛鳥。」

 

[飛鳥]

「よろしい。ああそうだミラ、学校通わないか?」

 

[ミラ]

「学校?」

 

[飛鳥]

「おう。一応今の所俺達は無職だし、ミラも初めてだろ?」

 

[ミラ]

「確かに……それじゃあ行きます!!」

 

ミラも行く事に決定し、早速手続きしに行く。まずミラの戸籍作りだった。名前は彩月湊良。そして学校にも色々手続きしに行き、編入として入る事に決定した。それまでに一通りの道具を買っておいた。無論俺も行く、もう一度学生生活をしたいから。

 

 

 

━━青年side━━

 

初めまして、兵藤一誠だ。両親を幼い頃に無くして、今まで1人で過ごしてきた……いや1人ではないな。

 

[???]

『おはよう一誠。』

 

今この部屋には一誠ただ1人だったが、女性の声が聞こえた。

 

[一誠]

「おはようドライグ。」

 

すると一誠の左腕に赤い籠手が現れる。

 

[ドライグ]

「早く着替えなさい一誠。学校に遅刻するわよ?」

 

[一誠]

「はいはい……。」

 

彼が話しているのは、神器(セイクリッド·ギア)という神が作った人間にのみに宿る規格外の力で、彼が持つ神器は神をも滅ぼすことができる神滅具(ロンギヌス)、赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)である。そしてその赤龍帝の籠手に宿る神を超える二天龍の一角ウェルシュ・ドラゴン赤い龍の帝王ドライグである。

 

そのまま制服に着替え、朝食を食べ、学校へ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

一誠は通っている学園━━駒王学園に到着し、教室に入り、席に着く。

 

[一誠]

(今日も普通に過ごせればいいな〜。)

 

[ドライグ]

『いいな〜〜。』

 

一誠とドライグはお互いに声を出さずに会話する、念話を使うすることが出来る。

 

[先生]

「今日は編入生が来るぞー。」

 

その言葉を聞くと、クラスは急に騒がしくなる。『男ですか女ですか?!』とかが多い。

 

[先生]

「美女と……美青年だ。」

 

また騒がしくなる。雄叫びを上げたりとかが多い。

 

[先生]

「入ってくれー。」

 

ガラガラと扉が開く。その2人の生徒は、先生の言っていた通り美女と美青年だった。

 

[飛鳥]

「初めまして。今日から編入する事になった瀬笈飛鳥です。」

 

[ミラ]

「同じく編入する事になった彩月湊良です。よろしくお願いします。」

 

自己紹介が終わると、『美女……万歳……。』と言いながら倒れる男子や『美青年!!‎キャァァァ٩(.› ‹. )۶』という女子がいた。

 

[先生]

「それじゃあ……席はあそこが空いてるからそこに座ってくれ。」

 

2人の席は一誠からそれほど遠くなかった。そのままHRが終わり、編入生の2人は質問攻めにあっていた。

 

 

━━青年side end━━

 

 

そのまま授業が進み、放課後になった。飛鳥と湊良は帰る準備をしていた。

 

[一誠]

「なあ、一緒に帰らないか?瀬笈君。」

 

[飛鳥]

「いいぞ。あと俺の事は飛鳥でいい。」

 

[ミラ]

「私もお好きな呼び方で構いません。」

 

[一誠]

「なら俺の事も一誠で頼む。」

 

[飛鳥]

「おう。よろしくな一誠。」

 

そのまま3人で昇降口まで行き、靴を履き替え、門を出て帰ろうとする。だがここで女の子に声を掛けられる。

 

[???]

「あ、あの!駒王学園の兵藤一誠さんですよね!」

 

[飛鳥]

(コイツ人間じゃねえな。)

 

[ミラ]

(この気配は堕天使ですね。)

 

[一誠]

「そうだけど、何か用?(コイツ堕天使だな。)」

 

向こうは気配を隠しているつもりだが、この3人には無意味なことに出会って1秒足らずでバレている。

 

[夕麻]

「あの私、天野夕麻といいます!あの兵藤一誠さんに話があって・・・」

 

[一誠]

「ここじゃあ人目が着く。公園にでも行こうか。」

 

[夕麻]

「はい!!」

 

[一誠]

「すまないが先行っててくれ。」

 

[飛鳥]

「俺も行くわ。面白そうだし。」

 

そのまま人気のない公園で話をすることになり、たどり着いた。それと同時に公園全体に何かを張った気配を感じた。それに加えて新たな堕天使が3人増えた。

 

[一誠]

「それで、何で呼んだんだ?」

 

[夕麻]

「それで「堕天使共が俺達を呼び出して殺そうとしてんのか。いやぁ人気者ですなぁ一誠くんは。」」

 

[一誠]

「え?」

 

なんで飛鳥は堕天使の事知ってるんだ、と言いたそうな顔で一誠がみてくる。そして残りの3人も降りてくる。

 

[夕麻]

「へぇ~人間の分際で私たちが堕天使だって気づいてたんだ。何でわかったの?と言っても此処で彼方は死ぬんだから、別にいいか。」

 

そのまま夕麻の背中から黒い翼が現れ、それぞれの手に光の槍を形成する。

 

[夕麻]

「憎むのならその身に神器を宿させた神を憎むのね。」

 

そのままその槍を投げつけてきた……と思ったが

 

パチンッ!!

 

キンッ!!

 

見えない壁に弾かれた。

 

[夕麻]

「なっ?!」

 

[飛鳥]

「誰が誰を憎むって?」

 

見えない壁を張った正体は飛鳥だった。

 

[一誠]

「飛鳥……お前……。」

 

[飛鳥]

「その質問は後だ。兎に角早くケリ付けろ。」

 

[一誠]

「おう!!赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)!!」

 

[ドライグ]

『Boost!!!』

 

一誠が左手に赤い籠手を出現させる。

 

[一誠]

「俺は、赤龍帝の篭手の所有者である兵藤一誠、今代の赤龍帝だ。」

 

[堕天使]

「「「「せ、赤龍帝?!」」」」

 

一誠の言葉に4人の堕天使は驚く。なんせ目の前には神をほろぼすことが出来る神器を持ったものがいるからだ。男の堕天使━━ドーナシークは焦り、天野夕麻又の名をレイナーレは信じられないと言った表情をし、2人の女堕天使━━カラワーナとミッテルトは泣いていた。そのまま空へ飛び逃げようとするが、

 

キンッ!!

 

またしても飛鳥の張った透明な壁に阻まれる。

 

[飛鳥]

「誰が何時逃げていいって言った?」

 

そのまま3人を流れるように拘束する。

 

[一誠]

「くらえ!!」

 

ドゴォォォォォォンッ!!

 

爆発音と共に、3人はそのまま塵となって消え失せた。

 

[飛鳥]

「Good job!!ってあれ、レイナーレっちゅうやつ逃げたな。」

 

[一誠]

「それで、飛鳥って何者なんだ?」

 

[飛鳥]

「ん〜そうだな。ミラ、少し見せてやれ。」

 

[ミラ]

「わかったわ。」

 

そう言い少しだけだが龍の力を出す。

 

[ドライグ]

『っ?!まさか?!』

 

[一誠]

「知っているのか?!」

 

[ミラ]

「久しぶりね、赤い龍。」

 

[ドライグ]

『黒龍ミラボレアス……。』

 

[一誠]

「黒龍ミラボレアスって確か……」

 

[ドライグ]

『そうよ一誠、彼女が私達の攻撃を打ち消し、私達を倒した龍よ。それよりも、何故貴方がここに?』

 

[ミラ]

「私は飛鳥と一緒に学校に通うことにしたの。これから宜しくね。」

 

[ドライグ]

『まあ私も貴方と仲良くなれたら嬉しいわ。宜しく。』

 

[一誠]

「ミラちゃんが凄いのは分かったけど、それだと飛鳥はどうなんだ?」

 

[飛鳥]

「俺か?俺は『神竜』だ。」

 

[一誠]

「神……竜?」

 

[ドライグ]

『何ですって?!』

 

[一誠]

「神竜って何だ?」

 

[ドライグ]

『……元々存在しないと言われていた竜よ。もし存在しているのならば、1番上の立場にいる神の竜よ。』

 

[一誠]

「マジか?!て事は……」

 

[ドライグ]

『彼がその本人よ。』

 

[一誠]

「ええええええええぇぇぇぇぇ?!?!」

 

[飛鳥]

「まあいつか見せてやるよ。さーてと、早く帰って飯の準備を━━」

 

[???]

「待ちなさい!!」

 

突如後ろから声を掛けられた。3人は面倒臭いと思いながらも後ろにむく。そこには赤髪の女性が立っていた。

 

[???]

「此処で堕天使の気配を感じたから来てみたのだけど……あなたがやったの?」

 

[飛鳥]

「誰コイツ、知ってるか?」ボソッ

 

[一誠]

「3年のリアス・グレモリーだ。わかると思うがアイツは悪魔だ。」ボソッ

 

[飛鳥]

「はあ……そうだがなんか問題でもあんのか?」

 

[リアス]

「別に問題ないわ。それよりも聞かせてちょうだい。貴方たちは何者?」

 

[飛鳥]

「人間。んじゃあな。」

 

[リアス]

「っ!!待ちな━━」

 

シュンッ

 

[飛鳥]

「ほい、到着っと。」

 

[一誠]

「ここは?」

 

[飛鳥]

「俺とミラの家。まあ荷物は適当にどっか置いておいてくれ。事情が事情だから泊めてやるから。」

 

[一誠]

「助かる。」

 

今日はそのまま3人でご飯を食べたり、課題をしたりしていた。一誠の寝る場所は飛鳥の寝室の床だった。

 

 

━━次の日━━

 

この日、一誠と飛鳥とミラは一緒に登校していた。そのまま授業を受け、昼休みになった。飛鳥達は昨日の事もあり一緒に食べていた。

 

ガラガラ

 

[???]

「すいません、兵藤一誠くんいますか?」

 

[一誠]

「うわっ……絶対面倒臭い奴だ。」

 

[???]

「やあ、君が兵藤一誠くんかな?」

 

一誠の目の前に来たのは金髪イケメンの木場祐斗だった。一誠達は彼の名前は知らないが、彼は知っているの事からリアスが関連していると考えていた。

 

[一誠]

「そうだが……」

 

[祐斗]

「僕の部長の━━リアス・グレモリー先輩が君に話があるんだって。いいかい?」

 

[飛鳥]

「良かったな一誠、部活の勧誘だ。」

 

[一誠]

「お前それわざとだろ……。んじゃ放課後になってからでいいか?」

 

[祐斗]

「分かった。それと瀬笈飛鳥君と彩月湊良さんもいいかな?」

 

[飛鳥]

「ええ俺たちもか……わかった。」

 

[祐斗]

「それじゃあ放課後になったら来るね。」

 

[飛鳥]

「ハイハイ……。」

 

そのまま3人は木場を見届けると、

 

[一誠/飛鳥/ミラ]

「「「ハア……。」」」

 

ため息を吐いていた。その後は普通に弁当を食べた。

 

 

━━放課後━━

 

[祐斗]

「それじゃあ僕に付いてきてね。」

 

放課後になり、3人は木場と共に部室へ向かい、部室へ入る。

 

[飛鳥]

「なんだこれ。」

 

[一誠]

「趣味悪いな。」

 

[ミラ]

「酷いね。」

 

それぞれが感想を述べたが、肝心のリアスがいない。それを飛鳥が問うと『今部長はシャワーに入ってるんだ。』と言ってきた。それを聞いた瞬間凄いムカついたがここは抑えた。

 

 

 

 

 

 

 

[リアス]

「さて、ようこそオカルト研究部へ。兵藤一誠くんに瀬笈飛鳥君に彩月湊良さん。」

 

[飛鳥]

「早くしろ。」

 

[リアス]

「私たち、オカルト研究部があなたを歓迎するわ!」

 

[一誠]

「ああそうっすか。」

 

[リアス]

「悪魔としてね。」

 

[ミラ]

「そうですか。」

 

こうして、リアスとの対話が始まった。

 

 

 

[リアス]

「単刀直入に聞くわ。貴方たちは何者?」

 

[一誠]

「人間だ。」

 

[リアス]

「ただの人間が堕天使を倒せる訳ないわ。」

 

[一誠]

(さっさと帰りたいから素直に見せるか。)

 

[ドライグ]

『Boost!!!』

 

神器、それも神滅具を展開されてグレモリー眷属たちは驚く。

 

[リアス]

「神器なら納得が行くわ……それも神滅具なんて……。」

 

[一誠]

「なあ帰っていいか?」

 

早く帰りたいのでそのまま扉へ向かうと

 

[リアス]

「待って!!」

 

リアスに呼び止められた。早く家帰ってゲームしたい。

 

[リアス]

「ねえイッセー、私の眷属にならない?」

 

[一誠]

「よくわからんがその眷属とやらになるつもりは無い。あと勝手に人の下の名前を呼ぶな。」

 

[リアス]

「そう……なら捕えるまでよ!!朱乃、小猫、祐斗、やりなさい!!」

 

そのまま3人はそれぞれ攻撃してくる。

 

[一誠]

「断られたから武力行使か、相変わらずやる事がつまらないな。」

 

[ドライグ]

『Boost!!!』

 

[一誠]

「10秒だけ相手してやる、やるぞドライグ。」

 

[ドライグ]

『分かったわ。『Welsh Dragon Balance Breaker!!!』』

 

現れたのは、赤い鎧を身にまとった一誠だった。

 

[リアス]

「禁手ですって?!こんな事がっ?!」

 

[一誠]

「始めようか……。」

 

ビュンッ!!

 

[4人]

「「「「消えた?!」」」」

 

風を切る音がすると同時に一誠は消えた。それを見た眷属たちは驚くが、この時点で決着は着いた。いや、最初から勝ち目などなかった。

 

パンッ!!パンッ!!パンッ!!パンッ!!

 

音速を超えるスピードでそれぞれの腹にパンチする。

 

[祐斗]

「ぐあぁぁぁぁ!!」

 

[小猫]

「きゃあぁぁぁぁ!!」

 

[朱乃]

「ぐぅっ!!」

 

[リアス]

「がはぁっ!!」

 

その時間、僅か数秒だった。実際は10秒も経っていない。一誠の目の前には気絶した木場、小猫、朱乃、そして吐血したリアスがいた。

 

[一誠]

「悪魔如きが人間をなめるなよ。」

 

[リアス]

「人間の……クセにッ!!」

 

[一誠]

「じゃあな。」

 

そのまま気絶していったリアス達を放置して、部室を出る。

 

[飛鳥]

「お疲れ。」

 

[一誠]

「途中から声がしないって思ったら外にいたのかよ。にしても、本当に面倒臭い奴だった。」

 

[ドライグ]

『それが悪魔って生き物よ。』

 

[ミラ]

「あ……。」

 

ここでミラが何かを思い出す。

 

[飛鳥]

「どうしたミラ。」

 

[ミラ]

「今日肉の特売日……。」

 

その瞬間、飛鳥と一誠の時間が止まった。基本的にこの2人は自炊しているため、特売日の日などをチェックしている。それも今回は肉という超お得な日なのだ。

 

[飛鳥]

「忘れてたああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

[一誠]

「こんな事してる場合じゃなかったあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

 

すぐさま走って学校を出てスーパーへ向かう。

 

結果:それぞれ豚肉を1パックずつ買えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




みなさんこんにちは作者です。アンチ物ってこんな感じなのかな?

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