ロゼリアート・オンライン   作:ユイトアクエリア

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完全なおまけ回です。

ゆるっと見てね


???
??? 世界の裂け目


Yu「...ん、ここは...」

 

目覚めたのは何もない場所。

SAOでも、ALOでもないこの場所。

 

証拠に、ウィンドウも開かなければ、服装もSAOのものでも、ALOのものない。

 

Yu「まじで...ここどこ...?」

「...あれ、見ない服装してるね」

Yu「...!?...誰だ!?」

 

声を掛けられて振り向くと、腰に刀を吊った男が立っていた。

 

「やぁ」

Yu「...誰だ?」

「俺は、刀遣いだよ」

Yu「刀...遣い...?」

 

そんな役職は聞いたことがない。

 

「はは。ゲームの役職とかじゃなくて、本当にやってるよ。刀も本物だし。触るかい?」

Yu「...いや、やめておく。それより、ここはどこなんだ?」

「おや、フラれたな、手厳しい。で、ここはどこか...ここは、どこでもあって、どこでもない場所だ」

Yu「どこでもあって...どこでもない...」

 

そんな場所に迷い込んでしまったのか、俺は。

 

「あぁ違う違う。俺が呼んだんだよ」

Yu「何の、ために」

「君の実力を、図りたくてね」

Yu「は...?」

 

そう言うと、そいつは刀を抜いた。

釣られて、俺も剣を抜こうとするが。

 

Yu「...ここじゃ、だめだ」

「あぁ...なら、これを使うといい」

 

そう言って差し出してきたのは一本の剣。

俺の愛剣にそっくりの、金の剣。

 

Yu「...これなら、戦えるな」

「そうかい?なら、始めようか?」

Yu「いつでも来い。...まぁ、実力に沿えるかは、わかんないけど、なっ!!」

 


 

「はぁっ!!」

Yu「うぉぉぉ!!」

 

剣と刀を打ち合う。

どちらかのモノから何かが欠け、火花が散る。

しかし、そんなことを気にする暇もない。

 

Yu「ソードスキル:《バーチカル》!」

「それが君の世界の、業か...!」

Yu「そうだ...これが、俺の力だ...!」

 

横に一閃、あいつは剣に刀を滑らせ、受け流して見せた。

 

「では、今度はこちらの番かな...!」

Yu「(来るっ...!)」

「『業火』!!」

Yu「ぐっ...!!」

 

炎を纏いながら突撃してきたそいつを、どうにかして受け止める。

 

「驚いた。初見で止めるとはね...」

Yu「その割には、平然とした顔してやがんなっ!」

「まぁここまでは、想定内だからね」

 

そのまま俺の剣を絡めたまま刀を地面に突き刺す。

 

「『豪氷』!!」

Yu「なっ!正気か...!」

 

やつは俺の剣と自分の刀を凍らせた。

 

「でも、俺は動けるんだな...っ!」

Yu「くっ...」

 

やむなく凍った愛剣を手放し、後ろに飛ぶ。

俺がいた場所には、凍って刀身が少し伸びた刀が一閃していた。

 

Yu「あぶねぇ...けど」

「丸腰と戦う気はないさ、ほれ」

Yu「...随分と優しいのな」

 

投げられた剣を握りなおし、まっすぐに見つめる。

 

Yu「...不気味なやつだな」

「何がだ?」

Yu「命かけてんだ、なんでそんなに冷静なんだよ」

「んー...まぁあれかな。踏んでる場数の問題じゃない?」

Yu「はっ...俺の方が、踏んでるよ...っ!」

 

Yu「ソードスキル:《バーチカル・スクエア》!!」

「さっきも見たぞ、その構え!」

 

一発目は止められ、二発目は流された。

 

Yu「終わっちゃ...ねぇ...!」

 

三発目は掠った。

 

Yu「うぉぉぉぉ!!」

 

四発目を腕に当て、腕を斬り飛ばす。

 

「く...あはははは!!」

Yu「...何がおかしい?」

「いやぁ...さすが()()()()と言ったところだねぇ!」

Yu「は?何言って...」

「おや、そろそろ時間のようだよ」

 

言われて、体が薄くなっていることに気付いた。

 

Yu「あ、なんだ、これ」

「今までお疲れさま。あとは任せてくれたまえ」

Yu「...何、言って...」

「あぁ、そうだね...とりあえず、『完結おめでとう』と言っておこうか」

 

言われている間に、奴の言葉は遠くなり、意識は薄れていく。

 

Yu「待て...最後に...名前、を...」

「あぁ、言ってなかったね」

 

 

「俺はカイト。刀遣いのカイトさ」

 

Yu「カイ、ト...おぼ、えたぞ...!」

「すぐ忘れるだろうけどね」

 

 

 

「...さて、彼は帰ったかな...」

 

 

「やぁ、読者の皆様。とりあえず、彼は安全に帰ったことを伝えておこう。まぁ、いろいろあって彼はしばらく隠居でもすると思う。彼が再び上がってくるときまで、俺がどうにかしてつなぐからさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「やぁ、あとがきにまで侵入してごめんよ。いやぁ、宣伝する場所的にはここが一番手っ取り早いかなと思ってね。まぁ、出しゃばったことは謝るよ。...まぁ、とりあえず、これを読んでくれたらうれしいな」

新作→https://syosetu.org/novel/283420/

正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?

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