未定(どっかでみたことがあるような異能力モノ、よさげなタイトル募集中) 作:テセウス
良い案やら感想やらあるならば何処かに書いてくだしぃ
四時間目、世界史
ーー ■■■■年●●月▲▲日
我が国日本は旧アメリカ、今で言う米連の航空戦隊及びに軍港とされていた真珠湾へ向け戦闘機、爆撃機による攻撃を仕掛けようとしていた
此を以て米連含む世界各国へ向け宣戦布告とし、曾て起こってしまった世界大戦ーー所謂、第二次世界大戦とする、『つもり』だった
攻撃の直前にて、両軍機共に謎の光に包まれ消失したからである
この事態に我々日本や米連だけでなく世界各国は混乱と未知の光に対する恐怖に見舞われた
更にこの数日後、何が起こったのかーーえー、今日は20日なので……中村学徒兵
「ハッ。国籍人種老若男女を問わず『体に玉石のような物体』が浮かび上がりました」
正解。予習がしっかり出来てて先生は嬉しいね
そう、この玉石ーー今でこそ普遍的となった魔法核と呼ばれる金属に似た物質だ
この時代から魔法核が人体に現れ始め、この世界に『魔法』と定義される技術が生まれた
尤も、当時は未知の物体であり摩訶不思議な超常現象を起こすわ、魔法の発動時には謎の光とよく似た発光現象を起こした為さらなる混乱に陥った
それだけでなく魔法の超常現象に個人差はあれど一部の魔法は単体でも強力な物もあり、暴徒と化した人物まで現れたそうだ
鎮圧には最低でも当時の軍一小隊~一大隊でないと出来なかったり、一部の賢しい連中は徒党を組んで散発的な犯行を行ったりしていた
そういった連中が今尚世界中にて暗躍しているのだがーーおっとこれは授業内容から逸脱してるな……話を戻そう
ともあれ、だ。開戦前から一連の騒動で、当時の治安は世界史でも類を見ないレベルの悪化を招いた
こうなると我が国日本も米連も、国境すらも関係はない
同年。世界国際連合、略称『国連』は満場一致で結成された
そして『国連』は今年を以て200年経った
今も尚続く、ある問題解決の為に存続し続けている
その問題とは?ーー21番、西森狙撃学徒兵
「……発足同年より発生した敵対し続ける金属生命体」
概ね正解、だな
金属生命体、国連での総称は「スティーラー」だなんて安直な名前をつけられてはいるが中には無害な個体、人類に対して友好的な姿勢を示す個体も存在する
…はい、宮元看護学徒兵
「お言葉ですが、先生。鉄クズなぞ早々に殲滅すべき存在ですわ」
成程、君の言い分は俺にも分かる
少なくとも連中は俺達にとって何らかの被害を出しているだろう
親兄弟を殺された者、恋人を殺された者、我が子を殺された者、枚挙に暇がない
(俺もその内の一人だし、宮元看護学徒兵も由緒正しき軍人家系だ。その気持ちは分からなくもない )
「ならーー」
ーーだが、それは君個人の感情だ
俺達軍人は何の為に存在する?
「ーー罪なき、力なき民と誇りある我が国土を守る為」
そう。ーー軍は君が所有している訳じゃない、分かるね?
「ハッ、出過ぎた真似をしました」
(それを貴方が言うか、この裏切り者)
(とか考えてんだろなぁ…)
宜しい、俺は何も聞かなかった。いいね?
さて、授業に戻ろう
敵対金属生命体、スティーラー
連中への対抗手段として当時の兵器群で応戦するも小型種には手榴弾などの爆発物以上の火力でないとダメージが見込めず、中型以上ともなると戦艦の主砲ですら怪しくなってくる
ともすれば、あとは分かるね?
そう。『魔法』だ
国連発足から数年後、スティーラーに対して有効な手段が見つからない焦りも相まって試験的に作られた『魔法』を扱える小隊を宛がった
驚くべき事に今まで辛酸を舐めさせられたスティーラーをバターを溶かすかの様に、いとも容易く切り裂いたそうだ
すると時勢は一変、大量生産される銃器武器よりも『魔法』が優先されるようになった
戦争の、それも個人の価値が変わった瞬間となった
まぁそれ故に魔法の種類、等級が明確化され、優劣をつける新たな基準にーー言い方は悪いが差別の区分分けされ、人類に貢献出来そうもない低階級の『魔法』持ちや魔法核を持たない人間への評価が下げられ様々な事件が起こってしまう
その一例をーーっと、思ったがそろそろチャイムがなりそうだな
続きはまた次の授業に、日直!
「起立!礼!」
「「「ご指導、ありがとうございました!!」」」
はい、元気があってよろしい!
今週の日曜までには仕上げます