ロゼリアート・オンライン   作:ユイトアクエリア

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お久しぶりです皆さん。
というわけで、タイトル通りです。
ちなみに時系列的には、キリトがリズとドラゴン倒しに行った辺りなので、次キリトが出てくるときは、あの水色の剣を携えていることでしょう。
というわけで、本編どうぞ。


アップデート(追記):大幅添削。


14話 青薔薇、結成。

Yu「素材も順調...ドロップもおいしい...マッピングもそこそこ...これ以上クソドロになる前に帰るかな...」

 

 

俺は今、最前線に出てきた。

この前の《プネウマの花》事件で無断欠席したことが響き、しばらくレベルを上げておくように言われた。

しかも、最前線で。

そりゃ無茶だろうとか思ったけど、これが意外と効率がいい。

最前線なのだから当然経験値が一番おいしいし、何より攻撃パターンが割と単調だ。

...まあ、死人は一桁出た気がするけど。

単調なだけで、別に火力がないわけじゃないからね。

話を戻そう。

今日のノルマも終わったし、と転移門へ歩いていると、メッセージアイコンが光った。

差出人は《RinRin》さん。

ぶっちゃけもうメル友だ。(死語)

 

 

『今日のノルマが終わった後でいいので、こちらのホームに顔を出していただけませんか?よろしくお願いします。』

 

 

うーん、俺何かしたかな。

というのも、俺とのメッセージは大体一個や二個顔文字がついてることが多い。

でも、今回に限ってそれがない。

 

 

Yu「...速攻で行こう。うん、そうしよう」

 

 

俺は走りながら、『わかりました、すぐに行きます』と片手間に打ち、幅跳びの要領で転移門にダイブし、そのホームに向かった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

Yu「...スキルが増えた?」

Yk「えぇ。何か知らないかしら?」

 

 

ホームに飛び込んで最初に言われたのは、そんな言葉だった。

なんでも、ユキナさんのスキルが増えたらしい。

 

 

R「『チャント』...見たことないスキルだったので...」

Yu「この世界のスキルって、意外と和訳したらそのままだったりするから...」

 

 

と言うと、サヨさんが考え出した。

 

 

S「チャント...確か意味は...『詠唱』...」

A「え!?じゃあユキナさん、魔法使えるんですか!?」

S「いえ...一定のリズムと節を持ったというような意味だったような気もするので...意味合い的に『唄う』というほうが近いかと」

Yu「唄う...ユキナさん、そのスキルが出た時、何してました?」

Yk「その日は...特に何もしてないわ。いつものようにこのメンバーでレベル上げをして、夜は一人で歌ってただけよ」

 

 

あまりに平然と言うから聞き逃しかけたけど「一人で歌ってた」と言った。

多分これが答えだ。

 

 

Yu「その独唱、人が聞いてたりしますか?」

Yk「えぇ。いつも聞いてくれる人がいるわ」

Yu「じゃあ、誰でもできる技じゃない。そして現状、そんなスキル聞いたことがないから、きっとユキナさんのそれは、『ユニークスキル』だ」

 

 

ユニークスキルは、この世界で一人しか持ってないであろうスキルの総称。

通常、スキルは武器に多く割り振られており、片手剣だとか両手斧だとか、いろんな武器ジャンルに応じて、スキルがある。

スキルのレベルが上がれば、使える武器やソードスキルも増えるし、ソードスキルの失敗(ファンブル)率も下がる。

ごく稀に、一つのスキルを上げ続けていると、『エクストラスキル』というものが出てくる。

手ごろなもので言えば『カタナ』スキル。

これは武器ジャンルの『曲刀』をずっと練習していれば出てくる。

まあ、エクストラスキルもそこまで苦戦を強いられて取れるものではない。

ここからが本題だ。

ユニークスキルは、エクストラスキルの中でも持ってるプレイヤーがいるかどうかという非常に稀なスキル。

プレイヤーが普段やってる行動に紐づいて出てくるらしいが、詳しい出現方法はわかってない。

そのくらい、希少なスキルだ。

 

 

Yu「ユキナさん、それタップできる?」

Yk「こうかしら...」

Yu「ちょいと失礼...えっと...?」

 

 

『スキル:吟唱(チャント)

効果:効果範囲内にいるプレイヤーにランダムバフ付与。効果範囲内にいる敵エネミーからのヘイト増加。』

 

 

Yu「...だいぶ挑戦的なスキルだ。攻略には...やめておこう」

Yk「結局、これは強いのかしら?」

R「歌っている間も動けるなら、タンク役には向いていますが...」

A「ユキナさんのビルド、AGI型だから...」

S「むしろ、ユキナさんを守りながら戦う、というイメージでしょうか」

 

 

どうやら、このパーティの生存方針は決まったようだ。

ただ、一個だけ。

 

 

Yu「なありんりんさん。ギルドでも組めばいいじゃないか」

R「...6人からしか組めないって、知ってるはずですよね?」

Yu「あ、そっか」

 

 

ギルドは6人以上で初めて組める。

このパーティは五人。

あと一人、足りない。

 

 

A「だったら、ユイトさんがここに入ればいいんだよ!!」

Yu「...へ?」

 

なんてことを言い出すんだこのツインテールは。

 

 

S「そうですね。戦力的にも、連携的にも心配なさそうです」

L「それにほら、男の子が一人でもいればさ。...その、ナンパ除けにもなるし」

Yu「おい待て。人を虫コナーズみたいに扱うな」

Yk「入ってくれないのかしら?」

 

 

ユキナさんの圧が強い...

でももっと後ろにもっと強い圧放ってる人いる...

 

 

R「一層からの仲ですし...それに、ユイトさんがギルドに属さない理由も知っています」

Yu「...」

R「その上で、お願いしたいんです。一緒にギルド、組みませんか?」

 

 

正直、怖い。

キリトの前のギルドの例もあった。

この人たちが俺より弱いことは知っている。

だから、守りたい気持ちと、守れなかったらきっと後悔するという二つの気持ちが存在している。

 

 

Yu「あぁでも、そっか」

 

 

少々自分勝手だが、ぶっちゃけ割り切れる。

初期からの仲だ。

多少自分勝手でも、融通は効くだろう。

 

 

Yu「一応聞いとくが、俺は攻略組だ」

R「はい」

Yu「帰ってこない日もざらにある」

Yk「えぇ」

 

 

本当に。

 

 

Yu「結構自分勝手な行動をするかもしれない」

S「それは、分かりきってますね」

 

 

この人たちは。

 

 

Yu「そんな俺をギルドに入れて、たぶん後悔するぞ」

L「迷惑なんて被りあってなんぼじゃない?」

 

 

バカなんだろうなぁ。

 

 

Yu「それでも、俺を誘うか?」

 

 

許してほしい、こんな言い方になったことを。

 

 

R「はい。ぜひ、お願いします」

Yu「わかった。よろしく、みんな」

 

 

Yu「...で、入ったはいいけど、名前とか決めてんの?」

A「もちろんですよ!」

L「それはもう、一択じゃない?」

S「えぇ。私たちに、それ以外ありえませんから」

R「私たちと言えば、みたいなところはありますね」

Yu「決めてんだ。なら、その名前は?」

Yk「私たちのギルド名は...

 

 

『Roselia』よ」

 

 

Yk「ところで、これどうやって入力するのかしら?」

Yu「...リーダー、りんりんさんのほうがいいんじゃねえの...?」

 




あとがき、読了感謝です。
...やっと出番がきたね、Roselia。
たぶんオリジナル構想が初なので、時間と字数かかってます。(言い訳)
これから彼女たちの出番は増やします、絶対。
増えなかったらタイトル変えよう、うん。
Roseliart Onlineやぞ、Roseliaって入ってるんだから、ええ。
まあそういうわけなので、これからもこの駄文をよろしくお願いします。
後、リバイス面白いから見てください、YouTubeで2話まで配信してるので()

お気に入り登録、評価、感想などいただけると、主が一人でリミックスします。

正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?

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