シノンさん→So
二次創作の難しさ、出てますね()
K「とりあえず予選エントリはーできたはずだけど......会場はどこなんだ?」
Yu「あそこのエレベーター、それっぽいけど」
指さした先にあるのは、いかにもという形のエレベーター。
まぁ、ゲームに合わせてカスタマイズされてはいるが。
思い出したくはないが、旧ALOの《偽》空中都市にあったエレベーターの方が、よっぽどエレベーターしていた。
Yu「とりあえず、行ってみるか。プレイヤーと鉢合わせたらそこで聞けばいいさ」
K「そうだな。行くか」
エレベーター内に入って、とりあえず1番下っぽいB20と書かれたボタンを押す。
扉が閉まって、緩やかな下降感が訪れ、到着と同時に押し付けられる感覚。
扉が開くと、そこは広場になっていた。
Yu「う......わぁ」
K「すごいな......こんだけ人がいるとは思えない静かさだ......」
それもそのはず。
先ほどからずっと、目線がこちらに向いている。
きっと、俺たちがどういうプレイヤーかの品定めと言う奴だろう。
PvP戦に特化しきった奴らの目は、一周回って変態と一緒だ。
気持ち悪い。
Yu「とりあえず着替えよう。控室みたいのなのは......どこ?」
「こっち」
Yu「え、あ、どうも......」
後ろから声をかけてきたプレイヤーの気配に全く気付かなかった。
それはキリトも同じ。
「何してるの?」
Yu「あ、いやなんでも。すみません、案内ありがとうございます」
「彼氏なら、彼女のエスコートぐらいしたら?」
K「あ、俺、男で」
「えっ!?」
と、俺たちをめちゃくちゃ渋い顔で見ながら、渋々道案内してくれたのは『シノン』という女性プレイヤー。
今は、ボックス席に俺とキリト、向かい側にシノンさんという形で座っている。
で、ある頼みごとをするがてら、俺たちの動向を話した。
So「......で、右も左もわからないビギナーが、コンバート初日でBoBって......」
と言いながら、再び頭を抱える少女。
Yu「いやその、すみません......ごく最低限のことだけ教えてくれたらいいので」
So「はぁ......わかったわ。乗り掛かった舟だしね。あの子のモニターの数字、あれが0になったら、プレイヤーはみんなどこかのフィールドに転送される。そのフィールドでは、自分と相手二人だけ。それに勝ったらここに戻ってきて、負けたら1階に戻ってくる。自分の試合が終わって、次の試合の対戦相手が決まってれば、すぐに2回戦、3回戦と続く。......Fブロックは64人、だから5回勝ったら本試合に出れるよ」
すらすらと彼女の口から説明が流れる。
それを聞き逃さないようにしながら、脳内でメモを組み立てる。
Yu「ありがとうございます。助かりました」
そう言うと、彼女は何回目かのため息をついて、
So「まったく。下調べぐらいしてきなさいよ。こんなに教えてくれる人なんて普通いないわよ?」
と言う。
Yu「いやもうほんとにその通りで」
So「で、そっちの人は何してるの?」
と、キリトを指さした。
Yu「おい、寝てんのか?」
K「......っ!あ、いや、なんでも......」
Yu「寝てたな。しっかりしろ」
K「あ、あぁ、悪い」
So「......あなたの相方、ほんとにBoB出場者なの?」
Yu「一応は。これでも強いはずなんですけどね。それ以外がポンコツなだけで」
K「あのな......」
とキリトが言いかけた瞬間、待機ロビーに流れていたBGMが鳴り止んだ。
それと入れ替わるように、エレキギターによるファンファーレが鳴りだした。
それに乗せて、柔らかい声でアナウンスが流れる。
『プレイヤーの皆様、大変お待たせいたしました。只今より、第三回バレット・オブ・バレッツ予選トーナメントを開始いたします。エントリーされたプレイヤーの皆様は、カウントダウン後に予選一回戦のフィールドに自動転送されます。幸運をお祈りいたします』
So「......始まったわね。一応、頑張ってと言っておくわ。けど」
シノンは俺とキリトを手を銃の形にして交互に指さし、言葉を続ける。
So「必ず本選まで上がってきなさい。その体に風穴開けてあげるわ」
Yu「......分かりました。レクチャーの借りは返します」
そして、俺たちはどこかのフィールドに飛ばされた。
絶対解釈違いなんだよね、このシノンさん。
絶対やらないもんこんなこと。
正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?
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良かった
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伝わらない、だめだった