脳内妄想無双は好きだが実現するのは違うと思う   作:大鷹とび

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いつも見てくださってありがとうございます。大鷹とびです。

今回は正真正銘アツい展開!ってやつです!

楽しんでいただければ幸いです。


54話 黒ウサギの攻撃

「流石にきっつい...なあっ!!」

 

後ろから近づいてくるアヘッドやGN-XⅢをGNツインドッズキャノンの砲塔を後ろに向けて撃つことで牽制しながら右手にGNソードⅡ、左手にGNビームピストルⅡを持ち、正面の敵に突っ込み、1機のGN-XⅢにタックルしてそのままGNビームピストルⅡを至近距離で連射して撃墜する。

 

「今のでGN-X20機目か...アヘッドは避けて先にGN-Xからやってるけどそれでもまだ80対1...Xラウンダーの先読みはまだしもニュータイプの殺気読みは無人機には意味ないから頼れるのは俺の技量だけだ!持ってくれよ俺の身体!」

 

『うぉぉぉ!これアツい!アツいよ海!』

 

「アツいってなんだよ!まだ無人機20機しか墜としてねぇんだから気合入れてサポートしてくれユメ!」

 

『だからアツいんだって!これでなんとかなるかも!』

 

「どういう意味だよ!ちっ!...来るっ!」

 

正面からGN-Xがこちらに突っ込んできたのを捉えて俺は即座に迎撃しようとした時...

 

「下からISの反応!?これは...」

 

<<BGM 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER STARGAZER 星の扉>>

 

俺が下から接近してくるISをセンサーで捕捉したと同時に攻撃が飛来し、俺の正面にいた2機のGN-Xに直撃してそのまま撃墜された。

 

「遅れて申し訳ないお兄様!ラウラ・ボーデヴィッヒ、シュバルツストライク、これより参戦する!」

 

「ラウラ!その姿は...そうか...第二形態移行したんだな、お前がお前である理由、そして意志は決まったみたいだな」

 

「ああ、私はお兄様と...いやこれまで出会ってきた仲間全員と生きていく!これまでも、そしてこれからも!だから今はこの戦いに勝つ!」

 

「よし!なら一緒に戦うぞラウラ!」

 

「もちろんだ!お兄様!」

 

俺とラウラは互いの背中を預けるように背中合わせになり俺達を包囲しているMS部隊と対峙する。

 

「残りの敵は全部で78機...その内有人機のアヘッドが10機だ、なんとかしてアヘッドは撃墜せずに無力化したいんだが...」

 

「それなら私に任せてくれお兄様、私のシュバルツストライクの単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)なら対処出来る筈だ、だから有人機と無人機を分断したい、いけるか?お兄様」

 

「任せろ!直ぐに始めるぞ!ユメ!チャージは?」

 

『まだ完了して無いけど『TRANS-AM-FX』の発動なら10秒間までなら支障はないよ!』

 

「よし!3カウントで始める!ラウラ、準備はいいか!」

 

「いつでも大丈夫だ!お兄様!」

 

「3...2...1...『TRANS-AM-FX』始動!」

 

3カウントの後、俺は『TRANS-AM-FX』を発動し敵の視線を一気に集める、膠着状態から急に動き出したのでMS部隊は焦って俺を集中砲火するが狙い通りだ!

 

「うおぉぉぉぉぉ!」

 

俺は急制動や急加速を多用し機体を振り回す、ラウラが来る前に無人機は有人機に追従ではなくAIが判断して自動的に行動している事が分かったので、俺は人間とAIの反応速度の差を利用してアヘッドとGN-Xの距離をどんどんと開けていく。アヘッドと距離の近いGN-Xは隙を見てGNソードⅡで切り裂く。

そしてアヘッドとGN-Xの間に出来た空間に飛び込む。アヘッドには背を向けてGN-Xだけを見る。

 

そのタイミングで『TRANS-AM-FX』は終了し、10機のアヘッドは俺の背中に一斉に武装を向けるが———

 

単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー) 慣性制御空間(イナーシャル・コントロール・エリア)発動!」

 

ラウラの単一仕様能力によって1機残らず完全に動きを止められる。ラウラはそのまま俺の横に並び立つ。

 

「それがラウラの単一仕様能力か」

 

「ああ、慣性制御空間(イナーシャル・コントロール・エリア)...慣性停止能力(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー)が進化したものだろう、レーゲンの時よりも広範囲かつ強力な結界を展開することができ、空間に展開する分、以前ほど集中しなくても即座に発動が可能なようだ、それにコントロールエリアの名の通り慣性を停止させるだけではなく更に強くする事も出来る...使い方次第でかなり応用が利きそうだ」

 

「それは凄いな、俺でも手を焼きそうだ」

 

単一仕様能力について会話をしながら俺とラウラはGN-Xと対峙する。

 

「後はGN-Xを全滅させるだけだが...ラウラ!単一仕様能力はどれくらいもつんだ?」

 

「そうだな、一度発動してしまえば私の意志で解除しない限りそこに意識を集中していなくても5分はもちそうだ」

 

「2人で60機のGN-Xを5分以内に撃墜か...いけるよな?ラウラ」

 

「もちろんだお兄様、あの有人機の無力化の時間も必要だし、今の私とお兄様のコンビなら3分で片付けられるだろう」

 

「よし、じゃあぶちかますぞ!」

 

俺の掛け声と同時に2人でGN-Xに突っ込んでいく。こうなってしまえば後は殲滅するだけだ、手加減は要らないだろう。俺はGNツインドッズキャノンをパージして両手に保持し、GNビームソードを発振して暴れまわる。

 

「流石お兄様だ!」

 

「ラウラも第二形態移行したてでよく使いこなしてるな!」

 

俺が暴れている間にラウラも第二形態移行したばかりの機体を使いこなしてGN-Xを蹂躙していた。

第二形態移行したラウラの機体はどうやらストライクノワールをベースにラウラに合わせた装備や調整になっているようだ。今も非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)になっている二対のレールカノンで打ち抜きながら腕からワイヤーを射出して敵を絡めとり、そのまま振り回して一気に多数のGN-Xを撃墜している。

 

「相性がいいであろう機体のデータと資材をそれぞれ渡したけど...ラウラはストライクノワールベースになったか...まあ黒いし、ワイヤー使うし、レールガンもあるし...なんとなく予想はついてたな」

 

戦いながらラウラの第二形態移行について考察する。見た目は俺の転生前にあったMS少女のような感じだが、色合いや武装は細部は違えどストライクノワールである、何故ガンダムを知らない筈のラウラのISがガンダムの機体をベースに第二形態移行したのかは前に俺の渡したデバイスにある。

 

学園祭襲撃事件の後の専用機持ちを集めて行った会議の際に俺が皆に渡したデバイスにはそれぞれと相性が良さそうなガンダム作品の機体のデータとなるべくそれに近いもので用意が出来た資材を詰め込んであった。ロックが掛けてあったが、それぞれのISのコア人格とのシンクロが深まった場合に解除される仕組みだ。

 

ラウラに渡したデバイスにはストライクノワールを始めSEED系の機体のデータが入ったものを渡していた。

 

「お兄様!」

 

お互いに20機づつ撃墜した所でラウラが俺の近くに来て話しかけてくる。

 

「残り20機...一気に片付けてしまった方が良いと思うのだが...どうだろうか」

 

「そうだな、2人でぶっ放せば20機ぐらいだったらサクッといけそうだ」

 

「なら決まりだな、丁度残りの奴らは固まってこちらに向かってきている」

 

ラウラの言う通り残りのGN-Xは話すために少し距離を置いた俺達に対して、一塊になって突っ込んて来ていた。

 

「タイミングは俺がラウラに合わせる!いつでもいいぞ!」

 

俺はGNツインドッズキャノンをサイドバインダーに装着し、両手にGNソードⅡをライフルモードで持ち、全砲門をGN-X部隊に向けて照準を合わせる。

 

ラウラもレールカノンを敵に向け腰部にマウントされていたビームライフルショーティーを両手に持ち、構える。

 

そしてすぐさまラウラが叫んだ。

 

「今だ!お兄様!」

 

「よし!全部もってけ!」

 

ラウラの合図と同時に構えていた射撃武装を一気に撃ち放つ、途中でGNマイクロミサイルも撃って目の前の空間を全て焼き払う。ラウラもレールガンとビームライフルショーティーを連射して的確に敵機を撃墜していく。

 

シールドを構えて防御しようとする機体もいたがGNマイクロミサイルが当たり、シールドを破壊された後、ラウラのレールカノンで貫かれてそのまま撃墜される。

 

撃ち続けて20秒もしないうちにあっという間にGN-Xは数を減らしていき、ほぼ撃墜が完了した。

 

「センサーには後2機映っているが...っ!ラウラ!」

 

「大丈夫だお兄様、分かっている」

 

残っていた2機が弾幕を無理矢理突破してラウラに突っ込んできたので俺が撃とうとするがその前にラウラが1機をレールカノンで撃ち抜き、もう1機を単一仕様能力で停止、左手でフラガラッハ3 ビームブレイドを抜刀し停止させたGN-Xに突き刺して右手に持ったビームライフルショーティーを至近距離で連射して完全に破壊する。

 

「(これゲームでよく見たやつだ...)」

 

俺はラウラのGN-Xの撃破の仕方を見て、暢気にも転生前にやっていたデフォルメされたMSで戦う戦略シミュレーションゲームの戦闘アニメと全く同じ動きをしているなと思ってしまった。

 

「これで全部だな、お兄様」

 

「ん?、ああ!そうだな、お疲れ様、ラウラ」

 

「お兄様こそ、1人で100機のMSを相手にしていたんだ、お疲れ様だ」

 

「まあ、それはあれだ、俺が蒼機兵だからな、何とかなるだろって思ったんだよ、ぶっちゃけキツかったけどな、ラウラが来てくれて助かったよ」

 

「なら私も頑張った甲斐があったというものだ...それとお兄様...」

 

「どうしたラウラ?」

 

「えっと...その...ただいま!」

 

「ああ...おかえり、ラウラ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ユメ、私もお父様とお話したいのですが...』

 

『機会があればね?私はパートナーだから呼び捨てだけど私以外のコア人格全員が海の事父親呼びしてるの知らないからびっくりしちゃうかもだし...あ、呼び方は前のレーゲンのままでいい?』

 

『そうですか...お礼がしたかったのですが...あ、呼び方はレーゲンで大丈夫ですよ』

 

『そのうち機会は来ると思うから大丈夫だよ、レーゲン』




という訳でラウラのパワーアップ初戦闘兼オリ主との共闘でした。

パワーアップまたは乗り換え後の戦闘でBGMバックに無双するのはロマンだよなぁ!

という理由で書きましたw後悔はしませんし、今後も書きます!

それでは今後も楽しみにしていただければと思います。
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