昨日のゼンカイジャーに登場したハカイザー。
予想の斜め上を行くキャラでしたね。
ゴーカイジャーのバリゾーグみたいな性格だと思っていたのですが...。
『Good Morning! Heyガイズ!準備はここまでいよいよだ!今日は1日無礼講!学年学科は忘れてはしゃげ!そんじゃ皆さん、ご唱和ください!
翌朝の9時。
プレゼント・マイクが文化祭の開催を宣言した。
俺たちのライブは10時からだ。
残念ながら違う場所で行われるB組の演劇とは時間が被ってしまっていた。
緑谷と一緒にインターンから戻ってきた腹筋崩壊太郎に録画を頼んでおくか。
スレニキたち曰く
ただしジェントル・クリミナルの襲撃が確定しているため、原作以上のセキュリティが求められることになってしまったわけだが...。
頼んだぞ亡、コピーの俺...!
そして遂にライブが始まる。
会場である体育館には、始まる前から大勢の人が集まっていた。
俺はゼロワンのシャイニングアサルトホッパーに変身してスタンバイする。
爆豪が『爆破』で音頭を取り、演奏が始まる。
「飛電!」
「あぁ!」
轟の合図でゼロワン本体とサウザンドジャッカーの両方からシャインクリスタを飛ばす。
青と紫の結晶が空中で衝突し、花火となって館内を照らす。
「わぁ...!」
「綺麗...」
よし、つかみはOK!
サビが始まる前に今度はメタルクラスタホッパーへ変身しなければ...!
「よっしゃ今だ
切島の合図で轟と瀬呂が氷とテープを張り巡らせる。
メタル
ラ
イ
ジ
ン
グインパクト
瀬呂のテープを芯にして、轟がステージ中に氷の橋を生み出す。
その表面を俺のクラスターセルが模様を掘りながら削り取り、芸術的なデザインに仕上げる。
「すげえー!」
「氷の塊が一瞬でオブジェになった!?」
この日のために色々な美術品のデザインをラーニングしたからな。
前世では美術の5段階評価は2だったが、今なら最低でも4は取れるんじゃないか?
ヒーロー科のカリキュラムに家庭科や
梅雨ちゃんが氷の上から舌で麗日さんを吊り下げ、麗日さんは観客の人たちに触れて彼らを浮かす。
同じく麗日さんの個性でスピーカーごと浮いている上鳴が空中で演奏を続ける。
他の皆も己の個性を活かしてパフォーマンスを披露していた。
沸き立つ観客の人たち。
彼らも楽しんでくれているようで何よりだ。
おっ、エリちゃん発見。
ミリオ先輩に抱き抱えられているな。
クラスターセルからバッタを1匹、エリちゃんの元へ飛ばす。
目の前に飛んできた鋼のバッタに驚いたエリちゃんは、周囲を見回す。
俺を探しているのか?
俺の居場所に気付いたミリオ先輩は、こちらに向けてこっそりサムズアップをしてくれた。
エリちゃんも喜んでくれたみたいだ。
良かった良かった。
さて、亡とコピーの俺の方はどうなっているかな...?
☆★☆★☆
雄英の敷地外まで響き渡る、体育館からの歓声。
「あちらは上手くいっているみたいですね」
「そうでなくては困る。私の下でユーモアを磨いた者が2人もいるのだからな」
「まさか貴方が来てくれるとは思いませんでしたよ...」
仮面ライダーサウザーに変身しているヒューマギアの導輝と仮面ライダーランペイジバルカンに変身している亡。
その2人と会話をしているのはサー・ナイトアイだった。
「私は『この2人』に用があったのでね」
そう言ってナイトアイは、強化されたセキュリティによってお縄となった男女を見下ろす。
亡によって某国防省並に強化された雄英ネットワークのプロテクト。
トリロバイトマギアによる人海戦術。
様々な要因が重なり、ジェントル・クリミナルとそのパートナーであるラブラバの2人は確保された。
「貴様らの動画はいくらか拝見させてもらった。活動の内容はともかくとして、ユーモアが感じられる動画だった」
ナイトアイが2人に手を差し伸べる。
「私の元でやり直してみないか?」
「「(まさかのスカウト!?)」」
その後、彼らの間でどういうやり取りがあったのかは誰も知らない。
ただ、亡とヒューマギアの導輝は定期連絡に『異常無し』という返事をしたという。
☆★☆★☆
ライブが無事終了した。
「どうだった、エリちゃん?」
「うん!すごかった!思わず『わあああ!』って言っちゃった!あんなに大きな声を出したの初めて!」
「そっか。楽しんでくれたみたいだね。あっそうだ、はいコレ」
「...これは?」
「これがリンゴアメだよ。調べたらリンゴアメ売っている
エリちゃんが受け取ったリンゴアメを口に含む。
「......今まで食べたお菓子でいちばん甘い」
「それは良かった。ほら、口元汚れているぞ」
「おいコラ飛電!いつまでエリちゃんとイチャついているつもりだ!さっさと片付け手伝え!」
「あぁ、ゴメン峰田!」
ゼロワンにはまだ変身したままだったので、クラスターセルで氷を砕いていく。
そしてちょうど片付けが終わった時、俺に声を掛ける人物が居た。
「お疲れスレ主。良いライブだったぞ」
「時王ニキ!?それに他の皆も!」
「一体どうしてここに!?」
「せっかくの文化祭だし、俺たちも楽しまない手は無いだろ?ちなみにちゃんと入口から入ったぞ?」
「特に引き留められたりはしなかったな...」
「警備の巡回をしているヒーローとすれ違っても、何も言われなかったぜ?」
「マジかよ...」
「あれ?そういえば全員じゃないんですね」
「あぁ。デスゲーム中の
そう言って
「いや〜まさか全身金属の身体を持つ人に出会えるとは!ちょっと調べさせてくださいよ。わたしの作ったベイビーと合体とかしてみません?」
「待って、やめて!俺にそんな機能は無いから!Nooooo!!」
ナイフとフォーク......ではなくドライバーとスパナを両手に持った発目さんに迫られる戦車ニキ。
「あら、ヒーロー殺しの動画で見かけたけどやっぱり格好いいわねアナタ。わたしと一緒にお茶でもどう?」
「えっ?あの...」
竜の姿を持つ者同士で親近感があるのか、リューキュウにナンパされているティガニキ。
「ねぇフレイ、そろそろ此処がどこか教えてほしいんだけど...」
「まぁまぁ、細かいことは気にしなくて良いじゃない。せっかく戦争がおわったんだから楽しみましょうよ」
突然放り込まれた現状に困惑しているキラ・ヤマトの手を引っ張りながら屋台を巡っている
「よいしょっと。ほら、どうですか?」
「わぁ、高ーい!」
そしてエリちゃんを肩車している
「なんかすごいカオスなことになっているんですが...。というか(転生者じゃない)キラを連れてきて良かったんですか?」
「フレイネキがどうしてもって言うからな。明確に『駄目』っていうルールがあるわけじゃないし、OKすることにした」
「あの時のフレイネキは時王ニキが断っていたら、エマージェンシーコールを使い兼ねない勢いだったな...」
「そんなことで使われても困るんだがな...」
お疲れ様です、時王ニキ...。
その後、事前情報も無しにいきなり個性社会へ放り込まれたキラの無事を祈って、皆で黙祷する。
「それじゃあ俺たちはこれで。お互い、楽しい1日になると良いな」
「スレ主が誰を選ぶのか、しっかり見届けさせてもらうぜ」
「出歯亀はやめんか
「よし。各クラスの出し物に向かって、全速前進DA!!」
社長ニキの言葉を合図に散っていくスレニキたち。
「導輝くん、今の人たちって...」
「死穢八斎會へ殴り込む際に導輝さんが協力を要請したヴィジランテ......ですわよね?」
先程まで静観していた透と百から問い詰められる。
「あぁ。俺の大事な友達たちだよ。心配しなくても、彼らは文化祭で問題を起こしたりはしないさ」
「う〜ん...。人見知りなエリちゃんが気を許しているくらいだし、悪い人たちじゃないのは確かなんだろうけどね〜...」
「導輝さんいつの間に彼らとお知り合いになったのです?」
「
「そんなに前から...」
「だから彼らの
「被身子ちゃんなら『サプライズ』の準備をしに行ったよ〜」
「サプライズ...?」
「えぇ、そうです。そして今日は導輝さんにわたしたち3人の誰かを選んでもらうためのアピールタイムの最終日...」
「トリは被身子ちゃんに譲ってあげたからね!だからまずは...」
次回で本編終了。
次々回でエピローグを投稿して完結の予定です。