ロゼリアート・オンライン   作:ユイトアクエリア

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この回では、ヒロイン及びヒロインが所属するバンドは出てきません。
主人公(オリ主)がただひたすらSAOのシステムについてくっちゃべるだけです。
あしからず。

アップデート(追記):原作1巻を読み直しながら、明らかにおかしいであろう点を改修しました。


1話 これはゲームであっても、遊びではない。

今日は待ちに待ったソードアート・オンライン…長いからSAOって呼ぼう、の正式リリース日!

正直俺はこの日のために生きてきたといっても過言ではない。

というか、発売日が休日で本当に良かった、平日ならとっくに売り切れていたことだろう。

ま、俺はβテスターだから関係ないんだけどな!

さて、そろそろ良い時間だろ、ログインするか。

ナーヴギアと呼ばれるヘッドセットをかぶり、目を閉じる。

そのまま異世界に行くための呪文を唱える。

 

「リンク・スタート!」

 

意識がいったん落ちて、また上がってくる。

脳への信号がどうのこうのという工程をいくつも抜けて、いったん足が地に着く。

しかしそこはSAOの地ではなく、セットアップステージ。

いわゆるユーザー名やパスワードの設定、自分のアバターの見た目を決める画面であるが、テスターであった俺は、≪βテストの時のデータが存在します。そのまま使用しますか?≫という問いに迷わず≪YES≫と答え、次に進む。

少しすると≪welcome to Sword art online!!≫という文字が俺の後ろを通り抜けていく。

 

無意識に閉じていた目を開けると、そこはレンガが敷き詰められた床。

視線を上げれば噴水が存在し、周りを見渡せばおそらく現実とは違う顔をしているであろう何千のプレイヤー。

俺は改めてSAOに、『アインクラッド』に帰ってきたんだと実感し、小声で「帰ってきたぁ...」と呟いた。

きっとこれが聞かれていたら、あいつは変な奴だと噂が立ったことだろう。

 


 

βをやっていたとはいえそれは何か月も前の話。仮想世界にもβのサービスが終わってからは全く行ってなかったので、少し体を慣らすついでに武具屋にひとっ走りする。

その店で一番安い剣を買うと、ステータス画面から今の武器を右手部分にもっていき、装備状態にする。

そのまま路地を抜けてフィールドに出ると、背中に背負ってあった今さっき買った剣...『スモールブレード』を抜いて構える。

構える、といっても剣道のようなきっちりとした構えではなく、両腕からできる限りの力を抜いた脱力状態を作る。

そこから目の前にいるイノシシ(フレンジー・ボア)をまっすぐ見据えながら、右手を引いて左半身を前に出す。

俺がターゲットしたイノシシは俺のことを視界にとらえると、一つ大きなうなり声をあげこちらに向かってきた。

イノシシの突進がいい距離感になったところで、右手の剣を思いっきり突き出す。

すると体は勝手に動き、剣には青みがかったエフェクトがかかる。

この現象こそSAOにおける固有のアクション、≪ソードスキル≫だ。

ある程度の型を取っていれば後は勝手にシステムが動きをアシストしてくれるので、ある意味ではこの世界で武器を振るうのでは楽といえる。

しかし、ソードスキルを発動した後には硬直時間(クールタイム)というのが存在し、少しの間だけ動けなくなる。

俺が今使ったのは≪レイジスパイク≫という基本の突進技で、さほどの時間も食わないが、もっと上の上級スキルになってくると、もっと時間を食ってしまうので、スキルの選択は慎重に、しかし大胆にせねばいけない。

 

「...ふぅ...」

 

仮想世界の動きにもだいぶ慣れてきたが、いきなり戦闘はやっぱり負担がデカかったか。

近くの意思に腰掛けながらそう思った。

おっと、今更ながら名乗るのを忘れていた。

俺はユイト、ここじゃリアルネーム、つまり自分の本名を出すのはタブーだから、こう名乗らせてもらうよ。

...って俺、誰に話してるんだ。まあいいか。

 

「今のイノシシのドロップ...うぇぇさすがSAO界のスライム...ドロアイテムしょっぺぇ...」

 

まあ、ここの第一層、レアドロップなんて聞いたこともないし、出てくるのはさっきのスr...イノシシだけだから、ドロップ品がしょぼいのも仕方のないことだ。

そのままもう一体イノシシを狩ろうとしたところで、ふともう一度メニュー画面を開く。

時刻は午後五時半過ぎ。そろそろ夜飯作りの手伝いをしろと母親に呼び出されそうだということを思い出し、一番下のログアウトボタンを押そうとして、ふと違和感を覚えた。

 

ーーおかしい。

 

()()()()()()()()()()()。いや、ログアウトボタンがあった形跡があるのだが、≪log out≫の文字がない。

ほかのプレイヤーもその事態に気付いたのか、パーティの仲間とウィンドウを見せ合ってみたり、目をこすったりしているようだが、結果は同じ。

 

「これは...一体...」

 

ゲーム側の不具合?もしくはそういうイベント?

そう考えた瞬間、俺の体は青い光に包まれた。

 

「強制転移!?」

 

転移というのは、特定の場所で、あるいは特殊なアイテムを使って「転移:どこどこ」と唱えればそこに移動するようになっている。

しかしここは一層で、なおかつ転移アイテムもない。何より俺は、転移コマンドを唱えていない。

それなのに転移は実行され、数時間前にログインした場所に転移している。

周りを見ずとも、ほかのプレイヤーによる不安や泣き言が聞こえる。おそらく、この場所に今SAOにログインしているプレイヤー全員が集められたのだろう。

ゲームマスターが出てきて説明するか、それともプレイヤー全員の強制ログアウトか、はたまた告知なしイベントの始まりか。

少し経つと、誰かが「空が!」といった。その声につられた空を見ると、≪system alert≫の文字が六角模様に広がる。

そして、その六角形の間から、血のような赤いどろっとした液体が流れ落ち、地面に垂れーーず。

空中で浮遊し、その液体はフードを被った人間のような形を作った。

しかし、フードの中には暗闇が存在するだけ。顔がない。それが、いっそう赤ローブの不気味さを際立たせた。

 

『プレイヤーの諸君、私の世界にようこそ。』

 

その挨拶が、このSAOを、デスゲーム(現実)とする、合図だった。

 

 

 

 




ヒロインは未定、出てくるバンドはRoselia、タイトル変更済み。
タグにもヒロインの名前が入ります。よろしくお願いします。
読んでもらった通り駄文でございますが、これからもよろしくお願いします。

正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?

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  • 伝わらない、だめだった
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