迫真陸軍キス島守備隊 転進の裏技   作:陸軍おじさん

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これが戦闘...
守備隊将兵の憂鬱1


「ぬわあああああああんつかれたもおおおおおん」霧がこもる島に空しく響き渡る。

「不味いゾ、大声出すのは。奴らに聞かれるゾ~田所ぉ」と窘める声が後からひっそりと聞こえる。

 

田所と呼ばれた男は「辞めたくなりますよ~守備隊ぃ~。じゃけんMUR(ミウラ) 宮城(きゅうじょう) を伏し拝みて軍旗燃やしましょうね~」と答えた

陸軍部隊ににおいて最も尊い存在である軍旗(連隊旗とも)を燃やすというのは玉砕の前準備にあたる。宮城とは言わずもがな皇居のことである。

「ちょ......ま、待てぇい(江戸っ子)故郷(クニ)に残してきたポッチャマとオクチャマとボッチャマとバッチャマとトッチャマのことが心残りで死ぬに死ねないゾ。護国の鬼になるのはまだ嫌だゾ」三浦と呼ばれた男は慌てながら田所に言う。

「戦車第893連隊は先の攻撃で全滅したし.....。近くのアツィ島は上陸してきた奴らに最後の突撃を敢行したし....我々も時間の問題ではないですかね.....?」と、先ほどのテンションとはうって変わってトーンを落とした声で田所は言う。

 

なぜ彼らがこんなにも絶望していうのかというのは、先ず彼らのいる場所から説明しよう。

彼らは今、北方海域アレウト列島のキス島にいる。そう、艦これのキス島だ。キス島はアレウト列島の西部、マウス諸島に位置する。先の会話に出てきたアツィ島は最西部にある。

このアツィ島が奴ら.......深海棲艦の手に墜ちたらしいのだ。

陸軍参謀本部作戦課は当初キス島を深海棲艦が強襲してくると踏んでキス島に主兵力を配備していた。だが、予想は大いに外れ深海の連中はアツィ島に圧倒的な戦力を投入し、文字どおりアツィ島を”すり潰し”た。

僅かに2600名の守備隊に敵は1万.......勝敗は火を見るより明らかだろう....守備隊隊長は東京に最後の電文を送り、先にも出てきたが軍旗を燃やし、突撃した。(突撃時の残存兵力は300名とも言われている)

 

キス島に話を戻すが、このキス島があるマウス諸島には南西部に伸びるアムトカチという島がある。この島は深海棲艦の前進基地がある。アツィ島が墜ちるまでは何のことはなかったが、今回の攻勢でアツィ島が墜ちてしまった。

するとキス島はアツィ~~~~キス~~~~~~~~アムトカチという位置関係にあり、キスは深海棲艦に挟まれる形となるのだ。

キス島守備隊はかねてより参謀本部が敵が上陸してくると踏んでいたためアツィよりも多い6000名(陸軍、海軍陸戦隊ふくめ)だが、深海棲艦はアツィに1万もの兵力を投入してきた。キス島にはそれを上回る兵力を投入してくるのは想像に難くない

だろう。

 

陸軍北方軍司令部はキス島守備隊に「ホッポウグンシレイブヨリ キストウシュビタイショウヘイへ ダイホンエイリクカイグンブハ キストウホウキヲ ケッテイス オッテレンラクヲマタレタシ(北方軍司令部より キス島守備隊将兵へ 大本営陸海軍部は キス島放棄を 決定す 追って連絡待たれたし)」という電文を送ってきてから、連絡が途絶えてしまったのだ。 

田所と三浦だけではない。キス島守備隊将兵はみな落ち込んでいた。

 

「見殺し...か。わが命運尽きたりだゾ(知将フェイス)」MURはシリアスな場面に似合わない顔をしながら言う。

「追って連絡待たれたしから早ひと月。これもうわかんねぇな...もう深海棲艦いいよこいよ!!!!来るかわかんない連絡を待ち続けるよりずっといいや!!!!」と半ば自暴自棄に田所は叫ぶ。

 

北方軍司令部は、大本営陸海軍部は彼らを本当に見捨ててしまったのだろうか。

いやちがう、提督ならご存じだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸軍と海軍の不仲を

 




3-2が上手くいかないので書きました!(半ギレ)
さっそくクッソ汚い連中が出てきましたが責めないでくれよ~な~頼むよ~
TITKや艦娘目線で書かなかったのは陸軍おじさんだからしょうがないね(レ)
あ、でも艦娘やTITKはそのうち出しますよ~出す出す。
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