サクラバクシンオーで俺はうまぴょいを目指すことにするぞ!
トレセン学園
「なあゴルシよ」
「どったん?」
「俺がトレーナーをお前限りで止める理由でも話そうか」
「いや良いぞ」
「んなことより飯だ飯」
「それな」
「…」イラッ
「どうせなら上品な料理に蜂蜜ぶちまけてパフェ食うか」
「それならココアシガレットで良いだろ」
「あれは砂糖菓子な上味薄いんだよ。さーてどうしよっかなー」
「…トレーナー君!君はなんなんだ!?私の目の前!しかも食堂じゃないのに!!と言うかここウマ娘寮!?」
と、アグネスタキオンは叫んだ。しかし俺はスルーした。お前のせいでウマ娘並みの脚力を手に入れたんだこれくらいやっても罰は当たらん。そう言う考えのもと謎の実験をしているタキオンの目の前でパフェ食いてーなーとか言っているのだ。この後宝塚ってレースだけど。
「ん、なんだプリンあんじゃん」
「君はなんなんだ!?っていうかトレーナー君は何をしているんだ!?待て!その試験管には触れるな!」
「プリン頂くぜ〜?」
「待てゴラァ!」
「なんだ、コーラあんじゃん」
「いつのまに!?」
「コーラにポテチにハンバーガーに…夜更かしする準備万端だなオイ」
「たづなさん!たづなさんいますか!?」
「逃げるぞ!」
「応ッ!!」
宝塚レース
『一番人気、ゴールドシップ。少しやつれていますね。何かあったのでしょうか?』
「タキオンに夜更かし付き合わされた…」
『何故かトレーナーも以前より痩せているように見えるぞ。2番人気〜』
「痩せたんだよ3kgも!」
「…あれ、なんで私ここに来たんだ?」
「これから始まる大レース」
「やりませんよ」
「チッノリ悪い…ていうかあんた担当出てないでしょ。ハッピーちゃん」
「出てません。でもトレーナー枠としてここには入れます」
「今ここでこいつを見張ったほうがいい気がする」
「褒め言葉として受け取っておきます。ありがとう」
「…あ、レース始まった」
「あれ、スキップしないんですか?」
「この世にスキップはない」
結果:2馬身差、一着
「やっぱ歌わないほうがいいんだな」ボロッ
「これから始まるのは何プレイですか?」
「桐生院家とか言ってるくせにその知識はあるんですね…」
「私はマスターハンド使いますけど」
「この外道!」
「ところでトレーナー、次のレースは?」
「あ?天皇賞秋とかそんなんだろ」
「そんな適当でいいんですか?」
「いいんですか いいんですか おんなじ人を好きなっても」
「古い」
「…泣くぞ」
「いい歳したおっさんが?」
「…やめろ字面でもう耐えられん」
翌日
「さあ行くぞゴールドシップ!」
「元の呼び名に戻ったぜひゃっほーい!」
「とりあえずレトリカルサンダーをストックギガンデスにするか」
「…とどのつまりパワー?」
「よく分かったな」
よくわからんがゴルシよ、なんで今のわかったんだ?そう思った。そしてタキオンがさっきから髪の毛引っ張ってくる。やめんか。痛いんだよもう。って思ったら今度は裸締めして来た。待ってギブギブ!
「おうっ…」
「トレーナー君…コーラにポテチ、プリンに私の実験結果…諸々含めた分、実験させてもらうよ!」
「きゃー!ゴルシちゃん助けてー!」
「助けて来た!そこで踏みとどまれ悪の星人アグネスタキン!」
「私はタキオンだ!っていうか君にも非はあるからな!?」
「…かかってこいやぁ!」
「今強引に押し切ろうとしただろ!?」
「ゴルシ…隠すのにも無理がある」
「すまん、つい面白くて」
「ついもクソもあるかぁ!」バギッ
あ、タキオンそれ俺の飲み物…
その夜
「マンハッタン諸島連れて来たぜ」
「…カフェか」
「実験してると思ったらすぐに伝えろと自称トレーナーが」
「一応トレーナーだ忘れないでくれたまえ」
「…ダイワスカーレットに言うぞ」
「やめてくれ」
なんともタキオンはスカーレットにだけ先輩面したいらしい。こいつは頭がイカれているのだろうか。それとも頭が回っているのだろうか?一度二人でいるところを見たが普通にスカーレットが『先輩すごーい!』ってきゃっきゃしてたんだが?
「これじゃダイワスカーレットが報われん」
「スカーレットになんかしたら殺すからな」
「カフェ?意外と君が言うぞ怖いからやめてくれるかい?」
「なんなら今死にますか?」
「待って!?」
「あ、電話」
「トレーナー君ここに来たらいつもマナーモードにしろと」
「ゴルシか?どしたー?」
『おう、今日珍しいもの見つけてよ、ちょっと来てくれ』
「ういうい〜…あ?トレセンから抜け出したあの浜辺?おっけ」
謎の浜辺
「見ろよこれ…絶対ダイアモンドだろこれ」
「これ普通にセキエイとかそんな感じのやつじゃなかったっけ?」
「よし!マックイーンに見せてやるか!」
「おい?」
トレセン学園
「マックイーン!」
「どうしたんですの?」
「ダイアモンドみっけた!」
「ブフッ!?」
ざわ…ざわ…
「え、えーと…これは…ダイアモンド…ですわね…」
「私が必死こいて磨いたセキエイだよ」
「は?」ガタッ
「落ち着け、落ち着くんだマックイーン。殴るのは構わないが顔面はよせ。マックイーン?」
「トレーナーのくせに全く歯止め役にもなってない奴に言われたくありませんわ!」
「肘打ちっ!?」ボガッ
「フー…フー…!」
「む、無念…」
その日からトレセン学園では『マックイーンを怒らせると鳩尾に肘打ちされ強烈な前蹴りを喰らわされ下顎を叩かれてノックアウトする』と言う噂が広まった。出どころは俺じゃない。ゴルシだ。そんなことはさておきどうにかしてそろそろ夜逃げの準備をしなければ。
その日の夜!
「これと…」
「どうしたんですか?」フラッ
「!?…荷物の整理ですよ。散らかって来たと思ったもんで」
「へー…夜逃げとかしませんよね?」
「…し、しないしないしない!何急に変なこと言っちゃってんのさ!」
「そうですよね。それでは♪」
「…あれ、今夜中の3時…だよな…?」
トレセン学園ホラー話
気配を消すたづなさん