トレーナーにタバコをやめてほしいスズカさん   作:あままま

8 / 9
色々書きたいこと詰め込んでたらめっちゃ長くなったし1日で書けなかったです...

長いですが読んでくださると幸いでございます。


花火と湯煙と

「そんじゃぁそろそろ行きますか」

 

「ついにですね!楽しみぃ~」ニコニコ

 

「持つもの持ったか?」

 

「はい、大丈夫です」

 

「よっし、じゃあ会場へ向けて出発~」

 

「出発~♪」

 

「あ、トレーナーさん、1個お願いしてもいいですか?」

 

「ん?」

 

「えっとですね...そのぉ...」モジモジ

 

「手、繋ぐか」

 

「はいっ!」ニギニギ

 

「スズカの手あったかいな」

 

「暑くないですか?」

 

「全然」

 

「ならよかったです」フフッ

 

 

「そろそろつくぞーって、今年に限ってまぁまぁ人いるなぁ」

 

「思ったよりたくさんいますね」

 

「んまぁ繁盛してるってことでいいっちゃいいんだが」

 

「あの、そろそろつきますし手、離しましょうか?」

 

「なんでだ?」

 

「え、あの、人目が気になるかなって...」

 

「俺は気にしないけど、スズカが気になるなら離すか?」

 

「い、いえ私も気にしませんので繋いだままで、お願いします...//」

 

「りょーかい、花火が上がる時間になったら秘密の場所に連れてってやるからな」

 

「秘密の場所、ですか?」

 

「おう、俺がガキの頃教えてもらった特等席だ、人も全然いないし最高だぞ」

 

「それは楽しみです」

 

「期待しとけ~、っと到着だ」

 

「わぁ~!出店が結構並んでますね!それにいい匂いが...」

 

「とりまなんか食うか、なんか食いたいもんあるか?」

 

「そうですね...夏祭りといえばりんご飴でしょうか?」

 

「定番だな、美人と浴衣とりんご飴、絵になるねぇ」

 

「すぐそうやって茶化すんですから、でも今日は素直に受け取っときますね」ニコッ

 

「まぁ本当の事だしな、そんじゃ買いに行くか」

 

「ですね、行きましょう」ルンルン

 

「おーっすおっちゃんりんご飴1個頼むわ」

 

「はいよーっておめぇ帰ってきてたのか、それに可愛い彼女も連れてんなぁ?」

 

「ふぇっ!?彼女だなんてわたしは...」

 

「可愛い彼女だろ、1番かわいくて1番強いウマ娘の彼女だぜ」

 

「ちょ、ちょっとトレーナーさんっ!」

 

「トレーナーって...お前トレーナーになったんか!」

 

「まぁそんなところ、ほい代金」

 

「彼女とお幸せになぁ」ニヤニヤ

 

「あんがとよ~、ほんじゃな~」

 

「トレーナーさん!」

 

「どしたん?」

 

「どうしたもこうしたもないです!」

 

「な、なんで怒ってんの?ほいりんご飴」

 

「あ、ありがとうございます...別に怒ってません...」

 

「じゃあなによ」

 

「その...あんまり彼女とかどうとか...言ってもらえるのは嬉しいですけど...」

 

「恥ずかしいってか?」

 

「は、はぃ...」

 

「わかった、じゃあ嫁って言うわ」

 

「そうゆうことじゃありませんっ!」

 

「ごめんごめん、ちょっと茶化しすぎたな」ハハハッ

 

「ほんとですよ、もう...」

 

「あ、そうだ、写真撮っていいか?」

 

「なんのですか?」

 

「りんご飴持ってるスズカ」

 

「ええ、いいですけど」

 

「サンキュー、じゃあなんかポーズして」

 

「ポーズ...こんな感じですか?」

 

「お、いいねぇ、ちょーかわいい」パシャッ

 

「あ、ありがとうございます//」

 

「そんじゃこれ待ち受けにしよーっと」ポチポチ

 

「...!?待ち受け!?」

 

「ん?うん、そうだけど、ダメだった?」

 

「い、いえ、いいんですけどそのあんまり人に見られないようにお願いします...」

 

「はいよ了解」

 

「そんじゃ次は~」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ーーーーーーーー

 

ーーーー

 

「ふー、結構周ったんじゃないか?」

 

「そうですね、ちょっと疲れちゃいました」

 

「じゃあそろそろ秘密の場所行きますか」

 

「ですね、行きましょう」

 

「ちょっと歩くけど大丈夫か?」

 

「はい、大丈夫です」

 

「道悪いから足元気を付けてな」

 

「わかりました...ってうわぁ!」ツマズキ

 

「アブねっ!大丈夫か?」

 

「だ、大丈夫です...びっくりしたぁ...」

 

「こっちもびっくりしたよ...転ばないように手繋いでいこうか」

 

「そうですね」キュッ

 

「トレーナーさんは夏祭りに子供のころよく来てたんですか?」

 

「あーそうだな、一応毎年行ってたかな」

 

「じゃあ常連さんですね」フフッ

 

「昔はな、今年は3年ぶりくらいに来たよ」

 

「そうなんですね、そういえば今日タバコって吸いました?」

 

「タバコか、えーっと今日は~、1本だけか...1本!?」

 

「自分で驚いてどうするんですか」

 

「数えてビックりだよ...、ってかそもそもタバコの存在すら忘れてたまである」

 

「それはすごいですね、どうしてですか?」

 

「多分スズカといたからじゃないかなぁ?」

 

「では、私といれば禁煙できるってことですね」

 

「極論そうだな」

 

「じゃあずっと私の事考えててくださいね、タバコ吸いたくなったら私のところ来てもいいんですよ?」

 

「それ天才かもしれん」

 

「そうでしょう」フフッ

 

「あ、そろそろつくぞ~」

 

「ここが秘密の場所ですか?」

 

「そのとーり、こっから真正面に花火が上がるんだよ、特等席だろ?」

 

「そうですね、特等席です、しかもトレーナーさんと二人で見れるなんて幸せです」

 

「俺もだよ、もうそろそろ上がるんじゃないかな」

 

ヒューーー  ドンッ パラパラパラ

 

「おー相変わらず真正面だねぇ」

 

「ほんとに真正面ですね、とっても綺麗...」

 

「だろ、しかも今二人きりだぜ?」

 

「えっ?」キョロキョロ

 

「周り誰もいないだろ」

 

「ほ、ほんとですね...二人きり...」

 

「顔赤いぞ」

 

「い、いちいち言わなくていいですからっ!」

 

「ふーん?」

 

「と、トレーナーさん...?」

 

「ちょっといたずらしていい?」

 

「いたずら...?ええっと...」

 

「スズカ、こっち向いて」

 

「は、はい」

 

「えいっ」ホッペチュッ

 

「...!?!?」

 

「あれ、スズカさん?」

 

「...トレーナーさんのバカッ...////」ダキツキ

 

「急に抱き着いてきちゃってどうしたのかな~?」ニヤニヤ

 

「う、うるさいです、しばらくこうさせて下さいっ!」ガバッ

 

「はいよ」ナデナデ

 

「スズカ」

 

「...なんですか」

 

「好きだぞ」

 

「私だって、大好きです」

 

「ありがとな、花火終わったら温泉宿でも泊まるか、今日はスズカと一緒にいたい気分だ」

 

「私もです、今日はずっと一緒にいてください」

 

「もちろん」

 

「...花火綺麗ですね」

 

「そうだな、今まで見た中で一番きれいに感じるよ」

 

「トレーナーさん」

 

「ん?」

 

チュッ

 

「お返しです///」

 

「お前ってやつは~!」ダキシメ

 

 

「あ、そろそろフィナーレですかね?」

 

「ん?あぁ、多分そうだな」

 

「トレーナーさん、連れてきてくれてありがとうございます」

 

「いいってことよ、それよりほら多分最後だぞ、しっかり見とけー」

 

「はい♪」

 

ヒューーー ドンッドンッ パラパラパラ

 

 

「綺麗だったな」

 

「はい、とっても」

 

「じゃあそろそろ行くか」

 

「そうですね、行きましょう」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ーーーーーーーーーーー

 

ーーーーーー

 

ーーー

 

 

「到着デース」

 

「結構大きいところなんですね」

 

「まあな、この辺で唯一の旅館だし、そこそこ儲かってんでないの?」

 

「あの、つかぬ事をお聞きしますがお金って...」

 

「それなら経費で落とせるだろ、多分...」

 

「多分ですか...」

 

「まぁ、そこらへんはスズカが気にすることじゃないさ、羽目外してくつろいでけー」

 

「はい、ありがとうございます」ニッコリ

 

 

 

「お部屋に来ましたがスズカさん」

 

「そうですね、結構広いです」

 

「広い割には俺たち密集しすぎじゃないですかね」

 

「そうですか?」ベッタリ

 

「いや、スズカがいいならいいんだけど...なんか今日は甘えん坊だな」

 

「たまにはいいじゃないですか、私とってもさみしがり屋で甘えん坊なんですから」スリスリ

 

「学園では勘弁してくれよ、スぺに刺されかねない」

 

「わかってますよ」フフッ

 

「じゃあ風呂入るかねぇ、ちなみにこの部屋一番いい部屋だから露天風呂もあるぞ」

 

「露天風呂!ぜひ行きましょう!」

 

「え、俺も?」

 

「当り前じゃないですか!逆に一緒に入らない選択肢あるんですか?」

 

「あるだろ!色々まずいと思うんですが!?」

 

「私とじゃいやですか...」ウルウル

 

「嫌じゃない!まったく嫌じゃないしなんらな入りたいけどもっ!ほら倫理的にまずいと思うんですよねって話聞け!引っ張るな!おいおい!」ズルズル

 

「嫌じゃないならいいって事ですよね、じゃあ行きましょう♪」グイグイ

 

「ウマ娘の力って強いんだなぁ...(諦め)」

 

 

「ふー、気持ちいですねトレーナーさん」チャプチャプ

 

「お、おうそうだな」

 

「どうしたんですか?なんだかそわそわしてません?」

 

「そわそわもするだろ、まだタオル巻いててくれて助かったよ...」

 

「...とりましょうか?タオル...」

 

「なんでだよ!つけといてくれよ!」

 

「はーい」クスクス

 

「なんか俺の反応で遊んでないか...」

 

「トレーナーさんって意外と奥手なんだなぁって思いまして」

 

「奥手も何も教え子に手出したらまずいだろ、色々と」

 

「私が言わなければいい話ですよね?」

 

「お前なぁ...」

 

「フフッ冗談ですよ、でも真面目な話担当がトレーナーさんでよかったって毎日思います」

 

「そりゃ光栄だな」

 

「大逃げなんてリスキーなこと誰もやらせてもらえませんでした」

 

「まぁ教官ってのはある程度教えること決められてるからな、しゃーねぇよ」

 

「トレーナーさんはどうして私が逃げが得意ってわかったんですか?」

 

「そうだなぁ、表情かな?」

 

「表情?」

 

「うん、選抜戦の時はすごく苦しそうっていうか窮屈そうな顔してたから」

 

「そうなんですね...あの、トレーナさん」

 

「なんだ?」

 

「私を見つけてくれてありがとうございます」ピトッ

 

「どういたしまして、っておいおいあんまくっつくなって...」

 

「いいじゃないですか、今日くらい」

 

「ったくシャーねぇな...」

 

「...お背中流しましょうか?」

 

「いやっつってもやるんだろぉ?」

 

「よくわかってますね♪」

 

「じゃあお願いするよ...」

 

「はい♪」ザパー

 

「...おいスズカ、タオルが...」

 

「えっ?」ファサァッ

 

「「あっ」」

 

「ちょちょちょちょっと!見ましたね!///」バッ

 

「いや不可抗力だろっ!」メソラシ

 

「じゃあトレーナーさんもタオル取ってくださいよ!不可抗力ってやつで!」グイグイ

 

「おいやめろぉ!不可抗力の意味知らねぇだろ!とりあえずタオル巻きなおしてくれ!」

 

「いいんです!もう出ちゃったものはもういいんですぅ!」ヤケクソ

 

「よくねぇ!あ、ちょおまほんとに」ウワァ~

 

 

 

「スズカさん」

 

「ハイなんでしょう」

 

「何か言うことは」

 

「眼福でしたか?」

 

「そうじゃねぇ!」

 

「風呂上り早々謝罪させるのもどうかと思います」フンスッ

 

「いやまぁうん...それもそうか...?」

 

「そうですよ、お相子ですよお相子」

 

「なんかうまく丸め込まれてる気がするが...まぁいいか...」

 

「ではトレーナーさん?寝る布団も一緒でいいですよね?」

 

「ア、ハイソレデイイデス」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




クッソ長くてごめんなさい!

読んでくれた方はありがとうございました!あと数話で完結予定してます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。