気ままな猫の散歩   作:ガゼロク

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皆様こんにちは。
さて今回はB組の個性把握テストからのA組の戦闘訓練、それからマスコミ辺りまでやります。
USJはまた次回になりそうです。
それではどうぞ。


第六歩

やあおはよう、トラだよ。

今日は昨日職員会議で言った通り、朝は校門で見回りとマスコミがいたら対処、その後は1年の授業を見に行こうかな。

 

とりあえずいつもの猫缶とカリカリのご飯を食べて、朝のミーティングを始める。

 

「やあみんなおはよう!それじゃあ昨日職員会議で言った通り見回り強化と各々の授業頑張ってね!あとB組は今日個性把握テストをやるんだよね?」

 

「ええ、その予定です。時間としては1、2時限目を使ってやるつもりです。戦闘訓練は明日の予定ですな」

 

「ブラド先生ありがとう。相澤くんのところは戦闘訓練だったね、午後からでよかったよね?」

 

「ええ、まあ俺は出ずにオールマイトが主導なので、書類処理ですがね。そういえばオールマイト。今日は時間大丈夫なんですよね?」

 

「HAHAHA!今日の出勤時は事件が少なかったからね!大丈夫だとも!」

 

「うん、分かったからこんな所で無駄に変身しないでとっといてねー。後はトラ君だね。今日は何処を見回るつもりだい?」

 

「私かね、私は1年B組から校内を見て午後はA組の戦闘訓練を見てから校外の確認といった風だね」

 

「まあ君はある程度自由にしてもらっても構わないからね。良し!それじゃあミーティング終わり!今日も頑張ろう!」

 

 

 

 

 

さて朝のミーティングが終わり、SHRも過ぎてB組の教室へ。

 

 

「今日はよろしく頼むよ、ブラド先生」

 

「ああ、こちらこそよろしく頼む。気づいた事やアドバイスを生徒たちに伝えてやってくれ」

 

 

 

 

そうして始まったB組の個性把握テスト。

最初に少し挨拶をして見学とアドバイスのため少し後ろの塀で観察をすることになった。

 

 

「むう、ここからでは一部競技が見えんな。移動するか」

 

「ん」

 

「ん?唯か?皆の所でいなくていいのか?」

 

「ん。一緒」

 

「一緒という事は一緒に見ないかということか。まあいいが」

 

「ん!」

 

唯がそう言うと私を胸に抱き、皆のいる競技エリアへと歩き出した。

 

また抱っこされてしまうとは。百に見られたら怒り狂うだろうな、自分はまだやった事ないのにと。

まあその光景も見てみたい気もするがね。

 

そんなことを考えているうちにエリアまでたどり着いた。

 

 

「ん?小大何処に行ってたんだ?ってトラ先生じゃないですか!連れてきちゃったのかよ」

 

「ん!」モフモフ

 

「めっちゃモフモフしてる…。そう言えば質問会で小大と初めて会ったときにいきなり飼うつもりで持ち帰りされかけたって言ってたっけ」

 

「ん、モフモフ、大好き」

 

(((んしか言わない小大が普通に喋った‼︎そんなに好きなのか)))

 

「次は小大の番だ!こっちに来い!」

 

「呼ばれたぞ唯、競技の間でいいから離して行きなさい。行かないと次は抱かせないよ」

 

「ん、それはヤダ」

 

「なら行っておいで」

 

「ん」

 

「ふう行ったか。唯は少しだけ頑固な所があるね」

 

「やあトラ先生、僕は物間寧人と言います。これからよろしくお願いしますね」

 

「ん?ああコピーの個性の生徒だね。よろしくね。だけど個性はコピーしない方がいいよ?私の個性の《光》は自分の身体を光に変換している。故に最悪の場合、そのまま身体が分散して消滅する。だから似たような全身が水で出来ているとか風を操れるとかの個性に近いか圧倒的な自信があるならやってみてもいいけど、下手すると死ぬよ?」

 

「…⁉︎そ、それはマズイですね…。ならばやめておきますよ」

 

「うん、賢明だね、とりあえず競技頑張って来なさい」

 

 

そして競技の終わった唯が戻ってきた後直ぐに抱っこし直し、また次の競技まで抱っこして待つというのが何度か続いた。

その際唯の競技中に他の生徒が抱っこしてみたいというので抱っこさせてあげたり、そのモフモフ具合に密かに猫好きが増えたり、帰ってきた唯に抱っこされていた私を奪い返されたり。

 

 

そんなこんなで授業が終わり、昼ご飯を食べた後はA組の戦闘訓練をチラ見しつつ見回りへ。

 

教え子である百のペアは原作と変わりなく峰田だったが上手く健闘出来ていたようだ。教えた合気道などを上手く使って倒した後直ぐ拘束といった形で健闘していたようだ。途中で視線に気づいたようでこちらを見てから前を向き直り、次の相手へと移動していった。

それから百は気合と気迫がとても出ていたそうだ。

 

 

 

そして戦闘訓練が終わった。怪我人は緑谷君1人のみだったのは原作と同じ。

これで1年生は今日の授業は全て終わったためこれから帰るようだ。

私はそのまま上級生のクラスや校内の敷地内の見回りへ行く事にした。

そして3年の教室を通りがかった時、透形ミリオと出会った。

 

「あ!トラ先生だ!先生ー!これから訓練少し付き合って下さーい!」

 

「むむ、透形か。良いぞ。ただし2時間程度までだ。それ以上は私の仕事時間に影響が出る」

 

「そんなに時間は掛からないと思うので大丈夫ですよ!それじゃ訓練所は押さえて置いたので行きましょー!場所はγです!」

 

「了解した。訓練内容は?」

 

「先生の個性で弾幕作ってもらって回避訓練です!硬質化してもらってすこし打撲痕が出来るくらいの強さで撃って下さい!」

 

「ふむ、個性の使用はアリとナシの2パターンでやろうか。ほとんど無いとは思うが相手が個性を封じてくる可能性が無くも無いからね。あらゆる想定をして訓練しよう。想定してあれば予想外でもすぐ対応できる様になるだろうからね」

 

「おお!了解でっす!ありがとうございます!」

 

 

そうして訓練室γへ到着し訓練をやった。

やり方は私の周りに光の球体をいくつか浮かばせ、その光球から弾を発射するようにした。当然私の個性で作ったので発射地点を動かせる。

流石に最初はレーザーライトの赤い光を光球から出して、その軌道で飛ばすのを知らせた上で発射した。

途中から何も言わずレーザー光を消し、発射する光球の順番をランダムにしたり、光球を増やしたり、正面真っ直ぐから周囲から発射する様にしたりなど色々とやった。

ミリオは最終的に360°全方位から20個の光球からの弾幕を回避しまくっていた。

これなら孤軍奮闘していて囲まれた時でも生き残れるだろう。

最後には肩で息をしていたが少し休憩したらほとんど元に戻っていた。

 

「良し、これにて訓練終了!許可証出すから打撲した所治しておいで。今日はお疲れ様。インターン制度で何処に行くかは知らないけど大抵のところではやって行けると思うよ。私が言うまでも無いかも知れないけどね」

 

「いえいえ!訓練ありがとうございました!その御言葉嬉しいです!たぶん他の2人も訓練に誘われるかも知れないですけど、またよろしくお願いしますね!」

 

「うん、その時の仕事が忙しくなければ大丈夫だよ。それじゃ私は失礼するよ。気をつけて帰るんだよ、また明日ね」

 

 

 

 

それから校内の訓練施設や校庭、校門周りなどを確認しながら見回りを行った。

夜ご飯を食べて今日は夜間の見回りは無いのでそのまま眠った。

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして翌日。

恐れていた事が起きた。

 

昨日のオールマイトの戦闘訓練の事を誰かがSNSで発信したのかどこから漏れたのかマスコミどもが校門前に集結しているのだった。

 

 

ミーティングにて、

 

「さてマスゴミが嗅ぎつけるのもまあまあ早かったね。それじゃ話していた通りによろしくね。それとトラ君、コレを付けておいてね」

 

そう言って校長から渡されたのは私の耳に取り付けやすくなっているマイク付きイヤホンだった。

 

「トラ君専用に作ってもらったマイク付きイヤホンだよ。コレで状況の伝達や想定外の事態の時のフォロー呼びとか、そのまま警察に連絡も出来るようになっているからね。マズイ状況の時は迷わず通報してもらって構わないから」

 

「了解だ。あまりに酷い取材なら即刻拘束して警察を呼ぶよ」

 

「それでは校門にトラ君と相澤君、プレゼントマイク先生についてもらうから緊急時は他の皆フォローよろしくね。それでは解散」

 

 

 

 

 

 

「さてと。塀の上から見ている限りはまだ強引ってわけでは無さそうだけど、時間の問題かな?」

 

私は校門のゲートの横の塀に登りマスゴミの監視と生徒達を見守っていた。

そして遠くから百達A組の生徒と少し遅れてB組の女子生徒が集まっているのが見えた。

 

(百達が来たか。すこしだけ注意を深くしようかな)

 

と思っていたその矢先、その一団に男性リポーターが多めに集まって行った。

 

(いやいや流石にセクハラはやらかさないよな?)

と思い、少し聴力を個性で強化して聞いてみると、

 

「あの娘大きいっすね、すこし詰め寄った時にドサクサに紛れてやっちゃいます?」

 

なんて言ってやがった。

 

 

 

流石にキレちまったよ、キサマら

 

 

 

 

イヤホンを起動し、相澤先生に連絡すると同時に個性を発動した。

 

「相澤先生、私の教え子にセクハラをしようとしているマスゴミを発見したので警察へ連絡、拘束に入る」

 

「は?オイちょっとま」

 

何か言っていた様な気がするが警察に連絡するためにさっさと切る。

特殊なダイヤルを合わせて警察へ連絡。

 

「警察かい?私は雄英高校所属、ヒーローのトラだ。現在雄英高校の校門前にマスゴミが強引な取材とドサクサに紛れたセクハラを生徒に対して行なっている。こちらで拘束するので、今すぐ人をよこして欲しい。マスゴミの数は結構いるので、寄越す人も多めによろしく頼むよ」

 

「了解致しました!直ぐに向かいます!」

 

 

さあ、処刑の時間だ。

 

 

先ずは生徒達に近づかれない様に光球で光纏の弾を発射、生徒達の直上で展開、生徒達を包む。

そして光纏同士を繋げてトンネルにして校門ゲートまで繋げる。

 

「やあ、生徒達驚かせてすまないね、雄英高校用務員のトラだ。そのトンネルを抜ければ学校へ着く。マスコミは気にしないで良い。直ぐに向かいなさい」

 

 

 

そしてトンネルに弾かれたマスゴミどものセクハラを仕掛けた奴等をまず先に光結界で拘束出来るだけ圧縮。ジタバタしているが無視。その後他のマスゴミも同じ様に光結界で拘束、こちらは圧縮は多少ギュウギュウ詰めになる程度にしておく。

それから圧縮した光結界を浮かせて私の前に持ってくる。

 

「君たちは何故こうなっているか心当たりはあるだろうね。私の教え子にセクハラしようとしていたからだ。惚けても無駄だよ、あの場には声をよく聞ける娘がいたからね。後から証言して貰えば終わりだよ。私としてはこのまま圧縮して貴様らを肉塊にしてやりたいが、私はヒーローだ。やらないが、君達のカメラは潰させてもらう。取材の時にドサクサ紛れてセクハラをやる様な輩に取材内容がちゃんとしたモノに使われる気がしないからだよ。だからデータは確実に潰す。そして君達は警察行きだ。もう呼んである。サヨナラだ」

 

 

 

 

 

 

後日談として。

私のやった事は少しやり過ぎた様だがそんなものは知らん。

私の脅しが効いたのかその後は数時間の間はおとなしかった。

しかし。今度は私の事を知りたくなった奴等やこの事件を知らないマスゴミがまた集まってきてくる様になった。

 

 

そしてその日の昼の時間の時、大きな警報が鳴り出した。

 

ウーウー ウーウー

 

[セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは直ちに屋外へ避難してください]

 

「何事かね⁉︎むっ⁉︎」

 

警報とアナウンスの直後、ちょうど相澤先生のデスクの横に黒いモヤが発生し、そのモヤを纏った謎の人物?と上半身に手を無数につけた不気味な男がモヤから現れた。

 

(これは空間転移か?なんにしてもこんな所にこの状況で来る奴などヴィラン以外無し!なにもさせない内に倒す!)

 

「貴様ら!何をしている!直ぐに手にしているモノを離してこちらを向け!」

 

「は?何処から聞こえてんだ?この声」「あの猫からのようです、死柄木弔」

 

「なんだよ、喋る猫がいるとか聞いてないけど、雑魚かよ」

 

「雑魚かどうかは見た目で判断しないことだなっ!」

 

「っ!死柄木弔!」

 

「はや…っ⁉︎」

 

 

死柄木の顔面に突撃したと思わせて両腕の範囲の直前で頭上へ光速移動、そのまま後頭部へ肉球パンチを決め、床に沈めてやった。

 

「ふん、私をただの喋る猫だと侮るなよ?次はお前だ」

 

「クッ…。仕方ありません。一応の目的はクリアしました。撤退しましょう」

 

「逃がさないよ!」

 

「何処から来るか分かればこっちのモノです!」

 

そう言うと突撃してしようと床を蹴った瞬間の私をモヤで包み校舎の外へと吐き出した。

 

「何!八尺瓊勾玉ァ!」

 

校舎の外から光の反射で職員室へと戻る時にはモヤの人物と死柄木は居なくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

その後2回目の警察出動の対処をしていた校門ゲート側の先生達を呼んでデスクを確認してもらい、無くなった物がないか確認してもらったが、何も減っていなかった。

 

この事は緘口令が敷かれこの事件の事で朝のやり過ぎたことは帳消しになった。そしてこれから数日生徒の授業について行くのをやめ、敷地内の見回りを強化する事になった。だがその後の数日は何も出る事は無かったのだった。

 




また間を開けてしまってすみません。
今回はオリジナル描くのに手間取りました。
つぎは予告通りUSJでやって行くつもりです。
セリフと人が多いからキツそうなので誤字が無い様に気をつけます。
それではまたいつか。
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