トレーナーの他人事   作:覚め

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実質最終回!
さぁうまぴょいの座は誰の手に!


第14話

トレセン学園

 

「タキオン〜ゴルシ〜準決勝おつかれ〜…と言うかゴルシお前脚大丈夫か?」

 

「ああ、掲示板へし折ったくらいだな」

 

「どう思うタキオン」

 

「彼女を即刻研究対象に」

 

ダメだタキオンも同じような人種だった。クソ、これじゃ八方塞がり四面楚歌あとはうんたらじゃないか。全く…そんな風に思いながら飲み物を買う。俺はやはりいろはすだ。いつ飲んでも美味いのは利点だ。水だけど。

 

「でだ。君、私のモルモットに」

 

「アタシはならねえって言ってるだろ?」

 

「さて、飲んだら次は」

 

「な!トレーナー!」バチンッ

 

「だっ」グシャッ

 

「…君…」

 

「ど、どうしたら良いんだこれ…?」

 

「…寝るか」

 

「ええ!?」

 

翌日 トレーニング場

 

「…おーしゴルシトレーニングだ走れ〜」

 

「数をこなせばって思考は古い…っ!」

 

「もう今年でトレーナー辞めるんだから意味もクソもあるか」

 

「ええ!?」

 

「タキオンが驚くか」

 

「え!?ええ!?こ、困るなぁ!私のモルモット君が勝手に、さ!」

 

「俺はトレーナーとして契約したつもりだったんだがな」

 

「ワオ」

 

「ぐぬぬ…!」

 

「ったくよ…どっこいせ。最近は身体が重くていかん。どうにかして体重減らすか」

 

「そこで!私の作ったこの薬があれば」

 

「痩せるために薬を使うよりも痩せるために走ったほうが達成感は良い」

 

「うぐっ」

 

「そもそもお前はトレーニング中なのになんでそんな薬持ってんだ」

 

「…いや別に」

 

「会長に会いに行こうか」

 

「や、やめてくれー!」

 

生徒会室

 

「オラ」

 

…さてどうしてこうなった。俺は問題児を連れて来た。そして部屋の中に入れて置き扉を閉めた。そしたらエアクルーヴだったかなんだったかに扉を突き破るほどの威力を持ったアイアンクローからの一本背負いらしき何かに顔面に膝蹴りを喰らった。何故だ?

 

「…痛いな…」

 

「当たり前だ。生徒に暴行を加える者に容赦はしない」

 

「は?」

 

「え?」

 

話し合いの結果、誤解だと言うことがわかった。いや、俺は知ってたよ?いやでもなぁ…

 

「流石に薬切れてたし強化骨格でもないから流石に死にかけたよ」

 

「すいませんでした」

 

「えーと、なんだっけ。肋骨にヒビ入って?顔面の骨は何も無く、ぶん回された時にしか怪我をしていない…?」

 

「…薬切れてるんですか?」

 

「多分」

 

…あまり、確証は持てないが。そう思いながら身体を動かす。どうしても俺の体はあまり落ち着きがない。ソワソワしている。何かに思いっきり甘えたいなぁ…と思いつつ『もう良いよ』と言ってエアクルーヴ?を追い出す。そして寝ようとしたら…

 

「ようトレーナー」

 

「おうゴルシか…お前の私服にも随分と慣れちまったもんだな」

 

「今日はタキオンも来てるぜ?」

 

「タキオンの私服は新鮮だな」

 

「いや〜病院に行ったからって急いできたんだが?」

 

「そしたらトレーナーはもう退院しましただもんなタキオン!」

 

「ああ。航空衛星でも追い切れないぞ」

 

「そんなに早いか?…んまぁどうでも良いか。でだタキオン。俺に飲ませたあの薬って時間経過で消えるのか?」

 

「ん?…あ、それ試してなかった」

 

「それを試せよ」

 

「…その薬ってのは…」

 

「俺が小指一本逆立ちが出来るようになった原因さ。多分効果が切れたからもうできないと思うけど」

 

「なんだ、ワクチンみてーな薬だな」

 

「今この時期にワクチンはあまりにもやばい」

 

「ワクチンっつーのはよ。感染しても重症化しにくくするだけなんだ。だからまぁ」

 

「なんで君がそう言うこと言うんだ!?それ分野的に見たら私のセリフだろ!?」

 

「ああそうだな。ちなみにハンバーグにんじんスペシャルを作るには」

 

「それはあっちの部屋で詳しく聞かせてもらおうか」

 

「…やっぱりあいつらまぜるな危険だ」

 

調理室

 

「ここをこうやって…ほいっと」

 

「え?えーっと…そりゃっ」ベチャッ

 

「あ」

 

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁあああぁあぁあ!」

 

「タキオォォオオォオン!?」

 

翌日、俺は何故かたづなさんに怒られた。何故だ、俺はトレーナーとしてあいつらの隅に永遠にいなければいけないのか。それともあれか?あいつら俺のデスノート拾ったから見ないといけないんですか?俺死神じゃないんだぞ?

 

翌日 研究所

 

「モルモット即入荷〜!」

 

「来たか!」

 

「…もう、どうにでもなれよ…」

 

「んだよ普通に諦められたら楽しくねーだろうが」

 

「お前ら俺が暴れても制圧するだろ」

 

「うーむ…そこなんだが「下手に手荒な真似をすると骨が折れるかもだからなぁ」…ぎっ」

 

「ゴルシ、タキオンが歯を食いしばってるぞ」

 

「お?そうかすま「すまなかったで「済むなら警察はいらない!」…こいつぅ!」何すんだ!?」

 

「待て待て待て、「」が色々とありすぎて訳がわからん。主にゴルシのせいで」

 

「んなことよりレース直前だけど良いのか?」

 

「…!」

 

突然のURA決勝

 

『さあ始まりました2000字まであと100字を切ったこのレース!一番人気はゴルシちゃん、ぁ2番人気もゴルシちゃん。ぁ3番人気もゴルシぢゃっ!?』

 

『少々お待ちください。なお、2番人気はハッピーミーク、3番人気がアグネスタキオンとなっております』

 

「野蛮人が多いな実況って」

 

「トレーナーに野蛮人が多いの間違いじゃないですかね」

 

『さあ各ウマ娘ゲートで準備万端と待ち構えておりまっと私が寝ている間にレースまでの時間が残り3秒を切っていました!?』

 

ガパッ!

 

「あ、鬼龍院トレーナー」

 

「はい。桐生院です。何回間違えてるんですか」

 

『さあ先頭はアグネスタキオン。続いてダイワスカーレット、ハッピーミーク(中略)一番後ろにゴールドシップとなっております』

 

『彼女の脚で巻き返しは十分にできますからね!』

 

『いやアグネスタキ』

 

『アグネスタキオン、掛かってないと良いのですが!』

 

『グッ…!』

 

「わかる。わかるよ…人の話聞かないやつ嫌だもんね…」

 

そう思いながら謎にカットされレースは第四コーナー曲がった最後の直線と言うがお前さぁ…と言いたいところだ。目前にゴールが迫る。ゴールドシップが上がって来た。このゴルシはなんとパワーと根性が有り余っているのだ。激ヤバなんですけど〜

 

「あれ?ハッピーミークちゃん…」

 

「先頭争いですね」

 

「あ、ほんとだ」

 

『ゴールドシップ!並んでくる!さあどう出るかアグネスタキオン!同じトレーナーを持つ敵としてどう出るか!!』

 

『ハッピーミークも粘る!粘るぞ!これは!これはぁ!?』

 

「…映像判定かな?」

 

「さあ?」

 

結果:アグネス一着、ゴルシ二着。ハッピーミーク三着。

 

「よく頑張ったなお前ら」

 

「あと少しだったんだがなぁ」

 

「ゴルシはなぁ…まあ良いか。温泉行こうぜ!温泉!タキオンもさ!」

 

「…え?なんで温泉…?」

 

「俺の財布から金出して行こう!高い国内旅行へ!」

 

レースの結果にはあまり触れず、どうにかして話を逸らす。俺の出来る最大の逃げ方だ。新人トレーナー、見習っても良いんだぞ?

 

「レースの結果から目逸らしても無駄だぞ」

 

「うぐっ」ギクッ

 

 

 

 

 

 

 

 




意外!!うまぴょいはタキオンの手に!
次回(最終回)!温泉旅行!
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