戦闘訓練回です。
実はこの作品はとある作者さんのヒロアカ×仮面ライダーセイバーの小説に触発されて執筆を始めたものなのです。
その作者さんから許可が出たので概要欄とこの前書きにリンクを載せておきます。
https://syosetu.org/novel/257987/
体力テストの翌日。
今日から本格的に授業が始まる。
午前は普通科で午後はヒーロー基礎学。
昼休憩に食堂でクックヒーロー「ランチラッシュ」の料理を食べながら思う。
英語の授業はプレゼント・マイクが担当していたのだが、普通科の教師にプロヒーローをあてがうとはかなり贅沢なことをしているのではないかと。
そして午後の授業が始まる。
「わーたーしーがー普通にドアから来た!!」
教師として来たのはオールマイトだった。
本当に雄英で働いているんだな...。
「ヒーロー基礎学!それはヒーローの素地をつくるため、様々な訓練を行う科目!早速だが今日やってもらうのは戦闘訓練だ!」
戦闘訓練と聞いて皆の気持ちが高揚する。
そしてオールマイトがリモコンを操作すると、壁から出席番号が書かれた20個のアタッシュケースが現れる。
ハイテクだな...。
「入学前に送ってもらった『個性届』と要望に沿ってあつらえた
『はいっ!』
俺の番号は...、透や爆豪に続いての17番だな。
更衣室で着替えてグラウンドに出る。
「あっ導輝くん!かっこいいねその服!」
「ありがとう。そういう透は...、手袋とブーツだけか?」
「うんっ!いざって時は脱いで本気を出すの!」
それはコスチュームって言えるのか...?
俺のコスチュームは「ウルトラマンティガ」の防衛チーム「
入学前にスレの皆に相談したらタルタルソースニキの安価が当たってこうなった。
もし前後にずれていたらフレイネキの「ザフトのパイロットスーツ」か風花雪月ニキの「
変身すれば防御力は確保できるため、コスチュームは動きやすさと機能性を重視している。
各所にプログライズキーを仕込むポケットがあり、腰にはアタッシュウェポンやサウザンドジャッカーを提げることができるようになっている。
ヘルメットは変身に合わせて分解・格納される優れものだ。
全員揃ったところでオールマイトからルールが説明される。
俺たち20人の生徒が2人1組を10ペア作ってヒーローチームとヴィランチームに分かれて1ペアずつ戦う。
舞台は核兵器が隠されたビル。
ヒーローが攻め込む側でヴィランが防衛側だ。
ヒーローチームの勝利条件は核兵器の確保。
ヴィランチームの勝利条件は15分間の防衛。
各自支給された確保テープを体に巻かれると戦闘不能になる。
こんなところだろうか。
ペアを決めるくじ引きが行われる。
俺は...、緑谷と同じAチームだな。
「チームが決まったところで早速最初の対戦カードの発表だ!ヒーローがAチーム、ヴィランがDチームだ!」
まさかトップバッターになるとはな。
Dチームは飯田と爆豪のペアだ。
真面目系と不良系の2人だがチームとして活動できるのか...?
「ヴィランチームは先にビルに入ってセッティングを!5分後にヒーローチーム突入と同時に試合開始だ!」
Dチームがビルに入っていく。
俺は001に変身して緑谷に話しかける。
「緑谷。体力テストで爆豪に絡まれていたが、あいつは知り合いか?」
「うん、かっちゃんは僕の幼馴染なんだ。飛電くんは...今変身に使ったの、仮面ライダーゼロワンの...」
「そうだ。プロヒーロー「仮面ライダーゼロワン」は俺の父親だ。このプログライズキーは父さんから貰ったものだ」
「やっぱり!仮面ライダーゼロワン!データ化した動物の力を借りて戦う万能ヒーロー!マンモスの力を使っての災害救助は有名なエピソードだよね!ゼロツーになったあとは万能性は無くなったけど、それを補うパワーとスピード!引退前はプロヒーローランキング1桁にまで上り詰めていたっけ。他にも...」
凄い饒舌になったぞコイツ...。
ヒーローとしての父さんの経歴は、実子である俺より詳しいんじゃ...。
「お前が父さんのファンだってのはわかったから、作戦会議するぞ。緑谷、お前の『個性』は身体が壊れるのと引き換えの超パワーという認識でいいのか?」
「うん。でも僕最近まで『無個性』で...、この『個性』が発現したのが入試直前だったから全然制御できないんだ...」
スレニキたちの言っていた通りだったか...。
『個性』「ワン・フォー・オール」。
リレーのバトンのように、他者から他者へ受け継がれていく『個性』。
入試当日、緑谷はオールマイトからこの『個性』を譲渡され9代目の継承者となった。
代を重ねる毎に力が蓄積される『個性』を緑谷はまだ使いこなせない、というのが現状だ。
なんとかしてやりたいが、「他者に譲渡できる『個性』」が含む危険性ゆえに実の母親にすら話していないその秘密に、赤の他人である俺が踏み込むわけにはいかない。
「わかった。それで俺の『個性』だが...」
☆★☆★☆
【LIVEモード中】
76.龍騎士ワンサマー
今日は戦闘訓練だな。
77.BLACK鎮守府の提督
スレ主が対人戦でどんな動きをするか楽しみだな。
78.ウルトラマンティガレックス
シーホース社長は今頃遊戯と一緒に全国大会だっけ?
79.悪女系ヒロイン
予定がかぶってしまって残念ね。
80.鬼滅の時王
スレ主は緑谷とペアだな。
原作で緑谷とペアだった麗日は芦戸とペアになっているな。
81.風花雪月D×D
体力テストでわかっていたけど、青山がいないからね。
そこと入れ替わった感じか。
82.安心安全なGウイルス
あっ!
スレ主さんと緑谷くんがビルに入りましたよ!
83.CiRCLEのマスターク
いつの間にか開始の合図がされていたか。
BOOM!!
84.炙り醤油タルタルソース
奇襲からの爆破。
爆豪の独断専行は原作通りか。
スプラッシング
カ
バ
ン
ショット
85.ウルトラマンティガレックス
えっ?
何これ水?
86.鬼滅の時王
スプラッシングホエールのプログライズキーでアタッシュショットガンから放水したのか。
87.安心安全なGウイルス
あらら。
爆豪くんが水浸しに...。
88.風花雪月D×D
爆豪の『個性』「爆破」は、掌の汗をニトロ化し爆発させる。
今ので汗を洗い流された上に水を浴びて体温が下がったため今は汗をかきにくい状態だ。
更にコスチュームが水を吸って重くなっている。
やるなら今がチャンスだ。
「ありがとう!飛電くんは先に行って!かっちゃんは僕が!」
「わかった!ここまでお膳立てしたんだ!やられるんじゃねぇぞ!」
89.炙り醤油タルタルソース
スレ主は先にビルを登って核兵器の確保をする役目か。
90.悪女系ヒロイン
001の機動力であっという間に核兵器がある最上階まで来たわね。
「俺はぁ...、至極悪いぞぉぉ...!」
91.龍騎士ワンサマー
流石は真面目な飯田。
ヴィランになりきってますなぁ。
92.鬼滅の時王
一周回ってちっともワルに見えないがな...。
93.転生アーク
飯田のやつ、なるほど...。
では俺も、未熟ながらもヒーローになりきるとしようか。
94.CiRCLEのマスターク
え?
スレ主?
95.BLACK鎮守府の提督
スレ主はズルをしたがらないからこういう時にはスレに来ない筈だが...。
心の声がこっちに漏れたか?
96.風花雪月D×D
スレ主、一体何をするつもりだ?
「ついに見つけたぞ!スピードヴィラン『フルスロットル・ドライブ』よ!」
☆★☆★☆
『ついに見つけたぞ!スピードヴィラン「フルスロットル・ドライブ」よ!』
『くっ...ヒーローめ、ついにこの基地までやって来たか!』
飛電少年は先制攻撃というアドバンテージを捨て、飯田少年の前に出る。
彼は一体何をするつもりなのだろうか...?
『先に聞いておく。おとなしく投降する気はないか?』
『ふん、何を世迷言を!』
なんと!
飛電少年は飯田少年に降伏勧告をしている。
「オールマイト先生、飛電と飯田は何をしているんですか?」
「飛電少年が飯田少年に降伏を促しているところだ。ヒーローとは確かに『個性』を使って
飯田少年の背後には核兵器があるからな。
戦闘を避けようとする飛電少年の判断は間違っていない。
だが相手が素直に応じてくれるかな?
『こんな馬鹿げた行い、もうやめるんだ!』
『やめろと言われて誰がやめるものか!この核兵器を起動することによって、我らの理想郷が完成するのだ!』
飯田少年も
『君の父親に掛けられていた横領の容疑は上司に着せられた濡れ衣だと判明した!もう君が父親の潔白の証明のために
『とっ...父さん...!』
んんっ!?
即興にしては随分練られた設定だな!
飛電少年の熱意の籠った言葉に、飯田少年も揺らいでいる。
『(彼が話した通りの状況なら今すぐにでも投降したい...。だがこれは訓練っ!)うるさいっ!』
飯田少年が飛びかかり、飛電少年はそれを金色の剣で受け止める。
『俺は既に数え切れない程の罪を犯しているんだ!血に染まった俺の手を、君が拭ってくれるとでも言うのかっ!』
『もちろんだ。何せ、俺はヒーローだからな』
『何だと!?【ジャックライズ!】うぅっ!?』
【JACKING BREAK】
【ダッシュ!】
飛電少年が金色の剣を使って飯田少年から何かを吸い取り、それを結晶化...させたのか?
『ヒーローである俺がお前の力を使って、お前という
そう言って飛電少年は青い銃を生成し、飯田少年から抽出したものをセットする。
【ライジングディストピア】
【ダッシュラッシングブラスト】
高速移動しながら部屋中にばら撒いた光弾が、飯田少年に一斉に襲い掛かる。
『ぐわあぁぁぁっ!!』
それを喰らった飯田少年が煙を上げながら倒れ伏す。
コスチュームには破損した箇所が見られないため、飛電少年はちゃんと加減をしたようだ。
そして飯田少年の横を通り過ぎ、核兵器にタッチする。
「そこまでっ!ヒーローチーム WIN!!」
試合終了の宣言をする。
未だにワン・フォー・オールを制御できないため、人相手に『個性』を使えない緑谷少年と、開幕で飛電少年に『個性』を封じられた爆豪少年の戦いは、飛電少年と飯田少年の戦いに比べると地味なものとして終わってしまったが、大きな怪我をせずに終えただけでも良しとしよう!
しかし飛電少年の説得はなかなか印象深かったな。
戦わずして相手を無力化するという目標。
そしてそれが不可能だとわかったらすぐに戦闘に切り替える判断力。
この後の講評ではこの部分を皆の前で音声ありで再生するとしようか。
だがひとつ気掛かりなことがある。
他者から力を吸い取り、自らの力へと変える。
吸われた側の『個性』が失われたりした訳ではないが、その能力を目の当たりにした私の脳裏に最低最悪の
「(飛電少年...。くれぐれも新たな『悪』にはならないでくれよ...)」
他者の発する悪意をエネルギーに変え、自らを強化する『個性』。
その力をヒーローとして使うと決めた飛電少年を、私は信じたい。
☆★☆★☆
178.炙り醤油タルタルソース
終わったな。
179.安心安全なGウイルス
スレ主さんが無事に勝てて良かったですね。
180.悪女系ヒロイン
最初に相手を説得しようとしたのも良かったわね。
武力じゃなく言葉で解決できるならそれが良いもの。
まぁコズミック・イラだとナチュラルとコーディネイターが金とか政治とかガン無視して憎しみだけで戦争やってるんだけど。
181.風花雪月D×D
そりゃあ狂うぜさんも「人は滅ぶべくして滅ぶ」って言うわな。
むしろなんでまだ滅んでないの?
182.BLACK鎮守府の提督
それよりも飯田をジャックライズした結果生まれたプログライズキーがラッシングチーターだったことに注目したいな。
183.鬼滅の時王
ランペイジに必要なプログライズキーのひとつだからハズレという訳ではないが、いまいち釈然としないな。
飯田の『個性』が「エンジン」だからドライブのプログライズキーになると思っていたのに。
184.CiRCLEのマスターク
スレ主も同じ予測をしていたのか、飯田をドライブガシャットの名前で呼んでいたな。
185.龍騎士ワンサマー
しかしレジェンドライダーのプログライズキーの入手条件が同級生からのジャックライズだと思っていたのに、アテが外れたな。
186.ウルトラマンティガレックス
体力テストの後にスレ主に頼んで葉隠さんをジャックライズしてもらったらゴゴゴゴーイングゴーストのプログライズキーができたからこの推察が正しいと思ったんだけどね...。
187.悪女系ヒロイン
親密度が足りなかったとか?
188.風花雪月D×D
うちで例えるなら支援レベルがB+かAくらい必要なのかもな。
189.安心安全なGウイルス
あっ!
2組目の訓練が始まりますよ!
190.鬼滅の時王
ふむ。
一旦話を中断して、観戦に集中するとしようか。
試合終了までに爆豪の『個性』が復活しなかったので、彼と緑谷は『個性』抜きの泥臭いバトルを繰り広げていました。
建物の破壊は全くと言って良いほど起きていないので、独断専行以外で減点要素はありません。
・導輝のヒーローコスチュームについて
19時55分の時点でGUTSとNIGHT RAIDERの票が同数であったため、コイントスの結果GUTSを採用させていただきました。
今回のコテハン紹介
・シーホース社長
本文にもある通り、全国大会に出場しているため今回は不在。
準決勝時点での対戦カードは、
遊戯 vs 竜崎
社長 vs 羽蛾
となっている。
シーホース社長はデッキをOCGで改造しているが、オルタナティブやカオスMAXを入れていない分まだ自重している。