メジロ家に長年雇われてる傭兵のお話   作:マクさん

4 / 6
唐突な過去の振り返り

ネタ切れですわ……


第三話:過去

 

 

サトノダイヤモンド「……どうしても戻らないんですか?」

 

傭兵「嬢ちゃんは悪くねぇさ。ただな……サトノ家の主人の金払いが悪かったのが駄目だな。」

 

サトノダイヤモンド「そんな……理由で?」

 

傭兵「嬢ちゃん……生きるためには金が必要なんだ。俺は仕事柄危険な事をしている。それに見合った報酬が無いと駄目なんだよ。」

 

サトノダイヤモンド「だからって……」

 

傭兵「これ以上言うな。もう既に契約は切ったんだからな。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

傭兵「……夢……か。」

 

俺は長年メジロ家に勤めている。だが、嬢ちゃん達が10歳の時に別のところに雇われて仕事してたんだが……

 

傭兵「クソッタレの爺め……」

 

その別の所で一年間だけ汚れ仕事をしてすぐ辞めた。

理由は金払いが悪かった事。

 

その時サトノ家の嬢ちゃんに理由を聞かれたその理由を言った時には信じられない顔をしてたな……

 

その点メジロ家は金払いも良いし、厚待遇だ。

 

今日はーーーーーーーーーーーーーー

 

【坂之駅トレーナーの警護】

 

今日はあの兄ちゃんか……よし。とっとと学園に向かうか。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

傭兵「おっす。坂之駅の兄ちゃん。」

 

坂之駅トレーナー「どうも!傭兵さん!」

 

傭兵「今日は兄ちゃんの護衛だ。よろしくな。」

 

坂之駅トレーナー「いえ!こちらこそ!」

 

傭兵「ここに来るとき変な目で見られたんだが……」

 

坂之駅「あー……なんか学園中で噂になってますよ。魚泉トレーナーの彼氏だとか。」

 

傭兵「……美人の兄ちゃんの?」

 

坂之駅トレーナー「えぇ、朝帰りした魚泉トレーナーを見てそんな噂が立ってますね。」

 

傭兵「学生って怖いな……」

 

坂之駅トレーナー「あ、彼女らのトレーニング見ますか?」

 

傭兵「ん?あぁ、そうさせてもらおうかな。」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

スペシャルウィーク「あ!トレーナーさんのお友達だ!」

 

傭兵「お、食いしん坊の嬢ちゃんか。飴食べるか?」

 

スペシャルウィーク「ありがとうございます!」

 

傭兵「礼儀正しい子だな。」

 

坂之駅トレーナー「たまに訛るところが可愛いんですよ彼女は。」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

タマモクロス「お!なんや?トレーナーの友人も一緒かいな!」

 

傭兵「関西弁の嬢ちゃんか。今日も元気だな。」

 

タマモクロス「じゃないと元気に走れへんで!」

 

傭兵「おーよしよし」

 

タマモクロス「幼稚園児ちゃうで!」

 

ーーーーーーーーーー

 

オグリキャップ「む、トレーナーのご友人か。」

 

傭兵「天然食いしん坊の嬢ちゃんか、久しぶりだなぁ。」

 

オグリキャップ「まだご飯大盛りのおかわりを20回しかしてないのだが……」

 

傭兵「桁がおかしいぞ……?」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

ナリタタイシン「あ、トレーナーの友人だ。」

 

傭兵「おっす嬢ちゃん。」

 

ナリタタイシン「私だけそんな普通に嬢ちゃん呼びなんだ……」

 

傭兵「じゃあ……〇〇〇〇(音ゲー専用の名前)の嬢ちゃん。」

 

ナリタタイシン「っ……!なんで知ってるのさ!?」

 

傭兵「なーんでだろうねー」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ライアン「あ!傭兵さん!」

 

傭兵「おう、筋トレの嬢ちゃん。」

 

ライアン「今日は坂之駅トレーナーの警護なんですね!」

 

傭兵「おう。」

 

ライアン「ところで……魚泉トレーナーと付き合ってるって……ホントですか?」

 

ジト目で睨み付けてくる。

 

傭兵「ホントなわけないだろ……」

 

ライアン「で、ですよねっ!」

 

傭兵「まだ出来ないさ。そんな真似。」

 

ライアンはホッとしている。

 

傭兵「トレーニング頑張れよ」

 

ライアン「はい!」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

トレーニングの休憩時間に飲み物を買いに行き目当ての物が無かったので仕方なく別のものを買い、警護に戻ろうとした時、あるウマ娘とすれ違い

 

???「傭兵さん……ですよね?」

 

傭兵「……」

 

サトノダイヤモンド「私です!サトノダイヤモンドです!」

 

傭兵「……知らない名前だ。」

 

サトノダイヤモンド「父が無礼を働いてしまい申し訳ありませんでした!」

サトノダイヤモンドが頭を下げる

 

傭兵「……嬢ちゃんは悪くねぇさ。」

 

傭兵が去り際に

 

傭兵「大きくなったな。」

 

とだけ言い残し警護に戻った。

 

後ろで啜り泣く声が聞こえて来ても振り向くことなく。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

傭兵「待たせたな。坂之駅の兄ちゃん」

 

坂之駅トレーナー「遅かったですね。なんかトラブルでもありました?」

 

傭兵「昔の知り合いに絡まれてね。ま、兄ちゃんは知らなくて良い事だ。」

 

マックイーン「傭兵さーん!」

 

手を振って駆け寄ってくる

 

傭兵「お、スイーツの嬢ちゃん。」

 

マックイーン「今からティータイムにしませんこと?」

 

傭兵「でも、警護の任務がなぁ……」

 

坂之駅トレーナー「俺は大丈夫ですよ!傭兵さんから教えてもらった護身術をマスターしました!」

 

傭兵「じゃあお言葉に甘えて……」

 

マックイーン「ではこちらに!」

 

森崎トレーナーのチームルームに案内され。

 

マックイーン「ここでティータイムを過ごしましょう!」

 

傭兵「なんかやけに張り切ってんなぁ……スイーツの嬢ちゃん。」

 

マックイーンが扉を開ける。

 

サトノダイヤモンド「あ、マックイーンさん!おかえりなさ……い……」

 

傭兵「……やっぱり警護の続きしても良いか?」

 

マックイーン「何言ってますの!せっかくのティータイムですのよ!」

 

サトノダイヤモンド「私は……構いませんよ。」

 

傭兵「……しかたねぇか」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

マックイーン「それでですね!傭兵さんったら……」

 

サトノダイヤモンド「……」

 

傭兵「……」

 

マックイーン「二人ともどうしましたの?」

 

傭兵「……」

 

サトノダイヤモンド「傭兵さん……」

 

マックイーン「あら、お知り合いでしたのね!」

 

傭兵「サトノ家の嬢ちゃん。あのクソッタレに伝えとけ。【あの時の事は忘れてねぇぞ】ってな」

 

サトノダイヤモンドの体が震える

 

マックイーン「ちょっと傭兵さん!?何言ってますの!?」

 

今まで見たことない眼光で睨まれ

 

マックイーン「ヒッ……」

 

傭兵「俺は警護に戻る」

 

チームルームを去り坂之駅トレーナーの警護に戻る

 

ーーーーーーーーーーーー

 

坂之駅トレーナー「今日のトレーニングはここまで!解散!」

 

傭兵「んじゃ今日の警護は無事終了だな。」

 

あばよと言い残しメジロ家に帰る

 

ーーーーーーーーーーーー

 

マックイーン「今日の傭兵さん……おかしかったですわね……」

 

傭兵の部屋の扉を叩き

 

マックイーン「失礼しますわよ。傭兵さん。」

 

傭兵「なんだい?スイーツの嬢ちゃん。」

 

昼間の鋭い眼光が嘘のような雰囲気の傭兵が月明かりに照らされてる。

 

マックイーン「傭兵さんとあの子の間に何が有ったんですの?」

 

傭兵「過去を聞くのか?嬢ちゃん。」

 

マックイーン「傭兵さんの事を全て知りたいんですの。」

 

傭兵「……なら話してやる。」

 

傭兵「嬢ちゃんは俺が一年間居なかった事を覚えてるか?」

 

マックイーン「覚えてますわ……あの時のことは……」

 

傭兵「あの時はな。俺はサトノ家にこう持ち掛けられていたんだ。【メジロ家より多くの報酬を支払ってやる。サトノ家に雇われてくれないか?】と。」

 

マックイーン「……」

 

傭兵「もちろん俺はOKを出した。即決でな。」

 

傭兵「だが最初はメジロ家より多くの報酬を出した。だが段々と報酬が少なくなっていく。その代わりに割に合わない汚れ仕事をさせられる……」

 

傭兵「サトノ家の嬢ちゃんがある日誘拐された。俺はあのクソッタレに諭された。娘を助けてくれれば今までの倍は払う、と。」

 

傭兵「俺は怪我を負いながらも嬢ちゃんを助けた。だが、報酬は支払われなかった。だからサトノ家の契約取消をした。」

 

傭兵「その後メジロ家にまた戻ってきた。」

 

マックイーン「……」

 

傭兵「サトノ家の嬢ちゃんには罪はない。だがあのクソッタレだけはこの手で始末しないと気が済まないくらい憎んでる。嬢ちゃんに飛び火しそうな位にな。」

 

傭兵「これがメジロ家に居なかった一年の話だ。」

 

マックイーン「金って……」

 

傭兵「金は大事だろ?命と関わるとなるとそれは莫大な金が必要だ。」

 

マックイーン「それは……わたくし達との関係も……?」

 

傭兵「それ以上は言えないな。"おばあさま"に口止めされてるからな。」

 

マックイーン「……」

 

傭兵「幻滅したか?」

 

マックイーン「その逆ですわ。むしろ単純で……強欲で……安心しましたわ。」

 

傭兵「……それはどういう事だ?」

 

マックイーン「言った通りですわ。金さえあれば貴方とずっと居られるんですもの。」

 

傭兵「まぁ、ボーナスもつけてくれると助かるな。」

 

マックイーン「ちゃんと出しますわよ。」

 

傭兵「よーし無期限雇用契約だな!ただし、プライベートで雇用は勘弁だが。」

 

マックイーンはクスリと笑い部屋を出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。