【慣れてきたので】ホロライブラバーズ 難易度『オーディション』初見実況プレイ【腕試し】 作:T.W.L
はあちゃま大学生デビュー、だと……!?
温厚な人ほどやる気になったら怖い実況プレイはーじまーるよー。
前回はぺこーらと船長を倒して、わためぇと遭遇したところで終わりましたね。
>「じゃあ、いっくよ~!」
>ドン、という音と共に角巻さんが正面から突進してくる。先程の兎人族女子との戦いとは違って先手を取れなかった為、俺は宝鍾さん────海賊を呼び出した人族女子────との戦いの様に『待ち』の体制をとって、突進を受け流す。が、しかし。
>「ドドドーッ!」
>「──────壁面走行、だと……ッ!?」
>あろうことか、そのままの勢いで廊下の壁を走り、天井を経由して反対側の壁から俺に突っ込んできた!
嘘でしょわためぇ!? ちょっ、さっきより速くなってr『受け流し』!
>「もういっかーいッ!」
>「ぐっ……!」
>そうして角巻さんの縦横無尽の突進を避けたり受け流したりしていたが、明らかに突進の威力と速度が上がってきている。しかもあの運動量で汗や息切れの1つもない…………一体角巻さんはどれだけのスタミナを持っているんだ……!?
うわー、拓巳君闘牛士みたいにひらひら回避してる……まあこちらがさせてるのですけれども。でもコレじゃあじり貧ですね………んー、制御難しそうですが、ちょっと攻めますか。
>「まだまだーッ!」
>恐らく、最初の突進は受け流すのではなく、ダメージ覚悟で止めるのが最適解だったのだろう。ますます先手を取れなかったのが悔やまれる……
>「────なら、一か八か…だな」
>そう覚悟して戟を構え────
>「『貫突』!」
>速度が乗る前に相殺する!
突進技での相殺はできなくはないけど正面から受ける形になるから反動があるのと微調整がキツイんですよね⋯⋯まあ今回やるしかなかったのですけども。
ガキィィィィン!!
>「いったぁ!?」
>「ぐっ⋯⋯!」
>突進を受け止めた衝撃で手がビリビリと痺れるが、そこは許容範囲。どちらかというと頭から衝突した角巻さんの方がダメージは大きいはず⋯⋯なら今やるべきことは────
>「────覚悟ッ!!」
>「えっ────わひゃあっ!?」
正面衝突してわためぇは混乱状態になってるっぽいですね、今のうちに詰めちゃいましょう。『貫突』から『刈り上げる』、『刈り取る』二連でわためぇの位置を調整しまして───────
>位置は整えた、余力はまだある、ならば後は仕留めるだけ──────!
>「『圧壊』ィィッ!!」
>「キャアアアアアアアッ!!?」
ドゴオオオオオォォォォンッ!!
><角巻わためがリタイアしました>
ふぅ⋯⋯⋯わためぇは意外に強敵でしたね⋯⋯さて、そろそろ体育館の様子を──────
ドゴオオオオオォォォォンッ!!
>「──────っ!?」
>角巻さんのリタイアを見届け、そろそろ人が多そうな体育館の様子を窺おうとした次の瞬間、体育館の方向から轟音と共に暴風が吹き荒れた。
>体勢を低くして暴風を耐えきった後、爆心地であろう体育館の方向を見ると─────
>「なんだありゃ⋯⋯⋯!?」
>体育館が半壊、いや、残っていた屋根が崩れてほぼ全壊していた。残っているのは体育館の床と左側の壁、そして倒されたと思われる槍を持った魔族や物語に出てくるような姫の衣装を着た人族といった十数人の脱落者と思われる生徒たち、その中心で一際存在感を放つ─────
>「ドラゴン、だと⋯⋯⋯⋯!?」
>オレンジ色のがっしりとした体型のドラゴンであった。
会長!? 何やってんですか会長!?
待って、なんで今の段階で小竜モード*1じゃなくて成竜モード*2になってるんですか会長!? 殺す気ですか!?
>そしてそのドラゴンは首を下げて辺りを見回し───────あれ? こっち見てる?
>「見ーつーけーたァ~!」
><現時点での残り人数、30人!>
こっち来たァ~ッ!!? 退避、退避ーッ!
>「うっそだろオイ⋯⋯!」
>そう言ってドラゴンがこちらに向かってきた為、窓を割って校舎から校庭に脱出する。その直後、ドラゴンの右ストレートで元居た廊下が校舎の壁ごと破壊される。
>───────というか、今の声って桐生さんでは? えっ
>「全く、あんまりにも見つからなかったからしびれを切らしちゃったゾ?」
>「理不尽すぎません桐生さん?」
>少なくとも貴女から不興買った覚えはないんですが?
>⋯⋯⋯⋯ただ、こうして向こうから襲い掛かってきている以上、スタコラサッサと逃げられはしないだろう。というか校舎崩されて生き埋めになる未来しか見えない。ならば──────
>「ドーモ桐生サン、立神拓巳です」
>戦うしかあるまい。
>「オッ? やるのか拓巳、このドラゴンであるわたしを相手にしテ?」
>「やんなきゃ何処までも来るんでしょう? ならやるしかないじゃないですか」
>そう軽口をたたきつつ戟の柄を握り締める。角巻さんと違って真正面から受ければ痺れだけでは済まないだろう、と相対する覚悟を決める。
>「おう、わかってんじゃねーカ。じゃあ、いくぞオラァ!」
正直逃げられるなら逃げたいんですけどねぇ~⋯⋯⋯⋯ヒット&アウェイでイキますよーイクイク⋯⋯⋯ヌッ!(気合)
>狙うは一撃離脱のヒット&アウェイ。そう意気込んで駆けていく。
>「(─────3・2・1、今!)『貫突』!」
>間合いに入るかどうかのギリギリで急停止、その勢いを活かして『貫突』を繰り出すが────
ガキィィィン!
>「オッ!? びっくりさせんな⋯⋯⋯ッテ!」
ズドォォォォン!
>「チッ⋯⋯⋯⋯(やっぱ効いてない⋯⋯⋯!)」
>ドラゴン特有の硬い鱗に阻まれて跳ね返される。桐生さんにとってはただ意表を突かれただけで、僅かなダメージすら入っていないだろう。『圧壊』でなら少しはダメージが通るかもしれないが⋯⋯⋯
>「(だとしても此処で止まったら桐生さんの餌食になる、今は動き続けるしかない⋯⋯!)」
>カウンターの如く打ち込まれた拳を避けつつ、桐生さんへの有効打を探すために再び駆け始める。あからさまな隙はあるがそこを突いてもさっきと同じになるだろうし、そもそも態と作られた隙である可能性が高い為に迂闊に攻撃できない。そして逆鱗は論外、本気で殺されかねない。
>
>「(
>「オラオラオラァ!」
ズドドドドドドドドッ!!
>巨体で素早い連打を繰り出していく桐生さん。そして俺は避けるのが精一杯。戦況は明らかに傾いていく一方だ。
>「(なら、足にちょっとずつでも『貫突』を当て続けて、バランスを崩して止まった所を桐生さんの頭に『圧壊』を叩き込む⋯⋯! それを続ければ、ドラゴンでも流石に倒せるはず⋯⋯!)」
>勝機は薄いが、それ以外に勝つ方法はないだろう。ならば、やるしかない。
>「どぉしたどぉした!? まだわたしは余裕だゾ!?」
>「それなら、もうちょい手加減とかできませんかね桐生さん?」
>「わりーが、徹底的にやるって決めてるからナ。駄目ダ」
>「駄目か―⋯⋯⋯⋯」
>そんな軽口をたたいて攻撃をかわしつつ、ちょっとずつ桐生さんの足元に近づいていく。そして程々に近づけた所で────
>「───────『
>「───────!?」
>桐生さんの足元に向かって駆け出し、足首を戟の刃で掠めるように『貫突』を行って通り過ぎる。技を終えた直後に体勢を切り返し、もう一度『貫突』で足首の反対側を掠めて通り過ぎる。
>───────それらを1から繰り返す⋯⋯!
>「ああ、もうちょこまかト⋯⋯⋯⋯!」
>『貫突』の勢いを無理矢理方向転換させている為、自分の足首に負担は掛かるが⋯⋯⋯徐々に効果は出てきているようにみえる。
>「しまッ────!?」
>そして、遂に桐生さんがバランスを崩す。
>「『
>『貫突』の勢いをそのままに頭頂部へと跳躍し、渾身の『圧壊』を叩き込まんと咆哮する。
>反撃の引き金として、火薬を炸裂させる撃鉄の如き戟の一撃が、がら空きの桐生さんの頭へと振り下ろされ───────
ガシィッ!!
>───────しかしその一撃は、差し込まれた桐生さんの左手で防がれていた。
>「くっ⋯⋯⋯⋯いい作戦だったけド⋯⋯⋯残念だった───────ナッ!!」
>「───────ガハァ⋯⋯⋯⋯ッ!?」
>そのまま戟を掴まれ、校舎へとブン投げられた俺は受け身を取りきれず、背中から校舎の壁に激突。ドラゴンの膂力でブン投げられたからか、当たり前のように壁が砕けて校内の階段へと叩きつけられる。
>「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯ぅ、うぅ⋯⋯⋯⋯ッ」
>二度の衝突による衝撃で俺の意識は朦朧としており、自分1人の力では立てなさそうだ。幸い自身の戟は近くに刺さっているが、そこまで這いずって行く気力も⋯⋯ない。
>「やっぱ⋯⋯無理ゲーだった、か⋯⋯⋯」
>目を開けるのもやっとの状態で、このままリタイアするかどうかを考えていると、復帰を急かすような桐生さんの声が聞こえてきた⋯⋯⋯⋯いや、無理だってこの状態⋯⋯⋯⋯
>「おいどーした、もう終わりカ?」
>誰のせいだと思ってんのさ⋯⋯⋯⋯
>「そんなザマじゃあオメーのご先祖様に顔向けできねーゾ?」
>いきなりご先祖様の話されてもどう反応すればいいのさ⋯⋯⋯どうでもいいよそれ⋯⋯⋯⋯
>「今諦めたらクソ雑魚のレッテルを貼り付けんゾー?」
>別に今後挽回してけば良いし⋯⋯⋯⋯正直今の状態だと反論できないし⋯⋯⋯⋯⋯
>「立神神社の跡取り息子がこれじゃあ、神社の当代や弟も程度が知れるゾー?」
>───────────────。
>「いいのカー?それでいいのカー?」
>────────────。
>「ッ、はぁ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
>ああ、うん、まあ⋯⋯⋯⋯⋯流石にそれは、ねぇ⋯⋯⋯
>「良い訳、ないんだよなァ⋯⋯!」
>俺がどうこう言われるのは別にいい。自業自得だし、短絡的な考えでこうなってるわけだから。
>ただ、ウチの家族が貶される、ってなると黙っていられない。
>ウチの父さんは立派な神主で、弟は俺よりも神主として相応しいヤツで、今の俺の戦いで2人の程度を決められる筋合いは、全くない。ふざけるな。
>歯を食い縛れ、アドレナリンを振り絞れ、痛みと疲労はガン無視しろ、気合と根性で筋肉を、神経を動かせ─────その言葉、訂正させてやるッ!
─────バチリ
>そうして全身から
パチッパチパチッ─────
>疲労はまだ残っているが、
パチパチバチバチ─────
>近くにある戟を掴み、ゆらりと『貫突』の構えをとって─────
─────バチィン!
>
>拓巳の戦意を煽るために吐いた言葉、これらの中の1つでも琴線に触れるものがあれば、
>「(⋯⋯⋯⋯流石に嫌われんのは辛いなァ⋯⋯)」
>これだけの暴言を吐いたのだ。少なくとも目覚めの有無にかかわらず、わたしに良い感情は抱かないだろう。覚悟してやったとはいえ─────考えるだけで、辛い。
>「(しかも席が隣だから⋯⋯⋯⋯この後どうすりゃ────)」
>そんな思考が中断させられたのは、一瞬のことだった。
────────キュオオオオンッ!!
>「────────ガッ!!?」
>閃光のように打ち込まれた衝撃によって、わたし
>「───────────ふぅ⋯⋯⋯」
>「────────ッ!」
>あの一撃以外でわたしに明確なダメージを与えた拓巳の姿を見て、わたしは思わず笑みを浮かべる。
>戟を前に突き出す構えを解いて振り向き、自信半分、怒気半分といった雰囲気でこちらを睨む拓巳の体と戟には、
>「───────さあ、第二ラウンドといこうか」
週間投稿も残りあと一回になったので失踪します。
質問等有れば感想にて。時折後書きにも追記します。