バットマン世界の警察に転生したら潜入任務をやる事になりました。え、僕がまさかのジョーカー!?   作:マッキーガイア

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15話、タイヤが無い。

タイヤのないバットモービルを眺めながら、ため息を吐く。踏んだり蹴ったりとはこう言うことを言うのだろうか、

タイヤが無いと言う事でとりあえず回収用のバットウィングを呼んでおくが来るまで結構時間がかかるだろう。私は仕方なしに壁に寄りかかった。何処から誰が見ているか分からないのでマスクは決して外せないが少しは休息が必要だろうと息を吐いてみると白い吐息が空に舞った。

 

最近は本当に働き通しだ。

 

夜の自衛活動に昼の会社の仕事、大体は社長がやってくれているが、それでもお零れの仕事がいくつかあるのだ。

 

身体はボロボロ、精神もボロボロ、ガジェットも使い切り、もはや立っていられるだけでも奇跡と言える。きっと明日死んでもおかしく無いくらいには精神が病んでいた。

 

ふとバットモービルをみるとドアにテープで何かが貼ってある。

挑戦状だろうか、取って見てみようと思いつくが立ち上がろうにも足が動かない。

 

「…アルフレッド、バットモービルの自動乗車機能をオンにしてくれ…」

 

『一応ですが、どうしたのでしょうか?』

 

「バットモービルの中で休みたいのだが、脚が動かん、」

 

『だから休んでくださいと申したのに、』

 

「ああ、分かってる。次は気をつけるよ。」

 

そう言いながら、バットモービルから出てきたアームを手に取る。この自動乗車機能は本来は爆発しかけたバットモービルから私を強制排出する機能だったのだが、これを逆に自動乗車させるといいう機能を付け足したのがコレだ。正直無駄に金が掛かったくせに使用用途があまりにも厳選される為にダメ機能だと思っていたのだが、今回の件で、有って困らない寧ろあった方がテンションが上がる機能に格上げになった。まぁ、こんな事あんまり無いと思うがな、

 

そう思いながら、バットモービルに入ると、回収用のバットウィングが来るのを待つ事にした。

 

因みに件の挑戦状にはバットモービルを持ってる私に対しての恨みつらみが書いてあったので静かに燃やした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜バットモービルのタイヤが無くなる一週間前〜〜

 

 

「違う違う。100万ドルで引き受けるだなんて言ってない。100万ドルくれたら話だけは聞いてやるって言ったんだ。

引き受けてやるかどうかは仕事の内容次第だ。あと超新鮮な最高級ハチミツもサービスで付けてくれる?」

 

薄汚いアパートの中、黄色と黒のスーツを着た謎の傭兵っぽい男に向けて、赤いスーツを着た男はそう言う。

 

「ハチミツ…?隠語か何かか?」

 

「とぼけるなよ、ホットケーキとかテラ・パトリックにかける甘い蜜だよ。キッチンから甘ったる〜い匂いが漏れてんの気付いてないはずがないだろ。」

 

「コホンっ…とりあえず、親戚であるお前に暗殺の任務の代行を頼みたい。俺は少しの間バカンスを楽しんでくるから、その間に全てを終わらせてくれ。分かったな"ウェイド"」

 

「おいおい、俺たちの事情忘れたのか?

俺ちゃんは最近イケイケのパーリィナイトなマーベルのキャラで、お前はジメジメとした陰気なDCコミックのキャラ、親戚設定だって破棄しちまったし俺たちほぼ無関係だろ。たしかに俺ちゃんはお前のパクリだって言われるけど、人気で勝ってるからオールオーケー(OKじゃねーよ)つーか、二次創作だからってそこら辺の区切りは流石に付けようぜ。」

 

「取引相手からの意向だ。」

 

「作者からの意向だろ?(しかもデッドプールのコミックを読んだからとか言う謎の意向でな、)」

 

「意味がわからない事をつらつらと、お前も傭兵だったら少しはステルスを学んだらどうなんだ。」

 

「安心しろ。ステルスならこうすれば良いだけだ。(…ん、おいデッドプール?なんで自分の頭に銃向けてんだ?…ちょっと待て、ぶっ放すつもりじゃないよな?一応、お前の中にいる俺にもダメージが)」

 

 

BANG!!

 

 

 

 

 

いきなり目の前で赤いやつが自分で自分の頭をぶっ飛ばす光景を見せつけて目を白黒させる。

 

 

「………おい、まだ依頼内容言ってないだろうが。

クソッタレめ、、、バカンスはお預けか。」

 

 

☆ーーー☆ーーー☆ーーー

 

 

俺はスレイド・ウィルソン、またの名をデスストローク。雇われ傭兵をしている者だ。

一週間前、とある大企業のお偉いさんにバットマンとか言う謎の覆面ヒーローを殺して欲しいと依頼された。正直何故ヒーローを殺さなくちゃいけないのか意味分からなかったが、まぁ、面倒な手順を踏んでまでしてくれた依頼だし…と受けてしまったは良いものの、よくよく考えたらその日は丁度、家族でバカンスをする事になっていたのだ。

さぁ、大変だ。妻は怒るとかなり怖い。以前、妻に内緒で買った核弾頭が見つかった時に、左目をスプーンで抉られた事があるくらいだ。

嫌だ!思い出したく無い!!痛いっ!痛すぎる!!

 

正直、訴えてやろうかと思ったけど、俺、良く考えたらスプーンで左目を抉るよりやばい事しているから文句言えないし。まぁ、そりゃあ国一つ潰れる様なモンを家のガレージに無造作に置いておいたら怒るわな、と自己完結した。

 

話は戻るが本気でバカンスは…どうするか、頼るべき同業の親戚は自害()したし、同業の弟も行方不明だし、

 

 

 

うーむ、なんか遠隔で殺せれば良いのだが、なんかこう映画に良くある車や飛行機に爆弾をセットしておいて、バカンスを楽しみながらスイッチ一つで暗殺みたいな、

 

そう言えばバットモービルとか言う専用の痛車があるって言ってたな、それに付けて〜みたいな?

 

………やっぱり、流儀には反するな、タイヤが横に吹っ飛ぶくらいにしておくか、

うまく死んでくれたら良いなくらいの気合いで。

 

 

ダメだったら、バカンス終わりにでも会いに行って殺せば良いだけだし、

 

 

モービルとやらに発信機設置してさ。

 

 

 




スレイド!?お前本当にスレイド・ウィルソンか!?設定も年齢も性格も大分変わってるやん、
誰だよテメェ!!
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