トレーナーの他人事   作:覚め

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土日は更新しないからな!覚えてろ!


第2話

 

トレセン学園

 

「よーゴルシ。ゲームやろうぜ」

 

「お、良いぞ。まずは何する?やっぱポケモンか?通信ケーブルはあるか?」

 

「時代が古い」

 

母様へ。私は今ゴールドシップの担当トレーナーをやっています。彼女が一位を取った時テレビでは私の名前が映るでしょう。ですが、喜ばないでください。私のウマ娘は…こんなにも…破天荒なのです…

 

「さて、だ。ゴールドシップよ」

 

「ん?」

 

「私は風邪を引いた」

 

「そうか」

 

「だから今日のトレーニングは無しだ。というか雨だからやりたくないしな」

 

「雑巾掛け」

 

「…そうだゴールドシップよ飯を食おう」

 

「雑巾掛け」

 

「食おう」

 

「雑巾」

 

「食おう」

 

「雑巾食うのかお前!?」

 

「…ゴールド…今疲れてるからやめてくれ」

 

「ゴールド?」

 

そう言って俺はこっそり大盛りを頼んでしまう。やはり罪深いな大盛りという文字は…とは言うが、理由はメジロマックイーンの目の前で食うためである。そいつが今日俺と話したいことがあるそうだ。

 

「…で、なんでしょうか」

 

「そうですね…相談事なら、いくらでも」

 

「ない」

 

「ない!?」

 

「担当じゃないとはいえウマ娘に相談事をする…担当ならまだ分かるが、なぁ」

 

「そうでしたか…では、ゴールドシップさんの悩みとか」

 

「ないな」

 

「アタシがどうかしたか!?」

 

「ひぃあ!?」

 

「気をつけろよ。知ってると思うが神出鬼没ってレベルじゃないぞ」

 

「クッ…!じゃ、じゃあ何か別の相談事とか!」バンッ

 

「ゴールドシップ、あるか?」

 

「ないな」

 

「と言うわけだ安心してくれ」

 

「ぐぁあぁぁああぁぁ!」

 

「どうしたのマックイーン!?」

 

「どうしたのメジロ!?」

 

「マグロみたいに言わないでくれます!?」

 

…ん?マグロ?マグロ食いたいな…そういえば近年''馬''なる存在を編み出した奴がいるらしい。物語の中では伝説のような生き物で、ウマ娘のような耳、牛のような体、茶色い体毛、手綱という道具に…と、とにかくとても細かく作り出されてる。すごい。

 

「で!話は終わりか?」

 

「え、ええ。それだけですが」

 

「よし、パフェ食ってこよう」

 

「お!?メジロの前で食うのか!?良いぞアタシも行く〜♪」

 

「…」プツッ

 

その日のメジロマックイーンの走りはさながら閃光のように早かったとか。

 

翌日

 

「さて次は…」

 

「新しい担当先を見つけるんだな」

 

「まぁそうなるな。ゴルシ〜お前に掛ける時間が少ないからって心配すんなよ〜?」

 

「ばっしねえよ!でもまぁ少しだけ…なーんてな!さてアタシはトレーニングしてくるから新入りがいたら紹介してくれよな!」

 

…やだ何あの子…強い…!!

 

スカウトレース場的な何か

 

「…えーと…まぁ早い者勝ちって奴だな。スカウトもレースも。ゴルシ以外に増やしたくねーなー…」

 

「君、担当させてくれないか!?」

 

「本当ですか!?」

 

「ハァ…ハァ…!クソッ!」

 

「なんで…!」

 

「…ん〜…良いや、帰ろ」

 

トレーニング場

 

「一日一ゴルシ!二日で二ゴルシ!三日で3億5000万ゴルシァ!」

 

「その1日の間に何ゴルシがあったんだ?ビックゴルシ?」

 

「何言ってんだお前?」

 

「なんだとてめえ。」

 

「ビッククランチだろ」

 

「縮めるなおいこら」

 

※ビッククランチ…ビックバンの反対。宇宙が高速で収束され消えること(多分)

 

って待て、お前普通に理系行けよ。絶対成績良いって。そう思うがこいつは知らんぷり。私の思いに気がつかないの!…!いかんいかん。あと少しでゴルシのペースに騙されるところだった。あー危なかった…

 

「よしゴルシ」

 

「ん?」

 

「行くぞトレーニング!」

 

「おう!」

 

トレーニング場

 

「賢さ行くぞ!」

 

「わかった根性だな!」

 

「違う!」

 

「パワーか!?」

 

「違う!」

 

「スタミナ?」

 

「違う!」

 

「スピードだ!」

 

「違う!」

 

「じゃあ………お休みか!?」

 

「賢さ!勉強!行くぞほがっ!?」

 

「…アタシ舐めんじゃねえぞ」ボソッ

 

…多分、泣いてたと思う。泣きっ面に鬼とはこのことだろう。ゴールドシップは睨むと本当に怖いのだ。すくんでしまう。ゴルシにはターンを与えずやらせる。これが連続してしまうと反抗心がゴルシの中で芽生えて反抗される。怖い。

 

「…ゴールドシップ?」

 

「んぁ!?どうしたんだそんな顔しやがって!」

 

「お前、さっきのって…」

 

「は?何言ってんだ。アタシはさっきまでマックイーンといたぞ」

 

「ええ、そうですわ」

 

「…え?じゃあ今のって誰…!?」

 

その日、二十一世紀を超えて二十世紀後半くらいまで届くであろう心の悲鳴が聞こえた。

 

翌朝

 

「…ん?なんだか重いな…って、昨日の夜にトレーニングさせたら寝たみたいだな…」

 

「zzz…」

 

「起きろ、ゴールドシップ」

 

「んぁ!?アタシの尻尾は!?」

 

「あるだろ」

 

「ああよかった〜」

 

「…仲睦まじいことで」

 

「マックイーンから見るとそう見えるか。ゴールドシップ、見せつけてやれ」

 

「見せつけ…イチャイチャを見せつけるのですね!?」

 

「は?何が?」

 

「な!」

 

「な!じゃないですわよ!?ちょ、ちょっと!?ちゃんと答えていただけます!?」

 

「だってよゴールドシップ」

 

「アタシのせいかよ!?」

 

「だってよメジロマックイーン」

 

「貴方の!貴方の非はないのですか!?」

 

「俺の発言に悪いことあったか?」

 

その一言が、メジロマックイーンを矛盾ノックイーンにさてしまった原因であった…てゴールドシップがぶつくさ言ってた。そんなことで変わられたら俺が困る。

 

 

 




Cランク以上出ませんが実力で押し切ってみます
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