...オリジナル、また止まってるよ
3回戦。
今回は何と機関銃とスナイパーの二丁使いだった、びっくり。
遠くから撃たれて、よしこいつはスナイパーだとか思って近づいてったら、ハチの巣にされて体力半分消えました。
その後何とか牽制射撃しつつ勝利を収めましたが、あのまま行ってたら俺は3回戦落ちでしたね、危ない。
続く4回戦。
なんだか火縄銃のようなデザインの銃だった。
銃口までが長い、祭りなどで見るコルク銃と言った方が近いだろうか。
ともかく、そんな奴と当たった。
......いやまぁ、何もないけど。
普通に勝ったよ。
銃身斬り飛ばして喉笛掻き切って勝ったわ。
さて、4回戦を終えロビーに戻るはずの俺の体は、そのままフィールド転移待機場所に飛ばされた。
どうやら、俺の対戦相手はもう決まってるらしい。
ま、そんな奴一人しかいないけど。
Yu「......剣同士のPvPは......ユージーン将軍振りか」
あれはそこそこしんどかった。
と言うか、それ以来PvPしてないのか。
Yu「ま、気張っていくか」
そう言った瞬間に、転移が始まった。
舞台は廃線になった道路。
道路に廃線とか存在するのかわからないけど、まぁ、雰囲気はそんな感じ。
バスがあったり、ひっくり返った車。
うん、道路だ。
そんな道路のど真ん中を、無防備で歩いていく。
もし仮に俺の予想が外れ、あがってきたのがあいつじゃないとしたら。
俺のアバターには風穴があいたことだろう。
しかし、現に俺のアバターは五体満足。
そして、向こうに人影が見えることから、俺の予想は的中したと言って良くなった。
Yu「......待機ロビーぶりだな、キリト」
K「あぁ」
銃ゲーの道路のど真ん中で、銃を構えずお互いを見据える。
観客は困惑していることだろう。
しかし、これが俺たちの
Yu「せっかくだし、デュエル形式でやるか?」
K「あぁ。半分切った方の負け、でいいな?」
Yu「OK」
言うと、キリトは銃を抜き、一回引いて、空の弾薬を取り出した。
K「これを弾いて、落ちた瞬間にスタートだ」
Yu「分かった。銃は?」
K「状況に応じて。基本は使わないかな」
Yu「了解」
K「じゃあ、行くぞ」
キリトが弾薬を放る。
俺たちは互いの剣のスイッチを入れ、キリトは半身で構え、俺は剣道の構えに似た構えを取る。
弾薬はいまだ上昇を続けている。
キリトは強い。
それは、この世界でも損なわれることはないだろう。
現に、こうして決勝まで上がってきている。
目を閉じ、息を吐く。
もう弾薬は見えない。
あとはただ、落ちた音に合わせてダッシュするだけ。
けど、直感で分かった。
もう、地面すれすれに弾薬があると。
そして、控えめに澄んだ金属音が鳴った。
Yu「っ!!」
K「はっ!!」
俺とキリトは同時に飛び出し、フォトンソードをぶつけあう。
2度。3度。
俺もこいつも一歩も引かない。
ならばと、右足を伸ばしてキリトの腹を蹴る。
ノックバックしてうずくまったのを確認し、距離を詰めて剣を振り上げる。
左わき腹から右肩にかけての《スラント》。
それをまともに喰らって、キリトのHPが9割になる。
Yu「火力!!」
K「フォースで強化すんだよ!」
と言って俺の胴を斬るキリト。
勿論、9割までしか減らない。
ならばと、いったん距離を取って、剣を突き出してダッシュ。
《ヴォーパル・ストライク》だ。
まぁ、ソードスキルを使っているわけではないから、威力は落ちる。
けど、その後の硬直はない。
しかし、あれだけSAOで多用していた技だ。
「硬直がある」という固定概念は、なかなか消えない。
故に。
俺がキリトの横をすれすれで突進し、すぐさま振り返って足を斬りつける。
それでHPが7割になるのを確認したら、振り返った時の反動で後ろにある左足で地面を蹴り、《バーチカル》の構えで反転突進する。
Yu「うおぉぉぉ!!」
K「やら......せねぇ......!!」
しかし、さすが黒の剣士。
俺のバーチカルもどきを受け止め、開いてる左手で腹パンをかましてくる。
これもソードスキル風に言うと《エンブレイザー》となるのだろうが、プロテクターがあるうえ、スキルによる威力補正もないので、マジでただの腹パン。
ちょっと痛いし、HPも8割5分まで減る。
Yu「まさか腹パンは予想できないって」
K「俺もヴォーパル・ストライクにバーチカルは予想外だった。......しかし、さすがに長いな」
試合時間は既に3分は経過している。
打ち合うゲームならそろそろ決着がつくころだ。
今頃ロビーから見ている観客たちは困惑その他諸々の感情によってどうにかなっているだろう。
Yu「......よし。俺今からこいつの全弾フルオートで撃つから、HPが5割より上で捌き切れたらお前の勝ち、そうじゃなかったら俺の勝ちって、どう?」
K「......わかった、やろうか」
決闘スタイル変更。
俺でできたんだから、こいつでも行けるはずだ。
腰のホルスターからプロキオンSLを抜き、キリトに標準を合わせる。
残弾は20ほど。2割ほどのHPなら消し飛ばせる。
Yu「......行くぜ?」
K「あぁ、来い」
その言葉で、俺は引き金を引いた。
フルオートなため、反動を抑えながらキリトから外れないように標準を調整するので精いっぱいだ。
残弾をすべてを使い切ったことを確認し、キリトのHPを確認。
表示はグリーン。
つまり、5割以上は残っている。
K「ノーダメ、俺の勝ちだな」
Yu「......20発全部捌いたの?......そりゃ俺負けだわ」
歓喜半分、困惑3割、呆れ2割で呟くと、俺は上空に向かって、「リザイン!」と叫んだ。
それにより、勝者はキリト、よって優勝はキリトとなり、準優勝は俺となった。
キリト、チート疑惑()
正直、ライブレポート。読んでてどう感じた?
-
良かった
-
伝わらない、だめだった