気ままな猫の散歩   作:ガゼロク

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お気に入りがどんどん増えててめっちゃ嬉しいです!
ありがとうございます!
さて今回なのですが、原作では特訓をやってますが、この光猫は猫であるが故に学校は無い、個性も覚醒している為強化は必要無しという事で丸々10ヶ月分空くのでオリジナル入れます。
それではどうぞ。


第二歩

やあ皆の衆、吾輩だ。最近呼ばれ方が増えてきた光猫である。

誰に言っているのかって?

私にもわからん。サラッとスルーしてくれたまえ。

 

さて。今はまだ5月になったばかりといった所だが、主人公達が受験して雄英に行くまで10ヶ月程ある。

私には特訓や勉強は必要ないため、物凄く暇になってしまった。

 

(さて如何しようか、取り敢えず適当に移動してから考えようか)

 

 

 

いつもの八咫鏡で移動してきた私は近くの鉄塔の上から周りを見渡してみた。

 

「此処からなら色々と見えそうだがな。何があるかな〜と」

 

と、周りを個性も使い光を飛ばした先の景色を見る『光視』で見ていくと、

 

「む、あれは以前に世話になった御令嬢のお宅では無いか?更に言えばすこし慌ただしくなっている様子。近くに行ってみるか」

 

光視で見た所は光が反射した先なのでそのまま八咫鏡で飛ぶ。

そして近くで聞いた話は御令嬢である『八百万百』がヴィランに捕まり、身代金を要求されているとの事だった。

それを聞き私は彼女を助けることにした。

 

理由としては以前に寝ている所とはいえ拾われて世話を受けた恩が有る事、それと彼女は原作でも結構重要な位置にいる為居なくなるのは不味い事。

この理由により助ける事を決めた。

 

「そうと決まれば情報収集からのヴィラン退治だな、速攻で終わらせる!」

 

直ぐに個性を使い先程の鉄塔に戻り、また光視を使いしらみ潰しに怪しそうな廃墟や空き家を隈なく探した。

 

 

………5分後………

 

 

「ふむ、やっと見つけた。まさか隣の県まで移動しているとは思わなんだ。まだ攫われてから1時間ほどしか経っていないはず。無事であると良いのだが急ぐとしよう」

 

いきなり突撃して攻撃してもいいが流石に相手の個性が分からないため、不意の攻撃で彼女が危険に晒されるとも限らないため、慎重に普通の猫のフリをして侵入することにした。

 

ヴィランは全部で3人居た。それぞれの個性はAがロープの個性らしい。手の甲からロープを出したりしまったりしている。収納の個性かも知れん。

Bの方は炎の個性のようだ、少しハイになっているのか周囲にあるガレキを燃やして騒いでいる。

そしてCだがコイツがこの3人のリーダーのようだ。

捕まえた彼女を監視して余計な動きが無いか確認しているようだ。

肝心の個性はよくわからない。

 

彼女の様子は手首を上で縛られて固定されているようだ。学校の帰り道で攫われたのか学生服で怪我は無いように見える。

 

あまり確認に時間を掛けて居られないな。

迷い込んだ猫風に行こう。

 

 

ヴィランA「ん?なんだ?こんなとこに猫?」

 

ヴィランC「どうした?」

 

ヴィランA「いや、野良猫が入ってきたみてぇだ」

 

ヴィランB「ヒャハハ!ボス!この後金が来たらこの女殺すんだろう?先にこの猫殺させろよぉ!」

 

ヴィランC「そんな猫ほっとけ!それとあんましガレキ燃やすな!周囲のヒーローが火事かと思って来ちまうだろうが!」

 

ヴィランB「ちっ、しゃあねえな」

 

 

 

「ふむ、やはりヴィランは馬鹿か。普通の動物なら炎のところに寄っていく訳がなかろうに」

 

「「「「⁉︎」」」」

 

A「ど、何処から声が⁉︎」

 

「此処だよヴィラン」

 

 

「「「ね、猫がシャベッターーーーー‼︎‼︎」」」

 

 

「何を言っている、こんな社会だ。動物の顔の警察や動物の身体に近い人やヒーローもいるんだ。猫が喋っても無理はないだろう?」

 

「「「だとしても目の前で喋ってたら驚くわ‼︎」」」

 

「さてこんな茶番はさておき、君らヴィランには幾つかの道がある。

一つ目、今すぐ自首して少女を解放する。

二つ目、この場で私に倒されてヒーローに捕まる。

三つ目、少女に手を出して私に跡形もなく消しとばされる。

さあどれを選ぶ?」

 

C「お前みたいな喋るだけの猫が俺たちを倒す?馬鹿にしてんのはそっちだろwどうやって俺たちをやるつもりだ?」

 

「そんなのこうやって(猫パンチ)だ!」

 

ドパンッ!

 

A B「「んなっ⁉︎いつの間に移動しやがった⁉︎」」

 

 

解説すると「こうやって」の部分でCの頭上へ瞬間移動し、その頭に光で拡大した右脚で猫パンチを頭頂部に叩きつけたという訳だ。

 

「後は巻きだ。さっさと倒されろ」

 

AB「「ちょっ!アァーーーー!」」

 

 

 

さて、本当にさっさとヴィランどもを倒し端に寄せた所で彼女を助けた。

 

「無事かね?八百万の御令嬢?」

 

「え、ええ。大丈夫ですわ。助けて頂いてありがとうございました!それとまちがっていたら申し訳ないのですが、もしかしてトラちゃんですの?」

 

「正解だよ。かつて、君に寝ているところを拾われたトラだよ。まあ私の名前は無いので好きに呼びたまえ」

 

「まあそうなんですの?ならトラちゃんで呼ばせていただきますわ!」

 

「さて喋っている間も家族の方々が探している所だろう。近くの公衆電話で無事を伝えようか。ヴィランどもは大丈夫だ、脳震盪を起こすように倒したのでな、あと2時間は襲ってこんよ」

 

「わかりましたわ、ですが公衆電話は必要ありませんわ。私の個性で創れますので」

 

 

 

この事件の後日談であるが。

連絡できた八百万家から捜索の為にターボヒーロー『インゲニウム』に依頼して捜索していたらしい。

ヴィラン拘束用手錠でしょっぴいていった。

彼女は念の為の精密検査をされ無事を確認された。

 

そして私であるがとりあえず八百万家の世話になる事になった。

以前に拾った猫というのは思い出すのにあまり時間は掛からなかったため、ダニよけやシャンプーなど綺麗にするために色々された。

これに関しては外で暮らしていたため仕方なしと思い我慢したが、抱っこされながら寝るのは流石に精神的にキツいので離れて寝てもらった。

コレは流石にな。猫として生きた10年と前世はいくつ生きたか分からんが、精神的にはおっさんなので一緒に寝るのは辛いのだ。

 

 

翌日から少しの間彼女の事を護衛する事になった。

先日のヴィランの件で両親が過保護になってしまったようだ。

彼女も過保護過ぎるのは嫌なのだろう、故に私に特訓を頼んできた。

 

いや、何故私?と私自身思ったが、あのヴィラン退治を見て教えて欲しいと思ったそうだ。しかし彼女の個性は『創造』。

個性の強化にはあまり手を出せないし、身体能力に関しても同じく。

まあ直接手を出せなくても口を出して意見するのは出来るので、それで手伝う事にした。

 

 

 

 

 

そんなこんなで5ヶ月が経ち、彼女はとても強くなったと思う。

個性は恐らく原作より発動してから物体を出すまでの時間を3割程早く出来たのではないかな?

そして身体能力はまあ直ぐに結果が出るものでは無いが良くなったと思う。

それに合わせて武術も始めた。合気道と古武術だ。

 

何故その二つかといえば、合気道は剣道などと違い武器を必要としない、力があまり必要ないというか相手の攻撃を利用するものだからという事、女性でも教わりやすいといった理由で、古武術は移動方法などで体力の消費を抑えられるものが多い(と思ううろ覚えと偏見)で選んだ。

 

これにより同年代との個性無しの近接面ではそう簡単に負けなくなっただろう。

彼女の両親も過保護が無くなり、隠れ護衛が減った。

 

そして唐突ではあるが私も八百万家から離れ散歩に戻る事にした。

この事を八百万家に伝えた所、百には少し泣かれた。(護衛などで仲良くなり、呼び捨てで呼んで欲しいと言われた)

しかし雄英に入れれば見守る為に雄英に行く事を約束すると、

 

「分かりましたわ。トラちゃんがびっくりするくらいの好成績で合格して立派なヒーローになりますわ!」

 

ととても張り切って特訓や勉強に励むようになった。

コレで彼女は大丈夫だろうとその翌日から出ていく事にした。

私としてもすこし名残惜しいが其れを振り切り八咫鏡で光速移動し、一気に千葉県のとある学校の屋上に飛んだ。

 

 

 

「ふう。あの時拾われた御令嬢が大きくなってあんなに成長するとは。まあアレで大丈夫だろう。元々頭は良かったんだ、雄英は楽勝だろう。初授業の時か少し後に雄英に顔を見せに行くとしよう」

 

 

さて次は誰を見に行くとしようかね。おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 




今日は休みの日だったので頑張って3000文字超えてみた。
プロットではもうすこし他の人出すつもりだったけど、八百万のとこで筆が乗りすぎてしまった。
まあ、書き溜めとか無しのその場書きなので思いつきはそのまま突っ込んでるので、ちょっとダメな気がしますが。
ではまた次回で。
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