バットマン世界の警察に転生したら潜入任務をやる事になりました。え、僕がまさかのジョーカー!?   作:マッキーガイア

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ちなみに前回説明し忘れていましたが、バットマンの名前はブルースでは無いです。隠語ですね。アルフレッド(こちらも隠語)があんな公衆の面前で本名いうのはなんか違和感あったので、バットマン様もやっぱりおかしいし。


3話、ヒーローという狂人

正直、僕は彼にはバットマンなんてやめて欲しいと思ってる。

 

彼は今まで頑張ってきた。戦って戦って戦い続けて、ずっと傷ついて、癒えぬ間もなく戦って、そうして、限界を知らぬまま彼は死んでいく。

彼にはそれが普通なのだろう。それが常識に見えてしまっているのだろう。

それが他人には狂気に見えることに彼は気づいていない。

人の本質は混沌だと言う誰かがいた。嗚呼、事実さ。人は矛盾で出来ている。そのもっともの例がバットマンという存在ではないか、大人は子供に犯罪は良くないと言う、そしてバットマンの様になれともいう。だけどバットマンは犯罪者だ。犯罪者になれと言うのと同じではないか、だが人はそうではないと言う。

 

 

そうバットマンはヒーローだからだ。

 

 

じゃあヒーローってなんだ。正義の味方?秩序を守る者?

いや、みんな本質を分かっていない。

 

 

ヒーローというのは化け物なんだ。

 

 

知らない誰かの為に、自分を犠牲に出来る精神異常者、人が英雄と称えるのはそんなただの"一般人"なんだ。金持ちだろうとなんであろうと僕にとってはバットマンだって守るべき市民である。

 

その守るべき市民を傷ついてもなお戦わせろと?

 

そんなの警察として許して置けない。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

死体が転がっている。

 

私が救えなかった命がそこには転がっていた。爆発直後の事は覚えている。ビルが崩れ、誰か一人でも救おうと手を伸ばしたが…遅かった。

 

一人はビルの瓦礫に潰され、一人は30メートルもの高さから落下し動かなくなった。

 

生存者0

 

まさに地獄

人が何百人も死んでいるこの血の山で一人私だけが生き残っている。この光景がかつての自分と重なった。

 

 

「HYAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAH!!!」

 

 

後ろから足音が聞こえる。後ろから笑い声が聞こえる。

 

「ひと〜り、ふた〜り、何人死んだんだ?…まぁお前を此処に誘導できただけ有用な犠牲だなぁ」

 

 

その生命を軽視した発言に私は思わず奴の首に手をかけ締め付けた。

 

その一瞬で私は奴を殺そうと考えた。

奴を生かして置けないと考えた。

 

「嗚呼…バット…そうだ!やれよ…やってみろよ!」

 

明らかな苦しみ、下手したら死ぬのでは無いかという程の痛みを与えているにも関わらず、奴はまだ笑っていた。

 

その不気味さに思わず奴を突き放す。突き放したあと奴は瓦礫の上に転がり、そして空を見ながらもまだ笑っていた。

 

『お前は…何百人もの人間を殺して…何がしたかったんだ!?』

 

奴に思わず、そう問いかける。

奴の緑色の目は私の心に刺さった。

 

「お前がどんな奴か見たかった、ただそれだけさ」

 

『何!?』

 

「HIHIHI…お前が悪いんだよ、バッツ…お前は面白すぎる、俺と同じで無駄な事が大好きなんだ。」

 

『無駄だと!?何百人の人間が死んでいるんだぞ!?』

 

「そりゃあ結果さ、なぁ、良いかバット…あの死体の山はお前が作ったんだよ。俺はその原因を作っただけさ、」

 

何を、言っている…?

私が作った…

 

「バット!!!お前の狂気が俺を笑わせる!!俺を楽しませる!!お前が俺をこんな風にしたんだよ!!」

 

『意味が…わからない事を…っ…」

 

「お前という存在がこの場所に狂人を呼び寄せてるのがわからないわけないよなぁ…?今までそうだったからなぁ〜」

 

奴は笑い続ける。

 

 

「きっとまだ終わらない。お前はずぅ〜っとそんな奴らと戦い続けるんだ…死ぬまでなぁ!HYAHAHAHAHAHAHAHA!!!!」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

HYAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!

 

 

クソゥ!!ワライダケなんて食わなきゃよかった!!

 

警察に捕まりながらそう後悔した。そりゃあそうだ。ワライダケとかただの毒じゃん。息をするのも忘れてただただ笑ってたよ。

 

ちなみにワライダケは森で爆弾を探してる時に見つけたので拝借させていただきました。

 

多分今夜は嘔吐とか色々やばいかもしれない。

 

というか、今この状況に笑えるんですけどw警察が警察に捕まるとかwwwwww

 

 

だ、駄目だ…冷静な判断ができねぇ!!

 

 

た、多分今夜、上司が助けてくれる様だからそれまで待って…まってww隣の檻にハテナマークのスーツ着てる奴が居るwwwwどこで買ったんだよwwww

 

 

 

 

ちなみに水見ビルの爆弾も無事爆発した模様wwww警察が時間までに着かなかったらしくてwwwww何百人もの人間が死んだってwwww全部ロボットで〜すwwww

 

 

 

クソっ、駄目だ!!寝るっ!!

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆、

 

〜とある一般警察〜

 

まだ笑ってる。

 

檻の中に居る狂人ピエロはここにきてからずっと笑っていた。

 

何がおかしいのか、奴は爆弾で何百人もの人間を殺したにも関わらず、まだ笑っていた。バットマンに会いたいが為に人を殺し、ビルを破壊し、市民を恐怖させた。しかも初犯でである。

 

意味がわからないというのが事実、

 

あれは他とは違う、他の犯罪者は何らかの理由があったりするがアイツはそんなタイプじゃ無い。いやタイプとかそう言った話ではない。アレを見ていると笑顔が威嚇の意味を持っているという話が事実だと言う事が思ったよりスルッと入ってきた。

 

僕はあと何時間アレの笑い声を聞いていれば良いんだ…

 

 

 

 

 

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