『おじさん....おじさん。風邪ひきますよ..起きてくださいおじさん』
谷岡は薄っすらと意識が戻ってきたことを感じた。
それと誰かが体をゆすって、声をかけていることを...
≪こんな海のど真ん中に人が居るワケが...やっぱり俺は死んだのか。てことはここは黄泉の国で俺に声をかけているのは
うっすら目を開けてみるとそこにはセーラー服を着た中学生くらいの女の子がいた。
「ファッ!?なんだこの子!?(驚愕)」
その女の子は少し怒りつつこう言った。
「なんだこの子とはなんですか!この子とは!仮にも命の恩人ですよ!私は!!」
「こんな北方のクッソ寒い海のど真ん中にセーラー服着た中学生が居てなるものか!!エイッ幻覚なら消えちまえ!!ロリコンじゃないぞ俺は!!」
「えぇ..(困惑)おじさんロリコンだったんですか..」
「だから違うっちゅうに!てかお前なんだ死神か!!名を名乗れ!!!!」
「無礼な人ですね...いいですよもう私から教えますよ..」
「おう、あくしろ」
「特型駆逐艦の一番艦、吹雪です。」
「え?」
「駆逐艦です」
「アッハイ。で何者ですか」
「吹雪です。」
「ハイ.....駆逐艦ってなんですか」
「おじさんは海軍の搭乗員じゃないんですか!?駆逐艦というのは幅を利かせ始めた対水雷艇用に1894年にイギリスのヤーロー造船社製のハボック級水雷駆逐艦が起こりで、雷撃という水雷艇の役割も担えて且つ、外洋も進めるように大型化した艦艇のことを言います!!海軍軍人なら知ってて当然でしょうが!!!」
「駆逐艦の歴史はいいんだ、チミが艦艇だというのが解せない。どう見ても中学生でしょうが....チミも漂流してたのかな?それで頭がおかしくなって自分が駆逐艦だと思い込み始めたのかな?」
「あ~もう...信じないんですね.....いいですよもう。水戦の識別番号からするとキス島所属ですね...曳航していきますからそのまま乗っててください」
「あのさぁ..(呆れ)出来るわけないでしょ...二式が何トンあるか知ってるのかネ?
2.5tだよ!?2.5t!!君みたいな女の子が引っ張れるわけ...それに人が水に浮くわけがないでしょうが!!!!溺れて凍えて死んじゃうよ!?君こそ大人しく水戦に乗ってなさ....」
皆まで言い終わらないうちに自称“吹雪”は海面に“降り立ち”フロートの足にワイヤを結び背中に背負ったゴツい機械(あとあと聞いたが艤装らしい)に結び付け引っ張り始めた。
「ファッ!!?」
これでも信じませんかというような自慢げな表情で吹雪は谷岡を見つめる。
谷岡はもうどうにでもなれとコクピットで縮こまった。
いやぁ駆け足でしたが艦娘と軍人の邂逅の回は如何でしたでしょうか?
キスカ島に行った駆逐艦でやろうと思いましたが吹雪が好きなんで吹雪にしましたw
三浦と田所との絡みも濃くやりたいと思いますゼヨ