新訳・機動戦士ガンダム0083~星屑の光、裁きの剣~   作:アライズ

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友人パートです


第7話「星の屑の中で」

新訳・機動戦士ガンダム0083~星屑の光、裁きの剣~

第7話

星の屑の中で

 

コンペイトウ、二号機の核の炎に包まれた戦地で試作一号機と試作二号機が対峙する。

 

コウ:(相手はガトー…。距離を詰めないと負ける…!)

ガトー:(爆発の衝撃で盾を持っていた左腕がやられている…。あのパイロットに気づかれないようにせねば…。)

コウ:少なくともお前は戦争を増幅させる事をしている、それだけは止めなくてはいけない!

ガトー:その台詞こそ歯車だと言っている。憎悪や怨念の根源など言ってしまったもの勝ちであろう!

コウ:お前の隣にジオン兵は…仲間はいるのか!?

ガトー:いるとも!この場に一人で来たお前よりはな。

 

コウ:っ!?この二号機、左腕が動いていない?もしや…核の反動が…。ならば…

ガトー:同志がいると言っただろう!

コウ:おおぉぉぉ!!

 

試作一号機の踏み込みにより二号機に蹴りを入れた試作一号機であるが、リックドムⅡのビームバズーカを受けバーニアが破壊される。

ガトー:くぅ、ぬかった…。熟練度は上がっているようだが大局はまだ見えていないな。

コウ:まだだ!ガトー!

カリウス:少佐、お下がりください。その機体の目的は。

チャンドラ:間に合ったわね。

モンシア:チャンドラちゃん、そこまで飛ばすとはやりやがるな。

ガトー:あの部隊、あのキャノン型の到着はおよそ1200後と予測していたが?

チャンドラ:ぶっつけ本番だけどデブリを蹴って移動すれば多少短縮出来る。ソロモンの悪夢と言えど赤い彗星とは違うようね。

ガトー:なるほど…それで多少損耗しているわけか。

チャンドラ:二号機をだ捕、又は破壊します。コウは一号機の生存を維持、後は私が。

コウ:いやここで決着をつける。ガトーを倒せるのは僕だけだ。

アデル:戦争ってのは一人でやるもんじゃないんですぜ?

モンシア:その度胸は認めてやるがしくったらケツ叩いてやるからな!ウラキ。

ガトー:このソロモンの悪夢、舐められたものだ。私はここで朽ちぬものか!

コウ:しまった相手の盾が!?くぅ!

ガトー:機動が早い!?…南無三!!

 

試作一号機と試作二号機のサーベルは両者を引き裂いた。

コウ:く、動いてくれ一号機!ガトーをあと少しでやれるところなんだ!

ガトー:ウラキと言ったな。私とここまでやれるとは…。だが私はまだ終わらんぞ…。

チャンドラ:…敵の主砲!?まさか敵の艦隊がここまで?

モンシア:ちぃ、あれは敵の大将さんの船かよ。さすがにさっきの移動のせいかあれは無理だぜ?

ベイト:艦長、ウラキを犠牲には出来ないし、ここは離脱が望ましいように思いますが…。

チャンドラ:速度が足りなかった…。

 

シナプス:二号機を撃墜したのであろう?奴らの作戦は恐らく終わっている。艦隊の編成が済めば奴らの切り札はもう無い筈なのだ。

帰還信号、敵グワジン級から撤退。中破した一号機を回収する!

コウ:了解…。チャンドラ、聞こえているかい?

チャンドラ:どうしました?ウラキ少尉、じゃなくてコウ…。

コウ:はは、まだガトーから闘志が消えてないように見えたんだ。

チャンドラ:まさか。試作二号機を越える機体があるわけでもないでしょう?リックドムや前の特機のゲルググMでも性能はこちらよりは高くないわ。

コウ:テロリストのようなものだとしたら、もう一つあるような気がするんだ。何が…というのは分からないけど。

チャンドラ:マスドライバー砲とかあるのだとしても、あれは水天の涙作戦の後に解体されている筈。本当に切り札なんてある筈が。

 

ナビゲーター:アルビオンはこのままラビアンローズまで移動、機体の修理と共に次の任務に備えよとのコーウェン中将の指示です。

 

シナプス:了解した。

 

一方その頃連邦議会。

バスク:こうなったのも全てコーウェン、お前のせいだろう?ワイアット及びコンペイトウの不始末、あれはアルビオン隊とお前の開発した試作二号機のせいだ!

コーウェン:(バスク…お前程の戦争屋が一人で動くとは思えん、後ろには誰かいるな。恐らくジャミトフか…。)

 

続く

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