ダンジョン探索者は今日も掲示板で駄弁っている 作:どるふべるぐ
分割したからちょっと短めのバトル回だ!
いまいち迫力が足りないので今回から中継シーンに地の文を入れました
◆◆◆
暗く深く、そして粘つくような血臭漂う平安京の夜闇。
怪しげな満月の光に照らされて、二匹の獣が相争っている。
『がるるるる……ぅわん!!』
低いうなり声と共にナナが放つ一撃は、だが対する狼を捉えられず宙を穿つ。
『おっとそんな大振りじゃ当たらないよ! 確実に当てたいなら素早く鋭くいかなくちゃ。こんな感じにね!』
続く沖田総司の斬撃。
あまりにも軽く、だが迷い無く肉を裂くための最短距離で迫る刃を
『くっ!? こんなもの!』
ナナは寸でのところで躱した。
断たれた彼女の髪が幾本か宙を舞い、その様を見た沖田の瞳が楽し気に光る。
『へえ。今のを皮一枚で避けるんだ。いいね凄いねそう来なくっちゃ。あっさり斃したんじゃつまらない。もっと攻めてもっと抗ってもっとボクを楽しませてよ!』
遊ぶ子供の様な笑みで繰り出された刃に、ナナもまたその爪を振るう。
『うるさいです!!』
刃と爪がぶつかり、弾けた火花が夜闇を照らした。
◆◆◆
770:名無しの探索者
(ついに始まったネームド同士の激闘! 互いに一瞬たりとも止まらず爪を刃をぶつけ合う!)
771:名無しの探索者
うおおおおおいけナナちゃああああん!!
772:名無しの探索者
ナナちゃんがんばえ~~(*´∀`*)尸"
773:名無しの探索者
>>772
プ●キュア応援するノリでやんなよw
774:名無しの探索者
それにしてもどうなるかと思ったけどナナちゃん意外とついてけてるな
今の突きを紙一重で躱した動きはなかなかのもんだ
775:名無しの探索者
瞬殺も覚悟してたワイ一安心
おっとすかさず左の引っ掻き!は当たらなかったかぁ
776:名無しの探索者
無論沖田はまだ全力じゃないが、ナナちゃんの動きが思った以上に凄いのはガチ
あの沖田の身のこなしにギリギリ食らいついとる
777:名無しの探索者
速さだけならBいやAランクにも届くか?
778:名無しの探索者
>>777
いや音速は超えてないからそこまでではないやろ
とはいえ攻撃もなかなかのもんやで。あの爪の鋭さはたぶん鉄くらいなら切り裂けるわ
779:名無しの探索者
さすが獣人。フィジカルは文字通り人間離れしてるってことね
問題は相手が同じ獣人って事なんだよなあ
780:名無しの探索者
それな。加えて向こうはナナちゃんには無い技術と経験そして才能を持ってる完全に上位互換や。このまま実力勝負を続けるんはちと厳しいで
◆◆◆
『おやおや~どうしたの息が荒くなってきたよ。頭に血が上って興奮しすぎ? それとももうヘバッちゃったのかな?』
その言葉通り、ナナの細い喉から漏れる息は、徐々に荒く上ずったものとなっていた。
『はぁ、はぁ、っ……そんなことありません。ナナはまだまだいけます!』
だがナナは否定し、攻める手を緩めない。
『無理しなくていいんだよ。疲れて動けなくなったら僕がスパッと楽にさせてあげるから』
次々と繰り出される爪の乱撃をこともなげに防ぎながら、まるで労わるように言う沖田。
言葉こそ労わるようなものだが、紛れもない嘲りを込められたそれを、ナナは断固として拒絶する。
『いりません!』
だがその言葉とは裏腹に、身体の方は確実に疲労の色がじわりと滲み出てきていた。
◆◆◆
781:名無しの探索者
あ~スタミナが先に減ってきたか
782:名無しの探索者
みたいやな。本人は気丈に言い返しとるけど浮かんだ汗の量が明らかに増えて来とる
783:名無しの探索者
肌の紅潮も目に見えて分かるし、このままじゃいずれ先にスタミナ切れを起こすぞ
784:名無しの探索者
それは不味い……と戦慄する一方正直色っぽいと思ってしまったワイがいる
785:名無しの探索者
>>784
分かる( ´∀` )b
786:名無しの探索者
>>784
汗ばんだ女の子って興奮するよね(*≧д≦)ハアハア
787:名無しの探索者
してる場合じゃねえだろ変態共!!
788:名無しの探索者
ナナちゃんがヤバいって時にどうしようもねえなこいつら
789:名無しの探索者
変態にかまう暇があんならナナちゃんを応援しルォ!!(親衛隊ワイ
790:名無しの探索者
ナナちゅわーーーん負けるにゃああああああああ!
◆◆◆
『ハァ……ハァ……ッ』
幾度かの攻防が続き、ナナの疲労はついにはっきりと目に見えるものとなっていた。
『あらら。本格的に苦しそうになってきたね。すごい汗だよ。そんなんでボクの剣を避けられるのかな!』
言い終えると同時に放たれた突きを、だがナナは完全には躱せずその肌に小さくも一筋の刀傷が刻まれた。
『きゃうっ!? ……こんなのっ、どうってことないです!!』
思わず悲鳴を漏らすも、すぐさま一撃を返すナナ。
『おっと、ははっ良い一撃だね。しぶとい獲物は好きだよ。最期までその調子でいてくれるとボクちょ~嬉しいなあ』
それを刀の腹で受けきり、余裕の笑みを崩さぬ沖田。
一方のナナは、もはやはっきりと肩で息をしながらも、その目に更なる戦意を宿して睨みつけ
『ナナは負けません。あなたを倒して、ご主人様をお守りします!』
意志を叫び地を蹴った。
◆◆◆
791:名無しの探索者
忠犬の鑑かな
792:名無しの探索者
イッチを守るために圧倒的格上に挑むとか全ワイが泣いた(*T^T)
◆◆◆
『がうっ!!』
『ご主人様を守る、ね。セリフだけはご立派だけどさ~。でもそんな攻撃でボクは斃せないよw』
突進の勢いを乗せた一撃を防いだ沖田はそう嘲笑するが、ナナの動きはそれで止まらなかった。防がれた反動を次撃への加速として更なる追撃を駆けた。
『まだです!』
『へえ……っ』
それも防がれるが構わず三撃目。躱されれば四撃目五撃目さらにそのその先へ。一瞬たりとも動きを止めず、途切れぬ爪の連撃を繰り出し続ける。
『がるるるああああああ!!!!』
◆◆◆
793:名無しの探索者
ここで物凄いラーーーーシュッ!!
794:名無しの探索者
うおっとスタミナが切れる前に一気に攻め切る気か!?
795:名無しの探索者
すげえな軽く残像出来てんぞ
音もガガガガガって途切れねえし獣人のパワーと瞬発力フルに使って攻めてやがる
796:名無しの探索者
ド正面から刃と爪のぶつけ合い。ワイこういう真っ向勝負大好き(o≧▽≦)ノ
もしかしてワンチャンあるんじゃね?
797:名無しの探索者
うおおお勝ってくれえ!! こんな良い娘が報われないとか鬱展開すぎるう……ッ( >Д<人)
798:名無しの探索者
いやワイも勝ってほしいけど正直かなり厳しいやろ
799:名無しの探索者
そもそものスペック差がえぐいんだよなあ
800:名無しの探索者
同じネームドとはいえベースがただの飼い犬と新選組随一の天才。悔しいが全てにおいて沖田が上なのは事実
801:名無しの探索者
>>800
違うだろ胸はナナちゃんの圧勝だろうが!!(おっぱい星人の主張
802:名無しの探索者
>>801
男と比べたら勝つのは当然では? ボブはいぶかしんだ
803:名無しの探索者
おいおい何言ってんだオメーら。パイオツの他にも勝ってるもんがあんだろ
804:名無しの探索者
>>803
そういう君はアル中ネキ
805:名無しの探索者
誰ぞ?
806:名無しの探索者
いっつも酔っぱらいながら書き込んでる変人やで
807:名無しの探索者
酔いが本格的に回ると何言ってんだか分かんなくなるが早速か
一体ナナちゃんの何が沖田より上回ってるっていうんだよ?
808:名無しの探索者
可愛さかな?
809:名無しの探索者
尊みだろ
810:アル中
ひゃっひゃ。まあそいつも確かにあるけどな
答えは気合だ
811:名無しの探索者
気合とな(・ω・)?
812:名無しの探索者
まあ確かに気合は入ってるだろうがそれでどうにかなるなら苦労しねえだろ
813:アル中
おーいおいおいおい気合を舐めちゃいけねえな。気合と根性ってのは無茶をやり通す力だ。この犬コロみたく覚悟決めて気合入れた奴はな、無茶と知りながら心が折れねえ限り我武者羅に突っ走る。
おっかねえぜ。そういう奴はよ
◆◆◆
爪が舞う刃が躍る。幾度もぶつかり火花を散らしてせめぎ合う。
月光を反射する刃と爪の白い軌跡が夜闇に無数に奔り、多重の激突音と獣の咆哮が夜気を震わせた。
『ははっ!! いいねいいよこういうのは久しぶりだっ。雑魚を一方的に斬るのも悪くないけど、真っ向からやり合うのはやっぱりハイになるねっ』
楽し気に声を弾ませる沖田。対して、攻めかかるナナの声に一切の緩みは無い。
『がう! がる! がるあ!!』
熱く激しく猛々しく。可憐な声音を震わせ吠えながら、素早く地を蹴り沖田の周りを跳ね回りつつヒット&アウェイのラッシュを続けるナナ。
無論、その間断無き攻めは苛烈な分ナナの残り少ないスタミナを容赦なく削り、肌は炎のごとく紅潮し噴き出る汗が肌を濡らす。荒い息を漏らす唇から小さな舌を出しているのは犬の習性か。誰の目にも限界が近いのは明らかであり、だがその攻めは緩むことなく、むしろ激しさを増していく。
『キミもう相当キてるんでしょ? なのに全然攻撃が緩まないとか頑張ってるじゃん。すごいすごい』
だが、その全ては届かず、
『——でも、そんなんじゃ全然ボクに届かないんだけどね♪』
天才の剣によって容易く防がれていた。
だがそれでも、
『届かせます!! はぁ…っ…はぁ……絶対に、届くまで何度も繰り返して、あなたを倒すんです!!』
ナナは止まらない諦めない。
見えない勝機を縮まらない差をそれがどうしたとばかりに攻め続ける。
何度も弾かれ付け根から血がにじむ爪を振るう、そんな彼女を沖田は嘲笑おうとして
『無駄無駄むーだww いくら頑張っても犬コロの爪なんかが狼に届くはずな——ぅぐッ!?』
その時、余裕の笑みを浮かべていた沖田の美貌が強張り、その動きがほんの僅かに乱れた。
◆◆◆
814:名無しの探索者
ん!?
815:名無しの探索者
( ゚ロ゚)!!
816:アル中
ふひゃひゃっ。そうそうこういう奴に限って、足掻いて粘って噛り付いて、その無茶をやり切っちまうんだよなあ
◆◆◆
生じたのはゼロコンマ以下の一瞬の隙、だが、我武者羅に無茶を通さんとする猛犬は決して逃がさず喰らい付く!!
『そこだあああああああああッッ!!』
咆哮と共に振るった爪が夜気を裂き、沖田総司の美貌から血飛沫が舞った
◆◆◆
817:名無しの探索者
(ナナちゃん絶体絶命のピンチ! かと思われたその時ついに好機が訪れる! 繰り出す全力の一撃! 猛犬の爪が狼の顔面を切り裂いた!!)
818:名無しの探索者
ぅ当たったああああああああああ!?
819:名無しの探索者
クリティカルヒットんごおおおおおお!!
820:名無しの探索者
土壇場からの逆転キタ━(゚∀゚)━!!!
821:名無しの探索者
マジかマジでやったんか!?
822:名無しの探索者
マジだワイらのナナちゃんがやりやがった!!
823:名無しの探索者
今一瞬沖田の動きが乱れたな。なにが起きたん?
824:名無しの探索者
分からん。見たとこ痛むような負傷があったようには見えなかったがな
ともあれこれで圧倒的不利から逆転の目が出てきたか
825:名無しの探索者
いやそうとも言えんぞ
確かに傷をつけたがありゃ浅いな
826:名無しの探索者
だな。当たる寸前に沖田は上体を反らしてた
あれじゃ肉は切れても骨は断ててないだろう
827:名無しの探索者
いやでもこれで沖田を怯ませられた可能性も微レ存では?
828:名無しの探索者
そうそうきっと今まで余裕こいてた分反撃されてビビってるはず。メスガキ屈服モノ好きな俺はくわしいんだ
829:はくっち
うんああそうだねそうであるなら幸いだが、生憎とそうはいかないようだよ
分かるかな。沖田の表情から笑みが消え、雰囲気が変わったのを。どうやら沖田は玩具で遊ぶのをやめるようだねえ
◆◆◆
沖田に初の負傷を与えたナナは、すぐさま次の攻撃に移ろうとしていた。この隙にさらに攻めかかり一気に倒そうというのだろう。彼女は左手で顔を抑えた沖田に追撃をかけようとし
『——ッ!?』
不意に耳と尻尾の毛をぞわりと逆立たせて飛び退き、距離をとった。
何か本能的に感じるものがあったのか、冷や汗を浮かべ、表情を硬くして身構えている。
『……あ~あ。くそ。やられた。やられちゃったよ』
その鋭い視線の先、沖田は掌の隙間から血を垂らしながら、声を漏らす。
それは先程までとは違い、静かに、淡々と、だが聞く者に言い様のない怖気を感じさせる危険な声音。
『タイミングが悪かったとはいえ、ちょっと遊びすぎたかな』
そして手を離し、顔を上げた。
『久々に楽しめたけど……』
晒された中性的な美貌は、右目の目蓋から頬にかけてナナの爪痕が深々と刻まれ、溢れる鮮血で右半分が真っ赤に染まった凄まじい形相だった。
◆◆◆
830:名無しの探索者
ヒエッ
831:名無しの探索者
これはタマヒュン不可避((( ;゚Д゚)))
なまじ綺麗な顔立ちしてる分迫力がすげえンゴ
◆◆◆
『もう、終わらせるよ』
呟き、沖田がすっと構えをとる。
刃を外に向けた平晴眼。目にするのは二度目となるそれは、まさしく必殺の剣を放つためのもの。
すなわち──
◆◆◆
832:名無しの探索者
『三段突き』クル━((゚□゚;))━!?
833:名無しの探索者
うわああああマジか!? マ ジ か!?
834:名無しの探索者
マジだマジで三段突きの構えだ。また使う気だぜそれもナナちゃんに!!
835:名無しの探索者
漫画でよくある「よくも私の顔に傷を!!」ですね分かります
836:名無しの探索者
あのAランクワイですら目で捉えられんかった必殺技。真っ向から受けるとかナナちゃんには荷が重いで
837:名無しの探索者
逃げなくちゃ駄目だ逃げなくちゃ駄目だ逃げなくちゃ駄目だ!
◆◆◆
ナナは逃げなかった。
代わりに全力で地を蹴り、
『させません!!!!』
牙を剥き爪を向けて、静かに剣を構える沖田へと自ら飛びかかる!
◆◆◆
838:名無しの探索者
コマンド
▶たたかう とくぎ どうぐ にげる
839:アル中
ひゃはっ! 技を出される前に殺っちまう気かおっもしれえ!
840:名無しの探索者
(ついに必殺技を出す沖田! だがそうはさせじと飛びかかるナナちゃん! 先に当てるのはどっちだ!)
◆◆◆
『無駄だよ。──ボクの剣は、誰よりも
その言葉が終わると同時に、必殺の剣が遂に放たれる。
一条の、否、限り無く同時に近く放たれたゆえ重なった白き三条の刃の軌跡が、一直線にナナへと迫り
『きゃぅん!?』
悲鳴と血の赤を弾けさせ、ナナは顔から鮮血を噴き出し地に倒れた。
◆◆◆
841:名無しの探索者
うわあああああああああああ!?
842:名無しの探索者
ナナちゃんが!? ワイらのアイドルが血がばぶううううう!?
843:名無しの探索者
ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
844:名無しの探索者
死んだ!? これ死んだ!?
845:名無しの探索者
いやおまいらよく見ろ! ナナちゃんはまだ動いてる!
◆◆◆
『う…っ…あぅ……』
沖田の三段突きを受け地面に倒れたナナ。顔から血を流し力無く呻く彼女はだが確かに身じろぎし、生きている
◆◆◆
846:名無しの探索者
生きてた! 生きてたお!
847:名無しの探索者
よがっだあああああああ(号泣
848:名無しの探索者
正直オワタと思いました
849:名無しの探索者
でも沖田の三段突き喰らってよく生きてたな
850:はくっち
くぅっ♥️ んっ……はぁ……なぁるほどぉ
あれが三段突きかぁ。二度目にしてようやく解析が出来たよ
ん~ふふふふふ面白い。これは確かに三段だ。思わず頭がキュンとしてしまう悦~い知識だよ
851:名無しの探索者
うげえなんか変態が興奮しとるんですけどぉ(((((゜д゜;)
852:名無しの探索者
ワイなんも見えんかったけど変態には分かったんか?
853:はくっち
ああうんそうさもちろんだとも
では皆に私の知識を曝す愉しい露出プレイといこうか
さて、この沖田総司の三段突きだが、一見ただ超高速の突きを三度放っているように見えて、実はそれぞれ異なる三段階に分かれた突きから構成されているようだ
854:名無しの探索者
三段階? 三つの突きに役割があるってことか
855:はくっち
然り正解イエスだ。まず一段目の最初の突き。これは言わばジャブやフェイント。軽さと早さを重視した牽制で、標的の動きを止めるためのものさ
これを最初に相手の動きを止めるタイミングとポイントに放つ事で、後の回避を封じるのだろうね
856:名無しの探索者
あー、確かにヒットの瞬間一瞬ナナちゃんの動きが止まってたわ
857:名無しの探索者
あれは初手で勢いを殺されたって事か
858:はくっち
そして次の二段目はいわゆるガード崩しだ。動きを止められた相手の武器や防具を、パワーのある重い一撃で弾くことでガードを力ずくで抉じ開けるわけだね
859:名無しの探索者
ガードブレイクはやべえやべえよ(lliд゚)サアア
860:名無しの探索者
この時点ですでにチートじゃねえか
861:はくっち
そして最後にして仕上げの三段目は、回避も防御も封じられてがら空きになった標的の急所を、恐るべき鋭さと精確さで貫く必殺の一撃
以上の三段階から構成されるのが《三段突き》だよ
これらを一息に行う速さもそうだが、真に凄まじいのはこれら三段階をそれぞれ正確無比に行えるコントロール。オリジナルの沖田総司の物も同じかは知りようがないけど、これがその名に相応しい必殺剣であることは確かだね
862:名無しの探索者
長い三行で言え
863:名無しの探索者
敵単体にスタン付与&無敵貫通&超強力な攻撃
864:名無しの探索者
アッハイ(瞬で理解完了
865:名無しの探索者
三行どころか一行で分からされてて草
866:名無しの探索者
いやいくらなんでもヤバすぎだろ。よくナナちゃん生きてたな
867:アル中
ひゃひゃっ。そりゃあれだ。あの犬コロ顔面を貫かれる寸前に顔を逸らしやがったんだよ。ちょうど沖田が自分の攻撃でやったみたいにな。肉は斬られたろうが骨は貫かれてねえよ
868:はくっち
意趣返しか、同じ所を狙われたのが幸いだったね。これが胴体なら避けられなかったろうねえ
それに、二度目は僅だが一度目より精細を欠いていたように見えるなあ。先の不可解な動きの乱れといい、なにか不調なのかもしれないよ
869:名無しの探索者
マ ジ で ?
870:名無しの探索者
なら今度こそ逆転勝利の可能性が( ☆∀☆)
871:名無しの探索者
勝利への方程式は決まった!
872:名無しの探索者
あ~そりゃちっと難しそうだな
873:名無しの探索者
え
874:名無しの探索者
ナナちゃんが倒れる時、地面に頭から落ちてたろ
結構な勢いで頭部をぶつけたはずだからたぶん脳震盪が起きてる
875:名無しの探索者
つまり回復するまでしばらくは動けないってことだ
対して沖田は不調とはいえ今だ身動きできる
絶対絶命だぜこれ
◆◆◆
『くっ……あ……っ』
動けぬ人形のように地面に倒れ、力無く呻くナナ。
その柔らかな左の頬は掠めた三段突きによってざっくりと切り裂かれ、倒れる際に打ち付けた頭部の傷からの出血と合わせて小さな血だまりを作っている。
そんな彼女を、狼は細い眉を不快げに寄せて見下ろしていた。
『ちっ。とっておきで仕止め損なうとか我ながらだっさいなあ。もう散々だよ。まあ──』
すぅっ……と、その手に握る刀がナナの身体へとその冷たい切っ先を向ける。
それはまさしく、上から心臓を一突きする構えだった。
『今からきっちり殺っとけば良いよね。終わり良ければ全て良しって言うし』
おそらくは地面に頭を打ったことによる脳震盪により動けぬナナに、それを避ける術は──無い。
◆◆◆
876:名無しの探索者
不味い不味いマズイまずいってこれぇ!?
877:名無しの探索者
ウェイウェイウェーーーイト!?
878:名無しの探索者
ワイの元カノの寝盗られビデオレター12本セットをあげるからナナちゃん殺さないでええええ!
◆◆◆
そしてついに
『ばいばいナナちゃん、雑魚だけどそこそこ楽しめたよ』
手向けの言葉とともに、死の刃が振り下ろされ──
◆◆◆
879:名無しの探索者
Nooooooooooooooooooo!!!!!
880:名無しの探索者
アカーーーーーン!!!!
881:名無しの探索者
(((つд⊂)))ミテラレナイ
882:名無しの探索者
883:名無しの探索者
884:名無しの探索者
ん?
885:名無しの探索者
え?
886:名無しの探索者
?(つд゚)チラ
887:名無しの探索者
!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚
888:名無しの探索者
うそぉ
◆◆◆
振り下ろされた刃。
それが貫いたのは、だがナナではなく
『よかった……何とか、間に合ったよ』
彼女に刃が届く寸前に割って入り、自らの身体でそれを受けた青年だった
『お兄ちゃん?』
『ご主人さま!?』
◆◆◆
889:名無しの探索者
イッチぃ!?
890:名無しの探索者
イッチきたあああΣ(◉□◉)あああ!?
お読みいただきありがとうございます。一日に完結編を投稿すると言っときながらここまで遅れた作者です。
と言うわけで経緯説明!
前話投稿直後
「さ~て一休みしたら続き仕上げようそうしよう」
しばらくたって歯茎が急に痛みだす!
「痛でででこれじゃ集中出来ないンゴ。とりま執筆中断して痛みが引くまで待ってるンゴ( ´△`)」
ウン時間後……むしろ痛みがマシマシに
「あーこれ無理もう耐えられない歯医者さんに相談案件や」
【悲報】歯医者4日まで休業
「なん……だと……!?」
地獄の耐久マラソンはっじまるよーーー☆
「ひぎぃ歯茎の感度3000倍になってめちゃ痛いのおお!?」
「痛くて噛めないから固形物むりぃお粥くらいしか食べられないのぉ(´TωT`)」
「ズキズキして眠れないのぉ……今日もほぼ徹夜確定つらたん」
「もうバファ●ンがなければ生きられない身体になってしまった……」
そんなこんなで歯医者当日
「あひいいい歯茎どちゃくそ腫れてるんごおおお( ̄□||||!!」
「たしゅけて歯医者さああん!!」
結果。
歯医者さん「ちょww おまwww」「今年始まったばかりだけど間違いなくトップ10の腫れかただわw」
歯医者さんにガチで動揺されたあげく謎の太鼓判をおされてしまう
歯医者さん「じゃけんとりあえず溜まった膿吸出すからメスで歯茎切っとこうね~(ザクッ☆」
「あばば血がめちゃ出てくるし麻酔ブスブス刺したはずなのに普通に痛い件」
その後しばらく仕事を休んで安静にしたかいあって何とか回復
なおウン日後の経過観察で
歯医者さん「今だから言っちゃうけど実はメスの先っぽが骨にコツンて当たるくらいぶっ刺してたんだよね(テヘペロ」
「Σ(lliд゚ノ)ノヒェッ」
そんなこんなで最近ようやく気力体力取り戻して何とか執筆再開できたという訳です。読者様もお口の健康にはくれぐれも気をつけて下さい。歯と歯茎の痛みはリアル生き地獄でした(ヽ´ω`)ゲッソリ
あさて、とはいえどんな理由があろうが自分で決めた〆切をブッチしてしまったのは事実。なので宣言していた通りペナルティとして今章終了後のタイミングでエロを投稿します!
とりま一番最初のエロなのでキャラは第一章のヒロイン『櫛田ヒメナ』にします。
内容は本編のifで具体的には
「痛いのとエロいの、どっちでいきたい?」
「……っ」
「エロい方で…っ…お願いします」
「そっちでいいんだなチビガキ?」
「……はい」
とまあそんな感じでロリのお尻を苛める話になるのでお待ちくださいね。もちろんR18なのでキッズは18になるまで全裸待機だ!