━━とある海の上━━
[飛鳥]
「……よし。こんな感じでいいか。」
飛鳥は真夜中から空を飛んでおり、海の上に居た。理由は簡単。三人の為である。
[飛鳥]
「んーもう少し森が欲しいな。」
飛鳥は海の上に新しく島を作っていた。あの三人の種族は人間ではなく竜。彼女たちは妊娠しており、生まれてくる子もおそらく種族は竜。成長するにつれて竜の力も強くなっていく、それを見越して新しく島を作っていた。
[飛鳥]
「さて、完成したことだしアイツら呼ぶか。」
空間に裂け目を入れその中へ入る。そこへ入ると出たのは自分の部屋だった。そしてそこには生まれたままの三人。
[飛鳥]
「おーい起きろー。出来たぞー。」
[湊良]
「んん……あらおはよう。」
[飛鳥]
「湊良おはよう。早速だがお前らが暫く住む場所が決まったぞ。」
[桜花]
「流石飛鳥ね。」
[飛鳥]
「それじゃ転移させるぞ。」
全員の足下に魔方陣を展開し、先ほど作った島へ転移する。
[峰花]
「ここが私たちの……周りに結界が張られている?」
[飛鳥]
「これは主に二つの役割があるな。一つは認識阻害、もう一つは時間操作だな。前者はそのままの意味。後者は結界外との時間の流れを変えてある。向こうで10秒だったらこっちは大体1分くらいだな。」
[湊良]
「そんなに私達の子供が見たいのかしら?」
[飛鳥]
「それもあるけど、やっぱりお前たちが居ないのは俺も寂しいんでな。」
[桜花]
「あら嬉しいわね。だったら早く生んで成長してもらわないと。」
[飛鳥]
「んじゃ俺は帰るぞ。なんか困ったら念話でも送ってくれ。」
[峰花]
「分かったわ。それじゃあね。」
同じように自分の部屋に転移する。
[飛鳥]
「……いい体だったなぁ。」
飛鳥は昨日から行われていた行為を思いだしていた。そう、飛鳥と三人は昨日子作りをした。その結果それぞれが飛鳥との子供を孕んだ。
[飛鳥]
「寝よ。」
布団に入り、眠りに着こうとする。だがここで念話が入る。
[???]
『飛鳥っ!!聞こえ!?』
[飛鳥]
『この声は……ドライグか?』
念話の相手、それはあの三人ではなくドライグだった。
[ドライグ]
『よかったつながった!!それよりも、今すぐ学園に来て!!』
そこでプツンッと途切れた。
[飛鳥]
「何だ今度は……流石に眠いんだが。」
そう言いながらも外へ出ようと玄関へ向かう。そこでサンダルを履き、学校の前へ転移する。
━━学校━━
[???]
「どうした、こんなものか?」
[一誠]
「くっ……流石に強いな。」
[ドライグ]
『飛鳥に連絡はしたわ。それにしても、流石聖書に記された堕天使ね。』
[一誠]
「全くだ。今の俺じゃキツイな。」
一誠が堕天使と戦闘しながら悪態をついていると
[バルパー]
「悪魔の少年、これが何かわかるかね。」
バルパーが結晶の様なものを見せる。それを見た木場は驚いた表情をする。
[木場]
「まさか……それは!?」
[バルパー]
「そうだよ、これは君たち被験者達の因子だよ。だがもう必要がないからな、貴様にくれてやろう。」
そう言うとバルパーは因子の結晶を木場の方へ投げる、結晶は地面に転がり木場の足元に来る。それを拾い強く握る。
[木場]
「皆……。」
木場は涙を流し地面に膝を付けてさらに強く握りしめる。その瞬間、木場が持つ結晶が淡い光を放ち、その光は徐々に校庭に広がっていく。その各所から光がポツンと徐々に形を形成していき、人の形となった。それは木場を囲むように現れる。そしてそれは少年少女の姿へ変わっていった。
[木場]
「ずっと……ずっと、思ってたんだ。僕が、僕だけが生きていていいのかって……僕よりも夢を持った子がいた……僕よりも生きたかった子がいた……僕だけが平和な暮らしを過ごしていていいのかって……。」
すると一人の少年は微笑みを浮かべながら言う。
『自分たちの事はもういい……君だけでも生きてくれ。』
そして他の少年少女も言う。
『僕らは、一人ではダメだった……。』
『私たちは聖剣を扱える因子が足りなかった。けど……。』
『みんなが集まれば、きっと大丈夫……。』
彼らは青く輝きだし、木場の元へと集まっていく。
『聖剣を受け入れるんだ・・・・』
『怖くなんてない……』
『たとえ、神がいなくても……』
『神が見えていなくても……』
『僕たちの心はいつだって……』
そして木場は立ち上がり
[木場]
「ひとつだ……。」
少年少女たちは青く光輝く光となり、木場の中に入っていき青い光で包み込んでいく。
[一誠]
「……至ったか。」
[ドライグ]
『そうね一誠、あの子だけが起こした……奇跡の禁手を。』
光が晴れると木場は真剣な顔をしてバルパーを見る。その顔は憎しを抱いている人の顔ではない。みんなを想いを受け取り、前へと進む人の顔だ。
[木場]
「バルパー・ガリレイ。あなたを滅ぼさない限り、第二、第三の僕たちが生まれてしまう。」
[バルパー]
「ふん、研究に犠牲はつきものだ。昔からそういうではないか、フリードやれ!」
[木場]
「僕は!部長を皆を!守る剣になる!僕の想いと願いに応えてくれ!魔剣創造(ソード・バース)!!」
木場の周りが輝きだし、一本の剣を作り上げた。
[木場]
「双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)。聖と魔を融合したこの剣で祖その身に刻むといい!!」
[バルパー]
「せ、聖魔剣だと!?聖と魔が交わる何てことあるわけが!?」
[フリード]
「だけど俺さまのエクスカリバーちゃんには勝てないぜ!」
聖剣対聖魔剣の戦いが始まった。
[フリード]
「あらよっと!」
[木場]
「はぁぁッ!」
聖剣と聖魔剣がぶつかりあう。するとエクスカリバーにヒビが入る。
[フリード]
「なんでだよ!そいつは本家のエクスカリバーを越えているのかよ!?」
それが起点となったのか、徐々にフリードが押され始める。
[木場]
「それが真のエクスカリバーだったら勝てなかっただろうね……だけどその紛い物のエクスカリバーなら越えられる!!」
エクスカリバーに徐々に多くのヒビが入っていく。
[フリード]
「伝説で語り告げられてきた最強の聖剣なんだろう!?こうも簡単に!?」
そして
パリンッ!!
エクスカリバーが聖魔剣に折られた。フリードはエクスカリバーごと斬られて倒れる。
[木場]
「見てくれたかい……僕たちはエクスカリバーを越えたよ……。」
木場は聖魔剣を空へ掲げ、同志たちに告げる。
[バルパー]
「そうか……そういう事か!」
バルパーが何かに気づいたのか声を上げる。
[バルパー]
「聖と魔が交わるなんてない!つまりそれを司る存在!魔王だけではなく神も━━━。」
バルパーが喋っている途中で上から振ってきた光の槍に突き刺さり、粒子となって消えた。光の槍が降ってきた先を見ると、そこには堕天使━━━コカビエルがいた。
[コカビエル]
「バルパー、お前は優秀だったよ……だが知りすぎた。」
[リアス]
「コカビエル、これはどういう事?」
[コカビエル]
「何故って……そうか、そうだったな!お前たちのような下々はしらないんだったな!フハハッ!ならついでに教えてやるよ、先の戦争で魔王……そして神は死んだのさ!」
皆、コカビエルが何言っているのか分からなかった。魔王と神は死んでいる?どういう事かわからなかった。
[ゼノヴィア]
「嘘だ……嘘だ!!」
ゼノヴィアは力が抜けて膝を付いて、そう叫ぶ。
[コカビエル]
「ミカエルはよくやっているよ。神の代わりに天使と人間をまとめているのだからな。まぁ俺はどうでもいいがな。」
コカビエルは右手に巨大な光の槍を作り上げ一誠たちに向ける。
[コカビエル]
「お前たちの首を土産に俺は戦争をまた起こす!そのために死ねッ!!」
光の槍を一誠達に向け投げてくる。すると
ドゴォォォォォンッ!!
上から何か振ってきて光の槍共々地面に叩きつけられる。
[一誠]
「何が起こったんだ……。」
[ドライグ]
『この雰囲気……まさか!?』
煙が晴れると、その人物の姿が露わになる。
[飛鳥]
「こんな真夜中に呼ぶなよ……こちとら布団入ってたんだぞ。」
寝ようとしてたところに呼び出しを食らった飛鳥だった。
[一誠]
「飛鳥!!」
[飛鳥]
「はいはいみんなのアイドル飛鳥ですよー。んで、そこの連中とかはどうしたんだ?」
[一誠]
「実は……。」
一誠は飛鳥に今までの事を話す。それを聞くと飛鳥は何かを考え始める。
[飛鳥]
「神が死んだか……俺からしたら神なんて一人じゃねえから何とも言えねえ。」
[ドライグ]
『それは飛鳥の事も含めてかしら?』
[飛鳥]
「そういえば俺もそうだったわ。」
忘れてはいけないのが、飛鳥も神なのだ、これでも。
[飛鳥]
「仕方ない……ちょっくら俺も本気を━━━。」
[コカビエル]
「死ねぇ!!」
ドガァァァァァンッ!!
コカビエルが飛鳥目掛けて殴る。
[一誠]
「っ!?」
煙が晴れると、そこにいたのは四つん這いになっているコカビエルとそこに座っている飛鳥だった。
[コカビエル]
「貴様っ!!」
ブゥンッ!!
光の槍を形成し、飛鳥目掛けて振るが難なくそれを躱す。
[飛鳥]
「弟子の前だからね~カッコつけさせてもらうよ♪」
[コカビエル]
「ふんっ!!」
今度は右の薙ぎ払いをしてくる。だがそれに入る寸前でコカビエルの右手首を掴み壁へ向けて放り投げる。
ドゴォォォォォンッ!!
[コカビエル]
「ぐはぁ!!」
[飛鳥]
「んーお前、弱いな。」
ブチッ
[コカビエル]
「舐めるなァァァァァ!!」
雑魚宣言されたのが頭に来たのか一直線で飛んでくる。
[飛鳥]
「家帰って早く寝たいしさっさと終わらせるか。」
腕を上でクロスさせ、こう唱える。
[飛鳥]
『ギガグラビトン。』
そして左右に腕を振り下ろす。するとコカビエルの動きが止まり━━━否、固定され、周囲に黒いオーラを纏った白い球体が出現し、コカビエルの周りを取り囲む。
[コカビエル]
「クソッ!!何をしたッ!!」
[飛鳥]
「そのうち嫌でも分かるさ。」
その言葉に反応するかのように輝きだし、この場に居る全ての人物の視界をホワイトアウトする。それは数十秒程続いた。
[一誠]
「何が起こったんだ……。」
一誠達が目を開けると、さっきまで目の前に居たコカビエルの姿はなかった。
[飛鳥]
「はい終了。俺もう帰っていいか?」
[一誠]
「お前何したんだ?」
[飛鳥]
「え?魔法。」
[一誠]
「魔法って……あんなのがあるなんて聞いてないぞ?」
[飛鳥]
「んまああれは基本使わない方がいいからな。」
[一誠]
「そうなのか?」
[飛鳥]
「あの技は範囲とか諸々指定しないと全部消すからな。その気になれば地球ごと消せるんじゃね?」
[一誠]
「マジで恐ろしいな……。」
[飛鳥]
「んで、帰っていいか?」
[一誠]
「まあコカビエル消えたしな。」
そう言って足を動かそうとした瞬間、
[???]
「貴方が私のライバル?」
銀色の鎧を纏い、蒼色の翼を広げた、赤龍帝の因縁のライバルである
[一誠]
「白龍皇!?」
赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)と対をなす神器、白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)の所有者が、俺の前に現れた。
[???]
「そう。私は現白龍皇であり白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)の所有者。そして……貴方のライバルよ、赤龍帝。」
[飛鳥]
「よかったな一誠、お前目当てみたいだぞ。」
[一誠]
「こんな所で出会うなんて最悪だぜ全く。」
そう言いながらも白龍皇相手に構える。
[???]
「安心して、今日は戦いに来たわけじゃないから。そこに倒れているはぐれ神父を回収しに来ただけだから。コカビエルもって思ったんだけど……」
そこでチラッと飛鳥の方を見る。
[???]
「そこの人がやっちゃったみたいだしね。仕方ない。」
そう言ってフリードを左腕に抱えて飛ぼうとすると、
[ドライグ]
『無視かしら?白いの。』
ドライグが白龍皇に話しかける。それに応える様に翼━━基アルビオンが喋り出す。
[アルビオン]
『あら、起きてたの?赤いの。』
[ドライグ]
『折角出会ったのに、この状況じゃあね……。』
[アルビオン]
『いいわ、何れ戦う運命……こういうこともあるわ。』
[ドライグ]
『それにしても白いの、以前のような敵意がないじゃない。何かあったの?』
[アルビオン]
『赤いの、そう言う貴方も敵意が段違いに無いじゃない。』
[ドライグ]
『お互い、戦い以外に興味対象があるということかしらね。』
[アルビオン]
『そういうことね、私は暫く独自で楽しませてもらうわ。たまにはこういうもの悪くないわね。それじゃあ、また会いましょう?ドライグ。』
[ドライグ]
『ええそうね。またね、アルビオン。』
ドライグとアルビオンの会話が終わると、今度は白龍皇が一誠に話しかける。
[???]
「最後に、貴方の名前は?」
[一誠]
「……一誠……兵藤一誠だ。お前は?」
[ヴァーリ]
「私?私はヴァーリよ。宜しくね。」
ヴァーリは纏っていた鎧のマスクを外す。そこから見えたのは綺麗な銀髪に青い瞳、そして雪のように白い肌だった。それを見た一誠はヴァーリに見とれていた。
[一誠]
(綺麗だ……。)
[飛鳥]
「一誠君はもしかして見とれていたのかなぁ?」ニヤニヤ
その言葉で我に戻った一誠。
[ヴァーリ]
「もしかして、私に見とれてたの?フフフ……今回の私のライバルは面白いね。」
[ヴァーリ]
「じゃあね、私の宿敵さん。」
そう言うとヴァーリは飛んで行った。
[一誠]
「やっぱり、赤と白の運命は避けられないのか……。」
これが赤龍帝と白龍皇、そしてその頂点に君臨するもの達の出会いだった。
━━次の日━━
コカビエルとの戦闘が終わった次の日、校舎が壊れているの少しの間休みとなっていた。だが飛鳥にとっては休みではなかった。
[飛鳥]
「……早くないか?」
飛鳥は自分で作った島にいた。そう、あの3人を見るためである。そこまではいいのだが、飛鳥は異変に気づく。
[湊良]
「ちょっと試しに時間操作しちゃったらね……。」
[桜花]
「こうなっちゃった……。」
[峰花]
「アハハ……。」
チュパチュパ……
[飛鳥]
「もう産んでたのか……。」
そう、赤ちゃんを3人とも産んでいたのだ。それに加えて桜花は双子だったのだ。今子供たちは3人のおっぱいを吸っていた。
[飛鳥]
「てかお前らさ、何で何も着てないの?」
[湊良]
「んー正装?」
[飛鳥]
「ちょっと何言ってるか分からない。」
さらに加えて3人共全裸である。すっぽんぽんである。興奮するね。
[飛鳥]
「頼むからここ以外ではちゃんと着替えろよ。」
[桜花]
「あら、心配してくれるのかしら?」
[飛鳥]
「それもあるし、お前らの裸を他の奴に見せたくない。」
[峰花]
「あら嬉しいわ。まあ安心して、貴方にしかこの身体を好きに出来る権利は無いからね。」
[飛鳥]
「ハイハイありがとう。んで、あとどんくらい掛かる?」
[湊良]
「明日には此処を離れるでしょうね。思ったよりこの子達の成長が早いからね。」
[飛鳥]
「そうか。お前らのおっぱいは栄養が豊富なんだろうな。」
[湊良]
「飲んでみる♥?」
湊良は子供の飲んでいない方のおっぱいを持ち上げる。
[飛鳥]
「今は子供達にあげてやれ。今度貰うよ。てか、この子達って性別どっちだ?」
[湊良]
「全員女の子よ。」
[飛鳥]
「マジか。どんな子に成長するか楽しみだな。」
[桜花]
「そうね。って、うん?」
[飛鳥]
「どうした桜花……って、この気配は……。」
[湊良]
「どうやら彼女達も私達の事に気付いたらしいわね。」
感じてみると、その龍達は更にスピードを上げてきている。ここが離れた海だからいいのだが、街の上とかだったら大災害やぞってレベルで来てる。
[飛鳥]
「……げ、アイツらか。」
飛鳥の目線の先には、台風に近いほど荒れている空が見えた。それだけで誰が来てるのかは分かった。だがそのせいで他に来ている龍の気配が上手く捉えられない。
[峰花]
「頼むからここに来る時はもう少し抑えて欲しいわね。」
なんて事を言っているとすぐ側まで飛んできていた。いや早すぎ。そしてその龍達は空いている地面に足を付け、次第に人型になっていく。
[飛鳥]
「久しぶり。ミラバルカン、ミラルーツ、クシャルダオラ、アマツマガツチ。」
やって来たのは順番に、紅龍ミラバルカン、祖龍ミラルーツ、鋼龍クシャルダオラ、嵐龍アマツマガツチだった。
[アマツマガツチ]
「やっと見つけたぞ、神竜殿。」
[飛鳥]
「やめろ神竜殿って。俺には瀬尾飛鳥って名前があるんだ、そっちで呼んでくれ。」
[クシャルダオラ]
「では飛鳥さん、早速聞きたいんですけど、」
クシャルダオラは湊良達に指を指しながら言う。
[クシャルダオラ]
「あれ、何ですか?」
[飛鳥]
「子供。」
[クシャルダオラ]
「誰の?」
[飛鳥]
「俺とアイツらの。」
[クシャルダオラ]
「どうしてですか!!」ウルウル
[飛鳥]
「いや何で泣きそうなんだよ……。」
[クシャルダオラ]
「別に子作りするのはいいですよ!!みんな飛鳥の事好きだから!!」ウルウル
[飛鳥]
「だったらいいじゃん?どうして泣きそうなん?」
[クシャルダオラ]
「犯すならまずは私からですよね!?どうしてですか!?」ウルウル
[飛鳥]
「頼むからそんな目で犯すとか言うな。」
[アマツマガツチ]
「では飛鳥、私達とも交尾しよう。」
[飛鳥]
「おうおうちょっと待てやどうしてそうなる。」
[アマツマガツチ]
「彼女たちが交尾したのなら私達もするべきだ。」
[飛鳥]
「真剣な顔で言うな、今はパスだ。」
[アマツマガツチ]
「む、そうか。残念だ。」
[クシャルダオラ]
「じゃあ何時になったら犯してくれるの?」
[飛鳥]
「だから女性がそんな言葉を使うんじゃありません。まあ一段落したらだな。」
[アマツマガツチ]
「楽しみにしているぞ、飛鳥。」
[クシャルダオラ]
「絶対だからね!!」
[飛鳥]
「はいはい……。」
そう言いながら3人で湊良達の方へ向かう。ミラバルカンとミラルーツは湊良の方へ向かって楽しそうに会話している。てかめっちゃ子供見て笑ってる。
その頃一誠は……
[一誠]
「で、その会議に俺も出ろと。」
[アザゼル]
「そういうこった。なんせお前さんは現赤龍帝だからな。」
三大勢力のトップとその部下たちが家にリア凸しに来てた。
[一誠]
「ドライグを宿してる限りこういうのも運命か。ま、仕方ないか。いいぜ、俺も出るか。」
[ミカエル]
「兵藤君。」
ミカエルが飲んでいた紅茶を置くと話しかけてくる。
[ミカエル]
「此処へ派遣した聖剣使いの二人が迷惑をかけました。申し訳ありません。」
ミカエルが頭を下げ一誠に謝罪する。
[一誠]
「別に俺は大丈夫ですけど、どっちかって言うと飛鳥に言ったほうがいいと思いますよ。」
[ミカエル]
「飛鳥とは、あの女性の事ですか?」
[一誠]
「一応あれでも男だからね?俺も最初は女だと思ったけど。」
[アザゼル]
「その飛鳥ってやつは何者なんだ?」
[ドライグ]
『それについては私が説明するわ。』
[アザゼル]
「お、赤い龍が話してくれんのか。」
[ドライグ]
『というか、教会で会う前に一度会っているわ。』
[サーゼクス]
「そうなのかい?」
[ドライグ]
『貴方達と私が戦ってたときあったじゃない?』
[アザゼル]
「あったな。んでその後に全然知らないドラゴンが乱入してきたよな。」
[ドライグ]
『あのドラゴンを呼んだ人物が飛鳥よ。』
[アザゼル]
「マジかよ……。」
[サーゼクス]
「あのドラゴンを呼んだ人物が、飛鳥君とは……。」
[ドライグ]
『あと一つ、忠告しておくわ。』
[ミカエル]
「何ですか?」
[ドライグ]
『飛鳥の気を損ねちゃだめよ?絶対に。これは二天龍からの忠告よ。』
[アザゼル]
「もし気を損ねたらどうなるんだ?」
[ドライグ]
『んー世界が滅びるんじゃない?』
[一誠以外]
「なっ!?」
一誠以外の全員が驚く。無理もない。何故ならこの世の存続は下手したら一人の人物で変わってしまうからだ。
[ドライグ]
『それに、どれだけ数を増やしても彼には勝てないわ。』
[サーゼクス]
「赤い龍がそこまで言うとは……注意しておくよ。」
そう言ってトップたちは魔方陣を展開して帰っていった。今残っているのは一誠とアーシアと天使であるガブリエルだけだった。
[一誠]
「それじゃあイリナの事は任せます。」
[ガブリエル]
「どこかに行くのですか?」
[一誠]
「アーシアの使い魔を探しに行こうと思ってまして。俺がいない間に襲われたら危ないですからね。」
[ガブリエル]
「そうですか。優しいですね兵藤君は。」
[一誠]
「そうだ、ガブリエルさんには1つ教えときますよ。」
[ガブリエル]
「何をですか?」
[一誠]
「瀬笈飛鳥という人物についてです。絶対に誰にも言わないでくださいね。トップシークレットの内容なんで。」
[ガブリエル]
「何故そのような重要なことを私に?」
[一誠]
「あくまで勘ですけど、何れ貴方を助けてくれると思うのでね。では教えますよ。」
一誠は飛鳥について知っている限りのすべてを話した。
[ガブリエル]
「……確かにこれは秘密事項ですね。分かりました、絶対に約束を守ります。」
[一誠]
「有難うございます。では俺たちはこれで、」
一誠とアーシアは展開した魔方陣に入り、使い魔が居る場所へ向かった。
[ガブリエル]
「さて、私は私でやるべきことをしますか。」
━━冥界━━
[一誠]
「さてアーシア、どんな使い魔が欲しい?」
やってきたのは冥界にある使い魔が生息する森。
[アーシア]
「私は、強くて可愛い使い魔がいいです!」
[一誠]
「強くて可愛い使い魔か……あれは……。」
一誠が見たのは木の上で寝ている小さなドラゴンだった。
[ドライグ]
『あれは蒼雷龍(スプライト・ドラゴン)。青い雷撃技を持つドラゴンよ、でもまだ子供ね。』
[アーシア]
「一誠さん!あの小っちゃいドラゴン可愛いです!」
[一誠]
「それじゃああいつを使い魔にするか?」
[アーシア]
「はい!」
アーシアは気に入ったらしい。使い魔にするために近場まで寄ると、それに気づいたのかドラゴンが起きて一誠達の方を見る。するとそのドラゴンはアーシアの近くまで降りてきてアーシアの頭の上に乗る。
[一誠]
「どうやらアーシアの事を気に入ったらしいな。よかったな。」
[アーシア]
「本当ですか一誠さん!!」
[一誠]
「さて、用事も終わったし帰るか。」
[ドライグ]
『あら、一誠はいいのかしら?』
[一誠]
「俺にはドライグがいるしな、別に━━━」
[???]
「ここから赤龍帝の気配がするな。お前か?」
突如誰の声でもない声が聞こえ振り向く。そこに居たのは青い着物を着た女性だった。
[ドライグ]
『久しぶりねティアマット。』
[ティアマット]
「久しぶりドライグ、今回の赤龍帝は中々強さを持っているな。」
[ドライグ]
『私の自慢の相棒よ。それよりもあなたは今何してるの?』
[ティアマット]
「いや、少し気になったのでな。」
[一誠]
「ティアマットさんってどんな人なんだ?」
[ドライグ]
『天魔の業龍(カオス・カルマ・ドラゴン)。五大龍王の中で一番強いわ。』
[一誠]
「そんなにか。」
[ティアマット]
「赤龍帝。」
[一誠]
「ん?」
[ティアマット]
「私を使い魔にしてくれ。」
[一誠]
「は?」
一誠はティアマットの言っていることが分からなかった。まさかの逆申請である。
[一誠]
「えーと、なんでだ?」
[ティアマット]
「それはだな、外の景色を見てみたいと思っていてだな。」
[一誠]
「ああ成程。俺は構わないぞ。」
[ティアマット]
「本当か!!よろしく頼むぞ!!赤龍帝!!」
[一誠]
「よろしくな。俺の事は一誠でいい。俺もティアって呼ばせてもらう。」
[ティア]
「そうか!!よろしくな、イッセー!!」
こうしてそれぞれの使い魔が決まり、一誠の家へ帰っていった。
皆さんこんにちは作者です。今回は使い魔まで書きました。本当はまだ書こうと思ったんですけど、これ以上書くときりが悪かったのでここまでにしました。ヒロインどんどん増やします。あと本編しだいでR18も書くと思います。