ロゼリアート・オンライン   作:ユイトアクエリア

48 / 80
いやぁ...う~ん...

う~ん...なんかねぇ...

あの...うん。


32話 包囲網を突破せよ

K「違う違う!えーと...なんて言ったらいいかな...なんというか...とにかく、前線にはあんまり出てほしくなくて...」

 

 

キリトの心配は最もだが、そんなことを言われて引き下がる俺ではない。

 

 

Yu「前衛は交代なんだろ?俺も出るよ」

K「え?いやあれはオーク型の話じゃ...?」

Yu「相手がモンスターだろうがプレイヤーだろうが関係ねえだろ」

 

 

相手はサラマンダー隊12人。

見るからに重そうなやつが前に、軽そうなやつが後ろにいる。

 

 

K「一緒に叩くぞ」

Yu「OK。合わせるよ」

K「せー...のっ...!!」

 

 

剣を振りかぶり、前にいるサラマンダー6人と鍔迫り合いをする...と、思っていた。

なんと前衛の6人はタワーシールドに身をひそめて、俺たちの攻撃を耐えたのだ。

シールドにぶつかってノックバックを食らった俺たちは吹っ飛ばされる。

そこに立て続けていくつもの光の玉が俺たちの周りを取り囲んで爆発する。

 

 

Yu「っ...!」

K「ぐっ...!」

 

 

何とか耐えた。

が、きっと次はないだろう。

それに、あの完全な防御陣形。

 

 

Yu「(俺たちの剣の威力を知ってのことだろうな...)」

 

 

自分で言うのもあれだが、俺は割と腕っぷしは強い方だ。

そしてそれはキリトも一緒。

つまり、俺たちの剣による攻撃を耐えきってさえすれば、後はやりたい放題できるというわけだ。

 

 

Le「þú fylla heilaqr austr brott sudr bani!」

 

 

後ろからリーファの回復スペルが聞こえ、俺たちの体力がほぼ全快した。

 

 

Yu「サンキューリーファ!せやぁっ!!!」

 

 

今度は単身で突っ込んでみるが、結果は一緒。

 

 

Yu「どうすりゃいい...!?」

 

 

方法はあるにはある。

俺が魔法を打って相殺し合う手が、一番有効な手だ。

しかし、俺のMPが心もとない。

俺はもともとピュアファイターであったため、覚えている魔法が回復寄りで、攻撃魔法の威力が端的に言えばゴミなのだ。

そして、向こうの軽装備のやつはきっとメイジ。

MP極振りのやつらに、剣士ごときのMPが絶対に勝てない。

 

 

 

もう一つの方法に関しては、半ば賭けだ。

魔法を切る。

というか、弾いて別の場所にいなす。

これに関しては俺の目と腕次第だ。

キリトやリーファの方に飛ばしてしまってはダメだし、俺自身もHPがないと割と危険だ。

 

 

Yu「(でも、やるしかねぇ...!)」

 

 

ここを突破できなきゃ、りんには会えない。

それに、プレイヤー同士の戦いなら、こっちの方に分がある。

向こうには数で負けるが、質ならこっちの方が断然上だ。

命がかかってたPKなんて。あいつらには到底想像できまい。

死んでもいいゲームなんて、気楽にやれる。

 

 

K「ちっ...!」

Le「もういいよキリト君!!またスイルベーンから飛んで...!」

 

 

ちょうど爆風から姿を現したキリトに、リーファから声がかかる。

 

 

K「嫌だ」

 

 

リーファの「諦める」という単語に、キリトが反応する。

 

 

K「俺が生きてる間は、パーティメンバーを殺させはしない」

Yu「(まったく、カッコつけちゃって)キリト。下がれ」

K「断る」

 

 

少なくともキリトの目から、ここから引かないという意思は伝わる。

 

 

Yu「()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

K「...!」

Yu「下がってリーファの回復を受けてくれ。俺はメイジの方を潰す」

K「...わかった」

 

キリトがリーファのほうまで下がったのを確認して、大剣を構える。

 

 

Yu「行くぞメイジ共!!」

 

 

地を蹴って前進する。

タワーシールドに弾かれ弾かれる。

そしてメイジたちが詠唱を始める。

ここまでは予定調和。

ここからだ。

 

 

ふっとばされた体を剣を突き立てて無理矢理立て、火の玉が落ちてくる場所を観る。

 

 

Yu「(ここだ...!)はぁっ!」

 

 

一つ。

 

 

Yu「やぁっ!」

 

 

二つ。

 

 

Yu「おらぁっ!」

 

 

三つ。

 

 

流石に全てとはいかなかったが、全弾直撃の時よりもHPは大幅に残った。

 

 

「お、おい...あいつ、魔法を...」

「いやまさか、そんなわけ...」

 

 

サラマンダーの方から動揺の声が上がる。

と、後ろの方で詠唱が聞こえる。

少し高めの男の声。

キリトだ。

あの詠唱は、洞窟で教えられながらしていたものだったか...。

そして、詠唱を終えると、キリトは闇に包まれた。

 

 

Yu「うぉ...」

 

 

ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!

 

 

端的に言おう。

キリトがボスになった。

 

正確には、ボスのような見た目をした化け物になった。

化け物はサラマンダー隊に突っ込んでいくと、まず前列のシールド隊を、そして後ろのメイジ隊をちぎっては投げ、とりあげては食ってを繰り返している。

 

 

Yu「うわぁ...グロテスク...」

 

 

化け物になったキリトの虐殺っぷりを見て、思わず呟いた。

見ると、リーファが生き残りのサラマンダーに事情聴取を行おうとしていた。

そのリーファの横に化け物からもとに戻ったキリトが肩を組みに行き、何やらにやけている。

 

 

Le「なんか男って...」

「身も蓋もないですね...」

Yu「...キリトが特別なだけだと思うぞ...」

 


 

事情聴取の結果、どうやらメイジ隊のリーダーの強制召集の下、俺たちを12人で狩る作戦だったらしい。

俺たちを狙った理由が、サラマンダーの上の方の人間による作戦の邪魔になるという理由らしい。

なんとも理不尽だ。

だとしたら、その12人もそこに加えてやればいいじゃないかとか思うのだが、それは上の人間にとっては邪魔にしかならないのだろうか。

そんなことを考えながら、中立都市「ルグルー」に到着した。

 

 

K「そういえばさぁ、サラマンダーズに襲われる前、なんかメッセージ着てなかった?」

Le「ん?あ...忘れてた...あれ、落ちてる」

Yu「落ちて確認してきなよ。俺たちが見張ってるから」

Le「了解。あたしの体に変なことしないでよね」

K/Yu「しないよ」

 

 

 

 

 




ん~...雑だね

正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?

  • 良かった
  • 伝わらない、だめだった
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。