Fate/Stardust Vendetta―星屑の復讐僤――   作:ソクリ

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メインの敵側となる七星側の紹介です


Stardust Vendetta七星側キャラクター紹介

「世界とは、我らがハーンによって東洋と西洋が繋がった時に初めて生まれた。それより千年、我らは待ち続けてきた。今こそ、我らが王に聖杯を捧げる時だ」

 

星 灰狼(シン・フィーラン) 男性/31歳

 

 七星序列一位『兵力特化』、漢服に身を包み、メガネをかけた黒髪短髪の理知的な男性。

 大陸に渡った七星の祖先たちが生み出した中華七星宗家の現当主。日本における源平合戦の折に大陸に渡った七星の祖先たちは、中華へと至り、歴代王朝に暗殺者として仕え続けることによって、現代にまでその権勢を保ち続けてきた。

 王朝と言う概念が喪われた現在の中華に置いても、『星一家』と名前を変え、イタリアンマフィア『ステッラ家』との繋がりが噂されるなど、裏から世界を支配する者たちとの繋がりを保ち続けている。

 最も、彼らが真に仕えるのは歴代王朝でも中華と言う国でもなく、かつて自分たちを流浪の旅から救ったたった一人の王にである。

 星 灰狼という名は大陸に渡った祖先が王より与えられた名であり、星一家の歴代当主は総て当主就任と共にその名前を継承する。加えて『回生』と呼ばれる特殊な継承方法によって、彼らは初代灰狼の記憶と意思を連綿と受け継いでいった。

 総てはかつての恩義へと報いるために。かの大陸制覇へとかける願いを成就させるために、自分たちは存在し続けるのであると。

 聖杯に掛ける願いは、『侵略王の受肉』であり、サーヴァントとマスターの願いが完全に一致している稀有な例である。

 侵略王の手勢、そして来たる聖杯戦争のために用意された人造七星の軍団を駆って、レイジたちの前に立ち塞がる。レイジにとって乗り越えなければならない大敵である。

 

「覇気が足りぬ、狂気が足りぬ、敵を蹂躙せんとする気概が足りぬ。貴様は英霊なのだろう。せめて敵わずとも我が喉元に喰らいつくだけの意思を絞り出してみよ」

 

ライダー 真名『チンギス=ハーン』

男性/秩序・中庸/筋力C耐久D敏捷A+魔力B幸運A宝具A+++

 

 たなびく黒髪と鼻下に伸びる髭を生やした狼のごとき鋭き眼光を備えた獣のごとき人物、されど、その言葉は闘争を前提とした理知を備え、多くの者たちを引きつけ闘争へと駆り立てるカリスマ性を持ち合わせた騎兵のサーヴァント。

 真名は『チンギス=ハーン』、かつて『侵略王』と呼ばれ、歴史上陸地における最大支配版図を築き上げた大モンゴル帝国初代皇帝。

 己の配下である騎馬民族、そして島国より大陸へと渡った暗殺一族を引き連れ途方もなき侵略戦争を続けていき、ユーラシア大陸そのものを席巻した人物。世界の歴史とは、侵略王が西と東の世界を蹂躙したことによって繋がったとも言われるほど、世界に大きな影響力を与えた人物である。

 己に平伏した人物に対しては親交を深めるが、敵対者には冷酷無比、残虐極まりない戦いを以て蹂躙する闘争の中において真価を発揮する王。

 聖杯に捧げる願いは世界踏破のための受肉、生前はついぞ踏破することが出来なかった寿命と言う概念を踏破し、今度こそ己の手で世界帝国を築き上げることを目論み、マスターである灰狼と共にセプテムを新たなる戦争の橋頭保として扱わんとする。

 

「人の身では七星の血と記憶の強度に耐えられぬ。ならばこそ、人体の限界を越えなければならぬ。七星に相応しき肉体を生み出す、それが己の命題故に」

 

 カシム・ナジェム 男性/43歳

 

 七星序列二位『知力特化』、魔術師における三大組織ともいえるアトラス院に所属するアラビア出身である七星の血族。その全身は総てが鋼鉄によって覆われており、脳以外のあらゆる部分を己の手で生身から鋼鉄へと移植した全身サイボーグとも呼べる存在。

 アラビアへと流れた七星の血族がアトラス院に所属する魔術師一族と添い遂げたことで生まれたナジェム家は、七星の血を選ばれし者の証と捉え、その血を最大限に活用することを自分たち一族の命題とした。その流れを汲み、一族でも有数の錬金術師であるカシムが出した結論は、人の肉体では七星の血を全て活用するには強度が足りないという結論であった。かくして、持ち得る知識と錬金の技術を掛け合わせ、己の肉体をも捨てて、ナジェムの命題を彼は解き明かさんとする。

 召喚したキャスターを錬金の師とみなし、己の理想たる肉体の完成を望む。魔術師としての完成形ともいえるロイ・エーデルフェルトを敵視し、彼を超えることによって、己の研究の有用性の証明を目論む。

 

「うぬら、人はまこと面白きよな。天と地より与えられしその肉体を捨て、己の理想を形にせんとする。神にでもなったつもりか? もっとも、妾好みではあるが」

 

 キャスター 真名『???』

女性/秩序・中庸/筋力E 耐久D 敏捷E 魔力EX 幸運C 宝具A++

 

 手に地球儀のような球体が刺さった杖を持ち、黒色のフード付きロープに身を包んだワイン色のウェーブかかった髪の妙齢の女性。人体の黄金律ともいえるほど女性として整ったプロポーションを持つ。

 己を錬金術の母であると名乗り、マスターであるカシムに力を与える形で、さまざまな研究の手助けを行い、道具作成や魔術の展開など、七星の陣営にとっての屋台骨を支える役割を果たしている。

 本人自身は生粋の魔術使いであり、戦闘は得意としていないが、曰く戦えないわけではなく、単に戦闘と言う行為を好んでいないというだけであると語る。

 カシムの目指す人間が理想とする肉体の完成を戯れとしての面白みであると語り、それが完成することを目指す。彼女にとって聖杯戦争はあくまでも楽しみの余興に過ぎない。万能の願望機などなくとも、彼女の錬金術は世界を手にしているのだから。

 

「七星は血と共に生きる一族、どれだけ足掻いたところでその運命からは逃れられない。桜子さん、貴女の幸福は私が否定してあげます」

 

 七星散華(ななほし ちるは) 女性/19歳

 

 七星序列三位『武力特化』、嫋やかな黒のボブカット、ノースリーブとミニスカートに改造された和服を身につけ、その上に真っ赤な羽織を着こむ常に笑みを絶やさない少女。

 日本における七星宗家の次期当主であり、既に日本内部では七星に寄せられる多くの暗殺依頼を、未成年の立場でありながらこなしている。

 七星宗家は、多くの分流を生み出した七星に置いて、暗殺稼業にのみ身を置いてきた。それは七星の血が何処までも魔術師或いは戦闘者を殺めることに特化しているが故に、その伝統を守り続けていくがためである。

 彼女は常に笑顔を絶やさない。それはそれ以外の表情を作る必要がないから。七星宗家にとっての継承者とは、連綿と受け継がれていく七星の血に内包された歴代の仕手たちの力を完璧に使いこなすためだけに存在する「器」と呼ぶにふさわしい存在である。

 自我などいらない、個性もいらない。ただ、七星の血を十全に扱い、力に振り回されない身体能力があればそれで足りる。故に彼女は七星の血の最大効果を発揮することができる生身の人間であるとも言いかえることができる。序列二位のカシムとは違うベクトルでの七星の完成形と言えるだろう。

 多くの面で、遠坂桜子とは対極的な位置に存在する少女、七星の名を連ねる者でありながら、七星を捨てようとする桜子とは熾烈な戦いを繰り広げていくことになる。

 

「フラウが躍ると、みんなみんないなくなってしまうの。悲しい、フラウはただ……みんなと一緒に遊びたいだけなのに」

 

 アサシン 真名『????』

 女性/混沌・悪/筋力D 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運E 宝具B+

 

 漆黒のドレスを身に纏い、頭には赤いバラが装飾されたストロー帽子を被った少女。その表情はどこか虚ろで、世界を見ているようで見ていない、言葉も他人に向けた言葉であるのかも疑わしいが、マスターである散華とのコミュニケーションだけは違和感なくこなすことができる。

 彼女が歩みを進める先には常に死が押し寄せてくる。彼女はただ踊り続ける。共に踊る相手を求め、彷徨い、そして死の荒野がその背中には広がっていく。

 技術により相手を暗殺すると言う意味でのアサシンではなく、ただそこに存在するだけで相手を殺めることができる存在。故に暗殺者である散華との相性は最高であると言ってもイイ。

 基本的に他者に好まれないサーヴァントではあり、最も相性として噛みあわないであろうライダーからはことのほか好かれている。

 聖杯に掲げる願いは『見知らぬ誰かと共に踊ること』、彼女が生前、決して果たすことが出来なかった願い、己の存在の否定になったとしても叶えたい願いである。

 

「七星の血の宿命に国も命も捧げるのなら、私達はどうして明日を夢見るの。セプテムは私たちの国、この国を変え、この血の宿命を乗り越える。目指すべきはそこじゃないの?」

 

 リーゼリット・N・エトワール 女性/21歳

 

 七星序列四位「感覚特化」、セプテム国第一皇女、雪のような白い長髪と白と青を基調としたドレスを纏った姫。一国の姫ではあるものの、彼女もまた七星の血に連なる者として、戦士としての才覚を持ち合わせている。10年前及び5年前の二度にわたるスラム掃討戦の陣頭指揮を執り、これを鎮圧したことで国民からも非常に人気が高い。

 自身の護衛騎士であるヨハン・N・シュテルンとは5年前のスラム掃討戦の中で出会い、本来であれば粛清されるはずだった彼を自身の騎士として召し抱えている。それは自分と同じく七星の血を引く者であり、殺すしか自分の道はないと言う彼に違った景色を見せたいと言う思いがあればこそである。

 聖杯に掛ける願いは『七星の血を消し去り、只人としての生を生きること』、セプテムと言う国が産まれた意味とは真逆の願いであり、セプテムを始めとした世界制覇を目論む灰狼の目論みとは相反するため、敵対する7騎を倒した後は、七星内部での衝突は必須であると言える。

 それでも、かつてに抱いた理想を彼女は諦めずに邁進する。その歩む道のりの中で、星屑の復讐者によって多くの者を奪われていき、そして行き着く先は―――

 

「この戦のどちらが正しく、どちらが誤っているのか。それは騎士が断ずるものではない。私は、己の仕える主に勝利を献上する。それこそが騎士の本懐でしょう」

 

 ランサー 真名『???』

 男性/秩序・善/筋力B 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具B+

 

たなびく金髪と城壁を思わせる白亜の鎧に身を包んだ騎士、その傍らには常に彼の愛馬がおり、さながら人馬一体というべき戦闘スタイルを誇っている。

 生前は多くの王に仕え、自身の人生の終焉までのほとんどを王に仕える騎士として過ごした。彼の驚くべき点はその騎士としての人生の中で、記録されうる限り一度の敗北もなく、彼を馬上から下ろすことが出来た者はいないとう点であろう。

 その技量は聖杯戦争に召喚された14騎の英霊の中でもトップクラス、単純な白兵戦闘に置いては誰と向かい合ったとしても、優位を取って戦うことができるほどである。

 聖杯に掛ける願いは『主の願いの成就』、多くの王に仕えてきたランサーだが、決してそれらの王総てが幸福のままに人生を終えたわけではない。王に仕える者として、王の願いを叶えることこそが自身の大願であると考えている。

 そういった在り方からマスターであるリゼとの関係は良好、アーチャーのマスターであるヨハンには騎士としての武芸を教え、師弟の関係を築いている。

 

「七星である以上、俺は殺しの運命から逃れられない。けれど、リゼが俺の殺しに意味をくれた。だから、リゼの願いを叶えることが俺の夢だ」

 

 ヨハン・N・シュテルン 男性/23歳

 

 七星序列五位『生存特化』、パーマがかった赤髪に、目の下にうっすらと浮かぶ隈がトレードマークの青年、セプテム王家の護衛騎士としての正装に身を包む清廉たる騎士としてはいささか空気が安穏としている。

 彼は本来、王家の護衛騎士に慣れるような人間ではなかった。スラムで生まれ、己の親すらも知らない、ただ知っていたのは己の身体に流れる七星と言う特異体質による殺人衝動。スラムでの生活はその日を生きることができるかどうか、ただ生きることだけに特化した力の使い方は、彼に追い込まれれば追い込まれるほど、限界を超えた力を発露させる下地を作り上げた。

 5年前のリゼによるスラム掃討戦により、王国軍に敗北、本来であれば処刑されるはずであったが、リゼの計らいによってそのまま彼女の護衛騎士に召し抱えられる。

 どうして、自分がそのような立場になったのかは知らない、正史が掛かった状況でなければ強さを発揮できず、それでも出来ることは殺しの技術だけ。そんな半端者に光を与えてくれた者の為に彼は戦う。そこに騎士道以外の感情があることを自覚しながらも。

 聖杯に掛ける願いは『七星の血の根絶』、己の人生に深い影を落とした七星の血を忌み嫌うと共に、彼女を過酷な運命から解放してやりたいと思うがために。

 

「友よ、君の誇りがこの弓に力を与えてくれる。どうか、天の星々より見てほしい。我が弓矢の煌めきを!」

 

 アーチャー 真名『???』

 男性/中立・中庸/筋力D 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A

 

 ブラウンヘアの短髪に、クラス名に恥じない巨大な弓、そして片足に包帯を巻いたやせ形の筋肉質の青年、全身の必要な個所を鍛え上げた筋肉によって放たれる弓矢の一撃は、あらゆるものを貫くが、本人の本質は至って穏やかな性質であり、人を殺めるよりも怪物退治をしている方が性に合っていると口にするほど。

 生前の傷を背負う感じに継承しているため、極端に敏捷性が悪く、動きながら攻撃を続ける戦術ではなく、敵の攻撃に晒されながらも逸話に残るほどの耐久力を以て耐え凌ぎ、相手を破壊すると言う戦法を取る。

 彼自身の知名度はそれほど高くはないが、彼が生前に親交が深かった英雄の宝具を継承していることによって、こと対人戦闘に置いては無類の強さを発揮する。反面、生前の出来事からアーチャーには珍しく単独行動をきらう傾向にある。

 敵方のセイバーとはその由来から面識があり、自身の手で倒すことを求めていく。

 

「俺達ステッラは勝ち馬に乗る。星の悲願が果たされるか、リゼお嬢の願いが勝るのか、どちらでもいいのさ。忠義も大義もない、所詮、金に餓えたただのハイエナなのさ」

 

 ヴィンセント・N・ステッラ 男性/38歳

 

 七星序列六位『財力特化』、イタリアに拠点を置くシチリアンマフィア『ステッラファミリー』のボス、黒いストライプのスーツの下に赤いシャツを着こみ、整った髭と三白眼が特徴の男性。

 大モンゴル帝国の遠征により東欧にまで至った七星の血族たちは、セプテムを建国する者たちと西欧にまで足を運ばせ、勢力を拡大した2つの勢力へと別れて行った。

 ステッラファミリーはセプテムを裏から支援する最大の組織であり、長い時間を掛けて、バチカンや米国のマフィアなど裏社会の影響力がある者たちと密接に結び付き、此度の聖杯戦争を開催するきっかけとなったセプテムの対外政策への資金源を供給する役割を担っている。

 ヴィンセント自身は七星の血族ではあるものの、他のマスターたちに比べれば魔術的な才覚は高くはない。しかし、星家やセプテム王家だけではない世界規模の繋がり、対外的な示威行為への資金、武器供給への手菅、そして灰狼、リゼのどちらが勝ったとしても旨みを手にすることができる立ち位置に滑り込むことができる見極めと、こと魔術の絡まない分野においては七星の中でも最も厄介な相手であると言える。

 聖杯に掛ける願いは特にない。強いて言えばファミリーの更なる発展と己の私腹を肥やす事ではあるが、それらは聖杯戦争に勝利すれば自ずと手に入るモノであると考えている。

 もっとも、彼は己が最終的な勝利者になるつもりはない。勝ち馬に乗り、旨みだけを貰っていく。長き時間は彼らから大望よりも己の幸福を優先させた。そのためであれば、あらゆる非道も辞さない。そうして生きてきたのだから。

 

「我―――大英雄、故に―――無敵なり!!」

 

 バーサーカー 真名『???』

 男性/混沌・狂/筋力A+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力D 幸運D+ 宝具B+

 

 獅子の毛皮を身に纏い、巨大な棍棒を武器として握った狂戦士。2メートルを超える巨躯の持ち主であり、生前の頃から、その圧倒的な武力で敵対する者たちを蹂躙してきたが、バーサーカーとして召喚されたことによって、その破壊力には拍車がかかっている。

 己をギリシャの大英雄ヘラクレスの化身であると激しく信奉し、その絶対的な事項陶酔によって、相手からの言葉を遮断するある種の精神汚染に対する絶対的な強度を持ち合わせている。

 聖杯に掛ける願いは、己の絶対的存在であるヘラクレスへと至ること。総てを破壊する圧倒的な武力を以てそれを体現せんとする。

 マスターであるヴィンセントとの意思疎通は非常に困難ではあるが、ヴィンセント自身もバーサーカーを己の手駒としてしか考えていないため、野放図な破壊活動を黙認されている。

 

「もう一度、何もなかったあの頃のように、平和で笑いあえるような世界になればいいのにね、レイジ……」

 

 ターニャ・ズヴィズダー 女性/15歳

 

 七星序列七位『????』、ロシア南方の村出身の少女、レイジとは同じ村の出身であり、数年前の七星による襲撃により、村を焼かれ、運よく生き延びることが出来たものの、レイジ同様に七星によって捕らえられ、人造七星の人体実験の検体として扱われる。

 多くの人間たちが実験に耐えることが出来ずに自我が崩壊していく中で、奇跡的に適合を果たしたターニャは七星の一員として迎えられ、セイバーのマスターとして聖杯戦争に参加する。

 聖杯に掛ける願いは、『何もかもがなかった元通りの平和な世界で生きる』こと、最早ボロボロに崩されてしまった彼女の世界を取り戻すには、聖杯に願う他なく、その為には13の英霊たちを全て倒すほかにない。

 

「変わらんよ、ライダー。儂もかつては救世主と呼ばれたこともあった。しかし、敵から見れば貴様と同じく侵略者だ。覇を競う王となった時点で儂もお前も同じなのだ」

 

 セイバー 真名『???』

 男性/秩序・善/筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具A++

 

 黄金色に輝く鎧と兜を纏った壮年の男性、その体躯は2メートルを優に超え、戦場に佇むだけで味方を鼓舞し、敵兵を怖れさせる戦の中に生まれ、戦の中を駆け抜けた覇王のカリスマを持つ英霊である。

 そうした様子からライダー同様に恐るべき王であるように見えるが、その性質は寛容、生前は多くの国を征服したが、決してその文明を壊すことなく、同和を図り、尊重を重んじたことから、多くの民より喝采が上がったほどである。

 右腕には円筒がはめ込まれており、その円筒を翳すことによって黄金の光が発せられ、それを使用することで攻撃や防御に応用することができる。

 己のマスターであるターニャに対しては、同情的な想いを抱いており、彼女の願いが叶うために戦うことを第一としている。そのため、必ずしも、七星主流派と願いの向かう先が同じであるとは限らない。

 最も、彼には彼なりの願いがあり、それはターニャ自身にも伏せられているようだが……

 

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