バットマン世界の警察に転生したら潜入任務をやる事になりました。え、僕がまさかのジョーカー!?   作:マッキーガイア

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すいません…今日はすごく短いです…
あと、投稿を約一週間休んだ理由はまぁ、わかると思いますが定期末テストです。すいません、後一週間待ってください…多分終わるので、この回はテストが終わり次第、どうするか修正するかもしれません…


10話、アリス

「あの方、何処のどなたかしら。」

「まさにお姉様って感じですわね」

「嗚呼、美しい…」

 

華々しい会場の真ん中で、外からの漏れてくる声を無視しながら、人の合間を歩く。

周りを見渡すと何百という人が僕に視線を向けている。頭に乗っているウィッグの重さを体感しながら、トイレに向かった。

 

トイレに入り誰もいない事を確認すると洗面台に向けて歩み出す。靴のせいで足の爪先が痛い。

 

しばらくして()は鏡の前でその歩みを止めた。

 

鏡は嘘つきだと言う。ああ確かにそうかもしれない。僕が…自分が写っている筈の鏡には悲しい事に、100人中100人が振り返るであろう美女が写っている。

()はその哀れもない姿に思わず頭を抱えた。

 

 

 

「…何が公務員だ」

 

 

 

小さい声で思わずつぶやいた。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、恥心で死にかけているジョーカーです。

今日は楽しい楽しいパーティに参加しています。女装で。

 

上司からこの話をされた時には本気でジョークだろ?って聞きましたよ。そしたら上司がニヤけながら、リアルだよ、と返されましたこんちくしょう。

 

上司が警察の重鎮じゃなければ仕返しできたものを…いつか見返してやる!きっと!多分、来世くらいに…

 

 

…あ、今回の任務言ってなかったですね。今日のはちゃんとした潜入任務です。

 

近日行われる、都知事選で候補者の中に悪い噂がある人間がいるらしく、その悪い噂が本当かどうかってのを調べてこいとの事。

 

しかし潜入任務しようにも向こう側に警察全員の顔が割れてるらしくあまり手を出せないらしい。

 

じゃあ、無理じゃないですかって言ったら、上司曰く「君のデータは全て改竄されてるし、実力的にも申し分がない。正直君が例えバットマンと一対一で戦ったとしても負ける姿が見えないのだがね。本当に君が敵じゃなくて良かったよ、」なんて言いやがるのですよ。

 

正直、なんでそんなに僕を買っているのかがわからないのですが、まぁそこまで言われるのだったら嫌な気はしないですね!やってやりますよ!

 

 

で、一応顔を隠す意味も込めて…こうなった訳です。

 

 

 

後悔しかありませんね!

 

 

 

 

さて、今回の都知事候補者の件ですが、最初はペンギンかなと思ったんです。ペンギンはゴッサム市長になろうとしてたし…でも今回は違いました。

あの独特なメガネに、あの独特な髭、さらに白衣、ありゃあ…

 

「…ヒューゴ・ストレンジ…」

 

この世界、外国の人が都知事になる事とか大丈夫なんだ。

 

一応彼、前科あるんですが…え、誰も文句言わなかったの?いままでそんなのいっぱいいた?

 

やべぇなバットマン世界。

 

 

 

 

とりあえずこの事を連絡しようと上司に連絡しようと無線機を付ける。

 

少し耳元でザザーっと流れる。

 

 

 

 

 

 

『………ア…リス…?』

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

bat side

 

「マッドハッターとヒューゴストレンジが釈放か…」

 

私はモニターを見ながら呟いた。

たしかに奴らはまだ殺人などをやったという証拠がない。逮捕された際には普段より軽い罪で起訴されたから釈放も早いのは当たり前だった。

 

「ヒューゴストレンジ…釈放されてすぐ都知事選に立候補するとはな。何を企んでいるのかと問いたい所だが…とりあえず保留にしておこう。」

 

そう言うと私はモニターを変える。

 

「今回の危険なのはマッドハッターの方だ。奴は釈放された後、急に行方しれずになってしまった。一応大雑把なGPSで東京都内にいるのは分かったが…奴の技能なら、いつGPSの存在がバレでもおかしくない。」

 

マッドハッター、彼は元電気技師で電機に対する技能が高い。それを正義の為に使っていればこの街はとうの昔に平和になっていただろう。しかし、彼は"秘密の国のアリス"という小説に狂わされてしまい、気まぐれに"アリス"を見つけては誘拐をしていた。彼の最も強い力は頭の帽子の中にある人を脳波コントロールできるデバイスだ。あれを使えば人にどんな幻想でも見せる事ができるし、人を操作できる。

 

「…はぁ、またあの気味の悪いティータイムか…」

 

 

ため息をついた。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 




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