俺もびっくりした()
バレンタインかいたならホワイトデーも書かなあかんやろっていうわけで。
引き続きALO脱出後時空で。
3/12。
唯斗「あ...どうしよ...」
彼は今、非常に悩んでいる。
一か月前、彼女である白金燐子に、バレンタインとしてチョコレートをもらった。
というわけで、今度は彼の番だ。
彼の番、なのだが...。
唯斗「あぁ~!マジ決まんねぇ!!何あげりゃいいんだよこういうのって!!!」
彼は今、とても、それはもう本当に悩んでる。
なぜなら、年齢=彼女いない歴の彼である。
友チョコとか義理チョコには既製品で返してきた彼である。
しかし今回は手作り、しかも彼女からの一品。
これに既製品で返すのはあまりにも品がない。
そしてもったいない。
何より彼女からのプレゼントを無為にできない。
なのだが...
唯斗「下手なもんあげて嫌われたくないうわぁどうしようわぁぁ!!!」
これである。
率直に言おう、うるさい。
そして嫌われるという可能性を考えているあたり、こいつは彼女を乗り換える先がある人間と思っている。
ヘタレであり、クズ野郎である。
万に一つも、彼女が彼を嫌う要素はないというのに。
唯斗「はぁ...もらったときに何が欲しいか聞いとくべきだったか...」
それでは意味が無いだろう、というツッコミは抑えてほしい。
全ては自分が何をあげるか考えるのが面倒なためこうなっている。
彼女にあげるプレゼント、しかもホワイトデーならお菓子でいいだろうというツッコミも、抑えてもらいたい。
彼はそういう人なのである。
どうか、目を瞑ってほしい。
ALO内、3/14。
彼は、イグドラシルシティの宿屋にいた。
Yu「はぁ...大丈夫。ただ渡すだけだ。何も緊張することはない。大丈夫、大丈夫」
R「何が大丈夫なの?」
Yu「ぴゃっ!?」
R「わっ...そんなに、驚くこと?」
誰だって後ろからいきなり声かけられたら驚くだろ!
というツッコミを抑え、
Yu「いや、その...」
と、どもる彼。
ヘタレである(二度目)。
R「どうしたの?『イグシティに来てほしい』って?」
Yu「あー...えっと...」
ここに来てまでしどろもどろになる彼、本当に救いようがない。
Yu「あー...先月、さ。もらった、じゃん」
R「?」
Yu「ほら、その、チョコ」
R「あぁ...うん。それがどうかしたの?」
Yu「で、ほら。今日、ちょうど一か月後じゃん?」
R「そうだね...?」
Yu「だから、えっと...お返し」
そう言って、袋を渡す。
その中身は...。
R「わっ...これ、カップケーキ?」
Yu「作って、みた...どうかな?」
R「とってもきれいで、おいしそう...食べてもいい?」
Yu「あぁ、もちろん」
そう言って、彼女は一口含む。
R「...!んっ...ふふっ...おいしいよ、ユイトくん」
Yu「...はぁ~...良かった...」
料理スキルでいくらでも補正できるといえ、見た目が同じでも味が全く違うものができるなんてざらである。
彼は試作過程で何回か試食しているが、そのたびに、「なぜかしょっぱい」「なぜか辛い」などと、様々な挫折を繰り返している。
R「ふふっ...おいしかった。ごちそうさま、ユイトくん」
Yu「あぁ、うん。おいしそうに食べてくれて、ありがとう」
R「でも、どうしてカップケーキ?...こっちで渡したのは、どうして?」
彼女の質問はごもっともである。
彼女のチョコレートは現実にてプレゼントしたもの。
現実で返すのが礼儀であるが。
Yu「あ~...その...実は、さ。送ろうと思ったんだ、現実で、カップケーキ」
R「うん」
Yu「けど、思ったより難しくてさ、全部、灰に...しちゃった...んだけど、カップケーキは贈りたいから、その、こっちで、用意したんだ。...あ、その、ごめん」
R「...ふーん」
Yu「あ...えっと...怒ってる、よな。うん。俺も、同じこと、されたら、怒る、もんな...はぁ...」
救えない、この男。
何を言っても謝罪が付いて回り、ため息までついてしまうんだから、もう救えない。
R「はぁ...。ユイト君、別に私怒ってない」
Yu「...え?」
予想とは違う答えに、固まる彼。
R「ユイト君がお返しくれただけで、幸せだよ?」
Yu「え、あ、そう、なの?」
R「うん。後、カップケーキって、「あなたは特別な存在です」って意味でしょ?」
Yu「何だ、バレてたのか...」
彼の思惑まできっちり当ててしまった彼女。
こうなったら、もうお手上げである。
R「ちゃんと調べてくれたんだ。ふふっ...嬉しいなぁ」
Yu「当たり前でしょ。...嫌われたく、ないし」
R「?嫌われる?」
Yu「いや、その...」
R「ふふっ、おかしいの。唯斗君を嫌う要素なんて、どこもないのにね?」
Yu「...へ?」
素っ頓狂な彼の返しを待たずして、彼女は彼を押し倒す。
Yu「あの、燐子さん?」
R「...現実でも、くれるんでしょ?」
Yu「いやあの、さっき言ったじゃん...灰になったって...」
R「...せっかく、食べられると思ったのに...本物の、ゆいくん手作りケーキ...」
上目遣い+猫なで声。
落ちない男はいないだろう。
Yu「...明日まで、待ってて。ちゃんと、作るから」
R「うふふ、楽しみ」
...どうやら、彼のホワイトデーは明日のようだ。
はーい駄文。
正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?
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良かった
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伝わらない、だめだった