ネーナ・トリニティに憑依したけど死にゲーでは?   作:砂岩改(やや復活)

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俺に非はない、だって触りたいじゃん!

 

 フォーリンエンジェルス作戦をきっかけとして設立された地球連邦政府。

 そして独立治安維持部隊のアロウズの結成、そのアロウズの行動に反発的な組織カタロンの登場。

 関係性的には宇宙世紀的にはティターンズとエゥーゴなのだが。

 

「カタロン弱すぎ、旧式ばっかだし可哀想になってくるよね」

 

「ソウダナ、ソウダナ!」

 

「まぁ、弱い者苛めは可哀想だけど。仕方ないよね」

 

 周囲には大破したティエレンやリアルドが炎を上げており、周囲のキャンプも死屍累々の地獄が広がっていた。

 中東のどこか、カタロンの小さな部隊であったがこいつらが少々ヤバい情報を掴んだらしくその殲滅が命じられたのだ。

 

「まぁ、大人しく命令は聞きますよぉ。それで生きられるならね」

 

 スローネドライのステルスフィールドを使っているからこうやって堂々と作戦を進められる。

 隠密としてはスローネドライはかなり優秀なのだ。

 

「用事も済んだしさっさと帰ろぉ」

 

 こうしてスローネドライは人知れずその場を後にするのだった。 

 

ーー

 

「お疲れ様、問題なく終えたようね」

 

「はい、お嬢様」

 

 任務後の留美に対する報告を終えるともはや手慣れた声で話を続ける。

 

「お嬢様、しばらく休暇が貰えるって話。忘れてませんよね?」

 

「分かってるわ、自由になさい」

 

 やれやれと言わんばかりに通信を切る留美。

 任務さえ問題なくこなせれば後はどうでもいいということなのだろう。

 

(自分で言うのもなんだけどもっと警戒した方が良いと思うんだけどねぇ)

 

「ハロ、ドライ戻しておいて」

 

「ドコイク、ドコイク?」

 

「もちろん、スイーツに決まってるじゃない♪」

 

ーーーー

 

 元人革連領のとある都市。

 そこでネーナはかき氷を頬張っていると後ろの席に男が座る。

 

「どうだった?」

 

「まぁ、予想通りね。拷問、虐殺なんでもござれ…私が言うのもなんだけど悪どいことやってるわ」

 

「そうか…いつもすまないネーナ」

 

「私はやりたいことをしてるだけよ。貴方に感謝される必要はないわよ、刹那」

 

 二期開始の1年前。

 つまりネーナが刹那と接触して3年の時が経っていた、この頃になるとお互い見た目も二期と同じになっている。

 改めて彼の顔を見てみればネーナが刹那に惚れたのも分からんでもない。

 

「それで、エクシアはどう?あのじいさん、腕はからっきしだけど口だけは固いから」

 

「あぁ、なんとかなると思う」

 

 刹那にジャンクパーツ屋を紹介しておいて正解だった。

 こっちで物資を横流しすればいずれバレてしまう、申し訳ないがこの方法しかなかったというのが悔しいところであるが。

 

「アヘッドとか言う新型。捕まったキュリオスのデータも入れて開発されてるみたいよ。あんなエクシアで勝てるか怪しいわよ」

 

「あぁ、だが世界がなにも変わっていないのなら。他に道はない」

 

「…物好きね。アンタが死ななきゃそれでいいけど」

 

 3年という付き合いもあり、互いにほどよい関係を築けたのは最大の成果と言えるだろう。

 

「言われたものはある程度揃えておいたわ、足元のアタッシュケースね」

 

「助かる」

 

 黒いパイロットスーツに銃や爆弾。

 二期の刹那が持っていた装備一式をすべて揃えた。

 もちろん、足のつかないものしかない。

 

「エクシアを修理している間に宇宙に上がる手配をしておくわ。じゃあね♪」

 

「あぁ…」

 

ーーーー

 

(三年間尽くしてきたかいはあったな)

 

 おかげで刹那との関係性は良好、ちかくでピンチになったら気にはかけてくれるだろう。

 お互いに名前で呼び会うのがその証拠だ。

 

(ドライの方も順調だし)

 

 ここ最近、こういった裏の仕事が増えてきたためその戦闘のたびに"わざと"損傷して帰投する。

 それを繰り返していると新しい機体とはいかなかったがドライのアップデートを留美がしてくれてウハウハである。

 

(でも一対一でサーシェスとやりあうのは無理だけどね)

 

 時間があったからこそ下準備は順調だ。

 それに二期がもう始まってしまう、そうやって考えているうちに運命の二期が始まってしまった。

 

ーー

 

 そしてアロウズが反政府組織員に労働をさせているコロニープラウド、そこには偽装輸送船リィアンから刹那をナビゲートする。

 

「プラウドの見取り図と予測されるアロウズの部隊よ」

 

「すまない、助かる」

 

「じゃあ、私に出来るのはここまで。頑張ってね♪」

 

 小型の宇宙挺の確保とエクシアの搬送。

 ここ数年で培ってきた隠密スキルを十分に発揮できた瞬間であった。

 残念ながら刹那と一緒に乗り込むなんてことができないのが辛いとこであるが。

 

(かっこいいなぁ、生エクシアリペア)

 

 このティエレンパーツで補強した目とかやばくない!かっこよすぎでしょ!やばいよやばいよ!ずっと眺めていたい!

 今までフラッグとかティエレンとかジンクスとか色々ながめてきたけどエクシアは格別だよね!

 しかも触られるなんて、今までの苦労が吹き飛ばされる気分だよ。

 

 

 そうやって触っているとエクシアが静かに起動する。

 

「へ?」

 

 そしてエクシアの頭に掴まったままネーナは強制的にコロニープラウドに向かわされるのであった。

 

「うそぉぉぉぉぉ!」

 

 

ネーナの専用機何がいい?(参考程度のアンケートです)

  • スローネドライの強化型
  • アルケードライ
  • スローネフィーア
  • オリジナル機
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