トレーナーの他人事   作:覚め

6 / 25
ちなみにまだシニアではありません
多分


第6話

 

トレセン学園

 

「悲しきか!!我が学園の!!!奇行なり!!!」

 

「…だってよゴルシ」

 

「だからなんでアタシが原因なんだよ」

 

「君たちのことだ!!!」

 

「薙刀ならここにあるけど」

 

「すいませんでした」

 

トレーニング場

 

全く会長だか理事長だか知らんが謝る時はいつもの威厳が消えるんだ不思議でたまらん。あの人の脳みそいつか解剖してみたい気持ちではある。思考回路は音速で回ってそうだ…さてゴルシは只今マックイーンに絡んでマックイーンに足を上まで上げられかかと落としを喰らった!さすがマックイーン!俺たちにできないことを平然とやってのける!そこに痺れる!憧れるゥ!

 

「…ちょっと!」

 

「なんでございましょうかメジロ系」

 

「系統みたいに言わないでくださいまし!?そんなことよりゴールドシップさんの奇行をなんとか」

 

「ゴルシの奇行を付きっきりで抑えた時お前ら妙にソワソワしてただろ。誰かの誕生日会があるのかと勘違いしたくらいだっつの」

 

「いつもうるさい人が静かになったら皆さんソワソワするのは当然でしょう!?」

 

「そういう割にはトウカイテイオーがゴルシに体調が悪いのか尋ねてたけどな」

 

「知りませんわそんなこと!?」

 

じゃあ私も知りませんことよ。と言い返したいがぐっと堪えて右手に置いてあった丸ごとバナナを頬張る。美味い美味いと言いながらマックイーンの方を見るとこれまた悔しげに『お、覚えておきなさい!』とでも言わんばかりに目に力が入っていて怖い

 

「私がスイーツを抑えてること知っての行為ですか…?」

 

「食った後に動けば問題なしだ勘弁しろ」

 

「勘弁できませんわ!」

 

「だーもう勘弁しなさーいっての」

 

「無理ですのー!」

 

翌日、俺はトレーニング場でゴルシと共に食堂で吊し上げられているのをたづなさんによって発見された。メジロ系おそるべし。

 

「…そういやマックイーンってどっかで嗅いだ匂いがすんだよな…」

 

「そりゃどんな香りだ?」

 

「そう、それはお婆ちゃんの香りのように華やかで畳の味のある匂いがほのかに香るいい匂いで」

 

「要するにおばあちゃん家の匂いってことだな」

 

「そういうことでございますの」

 

「…今誰の真似した?」

 

「マックイーン」

 

「よく似てるぜ」

 

「ありがとよ。天から見下ろしてるゴルシ星も喜んでるぜ」

 

「そんなことで喜ばせないであげてくれ」

 

「サクラ!バクシンオー!です!」

 

「…トレーナー!」

 

「応ッ!!」

 

ゴルシの食器を持ちゴルシは俺の食器を持ちそしてもう一回それを繰り返し席に着いた。意味?んなもん求めるな。求めていいのは金と信頼と娯楽だ。娯楽はこの世界却下されてるしトレーナーの給料はあんまり高くないし信頼性もゴルシに言わせればないも同然だしで…求めれない

 

「…今のはなんだったんですか?」

 

「一億光年先から見てる私の母星に対する宣戦布告だぜ!」

 

「つまり一億光年先からゴルシが大量に攻め込んでくるわけだ」

 

「ななな、なんですとー!?これは学級委員として対策せねば!」

 

「…まずい事になったなゴルシ」

 

「ああとても不味い事になった」

 

「このままいくと明日たづなさんに度叱られる上ウマ娘からの強烈な拳が飛んでくるに違いない。明日はレースだ」

 

「コンディション的なアレは整えておくぜ」

 

レース当日

 

「出走じゃーい!」

 

「行けゴル…!?」

 

「楽しそうですねぇ。担当ウマ娘はそんなに可愛いですか?」ドドドドド

 

「全くですわ…帰ったら吊し上げなければなりませんね…」

 

「待て、話し合おう。俺は悪くない。ゴルシに乗せられないとドロップキック繰り出されるからよ、ほら、脅されてやったわけで」

 

「そういう割には打ち合わせとかなしでやってたらしいじゃないですか」

 

「」

 

認めたくはないものだな。自分の…若さゆえの過ちというものは(遺言)というふうにならないよう今から全力で逃げさせてもらいます。いつしかの脚力増強マシーンを付けて電源を入れ走り出そうとしたその瞬間、電池が切れた。

 

「アッ」

 

「覚悟しやがれ」

 

「一着取って来たぜー…!?」

 

「ヘルプ!ヘルプミー!ゴルシ!他人のフリすんな!おい!」

 

「…最期のレース、楽しかったぜ」

 

「待って、え?最期?うそ、俺死ぬ?嫌だ!助けて!嫌だ〜!」

 

結果:やり過ぎて胃袋に穴が空きました。

 

トレセン学園

 

「桐生院さん、あなたの同期…ああ、つまりゴールドシップのトレーナー…入院したらしいよ」

 

「え!?あのマスコミに蹴り入れて謎の機械で脚力増強してたあのトレーナーが!?」

 

「待っておかしいな私の知ってるトレーナーという姿とはかけ離れてるんだけど」

 

「私あの人を見習って脚力増強マシン使い込んで今では担当よりも早くなったのに!?」

 

「落ち着いて!落ち着いて桐生院トレーナー!落ち着け!」

 

その頃病院では

 

「…頼みがある」

 

「どうしました?」

 

「俺の骨は海に埋葬してくれ」

 

「…いや、たしかにまあやり過ぎましたよ。なんで殺した事になった?」

 

「ゴフッ!…この俺の、最後の力だ…受け取れ…!」

 

「おうよトレーナー!」

 

「…え!?いつから!?いつからいたの!?」

 

「ん?頼みがあるってところから」

 

「恥ずかしい!」

 

たづなさんの勘違いによってたづなさんは恥ずかしい気持ちを思い知ったのだとか。待て、俺は悪くない。そう言う前にキツイ拳が腹に降りかかって来たことは言わなくてもいいだろう。胃の穴が拡大した気になった。

 

 

 

 




ゴルシちゃんのファン数100万突破したけどうまぴょいできてないよ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。