ワンピースの映画を見たり青い地球を守ったりしていたので期間があいてしまいましたがなんとか書き上げることが出来ました。
あとこの話の最後の方はガンダムOOのPrototypeを流していただければと思います。
GN合唱団の方お願いします!
---???
<海視点>
「彼女達、貴方ともう1人の敵討ちの為に出撃したみたい...」
「なっ!?福音はともかく、アルケーが来たらやられるぞ!」
俺の目の前にいる夢幻のコア人格から外の状況を伝えられて俺は焦りを隠せなかった。
「何か手段は無いのか...何か...」
「あるよ...
「なら早くっ...!」
「その前にひとつ聞かせて...」
俺が急かそうとすると夢幻は俺に近づいてから目を閉じて俺の胸に手を当てた。
「貴方はさっきの戦いで傷ついてもう身体の中も外もボロボロになってる...外の傷は私が治したけど中の細胞異常は私の力だけじゃ治せない...」
「それは分かってるさ、外の傷を治してくれただけでも充分だよ」
本心からの言葉だった、ファングに貫かれてほぼ死ぬのが確実だった所を治してくれたのだから感謝しかない。
「そうじゃない!そうじゃないのっ!」
夢幻が俺の胸に当てていた手でそのまま俺の服を掴んで慟哭する。
「貴方とずっと一緒だったから全部分かるっ!クラス代表戦の時の怪我で身体に入り込んだ疑似太陽炉のGN粒子の毒性の所為で、唯でさえあと数年しか持たない状態だったのにさっきの戦闘で更にGN粒子が身体に入り込んでもうあと1年も持たない状態なんだよ!?やっとパートナーの貴方と意思疎通が出来るようになったのに...既に死に体の貴方を戦わせるなんて私には出来ない!貴方はもう戦うべきじゃない!」
気付けば夢幻は両手で俺の服を掴み、俺の胸に顔を埋めるようにして泣いていた。
「私に人間の温かさを教えてくれた貴方を失いたくないっ...失いたくないのっ...」
専用機のコア人格にここまで言ってもらえたのは操縦者冥利に尽きるが、既に俺の腹は決まっている。
「夢幻...それでも俺は進むよ、俺はこの世界を変えてしまった責任を取らないといけないし...何よりみんなが生きてるこの世界が好きだから守りたいんだ、命を賭けてでも...」
俺の覚悟を伝えると夢幻は顔を上げた。
「貴方は...それでいいの?」
「ああ...もう決めたことだ...」
「分かった...私は貴方に付き合うよ、でも諦めないから...貴方は私が...私達が死なせない」
「ありがとうな、夢幻」
「ううん、いいの、貴方の覚悟は絶対に折れないって分かったから」
「じゃあよろしく頼むな、ユメ」
「ユメ?」
「そのまま夢幻って呼ぶよりもせっかくだから名前を付けようと思ってな、嫌だったか?」
「ううん!気に入った!ありがとう海!」
「俺の事やっと名前で呼んでくれたな」
「これからよろしくね海!」
「ああ、こちらこそだ!ユメ!派手に行こうか!」
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<簪視点>
あの赤い機体が来てから私達は一方的にやられていた。箒たちは赤い機体のBT兵器に翻弄され同時に復活した福音にSEを徐々に削られていき、私は赤い機体と直接戦っているけどこっちの攻撃がまるで当たらず、こちらだけが消耗させられている。
「それでも...貴方だけは絶対に倒す...!」
「おうおう、お元気なこってぇ」
読まれないように何とか戦いながらデータを直接入力して山嵐の準備をする。いくら強くても人間ならこれは避け切れない筈...
「準備完了...これでっ...!」
私は山嵐を発射...48発のミサイルが複雑な軌道を描きながら全て赤い機体に向かって飛んでいく。
「甘ちゃんにしちゃ頑張ったが...まとめて焼き払ってやろうじゃねえか!」
赤い機体は右肩に大きなキャノン砲のようなものを展開した次の瞬間には真っ赤なビームを発射して私のミサイルを全部薙ぎ払ってしまった。
「そんな...」
私の決死の攻撃も簡単にいなされてしまった。
「もう戦争はおしまいかぁ?」
「きゃあっ!」
赤い機体はそのまま私に銃口を向けてビームを連射してくる。狙いも正確で何発か直撃して
「そろそろ勝ち鬨を上げようじゃねぇか!」
ビームを食らった私に赤い機体が一気に接近してくる。
「やだっ...死にたくないっ...」
「ハッハ、あばよ!」
「助けて...海...」
私は恐怖で思わず目を閉じて好きだった人の名前を呼んだ、もういないと分かっていたのに...
ドバァン!!
「もう大丈夫!心配させてごめん簪さん!」
海面が爆ぜるような音と同時にやられた筈の海の声が聞こえて目を開けると、赤い機体の大きな剣を受け止めている蒼機兵と似た蒼い機体が私の目に映った。
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<海視点>
<<戦闘BGM 機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン OO GUNDAM>>
「お前に簪さんはやらせない...アリー・アル・サーシェス!」
俺は
「へっ!今度はクルジスの兄ちゃんの2番目の機体とそっくりだなぁ?ガンダム...いや、蒼の兄ちゃんよぉ?ならもう一度お前から墜としてやるよっ!いけよファングぅ!」
箒たちに向けられていたファングが全て俺に向かって飛んでくる。狙い通りだ。これなら...行ける!俺はGNソードⅡを腰部のホルダーに固定し大腿部にあるGNビームピストルⅡを両手に1丁づつ持った。
「背中に訳わかんねぇ戦闘機がついてなきゃその機体も大したこたぁねえだろっ!」
「それはお前の世界の話だっ!」
俺は四方八方から飛んでくるファングの突撃とビームをハイパーセンサーで確認しながら避け、両手に持ったGNビームピストルで撃ち落とす。
「おらおらおら!たらふく食らっていけや!」
アルケーのスカートアーマーからファングが次々と射出されていく、落とした端から補充されていくのでキリがない。
『海、あれは見た目こそアルケーガンダムで性能も再現されてるけどMSじゃなくてISだよ、だから...』
「成る程...拡張領域にファングを大量に格納していたのか...だったら10基以上あるのも納得...」
ユメがアルケーの事を分析してくれているので俺は戦いながらそれに答える。
「何ブツブツ言ってんだ!ちょいさぁ!」
大量のファングの仕組みを理解した所でアルケーが接近戦をしかけてくる。
「やっぱり機体は良くてもパイロットはイマイチのようだなぁ!蒼い兄ちゃんよぉ!」
「まああの人たちに比べたらそうだろうけど...これは狙い通りだ」
俺はGNビームピストルⅡを即座に格納してGNソードⅡを引き抜いてアルケーの剣撃を受け止めながら答える。
「何?じゃあ何だってんだ!」
「この世界で男性操縦者は俺だけじゃないってことだよ」
そう言って俺は鍔迫り合いながら顎で箒達と福音が戦っている方を指す。
「誰一人傷つけさせないっ!皆の笑顔は俺が守るっ!」
そこには福音の攻撃から箒を守る純白の機体。
【白式】第二形態【白式・雪羅】を身に纏った一夏の姿があった。
「これで福音は一夏達がやってくれる、今あれに墜ちられたら大将さんが困るんだろ?」
「ちっ...!」
「そして...ここからは俺も全力だ!ユメ!頼む!」
『分かった!』
俺が叫ぶと俺の真下の海面が爆ぜて戦闘機のような機体が飛び出してくる。
「させるかっ!」
「おいおい、合体中に攻撃するのはご法度だろ?」
俺は腰のGNビームサーベルを投げ、そこにGNビームピストルのビームを当ててビームを拡散させファングとアルケーガンダムを近づけさせない。いわゆる『ビームコンフューズ』だ。
「ドッキングセンサー!」
『【ガンライザー】ドッキングモード!』
【OOガンダム TypeDB】に【ガンライザー】がドッキングされ俺の専用機が真の姿になる。
「これが俺達の【ダブルオーガンライザー】だ!」
「幾ら機体が良かろうがっ!」
俺をドッキングさせてしまったことに焦ったのかアルケーがピンク色に染まりこちらに突撃してくる。疑似太陽炉で2回トランザムが使えている事は疑問だが今は...
「ISは...お前の...お前らの戦争の道具じゃないっ!『TRANS-AM-FX』始動!」
ダブルオーガンライザーが通常のトランザムとは異なりピンク色ではなく真紅に染まる。
「はあぁぁぁ!」
手に持っていたGNビームピストルを大腿部のホルダーに固定し腰部のGNソードⅡを抜いてトランザム状態のアルケーと何度も何度も切り結び、すれ違う。
「ちっ!当たらねえっ!」
「そこだっ!」
俺は一瞬の隙を突いてすれ違った直後にPICを用いて反転、そのまま両肩部の『GNツインドッズキャノン』を発射する。1発がアルケーのGNキャノンに命中して爆発する。
「くそったれがぁ、やってくれるぜ...!ん?ちっ...時間切れか...」
GNキャノンの爆発を盾にアルケーは突如反転して撤退を始めた。
「待て!アリー・アル・サーシェス!」
「命あっての物種ってなぁ!」
追いかけようとしたが置き土産にファングが突撃してきたので『GNツインドッズキャノン』とGNソードⅡライフルモードで迎撃する。
「逃げたか...これからが大変だな...」
俺はトランザムを解除して簪さんの打鉄弐式へと近づく。
「大丈夫?簪さん」
「う、うん...本当に海?海なの?」
「ん?ああ、ごめんごめん、ちゃんと生きてるし正真正銘、武藤 海だよ?ほら」
俺はダブルオーガンライザーの頭部装甲を解除して自分の顔を簪さんに見せる。
「本当に海だ...良かった...生きててよかったよぉ...」
俺の顔を見た簪さんは緊張の糸が切れたのか目尻に涙を浮かべていた。
「心配かけてごめんね簪さん、話したいことは山ほどあるけどまずは一夏達の援護に行かなきゃ...
簪さんはSEが少ないみたいだからゆっくり来てね、それまでに俺が一夏達を援護して終わらせてくるから」
「うん...気を付けて...」
「簪さんもね」
俺は再び頭部装甲を展開して一夏達の位置を確認、全速で向かう。
「福音の機体形状が変わってる?
あっという間に俺は一夏達を目視で確認できる距離まで近づき、状況を確認する。どうやら後一歩足りない状況ではあるが全体的に一夏達が押しているようだ。ならばと自分のやるべきことを整理して準備をする。
「ユメ、キャノンパーツをパージ、その後サーベルを発振して福音の翼を一気に切り裂く、パイロットを傷つけないように出力調整は任せた!」
『了解!いつでもいけるよ!』
「よし!突っ込むぞ!」
ユメに出力調整を任せて俺は光の翼の様にも見える巨大なビームサーベルをキャノンパーツを外したツインドッズキャノンから発振させ福音に突撃する。丁度福音は一夏達を近づけさせないように立ち回っているようだ。
「タイミングばっちりだ!うおぉぉぉぉ!」
俺は福音の後ろをすれ違うように飛びながらバレルロールして翼にビームサーベルを当て福音の戦力を根こそぎ奪い去った。
「なっ!?なんだあのISは!?」
「今だ!!一夏!決めろ!」
「海!?なら...信じるぜ!チャンスは今しかない!」
一夏は雪片弐型で零落白夜を起動し
「よし!」
福音が解除されてパイロットが落下する。
「やべっ!」
「よっと」
あらかじめ準備していたので俺がさっと福音のパイロットを受け止めて回収する。
「ふぅ...最後の詰めが甘いんだよ一夏」
「わ、悪い...でも海!なんだよそのIS!」
一夏がダブルオーガンライザーを見て当たり前の言葉を投げてくる。鈴や箒達も近づいてきて聞きたいといった顔をしている。
「それはお前の白式も同じだろ?まずは旅館に戻ろうぜ?皆一緒にな」
「それもそうだな!俺なんだか腹減っちまったし」
「奇遇だな、俺も腹ペコだ」
「あ、そうだ箒」
「ん?なんだ?海」
「一夏からの誕生日プレゼントはもう貰ったみたいだから俺からはこれだ」
そう言ってから俺は拡張領域から30センチくらいのラッピングされたを箱を取り出して箒に渡した。
「ISの装甲材と同じ金属で作った包丁と俺秘伝のレシピ本だ」
「ふっ...海が小さい時から私にくれるプレゼントにはいつも驚かされる」
「そういってもらえたなら用意した甲斐があったよ」
俺達は会話をしながらも意識を失っている福音のパイロットを慎重に扱いつつ皆笑顔で旅館の方に撤退した。
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旅館近くの砂浜に着陸すると織斑先生...千冬さんが立って待っていた。
「作戦完了――と言いたいところだが、一時行方不明になっていた武藤以外は独自行動により重大な違反を犯した。意味は分かるな?」
織斑先生の言葉に俺以外のメンバーの顔色が真っ青になる。
「帰ったらすぐ反省文の提出と懲罰用の特別トレーニングを用意してやるから、そのつもりでいろ」
腕組みで待っていた織斑先生に追撃され更に真っ青になる一夏達。ISを解除して一度旅館の大広間に戻った後、俺と一夏は精密検査になったが、それ以外のみんなは全員正座させられていた。
ちなみに一夏は俺より先に精密検査を終わらせて、その後に正座させられるらしい。
「ご愁傷様だ...一夏」
俺は山田先生に精密検査してもらっている途中で正座している一夏の姿が浮かんで思わず憐れんだのだった。
その後俺の精密検査が終了して大広間に行くとまだ皆が正座させられていてそれを束さんと織斑先生が見ていた。
「ちーちゃん。もうその辺にしてあげなよ」
「け、けが人もいますし...みんな一応診断がありますから...」
「ふん...仕方ないこの辺にしといてやろう、正座を止めていいぞ」
織斑先生の言葉に皆正座を崩すが慣れていたであろう箒と簪さん以外はしびれているのか足をガクガクさせて悲鳴を上げていた。
「た、立てませんわ...」「ビリビリするぅ」「き、キツイね...」「こ、このくらい」
左からセシリアさん、鈴、シャルロットさん、ラウラである。
「...しかしまあ、よくやった。全員、よく無事に帰ってきたな」
「え?」
「(素直じゃないなぁ千冬さんは)」
照れ臭そうな顔をしている織斑先生だったが、すぐ俺達に背中を向けてその表情は見えなくなる。
なんだかんだで俺達の身を案じてくれている織斑先生に心の中で感謝を告げた。直接言うと、本人は嫌がるだろうしね。
「一夏、俺たちは出ていこうぜ、女子の診察の時に俺らがいたら診察を始められないだろ?」
「そうだな」
俺と一夏は廊下に出て部屋の襖を閉じてから一度顔を向かい合わせて会話を始める。
「流石に疲れたな...」
「そうだな...」
俺達はため息をつきながら疲れを吐露する。
「...なあ、海」
「どうした?」
「ちゃんと守れたんだよな。俺達」
「そうだな...俺も、お前も、守れたから皆生きてる、話せてるんだ。ちゃんと守れた証明だろ?」
俺は一夏の問いに答えながらも内心いずれ訪れる皆を突き放すだろう日の事を考えてしまうのであった。
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「ねぇねぇ、結局なんだったの? 教えてよ~」
「最低でも2年は監視がつけられてプライバシー皆無の生活がしたいなら教えてもいいけど?」
座敷に座って夕食を食べている俺の所に何人かの女子が数名寄ってきて、昼の事を聞いてきたので俺は作戦前に織斑先生に言われたことをそのまま引用する。他のテーブル席や座敷でも専用機持ちは皆質問攻めに遭っていた。
「いやー、それは嫌かな...」
「ならこの話は終わりだね。ほら、皆織斑先生に怒られる前に自分の席に戻った方がいいよ」
「分かったー」「はーい」
皆俺に促されて自分の席に戻っていったのを確認してから俺は目の前にある刺身を口に運び味わった。
「ふぅ...美味いな...」
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夕食が終わった後、俺は束さんにセカンドシフトについての話とついでに初日に釣った鯛の料理を作るために旅館から出て少し歩いたところにある岬に来て束さんを待っていた。
落下防止の策に寄りかかりながら俺はふとユメに声をかける。
「ユメ、聞いていいか?」
『大丈夫だよ!何でも聞いて?』
「『ダブルオーガンライザー』にセカンドシフトしてから直ぐに戦ったからその時は考えてなかったけど『夢幻』と『エクスエクシア』が何故か融合して『ダブルオーガンライザー』になったよな?待機形態も青と白のラインが入った縁の眼鏡型端末になってエクスエクシアの腕輪は消えてるし」
『そうだよ、今の私は世界で唯一の『ツインISコアシステム』と『ツインドライブシステム』を搭載したISになるかな?世代で言うと...第20世代ぐらい?とにかく今の世界のISと比べたら隔絶
された性能の機体になってるよ』
「『ツインISコアシステム』は『ツインドライブシステム』を元に、2つのISコアを同期させることで2倍ではなく、2乗の性能...ISコアならPICとかが相当な出力って解釈でいいんだよな?」
『その通りだよ!』
「じゃあさ...『エクスエクシア』のコア人格は出てこないのか?」
『それは...彼女はまだ出てこれないの...でも私と融合して消えたわけじゃないから安心して?』
「そうか、分かった、それならいいんだ」
俺の疑問が解消した所で丁度束さんとその後ろから千冬さんが歩いてやってくる。
「やぁやぁかーくん!ご飯食べにきたよ!あとかーくんのISも見せて見せて!」
「束...海だって疲れている筈だぞ?」
「俺は大丈夫ですよ千冬さん、もう下ごしらえは済んでますし束さんお願いします」
「もっちろん!というわけでどーん!」
束さんがどこから取り出したというサイズのドアを目の前に置く。まあ言うなれば某青いネコ型
ロボットのどこにでもいけちゃうドアの簡易版である。俺の料理を食べたくて我慢の出来なかった束さんが拡張領域を応用してキッチンとテーブルのある空間を格納してどこでも料理が出来るようにしてしまったというわけだ。
「ちーちゃんもどうぞ!」
「束お前は...はぁ...もういい私もご相伴にあずかるぞ海」
「もちろんですよ」
俺と束さんと千冬さんはドアをくぐって中に入り、俺はそのまま調理を始めて料理を作り二人に振舞った。
「ふぅ...流石だな、一夏に負けず劣らずいい腕だ」
「かーくんの料理は世界一ィィィィ!」
「満足してもらえたようで何よりです」
料理を食べ終わった後、岬に3人で戻ってきてお茶を飲みながら駄弁っていた。
「それにしてもかーくんのISはすごいことになっちゃったねぇ...『ツインISコアシステム』と『ツインドライブシステム』、コア人格との相互コミュニケーションも出来るようになったなんて...」
「そうですねぇ...当事者の自分が言うのもなんですけどますます世間に気を付けないといけなくなったなぁ...と」
「そこは私の方でもなんとかサポートはするが...本題はそこじゃないんだろう?海」
「お見通しですか...じゃあ本題に入りますね...っとその前に...ユメ出てきてくれるか?」
『はーい!』
俺がポケットから小さい三角形のガジェットを取り出しユメを呼ぶとそこにユメが投影される。このガジェットはダブルオーガンライザーの『とあるシステム』を使って作ったものだがまあ今は説明が先だ。
「今回の事件の犯人の正体が自分の中ではっきりしたのでそれを話そうかと思いまして...ユメ、俺の記憶からガンダムOOと...ガンダムXに関するデータを表示できるか?」
『分かった!今表示するね!』
ユメに情報の表示を頼むと返事をした2秒後には必要な情報が全て俺の前の空間に投影された。
「福音の暴走、俺達を襲った正体不明の敵は両方とも1つの勢力によるものだと思っています」
「なんだと!?」
「束さんでもやっと尻尾が掴めるか掴めないかぐらいの所だったのに...」
「今の敵の組織名は分かりませんが元々は2つの勢力が合併しているのだと俺は考えています、それが『イノベイド』と『フロスト兄弟』です、詳細はユメの出してくれた情報を見れば分かると思います」
俺が二人に話すと束さんも千冬さんも食い入るように投影された情報を見てから俺の方に向き直る。そして千冬さんが先に口を開く。
「敵については分かった、だが本来アニメのキャラクターであるはずの人間が実在していてこの世界に居るのはどう説明するのだ?」
「そうだね、敵の情報についてはかーくん達が出してくれたもので理解できたけど根本的にそこが証明できないよね?」
「それに関しては別の世界からの転生をしてここにいる俺がいる時点で今更だとは思いますけど...」
「そういえばかーくん転生者だったね、束さんはかーくんと過ごした濃い時間のおかげでそんなことすっかり忘れてたよ!」
「うむ...確かに海は元々別の世界の人間かもしれないが一度死んで生まれ変わってここにいるんだろう?輪廻転生という言葉もあるくらいだしそれならなんとか納得出来るがアニメのキャラクターがそのままいるというのはどうしても理解できんな...」
千冬さんの言葉に俺は覚悟を決めて話を切り出す。
「束さん、千冬さん、俺の転生に関して実は1つだけ2人にはもちろん誰にも話していないことがあります、それがアニメのキャラクターがこの世界にもいることに繋がってると思っているのでそれを今二人に話します、ただ...」
「ただ?」
「今から話すことは一夏達俺と同級生の専用機持ち以外には絶対に誰にも話さないでください、一夏達にも話していいのは俺に何かあって死んだ時だけです...そう約束できないなら話せません」
「なっ...そこまでの内容なのか...」
「分かった、束さんはその約束を守るよ、絶対に」
千冬さんは俺の話した約束に動揺していたが束さんは即答で守ると言ってくれた。
「分かった...お前もそれほどの覚悟を決めているということだろう、なら私も墓までもっていくことにする」
「ありがとうございます、では話しますね俺の転生...いや俺の元々生きていた世界について...」
俺は一呼吸置いてから7年前から隠していた真実について話しはじめる。
「俺がいた世界では...この世界もアニメの世界でした、『インフィニット・ストラトス』という名前の...」
「な...」
「うそ...」
俺の言葉に2人は言葉を失った。
今回はオリ主と一夏のセカンドシフト覚醒回でした。
オリ主の新機体はAGE2ダブルバレットのストライダー形態のようなOライザーと
OOガンダムがドッキングしたようなものだと思ってください。
後日機体設定等も上げる予定です。
それでは次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。
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