神竜と赤龍帝   作:神領千鶴

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みなさんこんにちは作者です。今回はシナリオ上体育祭とロキ戦飛ばして修学旅行から入ります。


第7話

もうすぐ駒王学園は修学旅行。なので生徒たちはその準備をしていた。無論飛鳥や一誠達も同じである。

 

[飛鳥]

「そういや、場所ってどこだっけ。」

 

[一誠]

「京都だ。」

 

[ヴァ―リ]

「そういえば、あの子は来るの?えっと……」

 

[飛鳥]

「湊良達の事か?一応今日からまた通う事になってる。」

 

[一誠]

「もう体調は大丈夫なのか?」

 

[飛鳥]

「まあだいぶ落ち着いたっぽいしな。大丈夫だろ。」

 

ガラガラ

 

扉が開くと、湊良が入ってきた。

 

[湊良]

「おはよう、一誠にヴァ―リ。」

 

[一誠]

「おはよう。」

 

[ヴァ―リ]

「おはよう湊良。急だけど、修学旅行の班同じにならない?」

 

[湊良]

「修学旅行……ってなんですか?」

 

[飛鳥]

「修学旅行ってのは、簡単に言えばただ外に遊びに行くだけだ。」

 

[湊良]

「成程、ではお願いします。」

 

[飛鳥]

「残り二枠は桜花と峰花でいいか。」

 

[ヴァ―リ]

「その肝心の2人が居ないっぽいけど?」

 

[飛鳥]

「さあ?」

 

[湊良]

「桜花と峰花は遅れてきますよ。」

 

[飛鳥]

「そうなんか。あいつらの事だからどっか遊びに行ってるのかと思った。」

 

[一誠]

「んじゃ俺は班の紙書いて出してくる。」

 

[ヴァ―リ]

「よろしくね。」

 

 

 

━━修学旅行当日━━

 

集合場所は駅。だが、飛鳥達はお互い家が近かったので飛鳥の家で最初は集合していた。

 

[飛鳥]

「忘れ物ないな?それじゃ、行きますか。」

 

シュン

 

全員が歩こうとした瞬間、目の前に駅が現れた。無論転移である。

 

[一誠]

「ほんっとその能力便利だな。」

 

[飛鳥]

「これやると移動がマジで楽になる。」

 

[先生]

「それじゃあそれぞれ切符配るから、無くさないようにね。」

 

全員新幹線用の切符をもらい、新幹線に乗る。因みに飛鳥は何故かアザゼルの隣だった。

 

 

※割愛します。

 

 

━━ホテル━━

 

無事ホテルに着き、飛鳥達はホテルに案内された。そして何故か俺だけアザゼルと同じ部屋である。かなちい。

 

[アザゼル]

「今日実は日本神話の連中と会談があるんだ。そこでお前さんにも出てほしい。」

 

[飛鳥]

「どうせそうだろうと思ったぜ。このホテルについてなんか違和感を感じてたんだ。」

 

[アザゼル]

「なら話は早え。だが、どうやら不穏分子の活動も激しくなってるらしいぞ。」

 

[飛鳥]

「渦の団ねぇ……もし接敵したら消してもいいのか?」

 

[アザゼル]

「俺の一存では決められねえが、生け捕りにしてくれりゃ相手のメンバーも絞れるから頼む。」

 

[飛鳥]

「ほいよ。あとで一誠にも伝えておくぞ。」

 

[アザゼル]

「頼んだぜ。んじゃお前らはこれから伏見稲荷に行くのか。迷子にならねえようにな。」

 

[飛鳥]

「いざとなったらこの部屋にワープしてやるから安心しろ。」

 

[アザゼル]

「変に目立つなよ?」

 

[飛鳥]

「善処する。」

 

飛鳥は部屋を出て、一誠達の元へ向かう。合流すると、一誠とヴァ―リと湊良、桜花、峰花にアザゼルに言われたことと同じことを伝え、伏見稲荷へ向かって行った。

 

 

━━伏見稲荷━━

 

上っている途中、飛鳥のクラスメイトで変態二人組に遭遇。久々に登校した三人を見てハァハァ言ってたので腹パンでもしようかと思っていたが、既に絞められてたのでやめた。本人は嬉しそうだったが。

 

一番鳥居を抜けると、大きな門が出てくる。両脇には狛犬のような狐の像が立っている。

 

[ヴァ―リ]

「この像……もしかして魔除けの像?」

 

[一誠]

「そうっぽいな。まあ日本神話の土地だからな本当は。当然っちゃ当然だな。」

 

[元浜]

「……ぜーはー……ま、待ってくれ……ど、どうしておまえたちはそんなに動けるんだ……?」

 

変態の片割れは息が上がっていた。まあ無理もない。一誠とヴァ―リは人間を止めているようなものだから仕方ないのである。

 

[一誠]

「おいおい、元浜。情けないぞ。アーシアちゃんだって平気なのに。

 

もう一度言う。一誠達は殆ど人間やめてます。

 

[飛鳥]

「んじゃ。お先に頂上行ってるぞ。」

 

[一誠]

「俺たちも行くぞ。」

 

元浜を置いて、先に頂上へ向かう。途中休憩所があったり、中々良い景色が見れたりした。

 

 

━━頂上?━━

 

頂上らしき場所に着くと、そこにあったのは古ぼけたお社だった。取り合えず来たのでお金を入れてお参りをした。瞬間、場の空気が変わった。

 

[???]

「……京の者ではないな?」

 

声がかけられたと思ったら、既に囲まれていた。そして目の前に現れたのは金髪少女だった。金色の髪に金色の瞳。そして頭には獣の耳が付いていた。

 

[飛鳥]

(……九尾か?)

 

飛鳥は直感的に女の子の種族を理解した。飛鳥だけではなく、一誠やヴァ―リたちも理解していた。

 

[飛鳥]

「確かに俺、俺らは京の者じゃないぞ。てか、急に現れた割には警戒心が強いな。大方なんかあったんだろうが、今の俺たちはただの修学旅行生だ。何か聞きたいならできれば夜にしてくれ。」

 

[???]

「……わかったのじゃ。」

 

[飛鳥]

「そう言ってくれれば助かる。俺の名前は瀬笈飛鳥。今度話すときに名前を教えてくれ。」

 

そう言うと女の子たちはきえていった。

 

 

[飛鳥]

「また面倒な事が起きそうだな……。」

 

[一誠]

「さっきの子……悲しい顔してたな……。」

 

[ヴァ―リ]

「次会うとき、詳しい事情を聴きましょう。」

 

少し話して、直ぐに他のメンバーと合流する。飛鳥はその時も、女の子の事を考えていた。

 

━━時間は進み夜━━

 

夕飯を食べ終えた飛鳥達は風呂に入っていた。まあ案の定女子風呂を覗こうとしてるやつらがいたので全員ノックダウンさして風呂に浸かっていた。するとアザゼルが入ってきた。

 

[アザゼル]

「報告だ。俺とお前たちに召集がかかった。場所は近くの料亭だそうだ。」

 

[飛鳥]

「今度は誰だ?」

 

[アザゼル]

「魔王少女様だ。」

 

[一誠]

「魔王少女……セラフォルー・レヴィアタンか。」

 

[飛鳥]

「あの可愛い奴か。んじゃ、もうちょい入ったら行くわ。」

 

[アザゼル]

「あいよ。」

 

アザゼルはそれだけ言って出て行った。飛鳥達は言った通り少しだけ浸かって直に上がった。そして着替えてその料亭へ向かって行った。

 

 

━━料亭『大楽』━━

 

指示された料亭へ入ると、そこには既にアザゼル、セラフォルー、グレモリー眷属にシトリー眷属、そして知らない先生がいた。どうやら飛鳥達が最後だったっぽい。

 

[セラフォルー]

「久しぶりだねあすかく〜ん!」

 

[飛鳥]

「ええと確か名前は……セラフォルーだっけ?」

 

[セラ]

「セラでいいよ☆ささ、飛鳥君こっちにおいでよ!!ここの料理とてもおいしいの。特に鶏料理は絶品なのよ☆飛鳥君たちもたくさん食べてね♪」

 

セラは自分の隣の席をポンポン叩きながら言う。なので飛鳥はその席に座る。

 

[飛鳥]

「んで、呼んだ理由は?」

 

[セラ]

「そうね……私は京都の妖怪さんたちと協力態勢をえるために来ました☆」

 

[飛鳥]

「やる気が感じられねぇな。」

 

[ソーナ]

「いつもの事です。」

 

[セラ]

「もうソーナちゃんったらヒドイ!!でね、どうにも大変なことになっているみたいなのよ。」

 

[一誠]

「なんかあったのか?」

 

[セラ]

「京都に住む妖怪の報告では、この地の妖怪を束ねていた九尾の御大将が先日から行方不明なの。」

 

[ヴァ―リ]

「だとしたら、あの女の子が焦ってたのも納得するわね。」

 

[アザゼル]

「お前らもう会ったのか?」

 

[飛鳥]

「伏見稲荷登ってたら会った。にしても、相変わらず渦の団はめんどくせえな。いっその事存在まで消してやろうかな。」

 

[一誠]

「やめとけ。飛鳥ならマジで出来るから。てか、湊良ちゃんたちは?」

 

[飛鳥]

「今クラスの奴らと遊んでんだろ。意外と人気者だし。桜花と峰花もそうだろ。それに、今この場に居たらすぐにでも組織壊滅しちまうぜ。何せ最強の龍がこっち側だからな。」

 

[ヴァ―リ]

「それを従えてるあなたも貴方だけどね。」

 

[飛鳥]

「安心しろ。あいつら以外にも沢山いるぞ。」

 

[アザゼル]

「あのレベルがゴロゴロいたらこっちが怖いわ!!ま、今は安心だな。」

 

[飛鳥]

「で、話はそれだけか?」

 

[セラ]

「うん☆」

 

[飛鳥]

「そうか。んじゃ俺たちは帰らせてもらうぞ。」

 

[アザゼル]

「おう。何かあったらまた連絡する。」

 

[飛鳥]

「あいよ。」

 

飛鳥、一誠、ヴァ―リは料亭を出て、宿に向かう。そして部屋に入り寝る。

 

 

 

━━翌日━━

 

今日も観光日。行く場所は清水寺、銀閣寺、金閣寺。飛鳥は行ったことがあるが、湊良達は初めてだったのでその場へ行くと目を輝かせていた。なので、飛鳥は写真係として三人の集合写真を撮ったりしていた。三人が同時に銀閣寺に着いた時『銀じゃない?!』って言ってたのは面白かったそうだ。そして休憩をしていると、周りの人間が全員寝ていた。そして目の前に獣耳が生えた姉ちゃんがやってくる。

 

[獣耳姉ちゃん]

「飛鳥様、迎えに来ました。アザゼルから頼まれました。」

 

[飛鳥]

「あ、そうなん?」

 

[獣耳姉ちゃん]

「私は九尾の君に仕える狐の妖でございます。先日はお世話になりました。我らの姫君がくわしくお話しをしたいと申されておりますので、どうか私たちについて来てくださいませ。」

 

[飛鳥]

「態々すいませんね来てくださって。」

 

[獣耳姉ちゃん]

「では案内します。我ら京の妖怪が住む━━━裏の都です。魔王様と堕天使の総督、赤龍帝に白龍皇も先にそちらへいらしゃっております。」

 

[飛鳥]

「俺たちが最後か。本当にすいません。」

 

飛鳥達は案内され、裏の都へ向かって行った。

 

 

━━裏京都━━

 

飛鳥達が足を踏み込んだのは、異界といっても過言ではないような場所だった。

 

江戸時代の街並みのセットのごとく、古い家屋が建ち並び、扉から窓から通り道から、面妖な生き物たちが顔を覗かせていた。

 

金閣寺の人気のない場所に設置してあった鳥居。そこをくぐると別世界だった。薄暗い空間。独特の空気。先ほど説明した古い家屋群。

 

そこの住人たちが俺たちを迎えてくれた。色々な妖がいる。

 

そんなこんなで家屋が建ち並ぶ場所を抜けると、小さな川を挟んで林に入る。そこをさらに進むとと巨大な赤い鳥居が出現した。

 

その先にデカい屋敷が建っている。古さと威厳を感じさせてくれる。鳥居の先にはアザゼルと着物姿のセラがいた。

 

[アザゼル]

「お、来たか。」

 

[セラ]

「やっほー、皆☆」

 

[飛鳥]

「すまんな最後で。んで、その子が九尾の子か?」

 

二人の間には金髪の少女がいた。前会った時は巫女装束だったが、今日は戦国時代の御姫様が斬るような豪華な着物を着ていた。

 

[九重]

「私は表と裏の京都に住む妖怪たちを束ねる者━━━八坂の娘、九重と申す。」

 

[九重]

「先日はすまなかった、飛鳥。」

 

[飛鳥]

「別に何か危害喰らった訳じゃねえから気にすんな。で、事情を説明してくれ。」

 

[九重]

「うむ。そうじゃな……どうか、どうか!!母上を助けるために力を貸してほしい!!」

 

[飛鳥]

「そのつもりだ。取り合えず、その時の状況を説明してくれ。」

 

[九重]

「分かったのじゃ。」

 

九重が言うには、この京都を取り仕切る妖怪のボス━━━九尾の狐こと八坂は、須弥山の帝釈天から使わされた使者と会談するため、数日前にこの屋敷を出たという。

 

ところが、八坂は帝釈天の使者との会談の席に姿を現さなかった。不審に思った妖怪サイドが調査したところ、八坂に同行した警護の烏天狗を保護した。

 

その烏天狗が死の間際、八坂が何者かに襲撃され、さらわれたことを告げたらしい。

 

[飛鳥]

「話を聞く限り、怪しいのはその帝釈天だな。もしかしたら、渦の団とつながってるかもしれんな。」

 

[アザゼル]

「本当か!?」

 

[飛鳥]

「まあ可能性としてだがな。はあ、本気で潰そうかな。」

 

[一誠]

「とりあえず九重ちゃん、八坂さんは絶対に助け出してやるからな。」

 

[九重]

「よろしく頼むのじゃ。」

 

この後、飛鳥が九重に尻尾モフらせてって言ったら、恥ずかしながらモフらせてくれて飛鳥が尊死してた。

 

 

 

━━翌日━━

 

今日の観光場所は嵐山方面。理由はそっちの方面に『天龍寺』という名前の寺があるからだ。名前に龍という字が付いているのでドライグやアルビオンに関係あるのではないかと思いここにした。

 

[九重]

「おぉお主たち、来たようじゃな。」

 

[飛鳥]

「あ、九重ちゃんじゃん。」

 

[九重]

「うむ。嵐山方面を観光案内してやろうと思うてな。」

 

[一誠]

「それは有難い。ありがとうな、九重。」

 

[九重]

「う、うむ///。」

 

お礼を言うと九重は顔を赤くして返事をした。それを見た飛鳥は『こいつ、一誠の事好きなのか?』と内心思っていた。

 

 

 

九重にはいろいろと案内してもらった。二尊院や竹林の道常、寂光寺など。そして昼飯には九重におすすめされた場所で食べたりした。そこで食べている最中、外がうるさかったので見てみると、白髪の先生がなんか酔ってた。んでアザゼルが巻き込まれてた。アザゼルカワイソス。

 

 

 

━━渡月橋━━

 

[飛鳥]

「そういえば知ってるか?」

 

[一誠]

「ん?」

 

[飛鳥]

「渡月橋って渡りきるまでうしろを振り返っちゃいけないんだとさ。」

 

[一誠]

「何でだ?」

 

[飛鳥]

「渡月橋を渡っているときに振り返ると授かった知恵がすべて返ってしまうらしい。あと男女が別れるって言い伝えがあったような気がする。まぁこっちはジンクスだからそこまで真剣に考えなくていいと思うがな。」

 

[湊良]

「もしそれが本当だったらそれを壊そうかな。」

 

[飛鳥]

「アホか。やめとけ。」

 

[ヴァ―リ]

「でも出来なくは無いでしょ?」

 

[飛鳥]

「出来たとしてもやらねえよ。」

 

すると突然、ぬるりとした感触が全身を包み込んだ。

 

周辺を見渡すと、飛鳥、湊良、一誠、ヴァ―リ、九重、そしてグレモリー眷属がいた。

 

[飛鳥]

(さっきまでいなかった奴らが居るところを見ると、俺たちが転移されたのか?)

 

そう考えてるとアザゼルがやってきた。

 

[九重]

「……亡くなった母上の護衛が死ぬ間際に口にしておった。気づいたら霧に包まれていた、と。」

 

九重が震えながらも言う。飛鳥は九重を抱きしめる。

 

[飛鳥]

「安心しろ。死なせはしねえから。」

 

[九重]

「う、うむ。」

 

[???]

「初めまして。アザゼル総督に赤龍帝に白龍皇、そしてグレモリー眷属のみなさん。」

 

[飛鳥/湊良]

「「……誰?」」

 

[ヴァ―リ]

「名前は曹操。英雄の子孫よ。」

 

[飛鳥]

「あそう。」

 

[湊良]

「あんまり強そうには見えませんね。」

 

[一誠]

「それは湊良ちゃん達のレベルが違うからだね。」

 

[飛鳥]

「んで、曹操だかなんだが知らねえけど、何しに来た?」

 

そう質問すると、急にあたりが霧で覆われる。そしてまた別の声が聞こえる。

 

[???]

「我々は今夜この京都という特異な力場と九尾の御大将を使い、二条城でひとつ大きな実験をする!!ぜひとも静止するために我らの祭りにさんかしてくれ!!そして━━━」

 

[???]

「こいつらとも遊んでやってくれ!!」

 

すると霧から大量の魔物が出現する。それと同時に曹操達は消えていった。

 

[飛鳥]

「……。」

 

[一誠]

「どうした?」

 

[飛鳥]

「……そろそろ殺るか……組織ごと。」

 

[湊良]

「そうですね。どうせなら今からでも殺りますか?」

 

[飛鳥]

「いや、先にこいつらだ。」

 

飛鳥は人差し指を出し、そこに魔力を溜める。決して大きくはないが、魔力濃度がどんどん濃くなっていっている。

 

[飛鳥]

「相手が悪かったな。」

 

溜めた魔力の塊を魔物たち目掛けて投げると、一定範囲内の魔物が少しずつ吸収されてっている。そして最後には一匹残らず吸収していった。

 

[飛鳥]

「んじゃ、掃除は終わったから行くぞ~。」

 

[湊良]

「はい。」

 

[一誠]

「何というか……。」

 

[ヴァ―リ]

「飛鳥らしいわね……。」

 

[飛鳥]

「アザゼル、先戻ってるからな。」

 

[アザゼル]

「お、おう。」

 

飛鳥と湊良は先に宿に歩いて行った。少ししてから一誠とヴァ―リはアザゼルと一緒に宿へ歩いて行った。

 

 

 

━━アザゼルと飛鳥の部屋━━

 

時間は就寝間近。特定の人物は飛鳥の部屋に集合していた。アザゼル曰く、作戦会議をするらしい。

 

[アザゼル]

「では、作戦を伝える。現在、二条城と京都駅を中心に非常警戒態勢を敷いた。京都を中心に動いていた悪魔、堕天使の関係者を総動員して、怪しい輩を探っている。京都に住む妖怪たちも協力してくれているところだ。いまだ英雄派は動きを見せていないが、京都の各地から不穏な気の流れが二条城を中心に集まっているのは計測できている。」

 

[飛鳥]

「あれか?あいつらがなんか実験をするとか言ってた奴か?」

 

[アザゼル]

「おそらくな。」

 

そこから京都についての説明だったりいろいろ話してた。飛鳥は意外と真面目に聞いていた。

 

[アザゼル]

「俺からの説明は以上だ。俺も京都の上空から独自に奴らを探す。下院一時間後までにはポジションについてくれ。怪しい者を見つけたらソッコーで相互連絡だ。死ぬなよ?修学旅行は帰るまでが修学旅行だ。━━━京都は俺たちが死守する。いいな?」

 

[飛鳥以外]

「はい!」

 

[飛鳥]

「うす。」

 

返事をして、作戦会議が終了した。

 

 

 

 

 

━━???━━━

 

作戦会議後、準備を終えた飛鳥達はアザゼルにバス停へ案内された。ここから二条城に行くらしい。正直言うとテレポートとか走った方が早いと思っているらしい。

 

そしてバスが車で待っていると、後ろから誰かが飛び乗ってきた。

 

[九重]

「飛鳥!私も行くぞ!!」

 

なんと後ろから来たのは九重だった。

 

[九重]

「私も母上を救う!!」

 

どうやら九重も助ける為に来たらしい。だが飛鳥は気になることがあった。

 

[飛鳥]

「なんでここにいるんだ?待機してる様言われた筈だろ?」

 

そう、何故いるかである。九重はアザゼルやセラに裏京都で待機しているよう言われてたので気になったのである。

 

[九重]

「言われた。じゃが!!母上は私が……私が救いたいのじゃ!!頼む!!私も連れて行ってくれ!!お願いじゃ!!」

 

[飛鳥]

「……はあ、仕方ない。その代わり、言うことちゃんと聞けよ。」

 

[九重]

「勿論じゃ!!」

 

[飛鳥]

「んじゃ、そろそろ━━」

 

言おうとした所で言えなかった。

 

そう転移されたのである。

 

 

 

 

 

 

 




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