ある日。佐天から電話がきた。伊織。
「伊織さん、私ある都市伝説を聞いたんだけど……」
「その話詳しく聞きたいな」
「なら。ファミレスに9時に集合で良い?」
「応。」
そして9時になった………
「伊織さん。こっちこっち…」
「あれ?なんで初春ちゃんそして美琴ちゃん。そして………
君は。破軍学園、同じクラスの安居院 壮馬(あぐい そうま)君
何で君がここに?」
「お!伊織久しぶりだな……」
「嗚呼。全然、喋らないでごめん」
「良いよ、大体の理由は分かる。」
「流石、壮馬だね」
そう話してると、御坂が口を開いた。
「あなた達は、知り合いなの?」
「嗚呼、知り合いというより親友だ」
「壮馬。お前……」
「改めて、自己紹介だ。破軍学園。1年1組Bランク安居院壮馬だ。」
「よろしくね」
「嗚呼」
そこで、伊織が疑問に思っていたことを話した。
「君たち、知り合いじゃあないのか?」
「さっきここに来る前、落とし物を拾ってくれてお礼をしようと思ってたところ」
「そうか……佐天がまだ見つからないが……」
「佐天さんなら遅れてくるって」
「そうか……」
そして、佐天もファミレスに来た。
「すみませーん。寝坊してしまいました。」
「嗚呼」
「あの………なんで御坂さん達がここに?伊織さんを呼んだだけなんですけど………」
佐天に淡々に説明した伊織。
「あ。そうゆうことですね。」
「嗚呼」
「」
「じゃあ皆に言いますね」
「唐突ですけど今使うだけで能力レベルを引き上げる事が出来るといわれる道具、
Levelアッパー(幻想御手)の情報が流れてるらしいんですよ」
「Levelアッパー(幻想御手)……‥」
「その話と前のショッピングモールでのことなんか関係があると…」
「流石、伊織さん、そのとおりです」
「初春、直ぐに固法先輩に情報をおしえるんだ」
「了解しました」
「じゃあ、皆また明日」
「嗚呼」
「壮馬、少し話さないか?」
「そうだね。伊織」
少し場所を移動した伊織と壮馬。
ある公園に来た。
「壮馬、最初に言わせてくれ、有難う」
「なんでお礼を?」
「俺のために一緒に浪人してくれたからな」
「親友として当然だ。後元俺も落第生だったしな。後前の理事長殴っちゃって浪人になった」
「そういやそうだね、僕の為に色々ありがと。これからもよろしく」
「嗚呼。じゃあな、伊織また明日」
「うん」
その様子を見ていた、他の破軍の生徒達。
「お。落第騎士と、劣等生が仲良く喋ってたな」
「だな」
「あいつらお似合いだ」
そう言って笑っている。
「おい、貴様ら」
「げっ!壮馬」
「だれが、劣等生だって?」
「壮馬に決まってるよな」
「!?」
「ふん。もっと俺を調べておくべきだったな俺はBランクだ」
「何。お前がBなわけねーだろ」
「そう言っておくといいさ」
「劣等生のくせして生意気な。死ねーーーー」
確かにあたったはず、だが、彼は無傷だ……
「」
「」
「糞、覚えてやがれーーーー。」
そう言って逃げてった………
疲れてベンチで寝ていると……
「あれ?そうま君じゃん」
目が覚めた壮馬。
「あれ?刀華さん」
東堂刀華(トウドウトウカ)破軍学園生徒会会長。『雷切』の異名を持つ学園最強の騎士にして、
昨年度の七星剣武祭ベスト4。学年は3年3組。
固有霊装は刀型の『鳴神(なるかみ)』。雷系の能力を有するBランク騎士である。
東堂刀華は幼い頃に両親を亡くしており小さい頃は安居院壮馬の父(安居院仁 アグイジン)
そして母(安居院莉子 アグイリコ)に育てられた。
安居院莉子は幼い頃東堂刀華と同じ固有霊装「鳴神(なるかみ)」を使っており、刀華に
剣術を教えた。云わば、【【 師匠 】】である。
「刀華さん。久しぶりです」
「そうま君元気してた?中々生徒会に遊びに来ないから心配したんだよ」
「心配掛けてごめん。ちょっと色々あったんだ」
「そう……」
生徒手帳をもらってから初めて連絡先交換をした人でもある。
「また。生徒会に遊びに来てね」
「うん。じゃあまた明日」
「おやすみ。そうま君」
「おやすみ。刀華さん」
そうして寮にもどった壮馬。今日は新しいルームメイトに合う予定だ。
寮に戻る途中、黒乃理事長に呼び止められた。
「お前は伊織と親友だったな……」
「はい。何故ですか?」
「いや、聞いただけだ。ちなみに、お前の部屋は3人部屋にしてある」
「えええええ。3人部屋……」
「部屋が足りないんだよ。文句があるなら退学してもらって構わないよ」
「流石に退学は……」
「冗談だよ」
黒乃と別れて、寮に戻った壮馬。
自分の部屋番号235号室。
こんなに、部屋に入るのに緊張するのは初めてだ。
ガチャ………
そして、部屋の中に入っていく壮馬。
『『『そこに…………‥…』』』
そこには、制服に着替え途中の女子生徒が居た。
「すまない。僕も脱ぐから、これでおあいこってことにしよう」
【【【いやーーーーーーー。ケダモノーーーーー】】】
それで理事長室に呼ばれた壮馬と女生徒。
壮馬は色々黒乃に説明した。
「なるほど。制服に着替え途中を見てしまった事故を自分も脱ぐことで相殺しようとしたと……」
「アホだろお前……」
「いやでも。自分だけ見てしまうのも悪いので自分のも見せて公平にしようとしただけです」
「まあ、ある意味紳士的ではあるな……」
「まあ。伊織の妹には悪いと思ってますよ」
「なんだ。知っていたのか」
「はい。伊織から聞いていました」
そこに、伊織の妹、田坂陽毬(タザカヒマリ)が現れた。
「君、どうしてくれる訳?」
そこに黒乃が口を開いた。
「ふっふ、君と壮馬、そしてアリスはルームメイトだアリスは所用により後で来る予定だが……」
「「えええええ。ルームメイト」」
「第一に、僕は3人でルームメイトだなんて聞いたこと無い」
「あれ?壮馬さっきお前に言ったよな。嫌なら退学していいと」
「ぐっ」
「ちなみに陽毬こいつはお前の兄、伊織と親友だ。
兄が浪人する時こいつは一緒に付いてきてくれたんだ」
「え?そうなんですか?」
そうすると。陽毬は土下座をした。
「すみませんでした。お兄様の大切な親友に酷いことを……」
「良いよ。元々僕が悪いんだし」
「でも。私お兄様の親友ならどれくらい強いのか試したいですね
明日、模擬戦しましょう」
「どうだ?壮馬、お前の実力を見せてやれ」と黒乃
「理事長まで………」
「」
「」
「分かりました。やりましょう」
「良いね。その意識。じゃあ、明日朝10時に模擬戦を開始する」と黒乃
こうして明日の朝、模擬戦が始まる………
第5話 深海の魔女(ローレライ)vs雷神(ライジン)