アークがヒーローで仮面ライダー【完結】   作:無限正義頑駄無

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お待たせしました。
新章です。

前回、新たなサポーターロボを登場させたことで『マシンロボがメインのストーリーがまだ続くのか?』と読者の皆さんに誤解を与えてしまったようで申し訳ありません。
今章でマシンロボを出撃させる予定はありません。
文化祭でマシンロボの展示ブースは設けようと思っていますが。


文化祭編
43スレ目


プッシーキャッツとのインターン契約を一時終了し、授業を休んだ分の補習やマシンロボ関連の作業の日々。

それがやっと一段落した。

 

俺はインターン中でも小マメに雄英に戻って授業を受けていたため早く済んだが、泊まり込みで活動している上に契約を更新してインターンを続行している緑谷たちは補習がとんでもない量になるだろうな...。

そして俺は今、パソコンを通して個性関連の悩み相談を受けていた。

 

「なになに...。『僕の個性は「ウイルス」です。小学生の頃はふとした拍子に周囲の人たちに風邪を引かせてしまったり、とても迷惑を掛けてしまいました。来年に高校受験ですけど、僕でもヒーロー科に合格してプロヒーローになれるでしょうか?』か...。」

 

夏休み中に荼毘から受け継いだ『だびんがす』のアカウント。

それを使って『だびんがす』を復活させ、試合の後に今回届いたメールのような個性にまつわる悩みに対する返答のコーナーを設けた。

 

人が(ヴィラン)になってしまうのは、被身子みたいに『本当の自分』を抑圧してしまったり、周囲から迫害されてしまうからだ。

この悩み相談を介して将来(ヴィラン)になってしまう人を1人でも減らせればと思い、悩み相談コーナーを作った。

 

復活の際に『だびんがす』の元メンバーの人たちに『2代目だび』として挨拶したが、皆良い人で悩み相談コーナーについても好意的に受け止めてくれた。

なんやかんやでメンバーと全視聴者にリアル割れしてしまったが...。

まあ俺は体育祭やインターンで目立っているし、そこまで痛手ではない。

芸能人の公式Twitterみたいなものだ。

 

「『ウイルス』かぁ...。導輝くんの『悪意(アーク)』みたいに字面はあまり良くないけど、強い個性になりそうだよね」

 

「目に見えるものじゃありませんし、気がついたら吸っちゃって感染してました〜なんてこともありそうですよね。アーク様ならどうします?」

 

「善玉菌という存在もありますし、人体に有益なウイルスを生み出すこともできるのではないでしょうか」

 

『ウイルス』の個性について談義をする透・被身子・百の3人。

 

「というかなんで3人共俺の部屋に居るんだ?」

 

「わたしはずっと課題漬けだったので、アーク様に癒やしてもらおうと思いまして」

 

「わたしは前の時(39スレ目)みたいに、導輝さんを労わろうと...」

 

「導輝くんに勉強を見てもらおうと思って。ところでヤオモモちゃん、前の時って何?」

 

「わたしの膝枕で寝かしつけた導輝さんと、一夜を共にした時のことですわ」

 

「そ......そんなことしてたの!?」

 

「というか透ちゃん。勉強って割に手ぶらじゃないですか〜?」

 

......。

3人から少しずつ『嘘』の『悪意』を感じる。

今言ったことは全くの嘘というわけではないが、本音でもない......といったところか。

視線を3人に向けていると、やがて被身子が観念したかのように話し始める。

 

「わたしたち、アーク様ともっと親密になりたいな〜と思ったのです」

 

「わたし『たち』?」

 

「ですよね?百ちゃん、透ちゃん」

 

「そうですわね。最初はわたし自身のペースでいこうと思っていました。ですが透さんや被身子さんといったライバルが現れてしまったので、本気で導輝さんの隣を狙っていかなければならないと決意しました」

 

「わたしもヤオモモちゃんと同じ感じかな〜」

 

......これ、遠回しな告白だよな?

まさか3人の方から仕掛けてくるとは...。

 

「だけど俺たちはヒーローを目指している最中の学生だぞ?恋愛関係を結ぶという行為は正しいことなのか?」

 

「恋に正しいも間違いも無いよ、導輝くん」

 

「わたしたちもその辺りについてはちゃんと考えていますよ、アーク様。だからわたしたちと勝負しませんか?」

 

「勝負?」

 

「わたしたちがそれぞれアピールをして、導輝さんにわたしたちの中から付き合う相手を1人選んでもらいます。入試の合格通知に同封されていた1年間の予定表によると、近い内に文化祭が開かれるそうです。その日を期限にいたしましょう」

 

「文化祭ねぇ...。神野区の事件をきっかけに世間が荒れてるけど実行するのか...?」

 

「USJ襲撃事件の後に体育祭をやったくらいだし、やるんじゃない?」

 

「肝心の(ヴィラン)連合も、壊滅してもうありませんからね〜...」

 

そう言って、複雑な表情を浮かべる被身子。

被身子は元構成員だもんな...。

 

(ヴィラン)連合と言えば、インターン中に(ヴィラン)連合の残党を名乗る模倣犯に何度か遭遇したな。

ヘルライズプログライズキー(のDX玩具)の音声を鳴らしながら近付くと、全員その場で失禁するか『嘘です違います許してください』と泣きながら命乞いしていたが。

ヘルライジングホッパーが怖いなら最初からそんなことするんじゃねぇよ...。

 

「それで、期限までに俺は3人のうち誰かを必ず選ばなければならないというわけか」

 

「いえ、『誰も選ばない』という選択肢も導輝さんにはあります。それを選んだ場合、わたしたちは今後卒業まで導輝さんにアプローチをしないつもりです」

 

「もっとも、そうなるとは思っていませんけどね〜」

 

「わたしの魅力で導輝くんをメロメロにしてあげるよ!」

 

3人共、俺が『誰も選ばない』という選択をするとは思っていないらしい。

ラグドールさんに言われた件もあるし、この勝負ではっきりさせた方が良いのかもな。

 

「わかった。その勝負、受けるよ」

 

「やった!導輝くんの言質とった!」

 

「では、明日から勝負開始とさせていただきますね導輝さん」

 

「今日はそれが聞けただけで十分です。それではアーク様、おやすみなさい」

 

そう言って、俺の部屋から退室していく3人。

 

「......なあ亡。百たち3人って、言うなれば恋敵みたいなものだろ?やけに仲が良くないか?揃って真正面から勝負を申し込んでくるし」

 

「奪い合う相手である導輝(アーク)には、嘘が一切通用しませんからね。争奪戦も必然的に正々堂々としたものになります」

 

「そういうものなのか?」

 

「ルール無用だと蹴落とし合いが発生し、己の醜い一面を導輝(アーク)に晒してしまう可能性があることを危惧したのでしょう」

 

「でも『愛する』という行為は、『相手の良い面も悪い面も含めて好きになる』ってことだろ?ここで見せなくたって、遅かれ早かれじゃないか?」

 

「それでも見せずに済むならそれに越したことは無い、という『乙女心』ですよ導輝(アーク)

 

「まさかお前に『心』について説かれるとはな...」

 

「女性の気持ちについては、あなた以上に理解していると自負しています」

 

「お前も随分成長したな、亡」

 

そして『ウイルス』の個性を持った視聴者に対する返答の原稿を作成する。

しかしウイルスか...。

もしこの個性の持ち主が前世にいたら、コロナウイルスの流行も迅速に収まったのかな...。

 

「よし、できた。さて次のメールの内容は......なんだこれ?」

 

開封したメールには『紳士(ジェントル)』という差出人名で『挑戦状』と書かれていた。

 

 

 

☆★☆★☆

 

 

 

51.転生アークワン

というわけで百たち3人から告白されまして...。

 

52.聖グロの要塞

マジか...。

 

53.BLACK鎮守府の提督

そして文化祭が終わるまでに誰か1人を選ぶ、と...。

 

54.鬼滅の時王

モテモテで良いじゃないか、スレ主。

美少女3人から好意を寄せられているとはな。

 

55.シーホース社長

葉隠は容姿が一切不明だがな...。

 

56.下衆じゃない幼成王

でも美少女なのは間違いないと思いますよ。

 

57.安心安全なGウイルス

そうですね。

ヒロアカの原作は知りませんけど、僕もそう思います。

 

58.炙り醤油タルタルソース

スレ主は誰を選ぶのか、もうおおよそ決まっていたりするのか?

 

59.転生アークワン

そんなわけないじゃないですか...。

色恋は早くても高校卒業以降だと思っていたのに...。

 

60.風花雪月D×D

まあ普通の学校ならともかく、雄英でしかもヒーロー科だもんな...。

スレ主の言いたいことはわかる。

 

61.ウルトラマンティガレックス

だけどこうなってしまった以上、真正面から迎え撃つしか無いよな。

 

62.転生アークワン

えぇ。

なので、このスレで恋愛経験のある人にアドバイスをもらおうかと思いまして。

 

63.龍騎士ワンサマー

アドバイスといってもな...。

俺自身は嫁一筋だし、他に俺に異性として好意を持っていた女性は周りに居なかったからな...。

今回スレ主の力にはなれなさそうだ。

 

64.悪女系ヒロイン

わたしもキラ一筋だしね...。

あ、でも最近シンに懐かれたわね。

シミュレーターでの対戦をよくせがまれるようになったわ。

 

65.CiRCLEのマスターク

シンって、DESTINYの主人公のシン・アスカか!?

なんで今その場にいるんだよ!?

 

66.炙り醤油タルタルソース

連合のオーブ侵略をきっかけにプラントへ移住したのではなかったか!?

 

67.聖グロの要塞

というか家族はどうしたんだよ。

 

68.悪女系ヒロイン

わたしがアスカ一家が死ぬのを黙って見過ごすわけないでしょ?

ちゃんと助けたわよ。

そして研究者であるアスカ夫妻は子供と一緒にクサナギに乗り込んでいたから宇宙で再会したというわけ。

 

69.鬼滅の時王

なるほどな。

これは祝わねばなるまい!

 

70.シーホース社長

祝え!

 

71.転生アークワン

祝え!

 

72.下衆じゃない幼成王

祝え!

 

73.安心安全なGウイルス

久々の祝福ですね。

 

74.ウルトラマンティガレックス

それで、現時点でのシンの腕前はどれくらいなんだ?

 

75.悪女系ヒロイン

キラほどじゃないけどストライクガンダムの扱いが上手いわね。

あとはイージスやレイダーのような可変MSにも多少の適性ありってところかしら。

 

76.BLACK鎮守府の提督

流石は将来インパルスガンダムのパイロットに抜擢されるだけのことはあるな...。

 

77.転生アークワン

しかし1番頼りになりそうなワンサマーニキとフレイネキが空振りに終わってしまいましたね...。

 

78.CiRCLEのマスターク

あと頼れそうなのは......ウイルスニキくらいか?

 

79.風花雪月D×D

確かドミトレスク一家から好かれているのだったか。

 

80.龍騎士ワンサマー

そこのところどうなんだウイルスニキ?

 

81.安心安全なGウイルス

といってもそっち方面での進展はあまり無いですからね...。

彼女たちも、今の付かず離れずの状態を楽しんでいるようですし。

 

82.悪女系ヒロイン

そっちは今そんな感じなのね。

 

83.ウルトラマンティガレックス

幼成王ニキはどうなの?

アスナの婚約者なんでしょ?

 

84.下衆じゃない幼成王

最近アスナとの距離がなかなか縮まりません。

むしろ僕がアドバイスしてほしいくらいですよ...。

 

85.CiRCLEのマスターク

あらら...。

 

86.シーホース社長

スレ主にアドバイスできそうな者が全滅だな...。

 

87.鬼滅の時王

すまんスレ主。

今回は力になれそうに無い...。

 

88.転生アークワン

いえ、こうして吐き出すことができただけでも十分助かりました。

なんとか自分なりに百たちと向き合うことにします。

また何かあったら報告します。

ありがとうございました。




ヒロアカ最新話の百ちゃん可愛いかったですね。
ジャンプで最新話を追いかけるようになったのは321話からなので、31巻のラストである306話からの空白が気になるところですね。
早く32巻の発売日が来ないかなぁ...。
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