ファミレスでの一件が終わり俺達は家に帰った。その後すぐウリエルにエンジェルリングの事を聞いた。
「え、嗚呼その事ですか」
「理由聞いてなかったからな。この指輪の事」
「その指輪の元の名前はレガリガと言われる王の素質を持つ人だけが身につけることの出来る指輪だと言われています。天界ではその指輪の事をエンジェルリングと呼ばれており、元々そのエンジェルリングは遠い昔にいた英雄が付けていたと言われている指輪なんですが、その指輪を身に付ける事であらゆる奇跡を運ぶ
「
「はい、
「え、このエンジェルリング指から外せた事一回もないしなかなか外れないと思うけど」
「今の淳君がどのくらいか測れるので試してみるといいですよ。あ、力尽くでやって指が取れる例などあるので注意して下さい」
「マジかよ!?まあやれるだけやるけどさ」
俺は渋々了承しながらエンジェルリングを外そうとしたがやはり外れなかった。
「駄目だ、指から離れない。」
「という事は、淳君が
「なあ、それってもしかして
「大丈夫ですよ、戦っていく内に慣れていきます」
「え、ちょい待って。今なんて言った?」
「戦っていく内に慣れていきますよって言いましたが、何か問題でも?」
「戦う相手って誰?まさかガブリエルやラファエルのような天使?」
「別に誰でも構わないという思いますよ。まあ、強い相手とする事でそのエンジェルリングの経験値は多く入りますが、やり方は淳君に任せます。あ!それと、これも渡しときますね」
そう言ってウリエルは赤い小さな王冠をエンジェルリングに取り付けた。
「これで淳君の魔力が抑えられますよ」
「え?そういえば初めて会った時から魔力が漏れてるって言ってたけど何か違いがあるの?」
「ありますよ、エンジェルリングは
「そういえばウリエルに崖から突き落とされた時にいきなりこのエンジェルリングが紅く光りだして俺の背中から羽が生えたな」
「その後、どっと疲れが溜まりませんでしたか?」
「嗚呼、徹夜した時と同じくらい疲れたぞ」
「それは恐らく制御装置無しでエンジェルリングの力を使ったからでしょうね。まあ、淳君は人並みに魔力
「何か言ったか?」
「な、なんでもありません///」
そう言ってウリエルはその日の夜は「う〜///」と言いながらタオルケットを頭まで被せて眠り閉じこもってしまった。俺なんかした?
翌日の朝
どうやらウリエルが朝から熱を出して寝込んでしまったらしいので俺は1人で学校に登校していた。
「おい、そこの人間。お前だよエンジェルリングを付けてる君!」
俺を呼んだのは浴衣を今日も着ているガブリエルだった。
「ん?なんだ、ってお前は…えーっと、んーっと、確かガブガブ!」
「なんだそのあだ名!?呼ぶならもっとましなもの考えろ!」
「じゃあブリブリ?」
「おい、お前は殺されたいのか?」
「それも嫌ならガブリちゃん?」
「だから気安く私の名前を呼ぶな呼ぶならエルを付けろエルを!っていうかなんだそのあだ名、天使を愚弄する気満満だろ!」
「で、結局俺に何の用?」
「無視すんなクソ野郎!」
「こらこら、あまりガブリエルを虐めないで」
そう言いながら、ラファエルも俺の前に現れた。
「あ、ラファエル。見つけたよ
「
「当たり前じゃない、エンジェルリングを付けてる人間が他に誰かいると思ってるの?」
「落ち着きなさいガブリエル。それより、坊やは宛に私達の上司がスカウトしたいって要望があってね。本来であれば堕天行為に走った"死にかけのウリエル"とまとめて消すつもりだったらしいのだけど坊やは天界でも貴重なエンジェルリングを付けているから目をつけられたんでしょうね」
「おい、今なんて言った」
「え?貴重なエンジェルリングを付けているから…」
「それよりも前だ!」
その時、ガブリエルとラファエルは察したのか目を細めた。
「"死にかけのウリエル"の事?もしかして聞いてないの?ウリエルはもう死ぬのよ。この世界で過ごしている所為でね」
「おい、初耳だぞ。そんなのウリエルは一言も、」
「言えなかったに決まってんだろ。わざわざ心配させられてまで世話になりたくないと考える奴がウリエルなんだ。最低限のラインを引いて、こっちの世界から
「原因はなんだ!お前達がウリエルを追い詰めたから弱ったんじゃないのか!」
「あらあら、怒りの矛先を私達に向けたい気持ちも分かるけど坊や、それは違うわよ。」
「何故言い切れる!ウリエルを傷つけてきたのは他の誰でもないお前らじゃねえか!」
「
その瞬間、ガブリエルは俺の胸倉を掴んで吠えた。
「私やラファエルだってお前の気持ちと同じなんだよ!テメエだけがウリエルの心配をしてるだなんて思わない事だ!私達も好きでウリエルを追い詰めてきた訳じゃねえんだよ、でも…仕方ねえだろうが!堕天行為を行った天使は消される運命なんだ。………神を裏切る行為はそれ以上に重いんだよ!」
ガブリエルは俺の胸倉を離すと、両手の腕で涙目を擦っていた。ラファエルはガブリエルの肩に手を置きながら目を細めて俺に言う。
「私達も、ウリエルとは元同僚なの。私達もウリエルを思う気持ちは少なからずある事を知って頂戴。それに元々天使は2年間他の世界にいると死んでしまうと言われてるわ。ウリエルが天界の外に出たのは2年前の8月と記録書に載っていたの、つまりウリエルの生きられる時間はもうカウントダウンがそこまで迫っているというわけよ」
(クソ、ふざけんなよウリエル。そんなに酷い状態なら言ってくれよ。俺がそこまで頼りねえのかよ!)
「気持ちが下がっているところ悪いけど、私達は坊やを天界へ連れていく事になってるの。残念ながら拒否権は無いわ、もしウリエルを助けたいと思うのなら私達の上司に相談すると良いと考えた方が貴方の中最善の筈よ」
「テメエら天界の天使は元々ウリエルを捕まえて殺そうとしてた癖にその総本山にいるアンタらの上司が俺の頼みを聞いてくれると思わねえんだけど?」
「何を言ってるの?貴方はどんな奇跡も起こす事が可能に出来る世界でたった1人しかいない
俺は、かくして天界にいるガブリエルとラファエルの上司と会う事になった。
「で、どうやって物質界から天界へ移動するんだ?」
「向こうから迎えが来てるみたいだから問題無いわよ」
「因みに、私とラファエルはあくまでもウリエルの監視という名目で来ているから天界へ行くのは人間、お前だけだ」
「そっちの方が俺の場合楽になれるから嬉しいよ」
しかし、ガブリエルとラファエルは微妙な顔をして此方の顔を見た。
「あの天使は色々と忙しいから話を聞いてくれるかは坊やの努力次第だろうけど頑張ってね」
「おい、
「んなのテメェでなんとかしやがれ。それじゃあ迎えが来たらしいから頑張れよ人間」
「迎えなんて何処に居るんだよ」
「もう来てるわよ、後ろ見てみなさい」
俺は後ろを向くと、空中に渦を巻いて出来た小さな穴があった。
「うわ!?なんだこの小さな穴!」
「天国への穴、訳してヘブンズホールと呼ばれているわ」
「そこで立ち尽くしてないでさっさと入れ人間!」
「えっ!ちょ!?」
俺は後ろにいるガブリエルに蹴られヘブンズホールへと体が傾いていった。俺は、瞬間的に目を瞑って数秒後にゆっくりと目を開いたら見慣れない建物が目の前にあった。
天界
俺が今いる部屋をキョロキョロしながら見ていると、目の前に白いコートの下にライトパープルのスカートを履いている、身長120センチくらいの天使と思われる人が俺の方に歩いて来た。
「ようこそ天界へ、歓迎しよう我が僕である
「アンタがガブリエルとラファエルの上司で俺をスカウトした張本人なのか?」
「嗚呼、その通りだ。私の名前はミカエル、最後の審判を司る天使であり、君の助けたいウリエルが元々所属していた
「それじゃあ、話が早い。一刻も早くウリエルを助けないともう少しの間物質界で時間を過ごすと死んでしまうんだ!なんとか出来ないか!?」
「まあまあ、落ち着きたまえ。結論だけ言うと、"ウリエルを助ける意思は此方にはない"」
「えっ!?ちょっと待ってくれよ!確かにウリエルは天界を出て堕天行為を行ってアンタ達を裏切ったかもしれないけど、今はそれどころじゃねえんだよ!」
「君は何か勘違いしてないか?確かにウリエルは私達天使の法則を無視して天界を飛び出した。でも、それはウリエルが死を受け入れてまでも私達を裏切ったんだ。まあ、此方としても確かに
「まさか!?アンタ達はウリエルの意思に従って見殺しにすんのかよ!」
「そうだ、私達天使の中で裏切るという事は覚悟を決めた者の証だと言われている。私は物質界にいるウリエルに敬意を払ってウリエルの死を受け入れようと考えたんだよ」
「散々物質界でウリエルを追い詰めてきたくせにアンタら何を言ってんだ!綺麗事で片付けられるなら俺もここへ来てねえんだよ!」
「逆に聞くが、私達天界側が何故裏切ったウリエルを助けなければならない?勝手に飛び出して死にそうになっているのは向こうの責任なんだ。元から殺す気でいたから手間が省けて始末書が加算されなくなっただけでも私は満足なんだが?」
「テメェ、それでもウリエルの元上司かよ!ガブリエルだってラファエルだってウリエルを追い詰めるのに心の中で葛藤をしながらウリエルを傷つけてきたんだ、アンタには慈悲の心というのが存在しねえのかよ!」
「いつまでも甘えてんじゃねえよクソ餓鬼!」
「な!?」
「天界を裏切るなら私達にとって敵でしかない。それ以上の気持ちを此方は持ち合わせていないんだ。ルールを破るとそれ相応の対処が下される、ウリエルはそれを知っていながらここを出たんだ。私としてはウリエルがさっさと消えてくれればそれて満足なんだよ!こっちはお前の住んでいるような甘ったれた場所じゃねえんだ!ここでもワガママを聞けると思うなよ、平和ボケした人間風情が」
「何度だって言ってやるさ!"俺のワガママ"で
ミカエルは、俺の言葉を聞いてクスクスと笑っていた。
「力尽く?私は七大天使の中でも最強と言われている大天使でかの有名な"黄金の世代"とも言われた存在の1人でもあるそんな私が赤子同然の人間相手に負ける訳ないだろ」
ミカエルはやれやれと諦めたように手の平を振った。
「んなの、やってみないと分かんねえだろ!」
その瞬間、俺は全力で走り右腕を大振りに降ってウリエルの顔面を狙うように拳をぶつけようとするが、ミカエルから人差し指で止められてしまった。
「君が
ミカエルはそう言うと、俺の右腕を片手で握り一本背負いのように投げられ床に体を叩きつけられた。
「ぐは!?」
ミカエルは楽しそうに俺の顔を上から覗いた。
「ほら、どうした?力尽くでテメェのワガママを聞いて貰うんじゃなかったのか?」
ミカエルは口元が緩みながら横になっている俺の腹を目掛けて蹴りを叩きつけられた。俺は身体ごと吹っ飛び壁に埋めり込む。
「あれだけ啖呵を切ったんだ、これだけで終わらせないでくれよ!」
今度は首元を掴まれて壁に押さえつけられた。その後は鳩尾に何度も何度も集中的に殴られ続けた。「ドカ!バキ!バコ!」と身体から悲鳴がよく聞こえる。だが、それでも俺は反撃のチャンスを待っていた。
(俺はどうなっても構わない、だから!今此処でこのクソ天使に対抗出来る力が欲しい!だから俺に
その時、エンジェルリングから七色の魔法陣が俺とミカエルを包む形で飛び出た。
『エンジェルリングのレベルが1になりました。使用者の身体のデータを解析!』とエンジェルリングからアナウンスが流れた。そして、七色の魔法陣はエンジェルリングの中に吸い込まれていき指輪から俺の身体へと"不思議な力"が流れている事に気づいた。この時、俺は同時に俺の中の"何か"が同時に目覚める事を予知していなかった。考えれば分かる事だったのに、ラファエルも言っていたじゃないか。
「ほう?この土壇場の状況でエンジェルリングの意思とリンクしたか。だが、所詮は人間だ。どうあっても私には勝てないさ。そう考えると、やはり一方的に殴るのはつまらん。少しは手応えのあって欲しいものだな」
何故だろう、俺はただウリエルを助けたかっただけなのにこの時の俺の心は怒りからドロっとした真っ黒なドス黒い感情が産まれた。(殺せ、殺せ!)と俺の中で呟くそれは次第に大きくなり身体を包み込んだ。ミカエルは俺の首元を離して後ろへ素早く下がった。
ミカエルサイド
(なんだこの黒い魔力は、丸で天界をも包み込むルシフェルの魔力に似ているな。いや、それとも……)
「やはりその人間の身体の中に潜んでいたか………ルシフェル!」
私がそう叫んだ時、人間の背中から二つの大きい紫色の鮮やかな翼が吹き出て、吹き出るように「ドシュッ!」と音がした。
(人間の方には私の声が聞こえているようには見えない。ということは、魔力暴走か!?)
魔力暴走とは、その名の通り魔力を抑えきれない状態になった時に一時的に暴走するバーサーカーのような状態の事だ。
「ウリエルはなんとも最悪な
ミカエルは背中から潔白な翼を広げた。
「こいよ、
「ァァァァああああああああああーー!!!」
目の前にいる
「私に攻撃を当てたければやってみろ!」
しかし、
「流石に飽きてきたな。攻撃が極端すぎて当てたくても当てる事は出来ないぞ!」
私はそう言いながら人間の顎を狙い、アッパーカットを叩き込んだり右ストレートを顔面にクリーンヒットさせたりしたが、なかなか倒れてくれない。
「ヒヒヒ、」
(笑み?何故この状況で?)
その時、私は自分が少しでも気を緩めていた事を反省した。何故なら、その瞬間私よりも早く動き初めた
「やってくれたな
その後は、
「悪いが本気で叩き潰させてもらうぞ
私は自身の魔力を高めて、身体中の光魔法のエネルギーを拳に溜めた。向こうも、同じく闇魔法のエネルギーを拳に溜めている。
「この一撃でお前と私の決着が着く!戦いが終わるのは悲しいが楽しかったぞ人間、礼として私がお前に最高の一撃を与えてやるよ!」
光の拳と闇の拳、二つの拳をぶつけ合った時勝ったのは………………………………………………………………………………
淳サイド
(ん?なんだろう、身体が上手く動かない。っていうか此処どこだ?確か、ミカエルにボコボコにされた後あのドス黒い何かに乗っ取られて………駄目だ、後の事は思い出せない)
「あ、目を覚ましましたよ総隊長!」
俺は目の前にいる奴の頭の上に黄色い輪が浮いている事で此処がまだ天界である事を知った。
「やっと起きたか人間」
俺の前に姿を見せたのはミカエルだった。
「結局俺は負けたのか?」
「嗚呼、"あの程度の力"しか出せない君に私が負けるわけないだろう」
「チクショー!ウリエルは本当に助かる事が出来ねえのかよ」
「それはまだ分からないぞ?」
そう言われた瞬間、俺の中の何かが崩れ落ちた。
「え?どういう事だ!」
慌てて聞く俺にミカエルが口角を上げながら俺の顔面に濡れタオルを押し付けてきた。しかもお湯で浸したくらいアッツアツの状態でだ。
「アッチー!何すんだよ!」
「つまりこういう事さ。」
「は?」
「君は知らないのか?天使とは天に仕えさせる事で天使と呼ばれるんだ。なら、君の汗を拭くように大天使という勤めを捨てさせれば良いだけの事じゃないか」
「そんな事でウリエルは助かるのか!?」
「嗚呼、だがこれからは天使に戻らずに真っ当な人間としてしか生きていけない身体になるがな。まあ、ウリエルとしての存在は消えるが普通の人間としてならまだ死なずに生きていける筈だ。WSFの新しい人材は此方でなんとか出来るからウリエルに伝えておいてくれ、君みたいな問題児は
あれから俺は家に帰り、ウリエルに今日ガブリエルとラファエルにウリエルの死の宣告と天界に行ってミカエルにボコられた事を話した。ウリエルは、「そうですか、………すいません心配させてしまって、でもこれで淳君と同じ人間として生きていけると思うととても嬉しいです///」という言葉が返ってきた。次の日の朝、本調子じゃないウリエルを家に残して学校に行くと、担任の先生から「昨日何してたんだ?」と職員室で尋問され帰りのホームルームが始まるまでこの尋問が続いた。それと一緒に
〈天界〉
「あの、俺どうしてここにいるの?自分で言うのも何だけど家の扉を開けた筈なのにここにいるのって絶対アンタ達天使の仕業だよね?」
俺が不満を言った先にいた天使は、俺を昨日ボコボコにしたミカエルだった。
「まあ、今回は君に緊急で伝えなくてはいけない事があって呼んだまでだ。帰りは此方で送ってやるから心配するな。それに、時間はそう掛からん」
「緊急ねえ、それって俺がWSFの一員として働けって言いたいの?」
「流石の私も
「酷い言われようだな!?それじゃあ何故俺を呼んだんだよ?」
「それは、これから天界の天使と物質界で君と一緒に過ごしてもらう為に呼んだのだ」
「え?俺ん家そんなに居候を多く住まわせられませんよ」
「大丈夫だ、もう君の隣に引っ越の手続きを済ませておいた」
「天使って実は暇なの?」
「何を言っている、これでも私は忙しいのだぞ。最近じゃ休みなく1週間分予定を組まれたお陰で私の机は書類だらけだよ」
「確かウリエルも毎日毎日残業ばっかの生活だって言ってたな。天界って結構ブラックなんだな」
「まあ、やる事がそれくらいしかないし物質界のその日の死者を毎日会わないと悪霊化したり悪魔なったりしてしまうからな」
「うわあ、めっちゃ面倒くさそう。部下が失敗でもしたら始末書何枚書かないといけないのか分かったもんじゃないな」
「そうなんだよ!一体誰が物質界の後始末をしてると思ってんだよ!ってそんな事話している暇はないんだったな。まあ、今回君の元に置く天使はこの子だ」
ミカエルはそう言って写真を渡してきた。顔の横にザドキエルとマジックペンで書かれている。
「この天使が俺ん家の隣に住むの?」
「そうだ、ザドキエルと今後の物質界の対処を頼むぞ。
「おい、それって物質界の面倒事をただ俺に押し付けようとしてるだけだよな絶対!」
「そんな訳ないだろ、天界の天使の仕事には
「何が光栄に思うが良いだ、テメエ面倒だからって自分の仕事を他人に押し付けんなよ!それに俺はまだ
「なんだと!?自分の住んでる世界の治安を守ってやってる天使様に対してお礼の言葉も無しとは
「自分の事を棚にあげるような天使は天使じゃねえよ!ウリエルを見習ったらどうだWSFの総隊長様!」
「ウリエルの助け方を教えた私に対してウリエルよりも下だと!?上等だ、表出ろ!前と同じようにボコスカ殴ってやんよ!」
「テメエやっと本性現しやがったなクソ天使!口で負けたからって暴力を振るうとか恥ずかしくないんですか〜?」
「負ける事を怖がって口しか動かない
「御二方、喧嘩はそこまでで御座います」
その時白髪の綺麗な天使が俺とミカエルの間に入った。
「止めるなラグエル!これは天使の名を掛けた決闘だ!」
俺とミカエルの間に仲裁した天使の名前はラグエルと言うらしい。
「総隊長さん?分かってますよね。これ以上此処で暴れたら?」
「まさか!?嫌だ!もう仕事したくない、書類なんかもう見たくない!少しは天使を休ませろよぉー!」
ミカエルはガチ泣きしてしまった。天界ってどんだけブラックなんだよ
「
「おい、部下にどんだけ慕われてねえんだよアンタ!めっちゃ悪口言われてるぞ」
「やめろ!そんな同情の顔で私を見るなあ!」
今回は少し長めに出しました。