ロゼリアート・オンライン   作:ユイトアクエリア

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...長かった。とっても長かった。

ここまで完走できたのも、みてくれていた皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

後書きにお知らせがあるので、最後までご覧ください。

それでは本編、どうぞ


47話 新生

Yu「お、おぉ...ありがとうございます...」

K「俺まで祝われたんだが...?」

 

Daicy Cafeにいるほぼ全員から祝福されながら店内に入った俺たちは、突然のことで言葉が出なかった。

 

「はいはい、主役は座って座って!」

「キリトさんも隣に!」

K「ええと...リズ?これはどういう...?」

 

リズベット「はーい!じゃあ全員いることだし、自己紹介、始めましょうか!まずはアタシね!あたしはリズベット!本名は篠崎里香ね、よろしく!」

 


 

リズベット「はい、じゃあ全員終わったし、次は今日のメイン二人ね!まずはキリトから!」

 

リズに押されながらステージに上がったキリトは困惑気味にマイクを持った。

 

K「えっと...キリトです。名前は、桐ケ谷和人。ソロ、でした」

「ソロ"でした"ってどういうことだよ~!教えろよ~!」

K「えっと...いや、黙秘権で」

Yu「まぁ、そうだよなぁ」

リズベット「はいじゃあ次、ユイト!」

 

キリトからマイクを強奪したリズはそのまま俺に押し付けた。

そのままステージに押される。

 

Yu「あ~...えっと、ユイトです。蒼闇唯斗。ギルドは...Roselia」

「え!?あのRoselia!?」

Yu「そうなる」

リズベット「よしこれで自己紹介終わったね!次は今日の主役の二人にスピーチしてもらおうと思います!」

K/Yu「...え?」

 

俺はともかく、キリトまで疑問符を浮かべているのはなぜだろう。

 

Yu「おい、なんでお前まで「え?」って言ってんだよ

K「しょうがねえだろ、こんなのプログラムに無かったんだ

リズベット「ほらほら二人ともこそこそしてないで!行った行った!」

 

再びリズに押され、ステージに立つ。

 

Yu「あー...えっと...今日は俺たちのために...でいいのかな?集まってくれて、ありがとう」

K「その、俺も正直動揺してるんだ。正直な話、こんなのプログラムに無かったし...」

Yu「あ...まぁ、とりあえず、今日は、楽しみましょう!...で、いいかな」

K「ばっちりじゃないか?よし、それじゃあ改めて...」

 

 

K/Yu「乾杯!!

 


 

Yu「はぁ...疲れた...」

エギル「おう。主役だからな。なんか飲むか?」

Yu「...のどに優しい奴で」

 

俺がそう言うと、隣にキリトが座り、

 

K「マスター、バーボン、ロックで」

 

と、訳分らん注文をし始めた。

エギルさんはそれを聞くと、俺とキリトに全く同じ飲み物を出した。

 

Yu「...?エギルさん、これ」

K「...何だ、ウーロン茶じゃないか」

エギル「...未成年に酒なんか出さねえよ」

Yu「まぁ、ですよね...」

 

そう言った時、俺の隣に細い人影が現れ、

 

「エギル、俺には本物くれ」

 

と言いながら、座った。

 

Yu「いいんですかクラインさん?この後仕事って言ってませんでしたっけ?」

クライン「へっ。残業なんて飲まずにやってられっかっての。...それにしても、いいねェ...」

 

...ここにはSAOプレイヤーしかいないし、見知った顔だからわざわざ本名呼びしなくてもいいだろう。

 

クラインさんは座る向きを180度変えて、女性陣の方を向き、顔をだらけさせながら、鼻の下を伸ばしている。

 

すると、キリト側の隣にも人影が現れた。

クラインさんとは違い、きちっとした印象を受ける。

確か、名前はシンカーだったか。

軍の指揮官だった男で、前線に出るように指示した男ではない方...とキリトから説明を受けているが、何が何だかさっぱりわからない。

まぁ、彼の人柄から、前線に特攻して無駄死にさせるような人間でないことは分かった。

しかも、同じ軍のユリエールというプレイヤーと入籍したそうだ。

 

Yu「ゲーム婚ってあるんだなぁ...」

K「俺らも似たようなもんだけどな」

Yu「まぁ、そうだな。...あ、そうだ。教えろよ、お前の言う『裏技』ってやつ」

K「あぁ。..じゃあちょっと長くなるけど、話そうか」

 


 

あの時、ユイによってコードを転写されたキリトは、俺らとは違う別の場所に転送されたそうだ。

まぁ、転送バグも、人為的に起こされたものらしいが。

 

それを起こした人物は、ヒースクリフこと、茅場晶彦。

 

茅場は、キリトのみを別空間に呼び出し、自分の全てを預けたそうだ。

 

具体的に言うと、『ヒースクリフ』のアカウントデータと、『世界の種子』なるもの。

キリトはヒースクリフのデータを使い、オベイロンのシステム行使権を無くし、代わりに自分にそれを付与した。

それにより、彼は聖剣二刀流ができなくなったり、キリトがペイン・アブソーバを自由に操れるようになったわけだ。

アスナやりんのログアウト権限も、彼が預けたものだ。

 

Yu「...こうやってまとめると、GMアカウントってめちゃくちゃなことさらっとできんだな」

K「あぁ...俺も正直ビビったよ。コマンド一つで思いのままだからな」

 

...こういうのを聞くと、一回でいいからGMアカウントを使ってログインしたくなってしまう。

まぁ、その要望はたぶん一生叶わない願いだろう、胸の内に仕舞っておこう。

 

Yu「...んで、その『世界の種子』ってやつは何なんだ?」

K「見りゃわかるよ。ユイトも、Roseliaに伝えとけ。『11時、イグドラシル・シティ集合』ってな」

Yu「了解。...というか、ALO消えないんだな」

K「あぁ。ALOだけじゃないぞ。いろんなサーバが立ち上がって、いろんなゲームができ始めてる」

Yu「そりゃすげぇ。とんでもないもん預けてくれたな、あの男は」

K「全くだ」

 

二人で顔を見合わせて、軽く笑った。

 


 

『今日の11時前ぐらいからALOにログインできて、なおかつ二次会に参加予定の人間は、11時、イグドラシル・シティ迄』

 

『参加希望、不希望問わず、返信不要』

 

という文面を一次会の時にできた『Roselia』グループチャットに打ち込み、新たに購入したアミュスフィアを頭に装着し、目を閉じる。

 

あの世界に、もう一度。

 

唯斗「...リンク・スタート!!」

 

Yu「...ふぅ...」

 

降り立った場所は世界樹の根元。

アイテム欄とステータスをチェックし、()()()()()()()ことを確認して、ウィンドウを閉じる。

そのまま世界樹の上に新設された《本来の空中都市》、イグドラシル・シティまで飛ぶ。

今までのALOには10分の滞空制限があったが、これからのALOにはそれがなくなった。

上級種族アルフにのみ許されていた《無限の滞空》が全プレイヤーに解禁されたのだ。

 

まぁ、この距離、10分もかからないけど。

 

Yu「っと、お待たせ」

As「あれ、キリト君は?」

Yu「知らね。というか、アスナはウンディーネなんだな」

As「だって、いつも遊ぶ友達はみんなアタッカーでしょ?一人ぐらいヒーラーがいないとね?」

Yu「なるほど、道理だ」

 

SAOでもKoBの副団長として指揮を執ってただけはある。

 

R「...ゆ、ユイトさん」

Yu「お、来た来た。待ってたよ、りん。それに、あことリサ」

L「ごめんね~。どうしてもユキナとサヨは連れてこれなかったよ~」

A「みんなでやった方が楽しいからって誘ったんですけど...」

Yu「まぁ、それは仕方ないよ。...りんはウンディーネで...あこはインプ...で、リサは...プーカ、だったか?」

R「はい」

L「でも、どうしてここなの?」

Yu「...時間だ。飛ぶぞ」

L「え、ちょっと、あたしの質問には?」

Yu「飛べば分かる。行くぞ」

 

俺を先頭に、イグドラシル・シティに集まった幾多のプレイヤーたちが上空に移動する。

そして、月が真正面で見える位置で静止する。

 

Yu「さ、来るぞ」

 

そう言った時、涼やかな鐘の音が聞こえた。

午前零時を知らせる鐘だ。

 

鐘が鳴った瞬間に、月が欠けた。

正確には、月より前に、何かのオブジェクトが移動してきている。

最初にくさび型の何かが、そのあとには丸みを帯びた何か。

頂点には城のようなものが見えるような気もする。

 

...まぁ、全て知っている。

 

謎の物体は、月をすべて覆い隠し、その時に重々しい鐘を鳴らした。

どこかで聞いた、懐かしいような鐘。

 

月明かりがだんだんと強くなり、その全貌が明らかになる。

 

L「あ、あれって...?」

A「うわぁ!で、でも、どうして...?」

R「アイン、クラッド...!?」

Yu「完全再現だよ。あの世界の、あの城をな。今度こそ、全層クリアして、あの城を我が物にするんだ。前は、俺クリア前に死んでるし」

 

おちゃらけながら浮遊城に向かう。

 

R「今度は、死んでも生き返れますけど...なるべく、死なないようにしましょうね...?」

Yu「あぁ、わかってるよ。あいつの意思、だからな

R「...?何か...?」

Yu「いや、何でもない。行こう、りん。俺、弱くなっちゃったしさ」

R「...うん。今度こそ、皆で...!」

Yu「...しゃあ!!行くぞ皆!!」

 

 

 

ウオオオオオオオオオオオ!!!!!!!

 

 

...こうして、新生アインクラッド攻略が、始まった。

 

 

 




はい、まずは感謝を。
ここまでの読了、そしてこの小説を読んでいただき、ありがとうございます。
思えば自己満から始まったこの小説、二次創作ゆえのガバと意識等々ありましたが、どうにかアニメ一期までの完結を迎えることができました。

どれも、読んでくれている皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

さて、ではお知らせを。

ご存じかと思われますが、この小説、バンドリ公式様のガイドラインにめちゃめちゃ触れております。それはもうがっつりと。
バンドリキャラとバンドリキャラ以外のキャラを絡ませるな(意訳)みたいなことが書いてあるので、めちゃめちゃこの小説、違反です。

しかし、だからと言って、この小説を消してしまうのは、生みの親としては苦しい、そして悲しいので。

とりあえず様子見として、チラシの裏投稿とさせていただきます。
というか、この小説の更新は非常に不定期になります。
SAO:Ⅱからの展開、書きづらかったりなんだりするので、時間が...
まあ、という言い訳はさておき。
真面目な理由としては、リアルの忙しさもありますが、一番の理由として、オリ作品を書きたいと考えているためです。

オリ作品も完全な自己満足小説となってしまうのですが、書きたいものを書いてく精神で、これからもやっていきます。

それでは、ここまでのロゼリアートオンラインの読了、本当にありがとうございました。

次会う時は、オリ作品か、それともここか。

正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?

  • 良かった
  • 伝わらない、だめだった
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