正直ALO編で出る枠無いとか考えてた人間だから()
side青薔薇
燐子とあこを除いたRoselia3人が、CIRCLEのカフェテリアに集まっていた。
友希那「...今日で、一週間ね」
紗夜「...そうですね」
彼女たちがSAOから解放され、燐子が目覚めないまま過ぎた時間だ。
リサ「なんで、燐子だけなんだろうね...」
友希那「というよりリサ、あこは?」
リサ「ちょっと遅れるって...あ、噂をすれば」
リサが目線を送った先には、走ってくるあこの姿。
紗夜「遅刻とは感心しませんね、宇田川さん」
あこ「さ、紗夜さん、ごめんなさい...でも、これ、皆に見てほしくて...」
あこが見せたのはスマホのスクリーンショット。
友希那「これが、見せたいもの?」
あこ「ここ、何かあるんです」
あこが拡大したその場所には、ぶら下がる金の鳥籠らしきもの。
そして、その中に入っている人物が...
リサ「これ、さ」
紗夜「似て、いますね」
あこ「で、ですよねっ!?」
友希那「三人とも、どうしたの?」
唯一状況が分かってない友希那に、あこがもう少しだけきれいなスクリーンショットを見せる。
あこ「友希那さん、これ、見覚えありますよねっ!?」
友希那「誰に似ていると...!?」
綺麗な黒髪を伸ばした、羽が生えたようなアバター。
友希那「燐子...!?」
そのアバターは、バンドメンバーの白金燐子に、とても良く似ていた。
あこ「そうです!りんりんが、この中にいるんです!!」
リサ「で、でもあこ?ここってどこなの?」
紗夜「見てくれはSAOのようなポリゴンゲームのようですが...」
その紗夜の問いに、あこはゲームソフトを出すことで答えた。
あこ「これです!アルヴヘイムオンラインっていうゲームです!」
紗夜「それは、純正のゲームですよね?」
あこ「え?それはもちろんそうですよ?あこも昨日、いつも行くゲーム屋さんで買ったんですから」
紗夜「なら、どうして純正のゲームに白金さんらしき人が...」
あこ「あこ分かりました!きっと、悪~い闇の王様が、りんりんをお嫁さんにしようとしてるんだ!」
友希那「そんなことあるわけないでしょう」
あこの中二的考えは、友希那にバッサリ切られてしまった。
紗夜「そうですね、ありえません」
リサ「あはは...あこ、それはさすがに...」
あこ「う~ん...こんな時にユイトさんがいてくれればなぁ...」
あこは目の前で消滅した、親友の恋人の名を出す。
紗夜「そうですね...彼なら、なんとかしてくれたかもしれないですが...」
リサ「言いたくはないけど...ね?...あれ、友希那?」
リサが呼び掛けた先には、友希那が電話をかけていた。
友希那「一つだけ。私は、ユキナよ」
そう言って、友希那は電話を切った。
リサ「ゆ、友希那?誰から?」
友希那「誰から、ではなく、私からかけたわ。私たちにとって、一番頼りになる人よ」
紗夜「そんな人、いましたか?」
友希那「もうすぐ来るわ。きっと」
あこ「誰なんですか、その人?」
あこがそう言った瞬間に、目線の先に走ってくる影。
そして、その人影は呼び出した本人をフードの影から見ると、ため息交じりに言った。
「よく名前だけ言って来てくれると思ったねユキナ」
友希那「実際来たじゃない」
「行けば分かると思ったからね」
あこ「え...?」
リサ「いや、え?」
紗夜「確かに、あの時...」
「あ~...まぁ、そうだよな。そういう反応になるわ」
友希那「まぁ、死んでいると思ってもしょうがないもの」
「しゃあない。自己紹介しておくよっと...」
人影はフードを取る。
唯斗「Yuitoこと、蒼闇唯斗だ。初めまして、そして久しぶりです、Roseliaの皆様」
あの世界の時と変わらないさわやかな笑顔で、そう言った。
彼がこの場所に来たのは、少し前にさかのぼる。
Le「...世界樹...」
K「や...!」
Yu「やぁっと出れたぁーーーー!!!」
歓喜の声をあげながら、辺りを見渡す。
つい先ほどまで光も何もない洞窟、というか別マップにいたからこんなに明るい場所に出たのは割と久しぶりかもしれない。
数時間前、俺たち3人はモンスターの擬態だった宿屋にまんまと釣られ、ヨツンヘイムと呼ばれる地下マップに強制移動させられた。
そこで見かけた邪神モンスター2体のうち、人型にいじめられていたクラゲ型を助け、そのクラゲ型の背に乗り、さらにそのクラゲ型が進化して、地下世界を飛んで移動し、地上へとつながる階段まで乗せてくれて、今に至る。
と、過去を回想していると、午前4時から定期メンテナンスを行うという趣旨のアナウンスが流れた。
Le「...今日はここまでだね。一回宿屋でログアウトしよっか」
K「メンテってのは何時まで?」
Le「今日の午後3時までだよ」
Yu「そっか...」
再び物思いに耽る。
あの樹の上に、りんがいる。
そう思うだけで、暴走しかねない。
そのとき、不意にキリトが言った。
K「さ、宿屋を探そうぜ。俺もう素寒貧だから、あんま豪華じゃない所が良いな」
Yu「調子乗って全額渡すからだろ?俺はもう少し手持ちあるから...ユイ?」
ユイ「あっちに激安の宿屋がありますよ!」
Yu「げ、激安...まぁいいか」
キリトがすたすたと歩いていくので、やむなく着いて行き、チェックインして部屋に入った瞬間、猛烈な眠気を感じ、即
昼頃、携帯が鳴った。
唯斗「...もしもし?」
「ユイト、かしら?」
唯斗「はい、確かに唯斗ですが...」
電話をかけてきたのは女性。
どうやら俺のことを知っているようだ。
「誰かわからないって声してるわね?」
唯斗「...それはそうでしょう」
「疑われるのも仕方がないわ。だから、証明がしたい」
唯斗「証明?」
「ええ。今、暇かしら?」
唯斗「とりあえずは...」
「じゃあ、CIRCLEのカフェテリアで、待ってるわ。あと一つだけ、私は、ユキナよ」
そう言って電話が切れた。
唯斗「ユキナ...か。行ってみれば、わかるかな」
そして、彼が来た辺りに遡る。
唯斗「この際、なんでユキナが俺の番号知ってるかなんて野暮なことを聞くつもりはない。なんで呼んだ?」
あこ「これです!」
あこは携帯のスクリーンショットを見せる。
唯斗「あぁ。
リサ「し、知ってる?」
紗夜「それはどういう...?」
唯斗「そのままの意味だよ。それはりんで、ALOっていうゲームに閉じ込められている」
彼は自分の知りえる情報を話した。
唯斗「それと、俺は今、そのゲームをやっている」
友希那「...目的は?」
唯斗「野暮だな。もちろん、りんを助けるためだよ」
彼は、自分に救出する意図があることを話した。
唯斗「俺はりんを必ず助ける。それだけは、皆に誓うよ」
友希那「その言葉、嘘はないわね?」
唯斗「あぁ。もちろん」
友希那「なら、お願いするわ。私たちの、大事な仲間だから」
唯斗「わかった。必ず」
やけに斜に構える唯斗君。
偉そうだね()
正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?
-
良かった
-
伝わらない、だめだった