トレーナーの他人事   作:覚め

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アグネス!ターキーオン!
仮面ライダー!アーマーゾン!


第13話

 

トレセン学園

 

「…ハッ!あぶねえ…っ!?」

 

「ようトレーナー!」

 

「もしもしポリスメン?」

 

「ゴルシちゃんに抜かりはない!電話線は切っておいた!」

 

「…え?」

 

確認したら本当に切れていた。ゴルシお前何してくれてんだ修理費自費だぞこれ。てめえ殴り倒したいくらいだ今の気分。とりあえずゴールドシップが去った後サンドバッグ相手に蹴りを放つ。せいっ!とか声を出しながらやってる。クソが!

 

「…電話線は自費!たづなさんに慈悲なし!」ゲシィッ

 

「うるさいですよ〜…」

 

「おや桐生院さん」

 

「も〜、うるさいんですから…今夜の2時ですよ?」

 

「そこまで行ったら早朝でしょうな。さて…ふんっ!」スパァンッ

 

サンドバッグ<お前もう現実から離れろ

 

「…サンドバッグに傷が…!?」

 

「ウマ娘如きの力では動じないくらいの力は欲しいかな」

 

「!?!?」

 

その日、桐生院は語った。ハッピーミークに。『あのトレーナーはマジでやばい。どれくらいやばいかって言うとコンクリに穴が開くくらいの衝突を受けても怪我一つくらいで済むらしい。マジでバケモンだ』と。ハッピーミークは思った。『警戒すべきウマ娘出せよ』と。

 

その日の昼 トレーニング場

 

「走り出せ!」

 

「うおっほーい!」

 

「なっ!?まだだ!」

 

「…どっちもタイム更新…何がここまで違ってくるのか」

 

「クソッ…!また負けた…!」

 

「このゴルシちゃんに食らい付くとは中々だな!認めてやる!」

 

「昇竜拳!」ボガァッ

 

「ほばっ!?」

 

「…え?え!?タ、タキオン!?」ガシッ

 

「こいつが!このウマ娘が!」ジタバタ

 

「タキオン!?」

 

「いってーなタキオンてめえ!トレーナー!捕まえてろよ今キッツイボディーブローやってやるからな!」

 

「やめて!?」

 

その日、トレーナーは思い知った。ゴールドシップというウマ娘のヤバさ。それとは違うベクトルでヤバいタキオン。この二人はまぜるな危険な存在であることを。混ぜた場合、毒になってしまうことを。

 

「…チーン」

 

「あら…?起きてください、トレーナーさん」

 

「筋肉を強張らせることによりジャンプ!」

 

「んなわけ」バチンッ

 

「…痛い」

 

「トレーナーさん。頑張るのは良いですが休養も大切ですよ?」

 

「大丈夫です。一瞬で疲労が飛ぶ薬がありますから」

 

「薬物ですか?」

 

「ドーパミンです」

 

「脳内麻薬かぁ…」

 

「まあどっち道書類ボロクソでなくんですけど」

 

「今ここでドーパミンぶち込みますから前向いてください?」

 

「…あ、これもしかしなくても殺される?」

 

こうして俺の脳内麻薬ぶち込んで書類完成!の術が使えなくなり、次の日にゴルシが「トレーナー、お前、目大丈夫か?こう、生きてる気がしねえぞ?」と言われることとなった。少し休もう。エナジードリンクは3本までにしよう。

 

「大体トレーナーってブラックすぎんだよな」

 

「え?」

 

「?」

 

「私いつも定時には寮に行って寝てますけど」

 

「…問題児2匹も連れてりゃ仕事量にも差が出るのかなぁ…」

 

「ああ…あのゴールドシップとアグネスタキオンですからねぇ」

 

「あいつらも流石に弱った姿を見せれば良いんだろうがなぁ」

 

「無理ですね」

 

「HAHAHA」

 

…HAHAHAじゃねえっつの。次はタキオン見るのかー面倒だな〜

 

準決勝

 

『さあ2番人気アグネスタキオン。一番人気はウオッカ、3番人気はダイワスカーレットになっております』

 

「…あと三億年あれば周りのウマ娘凌駕できるかな…?」

 

「ブフッ!?」

 

「タ、タキオン先輩…?」

 

「まあ良いか」

 

『各ウマ娘ゲートに入りました。さあレースの始まりだ!』

 

「…がっぎっ…やっぱあずきバー硬いな。時計はあるぞ」

 

『トレーナーさんの皆様、目覚まし時計を納めください』

 

「マジか」

 

『さあゲートが開いたぞ!』

 

「確かタキオンは先行だから…えーと…?」

 

『スタート直後のトップはダイワスカーレット。逃げの作戦は一人もいない!』

 

「ウマ娘ってすげー」

 

『さあ第二コーナー曲がってアグネスタキオン体力を回復』

 

『強い!ゴルシよりも強いぞ!』

 

『は?』

 

『あっ』

 

「…いや、言い切れよ!?」

 

そう思いながらレースを見守る。最後までスピードに乗れているだろうか。んなことは別に良いんだが、普通に後ろから桐生院さんが飛んできそうで怖い。下手なホラー番組よりも強いんだよあの子。前部屋の前にいた時は何事かと思ったよ。

 

「行けタキオン!」

 

「行けダイワスカーレット!」

 

「ウオッカ〜!」

 

「…すげえみんな集中してんな」

 

『さあ第四コーナー曲がって最後の直線。すすむ、進むぞ!まず仕掛けたのはタキオン!走り出して行く!』

 

『掛からないと良いのですが!』

 

「並んだ!並んだぞ!」

 

「…類は友を呼ぶって本当だったんだな」ボソッ

 

今批判が聞こえた気がするが気にしない気にしない。

 

「抜いた!抜いたぞタキオン!」

 

『タキオンが抜いた!アグネスタキオン一着か!?しかしそうはさせないダイワスカーレット必死に食らい付く!』

 

「…実況盛り上がってんな」

 

『今!!アグネスタキオン一着でゴール!素晴らしい走りでした!』

 

「ふぅ…どうだい?トレーナーくん、私の走りは」

 

「すげーな。ただ…」

 

「ん?」

 

「ウマ娘単体であそこまでやられるとトレーナーとしての存在感が」

 

「そんなのは知らないさ!」

 

「…お、ゴルシからか…ゴルシも順調に…ん?」

 

「どうしたんだい?」

 

「ゴルシゴール直後に転けたってよ」

 

「…それで?」

 

「よくわからん。マックイーンから送られてきてて…」

 

その時、ゴルシのレース場ではゴルシが転けたことにより着順を表す電子掲示板がへし折れたという。ゴルシは問題なく走れるとのことだった。やかましいことしてんじゃねえと殴りたくなったが抑えてデコピンで許してやった。全く驚きだな

 

「…てへぺろ」

 

「てへぺろじゃねえよ」

 

「何?これはゴルゴル星の由緒正しきソニシ恒例の儀式なんだぞ?」

 

「ソニシってなんだよ…」

 

 

 

 

 

 

 




原作ではこれ以上にイカれてるらしい。
マジボーボボじゃん
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